「わたしたちが光の速さで進めないなら」キム・チョヨプ
#読了
「わたしたちが光の速さで進めないなら」キム・チョヨプ
#読了
今、注目の韓国SF作家のデビュー作品集です。表題作など、7つの短編から成っています。著者は名門の浦項(ポハン)工科大学で学び、修士号まで取得した人であり、どれも科学的な骨子がしっかりした作品です。→
bookmeter.com/reviews/1316...
今、注目の韓国SF作家のデビュー作品集です。表題作など、7つの短編から成っています。著者は名門の浦項(ポハン)工科大学で学び、修士号まで取得した人であり、どれも科学的な骨子がしっかりした作品です。→
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●2025年11月20日までに読んだ本〜キム・チョヨプ『惑星語書店』など5冊〜 - 仲見満月の研究室 naka3-3dsuki.hatenablog.com/entry/2025/1...
#はてなブログ
●2025年11月20日までに読んだ本〜キム・チョヨプ『惑星語書店』など5冊〜 - 仲見満月の研究室 naka3-3dsuki.hatenablog.com/entry/2025/1...
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梨本さんの翻訳に酒井駒子さんの装画なら、たぶん好きな話なんだと思う
梨本さんの翻訳に酒井駒子さんの装画なら、たぶん好きな話なんだと思う
キム・チョヨプ
#読了
著者の作品は[この世界からは出ていくけれど]に続き2作目
今作は科学技術が遥かに進み豊かさが人を包む近未来が舞台の人間物語7篇
そんな中でも達することはおろか近付くことさえ困難な最も深遠な地にある心という名の宇宙が描かれる
短篇のうちでは幼児と共生し成長を見届け静かに消えゆく未知の何かが主題の[共生仮説]が最も心に
幼い頃の多病だった自分を見守り、「もう大丈夫だね」と静かに旅立っていった猫たちをふと思い出す
キム・チョヨプ
#読了
著者の作品は[この世界からは出ていくけれど]に続き2作目
今作は科学技術が遥かに進み豊かさが人を包む近未来が舞台の人間物語7篇
そんな中でも達することはおろか近付くことさえ困難な最も深遠な地にある心という名の宇宙が描かれる
短篇のうちでは幼児と共生し成長を見届け静かに消えゆく未知の何かが主題の[共生仮説]が最も心に
幼い頃の多病だった自分を見守り、「もう大丈夫だね」と静かに旅立っていった猫たちをふと思い出す
product.kyobobook.co.kr/detail/S0002...
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#青空読書部
#青空読書部
booklog.jp/item/1/41504...
SFに苦手意識のあった自分が爆速で読み終えてびっくりしてる 表題作が特に好きかも
booklog.jp/item/1/41504...
SFに苦手意識のあった自分が爆速で読み終えてびっくりしてる 表題作が特に好きかも
イ・ラン『声を出して、呼びかけて、話せばいいの』と瀬戸夏子『クリスマス・イヴの聖徳太子』は、数年前の『文藝』で読んだ際の感情も蘇ってきて更にグラグラした。
小川公代『ゆっくり歩く』ではケアラーへ向けて「ケアはめぐる」との言葉に、私自身がヤングケアラーと名指されることへこれまで覚えてきた抵抗感、実際の複雑な感情が取りこぼされているような気持ちが掬われたと感じた。
イ・ラン『声を出して、呼びかけて、話せばいいの』と瀬戸夏子『クリスマス・イヴの聖徳太子』は、数年前の『文藝』で読んだ際の感情も蘇ってきて更にグラグラした。
小川公代『ゆっくり歩く』ではケアラーへ向けて「ケアはめぐる」との言葉に、私自身がヤングケアラーと名指されることへこれまで覚えてきた抵抗感、実際の複雑な感情が取りこぼされているような気持ちが掬われたと感じた。
10月はいろいろ頑張ったのでちょい奮発してしまった。
10月はいろいろ頑張ったのでちょい奮発してしまった。
ゴドウィン「冷たい方程式」に関する議論(詳細は略)のくだりでジェミシン『第五の季節』に触れたあと、「それはSFでしか語れないものではないけれど、わたしがSFで読みたい物語だった」とチョヨプは書く。ごくふつうのことをいってるだけといえばそうだけど、個人的には膝を打ちまくった(詳細は略)。
ゴドウィン「冷たい方程式」に関する議論(詳細は略)のくだりでジェミシン『第五の季節』に触れたあと、「それはSFでしか語れないものではないけれど、わたしがSFで読みたい物語だった」とチョヨプは書く。ごくふつうのことをいってるだけといえばそうだけど、個人的には膝を打ちまくった(詳細は略)。
キム・チョヨプ『惑星語書店』、積読合宿本(?)に良さそう(今読む気はないのか)
キム・チョヨプ『惑星語書店』、積読合宿本(?)に良さそう(今読む気はないのか)
『わたしたちが光の速さで進めないのなら』ですっかり虜になったキム・チョヨプさんの短編集第二弾。表題となった作品はないのだけれど、どの作品も誰かの世界から出ていった別れがあり、“けれど”に続く感情が丁寧に描かれる。ジョアンがダンヒに言った“ここに愛着を抱かせるものが、ここへの憎しみを紛らわせてくれるわけじゃない。それは同時に存在するものなの。あらゆるものがそうであるように”という言葉が胸に迫った。戻らない日々、分かり合えない生き方はもどかしく切ない。けれど、それでも手を伸ばしたいと思い生きる姿にあたたかい読後感がある。
『わたしたちが光の速さで進めないのなら』ですっかり虜になったキム・チョヨプさんの短編集第二弾。表題となった作品はないのだけれど、どの作品も誰かの世界から出ていった別れがあり、“けれど”に続く感情が丁寧に描かれる。ジョアンがダンヒに言った“ここに愛着を抱かせるものが、ここへの憎しみを紛らわせてくれるわけじゃない。それは同時に存在するものなの。あらゆるものがそうであるように”という言葉が胸に迫った。戻らない日々、分かり合えない生き方はもどかしく切ない。けれど、それでも手を伸ばしたいと思い生きる姿にあたたかい読後感がある。
www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000...
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『星系出雲の兵站ー遠征ー 3』林譲治
『夜明けのブギーポップ』上遠野浩平
『負けヒロインが多すぎる!3〜7』雨森たきび 絵:いみぎむる
『負けヒロインが多すぎる!SSS』雨森たきび 絵:いみぎむる
『星系出雲の兵站ー遠征ー 4』林譲治
『わたしたちが光の速さで進めないなら』キム・チョヨプ 訳:カン・バンファ、ユン・ジヨン(再読)
『虚構推理 スリーピング・マーダー』城平京(再読)
『星系出雲の兵站ー遠征ー 5』林譲治
『ドンキー・アーカイヴVol.1』アンソロジー 発行:V&R BOOKS
『星系出雲の兵站ー遠征ー 3』林譲治
『夜明けのブギーポップ』上遠野浩平
『負けヒロインが多すぎる!3〜7』雨森たきび 絵:いみぎむる
『負けヒロインが多すぎる!SSS』雨森たきび 絵:いみぎむる
『星系出雲の兵站ー遠征ー 4』林譲治
『わたしたちが光の速さで進めないなら』キム・チョヨプ 訳:カン・バンファ、ユン・ジヨン(再読)
『虚構推理 スリーピング・マーダー』城平京(再読)
『星系出雲の兵站ー遠征ー 5』林譲治
『ドンキー・アーカイヴVol.1』アンソロジー 発行:V&R BOOKS
キム・チョヨプ、キム・ウォニョン『サイボーグになる』
阿部大樹『翻訳目録』
和田忠彦×四元康祐「詩、小説、翻訳の向こう側」
関口涼子「詩人が翻訳家である十二の理由」
高柳聡子×アレクサンドラ・プリマック「「あなたへ」と「あなたから」のあわいで」
高田怜央『ANAMNESIAC』
小原奈実「二次胚」
エドモン・ジャベス『問いの書』
Russell Hoban『The Lion of Boaz-Jachin and Jachin-Boaz』
ヴァーリイ「残像」
キム・チョヨプ、キム・ウォニョン『サイボーグになる』
阿部大樹『翻訳目録』
和田忠彦×四元康祐「詩、小説、翻訳の向こう側」
関口涼子「詩人が翻訳家である十二の理由」
高柳聡子×アレクサンドラ・プリマック「「あなたへ」と「あなたから」のあわいで」
高田怜央『ANAMNESIAC』
小原奈実「二次胚」
エドモン・ジャベス『問いの書』
Russell Hoban『The Lion of Boaz-Jachin and Jachin-Boaz』
ヴァーリイ「残像」
少し前に読んだ『千個の青』(チョン ソンラン著)がすごく心に染みたので、同じ著者の方の本を探したのですが、日本語ではなさそうでした。それで、同書の翻訳者の方(カン バンファ)の名前で買ったのがこの本。こちらもよかった。韓国SF、もっと読みたいです。
少し前に読んだ『千個の青』(チョン ソンラン著)がすごく心に染みたので、同じ著者の方の本を探したのですが、日本語ではなさそうでした。それで、同書の翻訳者の方(カン バンファ)の名前で買ったのがこの本。こちらもよかった。韓国SF、もっと読みたいです。