認知科学で読み解く「こころ」の闇』(集英社、2024)、読了。
「プロジェクション」の具体的な例が豊富。
「プロジェクション」の明と暗は2書セットでつかめる。
#読書
認知科学で読み解く「こころ」の闇』(集英社、2024)、読了。
「プロジェクション」の具体的な例が豊富。
「プロジェクション」の明と暗は2書セットでつかめる。
#読書
「倦鳥」で下地を作り「天狼」で磨いた作風は、「根源俳句」の風味もありつつ、独特の諧謔がある。思いのほかキラリと光る佳句があった。
さしかゝる日も田の上の寒さかな
山吹の葉の色したり雨蛙
蜆蝶秋日の土に落ちつかず
焚火消すうす暗がりに鴨の列
燃えやすく消えやすく野焼昼ごゝろ
打水の土凹ませて炭運ぶ
夏帯に夏が過ぎ去り易きかな
灯明きに水菜と鰤の血を置きて
子の写生昼寝の眼鏡濃く描く
しんと静まり返り忘年会終る
温室の内外暗き夜になる
少年等蝸牛のうすき殻囃す
風邪の熱さがりてもとのみじめさに
駅前の寒さ貧しさ映画ビラ
二階より手届く桜夜の旅館
#読書
「倦鳥」で下地を作り「天狼」で磨いた作風は、「根源俳句」の風味もありつつ、独特の諧謔がある。思いのほかキラリと光る佳句があった。
さしかゝる日も田の上の寒さかな
山吹の葉の色したり雨蛙
蜆蝶秋日の土に落ちつかず
焚火消すうす暗がりに鴨の列
燃えやすく消えやすく野焼昼ごゝろ
打水の土凹ませて炭運ぶ
夏帯に夏が過ぎ去り易きかな
灯明きに水菜と鰤の血を置きて
子の写生昼寝の眼鏡濃く描く
しんと静まり返り忘年会終る
温室の内外暗き夜になる
少年等蝸牛のうすき殻囃す
風邪の熱さがりてもとのみじめさに
駅前の寒さ貧しさ映画ビラ
二階より手届く桜夜の旅館
#読書
私は宇井さんほど人間の「想像力」に期待していないんですよね……。といって、「写生」が「見たものをあるがままに」なんて私もちっとも思ってなくて……。
宇井さんが評価する草田男の俳句が、私には「重くれ」に感じるんです……。「意義深さ」みたいな志向って、そこまで深くなれないのが不幸だな、と思うのです……。
宇井さんが持っている「現代」の感覚には幾分か同意しますが、決定的に出口が違っており……。
参考になるところもあったけれど、私が俳句に持っている興味の範囲とは違ったな、という感じです……。
#読書
私は宇井さんほど人間の「想像力」に期待していないんですよね……。といって、「写生」が「見たものをあるがままに」なんて私もちっとも思ってなくて……。
宇井さんが評価する草田男の俳句が、私には「重くれ」に感じるんです……。「意義深さ」みたいな志向って、そこまで深くなれないのが不幸だな、と思うのです……。
宇井さんが持っている「現代」の感覚には幾分か同意しますが、決定的に出口が違っており……。
参考になるところもあったけれど、私が俳句に持っている興味の範囲とは違ったな、という感じです……。
#読書
🎍明けましておめでとうございます🎍
後藤比奈夫の俳句を読むのには、お正月がピッタリ!大好きな比奈夫俳句をさまざまな側面から読んでみました。
【無料です!】
【新年企画】「年玉を妻に包まうかと思ふ」後藤比奈夫小論|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
🎍明けましておめでとうございます🎍
後藤比奈夫の俳句を読むのには、お正月がピッタリ!大好きな比奈夫俳句をさまざまな側面から読んでみました。
【無料です!】
【新年企画】「年玉を妻に包まうかと思ふ」後藤比奈夫小論|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
世界を見る時、私たちは心で生成されるイメージを無意識のうちに現実の存在に投射し、重ね合わせて見ている。この心と現実の世界をつなげる概念を「プロジェクション」と呼び、人間の心をめぐる数々の謎を解き明かそうとする。
実在の対象がソースとなり、ターゲットがソースと同じ対象の「投射」(通常の感覚・知覚)。実在の対象がソースとなり、ターゲットがソースと異なる対象となる「異投射」(ラバーハンド錯覚、腹話術)、曖昧な(ある対象がソースとなり、ターゲットが曖昧な対象となる「虚投射」。
#読書
世界を見る時、私たちは心で生成されるイメージを無意識のうちに現実の存在に投射し、重ね合わせて見ている。この心と現実の世界をつなげる概念を「プロジェクション」と呼び、人間の心をめぐる数々の謎を解き明かそうとする。
実在の対象がソースとなり、ターゲットがソースと同じ対象の「投射」(通常の感覚・知覚)。実在の対象がソースとなり、ターゲットがソースと異なる対象となる「異投射」(ラバーハンド錯覚、腹話術)、曖昧な(ある対象がソースとなり、ターゲットが曖昧な対象となる「虚投射」。
#読書
🎍明けましておめでとうございます🎍
後藤比奈夫の俳句を読むのには、お正月がピッタリ!大好きな比奈夫俳句をさまざまな側面から読んでみました。
【無料です!】
【新年企画】「年玉を妻に包まうかと思ふ」後藤比奈夫小論|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
🎍明けましておめでとうございます🎍
後藤比奈夫の俳句を読むのには、お正月がピッタリ!大好きな比奈夫俳句をさまざまな側面から読んでみました。
【無料です!】
【新年企画】「年玉を妻に包まうかと思ふ」後藤比奈夫小論|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
仕事納めを迎えた方も多いでしょうか。
年末に、少しだけ来し方を振り返ってみました。
くつろいで読んでいただけたら嬉しいです。
【エッセイ】本を読まない子どもだった|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
仕事納めを迎えた方も多いでしょうか。
年末に、少しだけ来し方を振り返ってみました。
くつろいで読んでいただけたら嬉しいです。
【エッセイ】本を読まない子どもだった|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
仕事納めを迎えた方も多いでしょうか。
年末に、少しだけ来し方を振り返ってみました。
くつろいで読んでいただけたら嬉しいです。
【エッセイ】本を読まない子どもだった|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
前半はキラリと光る佳句が散見されるが、何かを摑みかけては遠ざかるような生硬さがある。後半は戦争を挟み、核心に迫らずに手放してしまうような落ち着きのなさがある。採れたのは前半のみ。
春駒の影たたかうて来りけり
ひよこ売来て春寒き咳おとす
引据ゑて馬に灸ぶつ寒さかな
敗荷は日に背きつゝ折れて伏す
葛城の風花消えて湯掛歌
山かひは皆昃り来し涅槃像
三月の枯蔓走る水の中
春の日にさや〳〵雪がとんで来し
吹降や一つ残りしさくら餅
あきらかに水動きけり枯葎
土見ゆるうれしさみんな雪掃かむ
近づけば月さす顔や寒念仏
春暁や声かけて過ぐ樒売り
#読書
前半はキラリと光る佳句が散見されるが、何かを摑みかけては遠ざかるような生硬さがある。後半は戦争を挟み、核心に迫らずに手放してしまうような落ち着きのなさがある。採れたのは前半のみ。
春駒の影たたかうて来りけり
ひよこ売来て春寒き咳おとす
引据ゑて馬に灸ぶつ寒さかな
敗荷は日に背きつゝ折れて伏す
葛城の風花消えて湯掛歌
山かひは皆昃り来し涅槃像
三月の枯蔓走る水の中
春の日にさや〳〵雪がとんで来し
吹降や一つ残りしさくら餅
あきらかに水動きけり枯葎
土見ゆるうれしさみんな雪掃かむ
近づけば月さす顔や寒念仏
春暁や声かけて過ぐ樒売り
#読書
仕事納めを迎えた方も多いでしょうか。
年末に、少しだけ来し方を振り返ってみました。
くつろいで読んでいただけたら嬉しいです。
【エッセイ】本を読まない子どもだった|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
仕事納めを迎えた方も多いでしょうか。
年末に、少しだけ来し方を振り返ってみました。
くつろいで読んでいただけたら嬉しいです。
【エッセイ】本を読まない子どもだった|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
多くはここ5年、10年の本だった……。
大丈夫。いい本は古びない。流行りについていかなくても、読むべきときがくる。いきなり「ときめく」瞬間がくる……。
特に私の読書範囲は「最新」でなくていい。すぐ消費されて、すぐ忘れ去られる、そういう「速い」本もあるけれど、私の好みは「遅い」本……。
#読書
多くはここ5年、10年の本だった……。
大丈夫。いい本は古びない。流行りについていかなくても、読むべきときがくる。いきなり「ときめく」瞬間がくる……。
特に私の読書範囲は「最新」でなくていい。すぐ消費されて、すぐ忘れ去られる、そういう「速い」本もあるけれど、私の好みは「遅い」本……。
#読書
良い学者だな!と思います……。
#読書
良い学者だな!と思います……。
#読書
元は2013年に「岩波現代全書」から刊行された。
本書の特徴は、ドゥルーズをすぐにスピノザ哲学に結びつけようとする理解、すぐに政治を導き出そうとする傾向、ガタリとの性質の違いに注目しない読解、その3点から引き離しを図ること。既存の読まれ方に反旗を掲げて、精読する。
#読書
元は2013年に「岩波現代全書」から刊行された。
本書の特徴は、ドゥルーズをすぐにスピノザ哲学に結びつけようとする理解、すぐに政治を導き出そうとする傾向、ガタリとの性質の違いに注目しない読解、その3点から引き離しを図ること。既存の読まれ方に反旗を掲げて、精読する。
#読書
その正体を、【動作起点の句法】と呼び、素十俳句における〈世界の生成〉を読み解きます。
3章まで無料です。
高野素十――動きの核から世界をひらく俳句|岡田一実
note.com/suisei13/n/n...
その正体を、【動作起点の句法】と呼び、素十俳句における〈世界の生成〉を読み解きます。
3章まで無料です。
高野素十――動きの核から世界をひらく俳句|岡田一実
note.com/suisei13/n/n...
現代俳句協会の恋妻坂書房では若干の在庫がございます。
ご興味があれば、どうぞお早めにお手に取りください。
#読書
gendaihaiku.gr.jp/item/15693/
現代俳句協会の恋妻坂書房では若干の在庫がございます。
ご興味があれば、どうぞお早めにお手に取りください。
#読書
gendaihaiku.gr.jp/item/15693/
現代俳句協会の恋妻坂書房では若干の在庫がございます。
ご興味があれば、どうぞお早めにお手に取りください。
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現代俳句協会の恋妻坂書房では若干の在庫がございます。
ご興味があれば、どうぞお早めにお手に取りください。
#読書
gendaihaiku.gr.jp/item/15693/
近代美学が前提としてきた「主体が対象を鑑賞し、美を判断する」という枠組みを根本から問い直す。
批判するのは、美を感性や意味作用として回収し、作品を理解・解釈の対象として固定してしまう思考。福尾は、美や芸術を「何かを表現するもの」としてではなく、主体と世界の関係そのものが揺さぶられ、生成し直される出来事として捉える。そこでは、鑑賞主体は安定した位置を失い、経験は不完全で貧しいまま開かれていく。本書は美学を完成させるのではなく、あえて解体し、思考と感覚の成立以前に立ち返る試みとして「非美学」を提示する。
#読書
近代美学が前提としてきた「主体が対象を鑑賞し、美を判断する」という枠組みを根本から問い直す。
批判するのは、美を感性や意味作用として回収し、作品を理解・解釈の対象として固定してしまう思考。福尾は、美や芸術を「何かを表現するもの」としてではなく、主体と世界の関係そのものが揺さぶられ、生成し直される出来事として捉える。そこでは、鑑賞主体は安定した位置を失い、経験は不完全で貧しいまま開かれていく。本書は美学を完成させるのではなく、あえて解体し、思考と感覚の成立以前に立ち返る試みとして「非美学」を提示する。
#読書
前回に引き続き、大好きな高野素十の俳句を読み直しました。 一見静かな一句の内部で、視線がどのように運動し、時間がどのように層を成すのかを考えます。 無料公開です。
鴨の波夕明かりしてひろごれり――高野素十の視線と時間がひらく“世界の運動"|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
前回に引き続き、大好きな高野素十の俳句を読み直しました。 一見静かな一句の内部で、視線がどのように運動し、時間がどのように層を成すのかを考えます。 無料公開です。
鴨の波夕明かりしてひろごれり――高野素十の視線と時間がひらく“世界の運動"|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...