#社会主義国家
「非核三原則を後退させれば、「核兵器のない世界」をリードしてきた日本に対する信頼は失われ、国際社会での発言力は低下する。核を背景にした覇権主義が台頭する今こそ、核廃絶を諦めない被爆国の役割を自覚しなければならない」

<社説>非核三原則見直し 平和国家を放棄するのか|琉球新報 ryukyushimpo.jp/editorial/en...
<社説>非核三原則見直し 平和国家を放棄するのか
第104代首相に高市早苗氏が選出された。女性首相誕生の歴史的意義を評価したい。党内タカ派と目される高市氏の就任には懸念もある。
ryukyushimpo.jp
November 18, 2025 at 4:41 AM
"排外主義の根源には男の性がある。男の性の加害性・暴力性を追究してきた著者が語る脱ポルノ・脱買春・脱性暴力の論理。日本軍「慰安婦」制度をもたらした天皇制・家父長制国家の「暴力」の呪縛から抜け出し、反戦・反差別・反性暴力を生きる意味を問う"

谷口和憲 『性暴力のない社会へ──男の性と生をみつめる』
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『性暴力のない社会へ──男の性と生をみつめる』
排外主義の根源には男の性がある。男の性の加害性・暴力性を追究してきた著者が語る脱ポルノ・脱買春・...
comingbook.honzuki.jp
November 16, 2025 at 3:16 AM
買春規制は「女性保護」の名で導入されることが多いが、実際には外国人女性・移民女性の拘束や送還を正当化する装置として使われやすい。
ポルノ規制が国家に回収されるのと同じ構造で、性のパターナリズムは簡単に排外主義へ接続される。
12歳少女の件をめぐる社会的パニックが、性や家族への国家介入を強める“機会”になっている。
道徳パニックが広がるほど、国家は「性をもっと管理すべきだ」と言いやすくなる。
つまり、市民が自ら国家の介入を呼び込んでしまっている状況だ。

結局は選択的夫婦別姓や同性婚といった“家族の多様性”を遠ざけ保守的家族規範へと巻き戻されてしまう。
November 13, 2025 at 5:06 PM
1週間の仕事、おわり。
今日はちょっとした会があったのだけど、そこで偉い人が「我々はノブリス・オブリージュを果たしていかなければならない。」とかなんとか言ってげんなりした。
そうでなければ、社会主義国家的に皆が同じ階層になってしまう。とまで続けて。

みんながみんなに親切にすりゃぁいいだけじゃないでしょうか。
November 14, 2025 at 11:22 AM
『日記 子供たちへ』。

ユリの少女時代が描かれる一作目。彼女を厳しく「教育」しようとするマグダ、精神的な拠り所となる擬似的「父親」のヤーノシュ、三人の不思議なバランスが面白い。ハンガリー社会に見え隠れする政治的弾圧やらの不穏な影もありつつ、そのなかでいきいきと育つ子どもたち。

マグダの家族の共産主義への見解とか、共産党幹部の子息のパーティーとか、当時の映画オタクの行動とか、特殊な社会環境を描きつつも、全体的には少女が成長する青春映画として丁寧に作られている。彼女を抑えつけるのが政治的権力者である義母っていうのも共産主義国家ならではで……それでも少女時代には思いがけず終わりがくる。
November 13, 2025 at 12:48 PM
ロシアや中国のような社会主義国家を長く維持するためには領土的にも拡大し続ける必要があると考えられているが、領土を拡大し続けるためには結果として戦争を引き起こすことになると思われるが、対策はあるのでしょうか? | 鬼岩正和 Page oniiwa.net/296 このような議論は、学界でも非常に複雑で意見が分かれるテーマです。まず、ロシアや中国といった国々が「社会主義国家」として領土拡大を求めるという見方自体、必ずしも普遍的な戦略ではなく、むしろ国内外の政治的・経済的要因が複雑に絡んでいると考えられます。
ロシアや中国のような社会主義国家を長く維持するためには領土的にも拡大し続ける必要があると考えられているが、領土を拡大し続けるためには結果として戦争を引き起こすことになると思われるが、対策はあるのでしょうか? | 鬼岩正和 Page
このような議論は、学界でも非常に複雑で意見が分かれるテーマです。まず、ロシアや中国といった国々が「社会主義国家」として領土拡大を求めるという見方自体、必ずしも普遍的な戦略ではなく...
oniiwa.net
November 11, 2025 at 7:47 AM
私の夫(フランスの公教育純粋培養の国家公務員、中道左派)もフランスでは急進左派の友人たちに「お前は所詮ブルジョワだから」と批判されてた。そんな夫でもカナダに住み始めてしばらくしたら「自分の思想はカナダではどうやら極左みたい。フランスの左翼はカナダでは極左、カナダの右翼はフランスでは極右だね」と呟いてたぐらいなので。。アメリカから「社会主義国」呼ばわりされるカナダでこう感じるのだからアメリカという国のリベラルが欧州の左翼に当てはまるわけはない。
November 8, 2025 at 6:36 PM
奉仕会館というホテル調べたら社会主義国家のホテルみたいな部屋の写真が出てきた。
November 9, 2025 at 4:07 AM
読み終えた。イギリス流リベラリストとしてのフリーデン氏の福祉国家リベラリズムの立場には賛同しないものの、全体的にリベラリズムの運動の流れと、リベラリズムが何ではないかについて非常によく書かれている。

特にリベラリズム内部の問題(リベラリズムが帝国主義や家父長主義を思想的に支えており、社会的には中流階級以上のエリートのものであるという歴史的事実)についても、誤魔化さずに反省的な視点を抱いている辺りに好感を抱いた。リベラルではない人にもお薦めしたい一冊となっている。
読み始めた。やはり自分はリベラルではないんだろうなと思うし、それは国家に対するスタンスの差によるんだろうなとも思う。
November 7, 2025 at 3:18 PM
むろん、muchonovさんの仰る効用や労働分配率についても、理論的には可能になるんじゃないかと思います。

国分幸先生の名著『マルクスの社会主義と非政治的国家:一大協同組合から多元的連合社会へ』(ロゴス、東京、2016年12月)は、『資本論』第3巻などの読解を通して、現存の株式会社を協同組合へと変化させるという展望をポストソ連の社会主義社会として描いていますが、そんな社会が実現したらmuchonovさんの仰るようなことも実現するんじゃないかと(ただ、モンドラゴンの協同組合のように、幹部による一般労働者支配という問題はここでも出てきてしまいそうですが)

amzn.asia/d/h3Ck7NI
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amzn.asia
November 6, 2025 at 2:27 PM
行き過ぎた資本主義の是正のためには社民主義か修正資本主義的な政策を行った方が良い。
戦後の経済成長政策とか社会保障・再分配政策というのは戦前の革新官僚の影響を受けたという話は聞いた事がある。
岸信介は悪名高いとか昭和の妖怪、安倍のじっちゃんとして知られているが、国家社会主義の北一輝に共鳴し、阪急電鉄創業者の小林一三から「アカ(≒共産主義者・社会主義者)」と呼ばれた革新官僚だったし、まさに冷戦時代の自民党が社会主義的な政策から修正資本主義的な政策まで取り入れていた。
November 5, 2025 at 12:59 PM
マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング著/上京恵訳『リバタリアンが社会実験してみた町の話――自由至上主義者のユートピアは実現できたのか』(原書房、2022)、読了。

本書は、アメリカ・ニューハンプシャー州のグラフトンで行われた「自由至上主義者(リバタリアン)」たちによる社会実験の顛末を描いたノンフィクション。
2000年代初頭、「国家の干渉を最小限にした社会」を理想とするリバタリアンたちが「フリー・ステート・プロジェクト」を立ち上げ、同州に移住して独自の自治社会を築こうとした。彼らは税金を拒み、政府による福祉や規制を否定し、個人の自由を最大限に尊重する「ユートピア」を目指した。

#読書
November 5, 2025 at 12:34 PM
シュルレアリスム-超現実主義とは、非現実的ではなく「めっちゃ現実」と理解すべき語で、まず私達がふだん現実と呼んでいるものがひとつの幻想に覆われている考え、そこを掻き回すことを表現の目的とする。例えば、国際政治でいう現実主義とは、自己の利益を優先する国家同士の権力闘争・力の均衡によって安定する無政府な空間として世界を捉えるが、ここでも領域国民国家と暴力を所与の前提としている。それもひとつの態度だが、その前提の先に破滅しかないとしたら、私達はどうしたらいいのか。フロイトもマルクスも、主体や社会の前提を問う。故に、シュルレアリスムとの響きあうものとして自分はみている
November 3, 2025 at 12:05 AM
"イスラエルの存続と安全保障を「国家理性」だとし、イスラエル批判=反ユダヤ主義へと至ったドイツ。その歩みと現在を、ポストコロニアルな状況で生した「歴史家論争二・〇」やドイツのパレスチナ人社会の問題など、多声的・複層的に問い直す"

浅田進史, 板橋拓己, 香月恵里 編 『岐路に立つドイツの「過去の克服」 イスラエル・パレスチナ紛争からの問い』
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『岐路に立つドイツの「過去の克服」』
イスラエルの存続と安全保障を「国家理性」だとし、イスラエル批判=反ユダヤ主義へと至ったドイツ。そ...
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October 31, 2025 at 5:27 AM
まあ「ネトウヨ」と言う言葉で特定事象の集合を表すのは、自分の国語力の限界だとは認識しています。
少なくとも彼らは保守や右翼でないですね。国家社会主義者が近いでしょう
October 27, 2025 at 12:53 AM
おもしろかった。
真の意味での共産主義国家は現在ないし、過去にもなかった…
今の諸問題と社会構造についての話も良かった。次回、早よ!

youtu.be/DEMH8VS6sns?...
【齋藤幸平vs日本共産党のドン】緊急参戦!志位和夫が語るマルクス『資本論』の真実…自由・労働・社会の本質とは?【ReHacQ齋藤幸平&志位和夫】
YouTube video by ReHacQ−リハック−【公式】
youtu.be
October 25, 2025 at 12:25 PM
◤ 共産テクノ 東欧編

東ドイツ・ポーランド・チェコスロバキア・ハンガリー編

冷戦下の社会主義国家で芽吹いた電子音楽シーンを掘り下げる異色の音楽ドキュメント。中でも東ドイツ章では、国家管理のもとで生まれた実験的シンセサウンドやクラフトワーク以前の電子音楽史、壁の向こうで鳴っていた“もうひとつのテクノ”を解き明かす。資本主義的クラブカルチャーとは異なる、政治と音の交錯が生んだユートピア的音響世界。著者・四方宏明が、東欧のアンダーグラウンドに潜んでいたテクノの精神を鮮やかに描き出す、音楽×社会主義カルチャーの刺激的ルポルタージュ。

amzn.to/43BHEMi
共産テクノ 東欧編 (共産趣味インタ-ナショナル)
ソ連編に続く東ドイツ・ポーランド・チェコスロバキア・ハンガリー 科学技術・音楽・アート・数学に秀でた民族達の冷戦期電子音楽を徹底調査! パンクでも4週間働いていないと懲役刑、バンドの給料は機材の重量で計算etc ■東ドイツ国家公認の反体制スピリットを体現した「オストロック」 Puhdys、 City、 Silly、Karat ■カセットテープで地下出版せざるを得なかった「真のア...
amzn.to
October 24, 2025 at 2:00 PM
そもそも拡大再生産と持続的成長連鎖による株高によって社会が維持されるという、どちらかというと市場原理主義に近い近代資本主義こそが現代的あるいは次現代的な修正を受けるべきなのです。マルクスに倣って、それをまったく新しい経済構造に抜本的に展開して社会をユートピアに導けというつもりはまったくありませんし、アナーキズムには厳然と反対ですが、それでも懐古主義もそれと大して変わらない滑稽であることは指摘しておく必要があるでしょう。個人がどう働くかよりも、政府がどう舵を取るかの方がはるかに重要です。日本よりもずっと少ない人口で、社会の安定維持を実現している国家はいくらもあります。
October 22, 2025 at 11:55 PM
1945年以後も、ナチスの「国家社会主義芸術」は共産圏の「社会主義リアリズム」に接木され、「アカデミック(一般に『分かりやすいリアルな描写』の絵)」な写実描写も東側に持って行かれたので、自由主義陣営の「旗手」たる米国のアートは更にストリートやポップ/サブカルチャー等の「反アカデミズム」を余計に前面に押し出す形になり、そこにコンセプチュアルアートも入って来て、「現代アート」には鑑賞者にも二重に「教養」が求められるから、よりスノッブな感じになってしまっているのもあるよなぁ。
芸術系だと基礎の話だがまだ一般教養ではないみたいなので言い続けなくちゃいけないナチスとロマン主義の話。ロマン主義臭さというのは割とゲームや映画で普通に摂取してる「みんなが好きなやつ」なので、そこを拒否してる現代アートはよくわからなくなる
繰り返しのネタだけど

①おそらく多くの人が現代アートがわからなくなる時代の分岐点の絵(ナチスへの危機感からグリーンバーグという批評家が評価した)

②ナチスが評価していた絵

③「現代アートはなぜ醜くなったのか」と力説していたアメリカの画家の絵

④ディズニーアートプリントの絵

映画で強調され反省されるナチス的な残酷さというのは裏の部分で、きっと彼らが最終的に目指した理想の生活というのはアメリカ保守中流家庭の生活みたいな「明るさ」じゃないだろうか。現代アートの人間はそういうセンスをみるとえづくように調教されてる
October 22, 2025 at 3:02 AM
"確かにSNS時代の幕開けは、体制への不満がサイバースペースに流れ込みやすい状況を作り出した。しかし、それは社会全体の合意形成を促進するというよりは、監視社会の疑いの文化や格差社会を貫く自己中心主義を反復しながら、むしろ意見を同じくする人たちが党派的に団結していく流れを強化したといえよう。…SNSは、確かに人々の間のつながりの形成に寄与したが、不信と分断の負の連鎖を断ち切るというよりは、むしろ不信と分断をより過激なポピュリズムの形で個別的に噴出させたといえよう。…”

(鈴木透『実験国家アメリカの履歴書第2版』慶應義塾大学出版会、2016年12月第2版第1刷発行、222-223頁より引用)
October 22, 2025 at 2:10 PM
第2次安倍政権からそうでしたが、とにかく政策とその進め方がすごいラジカルで、その考え方は極左と言った方が良い感じなんですよね。まさにそこが新自由主義と国家社会主義のミックスぽいところではあるのですが、少なくとも「保守」ではないよなと思います。まぁこの国を中華人民共和国のようにしたいのだと思います。
October 22, 2025 at 5:13 AM
社会主義国家って独裁になるな〜とか言ってたけど、この国も全然独裁やりたがりまくってて、もう最悪だよ
October 20, 2025 at 11:29 AM
民主主義というのは「主義」なので、それは永遠に完成しない、永遠に手に入らない極北の向こうにあるものだと私は思います。だから民主主義国家というのはまだこの世界に存在していません。共産主義と同じです(共産主義は夢の制度でまだ人類には実現不可能。まずは社会主義を完成させる、というのがまともな東側国家が考えていたこと)。

「我が国は民主主義だ」などと思い上がった時点でもう堕落しているのです。
October 17, 2025 at 11:04 PM
Ifストーリーですけど、もし片山内閣が自壊することなく日本が社会主義国家となっていた場合、ソ連の敗戦国としてソ連の占領下となり、ソ連崩壊の時には諸共に崩壊していたのではないかと思います
逆に言えば当時の日本占領を主導していたのがGHQ、アメリカであった以上アメリカ寄りの資本主義政権を作ることは日本の独立に必要だったのではないでしょうか
素人考えで恐縮ですが…
自民党の前身(の一つ)の日本自由党が、日本国憲法制定後初の衆議院選挙選挙(1947年)で日本社会党(のちの社民党である)に敗れていたことを知り、なぜそのまま敗れててくれなかったのかと、タイムマシンに乗りたい気分
October 11, 2025 at 2:35 AM
「功利主義のすぐれた点は、行為の評価基準を行為の結果(効用)に置いて(帰結主義)、倫理学の第一の課題を立法の方法にあると決めた点である。国民にあまり純粋な動機を期待して立法をすれば、過酷すぎる悪法になってしまう。快楽と苦痛の導きによって国民が最低限の自発性を発揮するだけで、法秩序が守れるようにしないと、警察国家になってしまう。国民すべてに期待できる倫理的自発性の水準は、低ければ低いほどよい。すべての国民が特定のイデオロギーの狂信者にならないと維持できないような社会は危険である。」

加藤尚武『現代倫理学入門』
October 9, 2025 at 10:54 AM