榎本空/enomotosora
banner
enomotosora.bsky.social
榎本空/enomotosora
@enomotosora.bsky.social
ethnography, okinawa, history, archives

書いたもの
『それで君の声はどこにあるんだ?』(岩波書店、2022)
『音盤の来歴』(晶文社、2025)

訳したもの
『誰にも言わないと言ったけれど』(新教出版社、2020)
『母を失うこと』(晶文社、2023)
『奔放な生、うつくしい実験』(勁草書房、2025)

enomoto.contact@gmail.com
Reposted by 榎本空/enomotosora
戦後80年、戦争体験者が減るなか、記憶をどう語り継いでいくのか――。
10月下旬に開かれた朝日地球会議2025のRe:Ronセッションで、永井玲衣さん、寺尾紗穂さん、榎本空さんが語り合いました。
セッションの対話を記事にまとめました。アーカイブ動画も配信中です!
#リロン
www.asahi.com/articles/AST...
戦後80年、未来へ語り継ぐことば 痛みを伴う記憶、問われる想像力:朝日新聞
■「朝日地球会議2025」リアル会場のセッションから 「あなたと考える 激動の世界と地域の未来」をテーマに10月下旬に開かれた「朝日地球会議2025」。言論サイトRe:Ron(リロン)との連携セッショ…
www.asahi.com
November 21, 2025 at 3:11 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
榎本空「サイディヤ・ハートマンという方法」『文學界』12月号

今年最大の問題作といってもいいサイディヤ・ハートマン『奔放な生、うつくしい実験』勁草書房。この作品が駆使した黒人女性への想像力の可能性を余すことなく教えてくれるエッセイでした。榎本さんは、翻訳はもちろん、ご自身の書く文章が独特で魅力的。
November 19, 2025 at 11:16 AM
今朝の日本経済新聞にサイディヤ・ハートマン著『奔放な生、うつくしい実験』の書評が掲載されています。『母を失うこと』に引き続き翻訳家の鴻巣友季子さんが熱いご書評を寄せてくださいました。ありがとうございます!

www.nikkei.com/article/DGKK...
奔放な生、うつくしい実験 サイディヤ・ハートマン著 「語りえぬもの」コーラス描出 - 日本経済新聞
ハートマンは先行作『母を失うこと』で、奴隷の末裔(まつえい)が「耳を貸そうともしない」人々に懇願し、補償を求めること自体に、「根本的に卑屈なもの」があると論じた。耳を傾けられ、声を聴かれること、これが基本的人権の一つであることを、米国初の黒人系女性副大統領カマラ・ハリスは2020年の演説で強調したものだ。そうした無念の思いは、3部20章から成る『奔放な生、うつくしい実験』にも引き継がれている。
www.nikkei.com
November 14, 2025 at 11:54 PM
Reposted by 榎本空/enomotosora
木村哲也さん、荒井裕樹さん、あとはちょろっと私も登場する『どこかの遠い友に 船城稔美詩集』にかんするインタビュー記事が配信されました。朝日新聞の山本悠理記者に感謝。ぜひ🎁

有料記事がプレゼントされました! 11月6日 09:33まで全文お読みいただけます

詩人が生きた二つの「マイノリティー」 没後20余年で生まれた詩集:朝日新聞
digital.asahi.com/articles/AST...
詩人が生きた二つの「マイノリティー」 没後20余年で生まれた詩集:朝日新聞
「どこかの遠い友に」という詩集が、7月、柏書房(東京都文京区)から刊行された。著者は船城稔美(ふなきとしみ)さん(1923~2003)。10代でハンセン病療養所に入所し、性的マイノリティーとして生き…
digital.asahi.com
November 5, 2025 at 12:39 AM
11月22日(土)、美術家の吉國元さんの個展「深い河(DEEP RIVER)」にお邪魔し、吉國さんとのトークイベントに参加します! 

場所は渋谷のLAG(LIVE ART GALLERY)、16:30からです。詳細は下記サイトをご覧ください。

www.live-art-books.jp/lag/exhibiti...
吉國 元|深い河 | LIVE ART GALLERY
UPCOMING EXHIBITION 吉國元|深い河 2025年11月21日(金)- 12月13日(土) © Moto Yoshikuni 吉國 元 「深い河」 会期:2025年11月21日(金)- 12月13日(土) *定休日: 日、月、祝日 営業時間:13:00 – 19:00 会場:LAG(LIVE ART GALLERY)/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa...
www.live-art-books.jp
November 5, 2025 at 12:49 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
【書評】11月1日の朝日新聞に『奔放な生、うつくしい実験』(サイディヤ・ハートマン著/榎本空訳/ハーン小路恭子翻訳協力・解説)の書評が掲載されました。評者は高谷幸さんです。

「著者は、女性たちのまつろわぬ生は、逃亡であり、「生きることそのものを芸術とする実験」であったことを明るみに出す。定められた条件の下、違う生き方を想像し、試してみることがいかに尊く、うつくしいものであったのかを、そのうつくしさと呼応する筆致で描き出す」(書評より引用)

下記で書評の全文をお読みいただけます。
book.asahi.com/article/1612...
「奔放な生、うつくしい実験」 埋もれた声から描く 尊い逃亡 朝日新聞書評から|好書好日
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
book.asahi.com
November 3, 2025 at 11:57 PM
Reposted by 榎本空/enomotosora
『奔放な生、うつくしい実験』 
サイディヤ・ハートマン
www.asahi.com/articles/DA3...

これは読みたい。方法論も興味深い。

「アーカイブの権力・・名もなき女性たち、とるに足らぬ存在とされた人たちの生は十分な記録や保存に値する、顧みられるべきものとはみなされてこなかった・・著者が採った手法が、内容や書き手の視点の限界を踏まえつつ、膨大なアーカイブ資料の細部に分け入り、そこに刻まれているはずの女性たちの声に耳を澄まし、ときにその痕跡から声を再創造することで、彼女たちの生きた物語を想像してみる・・「批評的作話」という手法・・」
(書評)『奔放な生、うつくしい実験』 サイディヤ・ハートマン〈著〉:朝日新聞
■埋もれた声から描く、尊い逃亡 自分が自分であるように生きること、自分の魂に、欲望に忠実であること。本書は、生きること自体が所与でなかった環境で、それでもなお、いやそれだからこそ、ありうるかもしれな…
www.asahi.com
November 1, 2025 at 1:07 PM
November 1, 2025 at 6:00 AM
朝日新聞にサイディヤ・ハートマン著『奔放な生、うつくしい実験』の書評が出ました。高谷幸さんがご執筆くださいました。ありがとうございます!

「定められた条件の下、違う生き方を想像し、試してみることがいかに尊く、うつくしいものであったのかを、そのうつくしさと呼応する筆致で描き出す」

book.asahi.com/article/1612...
「奔放な生、うつくしい実験」 埋もれた声から描く 尊い逃亡 朝日新聞書評から|好書好日
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
book.asahi.com
October 31, 2025 at 10:30 PM
Reposted by 榎本空/enomotosora
朝日地球会議2025の #リロン セッション、始まりました。作家・永井玲衣さんのコーディネートで、音楽家の寺尾紗穂さん、文筆家の榎本空さんが、戦後80年といま起きている戦禍について、語り合います。
October 25, 2025 at 4:04 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
【新入荷①】
サイディヤ・ハートマン 著/榎本空 訳/ハーン・小路・恭子 翻訳協力・解説『奔放な生、うつくしい実験 まつろわぬ黒い女たち、クィアでラディカルなものたちの親密な歴史』(勁草書房)
レア・ユーイング 著/齋藤慎子 訳『FINE 聞いてみたら想像以上に人それぞれだったジェンダーとかの話』(みすず書房)
October 24, 2025 at 5:30 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
押野素子さんによる #ディアンジェロ の寄稿文、泣ける😢 @moraculous.bsky.social
October 20, 2025 at 2:56 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
人生を、正に「人生」として立ち向かった、無かったことにさえされていた人々の、肉声かのように感じられた。過去にトニ・モリスンの「ビラヴド」を読んだ時にも、ふと感じた、憐憫や同情さえも突っぱねる力が、この記録にもまた、存在している。夥しいほどの喧騒と歌声が、まだシティから聞こえてくるんじゃないか、と思わされた。
#読了
October 18, 2025 at 6:15 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
「奔放な生、うつくしい実験 まつろわぬ黒い女たち、クィアでラディカルなものたちの親密な歴史」(サイディヤ・ハートマン著 榎本空訳 ハーン小路恭子 翻訳協力・解説/勁草書房)、読了。女だとか男だとか、それ以前に人としての最低限の権利さえ、その「カラー」で以て線引きされ様々なことが埒外にされた者達の、なんと活気に満ちた記録だことか!↓
#読了
October 18, 2025 at 6:15 AM
ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー『チェーンギャング・オールスターズ』
October 17, 2025 at 11:22 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
サイディヤ・ハートマン『奔放な生、うつくしい実験』(榎本空さん訳、勁草書房)、リンク先の版元サイトでわたしが担当した解説が公開されています。ぜひお読みください。
『奔放な生、うつくしい実験』(サイディヤ・ハートマン著/榎本空訳/ハーン小路恭子翻訳協力・解説)の書誌情報ページ「たちよみ&サポート」にハーン小路恭子さんによる「解説――奔放(ウェイワード)な生を言祝いで」のテキストを追加しました。ぜひご覧ください。
www.keisoshobo.co.jp/book/b101452...
October 16, 2025 at 9:11 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
『奔放な生、うつくしい実験』(サイディヤ・ハートマン著/榎本空訳/ハーン小路恭子翻訳協力・解説)の書誌情報ページ「たちよみ&サポート」にハーン小路恭子さんによる「解説――奔放(ウェイワード)な生を言祝いで」のテキストを追加しました。ぜひご覧ください。
www.keisoshobo.co.jp/book/b101452...
October 16, 2025 at 7:08 AM
Black Messiah
open.spotify.com
October 14, 2025 at 11:43 PM
Reposted by 榎本空/enomotosora
『奔放な生、うつくしい実験:まつろわぬ黒い女たち、クィアでラディカルなものたちの親密な歴史』
サイディヤ・ハートマン、榎本空 訳、勁草書房、2025

とても、おすすめのご本です――。
「20世紀初頭のゲットー、若い黒人の女たちは自由に生きたいと抗った。生きることそのものを芸術とする、親密で奔放な彼女たちの物語。」

「どうやって生きればいい?──みだらでわがまま、不逞で犯罪的、「問題」とされた彼女たちは、支配されることを拒み、うつくしいものに焦がれ、もうひとつの世界を夢見て生きのびようとした。アーカイヴの限界から照らし出す、名もなき奔放なものたちのうつくしい生の実験。」
October 10, 2025 at 2:10 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
文筆家の榎本空さん @enomotosora.bsky.social が10月25日、朝日地球会議2025のRe:Ronセッションに登壇し、音楽家・文筆家の寺尾紗穂さん、作家の永井玲衣さんと語り合います。
#リロン 特集「考えてみよう、戦争のこと」で8月に配信した榎本さんの寄稿を明日12:17まで全文お読みいただけます。
digital.asahi.com/articles/AST...
戦争の記憶と沈黙、語られなかった物語のために 伊江島からの手紙:朝日新聞
■Re:Ron特集「考えてみよう、戦争のこと」 文筆家・榎本空さん ぼくはこの手紙を今、青々とした海をむこうに見ながら書いている。もう20年近くも見続けてきたはずの海だ。それでもぼくは、80年前、軍艦…
digital.asahi.com
October 9, 2025 at 3:22 AM
水俣から椿のタネが届いた
October 8, 2025 at 2:27 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
朝日地球会議2025で10月25日、「小さな語り、小さな声に耳を澄ます 過去から未来へ語り継ぐことば」と題した #リロン セッションを開きます。
音楽家・文筆家の寺尾紗穂さん、文筆家の榎本空さん、作家の永井玲衣さんが登壇します。
会場参加の申し込みは10月15日(水)まで。
www.asahi.com/articles/AST...
「小さな声に耳を澄ます」リロンセッション 10月25日、地球会議:朝日新聞
「朝日地球会議2025」が10月、東京ミッドタウン八重洲カンファレンス(東京都中央区)で開かれます。朝日新聞の言論サイトRe:Ron(リロン)では、10月25日(土)午後0時45分から連携セッション…
www.asahi.com
October 7, 2025 at 5:19 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
〈ハーレムは黒(ブラック)であるのと同じくらい確実にクィアだった!〉

浮浪者、賭博師、盗人、洗濯婦、売春婦…

フィラデルフィアの路上やニューヨークの売春宿の陰に消えていった数々の人たちを蘇らせる試み。

油断して読んでたら全部持ってかれそうになるヤベー本でした。
サイディヤ・ハートマン/榎本空訳『奔放な生、うつくしい実験』勁草書房、2025年

楽しみにしていた本が届いたー!

〈まつろわぬ黒い女たち、クィアでラディカルなものたちの親密な歴史〉 というサブタイトルが気になる。ゆっくり読んでいきます。
October 6, 2025 at 11:44 AM
Reposted by 榎本空/enomotosora
20世紀初頭の時代背景や思潮、さらには「批評的作話」を説くハーンさんの解説はつきづきしく、榎本さんの翻訳と訳者あとがきは、まさに「痛めつけられた人間の経験を内部から描こうとする」生と実験そのもの。奔放に読みあうことも、きっと「一つの政治的なアクティヴィズム」になるはずです。ぜひ!
October 4, 2025 at 9:48 AM