アイコンは、以前お迎えした “わたくしは誰でもない。あなたは誰?” のエミリー。
内容をすっかり忘れており、頗る面白かった! 作中では薔薇に名付ける予定の言葉として“虚無への供物”が出てくるが、この小説こそが虚無への供物でありまた現実への一矢であったことが、最後まで読むとわかる。裏返しになった理屈(事件の進行を喰いとめるために密室事件を先に作り出す...とかw)や精緻な仕掛けの数々に、驚嘆しつつ堪能した。
私(“読者”)を迷い込んだアリスのままではいさせてくれなかったところに、凄みを感じる。
(そして“無意味きわまりない事故死よりは血みどろな殺人”…とは、海への復讐。)
#読了 @libro.bsky.social
内容をすっかり忘れており、頗る面白かった! 作中では薔薇に名付ける予定の言葉として“虚無への供物”が出てくるが、この小説こそが虚無への供物でありまた現実への一矢であったことが、最後まで読むとわかる。裏返しになった理屈(事件の進行を喰いとめるために密室事件を先に作り出す...とかw)や精緻な仕掛けの数々に、驚嘆しつつ堪能した。
私(“読者”)を迷い込んだアリスのままではいさせてくれなかったところに、凄みを感じる。
(そして“無意味きわまりない事故死よりは血みどろな殺人”…とは、海への復讐。)
#読了 @libro.bsky.social
頗る面白かった。大満足。中世イタリアで、見習修道士が遭遇した連続殺人事件とその顛末を描くアンチミステリ作品。
アリストテレス再発見後の中世の覚醒時、キリスト教会で何が起こっていたのか。厖大な禁断の“知”を死蔵した異形の建物のもと、開かれた“知”への欲望が蠢きその書物の封印は解かれる。物事を逆転させることで真理を暴く“笑い”と、人間を蒙昧の闇に留めおこうとする権力について。そして異端とは何か…
様々な知的要素が絡みあい、図書館の迷路の奥へと誘う。幻惑され、引き込まれた
#海外文学 @libro.bsky.social
頗る面白かった。大満足。中世イタリアで、見習修道士が遭遇した連続殺人事件とその顛末を描くアンチミステリ作品。
アリストテレス再発見後の中世の覚醒時、キリスト教会で何が起こっていたのか。厖大な禁断の“知”を死蔵した異形の建物のもと、開かれた“知”への欲望が蠢きその書物の封印は解かれる。物事を逆転させることで真理を暴く“笑い”と、人間を蒙昧の闇に留めおこうとする権力について。そして異端とは何か…
様々な知的要素が絡みあい、図書館の迷路の奥へと誘う。幻惑され、引き込まれた
#海外文学 @libro.bsky.social
エカ・クルニアワン/ 太田りべか『美は傷』
ペーター・マーギンター/ 垂野創一郎『男爵と魚』
R・F・クァン/ 古沢嘉通『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』
アルンダティ・ロイ/ パロミタ友美『至上の幸福をつかさどる家』
多和田葉子『研修生』
パウル・ブッソン/ 垂野創一郎『メルヒオール・ドロンテの転生』
べニート・ペレス=ガルドス/ 大楠栄三『スカートをはいたドン・キホーテ』
インタン・パラマディタ/ 太田りべか『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』
皆川博子『昨日の肉は今日の豆』
アンソニー・ドーア/ 藤井光『天空の都の物語』
エカ・クルニアワン/ 太田りべか『美は傷』
ペーター・マーギンター/ 垂野創一郎『男爵と魚』
R・F・クァン/ 古沢嘉通『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』
アルンダティ・ロイ/ パロミタ友美『至上の幸福をつかさどる家』
多和田葉子『研修生』
パウル・ブッソン/ 垂野創一郎『メルヒオール・ドロンテの転生』
べニート・ペレス=ガルドス/ 大楠栄三『スカートをはいたドン・キホーテ』
インタン・パラマディタ/ 太田りべか『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』
皆川博子『昨日の肉は今日の豆』
アンソニー・ドーア/ 藤井光『天空の都の物語』
エカ・クルニアワン/ 太田りべか『美は傷』
ペーター・マーギンター/ 垂野創一郎『男爵と魚』
R・F・クァン/ 古沢嘉通『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』
アルンダティ・ロイ/ パロミタ友美『至上の幸福をつかさどる家』
多和田葉子『研修生』
パウル・ブッソン/ 垂野創一郎『メルヒオール・ドロンテの転生』
べニート・ペレス=ガルドス/ 大楠栄三『スカートをはいたドン・キホーテ』
インタン・パラマディタ/ 太田りべか『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』
皆川博子『昨日の肉は今日の豆』
アンソニー・ドーア/ 藤井光『天空の都の物語』
待ちに待った短篇集、楽しみにしていた長篇、ずーっと読み返したかった旅行記など。
2025年12月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3310ページ
★先月に読んだ本一覧はこちら→ bookmeter.com/users/4839/s...
#海外文学 #読書記録 @libro.bsky.social
待ちに待った短篇集、楽しみにしていた長篇、ずーっと読み返したかった旅行記など。
2025年12月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3310ページ
★先月に読んだ本一覧はこちら→ bookmeter.com/users/4839/s...
#海外文学 #読書記録 @libro.bsky.social
今年もよろしくお願いします。
今年もよろしくお願いします。
素晴らしかった。「天空の都の物語」という架空のギリシャ小説を軸に、過去・現在・未来の物語が綾に結ぼれていく。それは『オデュッセイア』のように、“地の果てまで行って帰ってくる” それぞれの長い旅だ。どんなに過酷な境遇にあろうと、かそけし光となって心に灯る物語は誰にも奪えない。と、物語への賛美が全篇の底流をなす。
ビザンツ帝国の少女アンナや、〈アルゴス号〉の少女コンスタンスのパートが好きだった。
“ばかな人のなにが美しいかって、いつあきらめるべきかまったくわかってないところ” …希望を手放すことはかくも難しい。
#海外文学
素晴らしかった。「天空の都の物語」という架空のギリシャ小説を軸に、過去・現在・未来の物語が綾に結ぼれていく。それは『オデュッセイア』のように、“地の果てまで行って帰ってくる” それぞれの長い旅だ。どんなに過酷な境遇にあろうと、かそけし光となって心に灯る物語は誰にも奪えない。と、物語への賛美が全篇の底流をなす。
ビザンツ帝国の少女アンナや、〈アルゴス号〉の少女コンスタンスのパートが好きだった。
“ばかな人のなにが美しいかって、いつあきらめるべきかまったくわかってないところ” …希望を手放すことはかくも難しい。
#海外文学
素晴らしかった。「天空の都の物語」という架空のギリシャ小説を軸に、過去・現在・未来の物語が綾に結ぼれていく。それは『オデュッセイア』のように、“地の果てまで行って帰ってくる” それぞれの長い旅だ。どんなに過酷な境遇にあろうと、かそけし光となって心に灯る物語は誰にも奪えない。と、物語への賛美が全篇の底流をなす。
ビザンツ帝国の少女アンナや、〈アルゴス号〉の少女コンスタンスのパートが好きだった。
“ばかな人のなにが美しいかって、いつあきらめるべきかまったくわかってないところ” …希望を手放すことはかくも難しい。
#海外文学