#在野研究
静岡県に拠点を置く出版社、在野社です。
社名について、「なぜその名前を選んだのか」と聞かれることがよくあります。
原点にあるのは「在野研究」という営みに共感をしたこと。在野の息吹をすくい上げ、届けたいという想い。
より詳細に書いた文章を公式サイトに掲載しておりますので、ぜひご一読いただけますと嬉しいです。

▷在野社公式Webサイト:はじめに
zaiyasha.jp#message
December 13, 2025 at 8:53 AM
>歴史書は偽書との指摘もあるが、同会は「地域にとって魅力的な物語。伝承として生かしたい」と期待を込めて発信を目指す。

めちゃくちゃな発想だけど、この種の郷土研究、引いては在野研究の危うさを象徴している

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2442743
ひな祭り発祥地、福井県越前市か…歴史書「ホツマツタヱ」に原型儀式の記述 | 催し・文化,社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
ひな祭りの発祥の地は福井県越前市か―。縄文から弥生時代までの日本の国造りについて書かれた歴史書「ホツマツタヱ(秀真伝)」に、同市の日野山でひな祭りの原型の儀式が始まったと推測できる記述があるとして、郷土史を研究する同市北日野地区の「こしの歴史勉強会」が地域おこしに生かそうと活動している。歴史書は偽書との指摘もあるが、同会は「地域にとって魅力的な物語。伝承として生かしたい」と期待を込めて発信を目指す。 同会などによると、現存しているホツマツタヱは江戸時代の書物。
www.fukuishimbun.co.jp
December 6, 2025 at 6:11 AM
"氏の小津安二郎研究は岩波書店やみすず書房、フィルムアート社などでほぼすべてがすでに刊行されているが、小津安二郎を研究する過程で知った他の日本映画についての広範な知識はまだ十分に披瀝・刊行されていない(雑文などとして埋もれている)。本書は「小津以外の日本映画評論」としては氏の初めての本である。この「在野の怪人」の全貌はまだはっきりしない。資料の中に埋もれて死んだ彼を最期まで知る編者が彼の知識を惜しんで編集した本"
November 19, 2025 at 10:45 PM
"古い日本映画を見る前に読む本。小津安二郎研究の世界的権威が教える日本映画の見方・楽しみ方"

"厖大な小津の日記や発言集・資料を生涯かかってまとめた在野の研究家、故・田中眞澄氏は小津映画だけに詳しいわけではない! 氏の「小津以外の日本映画」も含めて、昭和の日本映画全般の楽しみ方をつづった評論・コラムを集めたエッセイ集"

田中眞澄/ 平山周吉 編 『「小津安二郎に憑かれた男」の映画案内 田中眞澄・映画コラム傑作選』
comingbook.honzuki.jp?detail=97847...
『「小津安二郎に憑かれた男」の映画案内』
古い日本映画を見る前に読む本。<br>小津安二郎研究の世界的権威が教える日本映画の見方・楽しみ...
comingbook.honzuki.jp
November 19, 2025 at 10:44 PM
奴隷なーさん、見てください!分離主義運動を招いた在野ウマ娘研究だよ!!
November 17, 2025 at 4:36 AM
『歴史人』2025年10月号を読む。
先月号ですね。特集「新・古代史!卑弥呼と邪馬台国スペシャル」。
各項目が著者不明(ライターの名前が伏せられる)ではなく、名のある研究者によって書かれてるのは良心的。水谷千秋先生率が高いですね…
現在の有力説紹介だけなら西川寿勝氏の部分=邪馬台国纏向説だけでいいんですが(個人的には三角縁神獣鏡のところは理解しがたいけど)、それじゃあおもしろくないわけですね。北部九州説はもちろん、在野研究を含め…というか在野がメインですか…諸説紹介されています。
結果的に過去の説になってしまったものも取り上げざるをえなくなったせいで、研究史的な勉強になるのがよかったですね
October 28, 2025 at 9:54 AM
久々に勉強会メンバーと12月に共に参加するオンラインシンポジウムの打ち合わせ。やっぱ研究の話するの楽しいなぁ〜。私はもう最前線で研究活動は一切してないけど、在野だからこそ気になったり着目できることもたくさんあるのかもしれないと再び思った。今が一番理想的な研究との関わり方できてると思う。が、それならやっぱ博士号はとらないといけないんかなぁ〜と思ったりもすることはある。人生やりたいこともやるべきこともたくさんあって大変だ。ま、博士はそのうち人生に余裕ができたらで。
October 26, 2025 at 11:56 AM
NPO法人市民科学研究室の『市民研通信』第82号に「戦前の在野の「知」のネットワークを探るー民俗学・郷土研究、生物研究そして趣味の世界ー」を寄稿しました。

学術誌以外の投稿は地味に初めてです。私の文章にいつもある古本自慢ありますのでよろしければご覧ください。

shiminkagaku.org/csijnewsletter…
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October 21, 2025 at 9:53 PM
> 「試験に受かることが目的じゃないんでしょ?」
> 自分の求めるものに近づくための手法に舵を切れたため、久しぶりに学習の楽しさを思い出した。
↑よきですね。こうありたい。
在野研究もね、憧れですよね
October 19, 2025 at 3:25 AM
前に借りて読んだら励まされた在野研究の本を買おう。それで自分を励まして、母校の院は難しいから戻れなくても、研究生にはなりたい。
October 16, 2025 at 12:43 AM
私の研究はやる意義があるの?とずっと言われ続け口頭試問でもまた言われる予想なので、考え続けなければならない。先行研究がないのが痛い。経済史で笑われるか無視されるので近代史で拾ってもらった。内心でやらなくてもいいの? かつてかなり自給してたのにと思う、言わないけど。仮に博士に進学できても助成金も博士号も取れなくて、無視されつつ在野でやってる自分が見える。でも靭皮繊維で論考を数本出してから死にたいので、覚悟を再度決めたい。変な根性というより、狭い関心に対して小さな意義をしぶとく持ち続けるのは大変だ。
October 16, 2025 at 12:23 AM
在野の人(=石破総理)が第二次世界大戦に至った日本の政治システムと軍事の関わりの問題点について解説したら、その分野の研究者が普通にそういう最新研究成果の話をされてますねって触れられた話。
石破を引き倒しての総裁選、生贄の羊としての石破総理に非はなく羊を生贄に捧げて裏金議員の免罪符としたがそんなの有権者はふざけんなとしか思っておらず全く噛み合わないという事を当代指折りの学者が丁寧に言葉でぶちのめしている。おひとりは加藤陽子先生ですからね。そりゃあ手加減ないわ。

失った構想力と想像力 高市新総裁と「漂流する日本政治」はどこへ? [高市早苗総裁 自民党総裁][自由民主党(自民党)]:朝日新聞
digital.asahi.com/sp/articles/...
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失った構想力と想像力 高市新総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?:朝日新聞
新しい自民党総裁に高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党も一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに…
digital.asahi.com
October 15, 2025 at 12:10 AM
インターネット怪談からデイサービス傾聴まで、「民俗学」が多様化…柳田国男の生誕から150年(20251014読売新聞)

「現在が、どのような過程を経て生まれたものなのか、歴史と照らし合わせながら分析することが民俗学の醍醐味」「在野で研究する人々が主要な担い手」
www.yomiuri.co.jp/culture/2025...
インターネット怪談からデイサービス傾聴まで、「民俗学」が多様化…柳田国男の生誕から150年
【読売新聞】 「日本民俗学の父」と呼ばれる柳田国男(1875~1962年)が生誕し、今年で150年を迎えた。柳田が各地の昔話や習俗を調査し、基礎を築いた民俗学の手法は近年、介護など現代の問題を考える上でも注目されている。研究成果をイ
www.yomiuri.co.jp
October 13, 2025 at 11:38 PM
この間職場の若い子と話していたのだけれど、学者としてはどこの学会に属していて、どういう研究機関にいるかで、その研究の信憑性が担保される、ことだった。
在野の研究者の先生もいるけれど、やっぱり学会に所属してるのは最低ラインの質の担保だよなあ、と思う。
October 11, 2025 at 11:04 PM
#森博嗣 「ψの悲劇」

(シリーズ先行作の内容に触れる箇所があります)

#読書

大学教授を退官後、自宅敷地内に実験室を設けて在野の研究者となった八田洋久が失踪して一年。
消息不明のままの彼を知る友人知人たちの集まりが、八田邸で開かれる。
そこへ半ば強引に加わった島田文子と名乗る女性。
洋久と同じ団体に属していたといい、彼の研究成果に関心をのぞかせながら、肝心なところは語ろうとしない彼女は、洋久のパソコンから「ψの悲劇」と題されたファイルを発見する。
そして翌朝、八田家の主治医である吉野公子が洋久の実験室で撲殺死体となって発見される。
October 10, 2025 at 8:21 PM
酒を飲んでると蚊が寄ってくる≒酒は蚊を引き寄せてしまうもの、という先入観が魔理沙にはあったが、外界の蚊取り線香も蚊遣り火などの原料として行われているのと同じ、虫除けになりそうな植物由来のものであった。そして外界の蚊取り線香「ではない」方法≒除虫菊など無くても蚊除けの薬を作っている在野の研究家がいる。
ということは、蚊除けになるとされる植物をアルコールで漬け込めばいい≒酒が蚊除けになるなんて盲点だった、という読み方か……?
October 9, 2025 at 3:33 PM
まじでまじでまじで不安になって確認したけど原田左之助に密偵も忍者もそういう背景ないよ……よかったよなくて……びっくりしたよ…………最新研究や在野研究や研究者の間での噂話は知りません
October 7, 2025 at 3:21 AM
"怪異怪談を研究する大学教員から気鋭の在野研究者まで、成果を挙げている書き手たちはどのように調べ、書いているのか。本書では、フィールドワークはもちろん文献調査、インターネットを駆使した情報収集など、各分野の第一人者がそれぞれの得意領域を担当して、現場で磨き上げてきた探索のコツや秘伝を一挙に公開する"

怪異怪談研究会 監修/ 飯倉義之, 永島大輝, 廣田龍平, 山川志典 編著 『怪異怪談探索ハンドブック 誰でもできる! 異なる世界の調べ方』
www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784...
怪異怪談探索ハンドブック 誰でもできる!異なる世界の調べ方 | - 怪異怪談研究会(監修)…他4名
怪異怪談を研究する大学教員から気鋭の在野研究者まで、成果を挙げている書き手たちはどのように調べ、書いているのか。本書では、フィールドワークはもちろん文献調査、インターネットを駆使した情報収集など、各分野の第一人者がそれぞれの得意領域を担当して、現場で磨き上げてきた探索のコツや秘伝を一挙に公開する。ひとくちに怪異怪談を調べるといっても、求められるアプローチは多様だ。農山村での聞き取り、博物館や図書館...
www.seikyusha.co.jp
October 3, 2025 at 11:51 AM
昔サナギを保護して越冬させた経験はあったけど、孵化からお世話したのは初めてだったから大変学びになった でもネットの情報なかったらこんなスムーズに飼育できてないんで先人たちの集合知に大感謝 在野の研究家がこんなにいるってことも知らなかったよ 奥深い
September 26, 2025 at 3:47 AM
リー峯のズボン、あの当時エロい男が履いていた気がするパツパツ白パンツ…👖そんで音楽めちゃジャズィ〜〜…🎷だな……峯大のBGMについては数多在野の研究者達により、長年研究が続けられてきたが、ここにきて一つの正答が出てしまうのか…
でもこの感じ、もしかしてミネカンのテーマかもしれない。26年はミネカンの年かもしれない。なんたって神田ニキ育成ゲーがあるわけですから…
来年の2月までどうやって過ごすか考えないと無為に時間が過ぎてしまう‼️
September 24, 2025 at 5:17 PM
森銑三の『古書新説』、なぜか実家にあったのです(そして今もあります 苦笑)

中学生くらいの頃に読んで、ボク的にはどハマリしました

太平洋戦争真っ只中に書かれた著だというのに、何とも浮世離れした序文に、ついつい笑ってしまいます

在野の学者らしい型破りな発想は、学術的な是非はともかく新鮮で素敵だなって思います

彼の井原西鶴研究も、かなりぶっ飛んでいて面白いので、ご興味がありましたら是非(笑)
September 23, 2025 at 4:15 AM
医療系って資格職だから学会だの研究会だのにいわゆる在野の研究者が現れること少ないから分かんなかったけど、在野の研究者が暴れまくるジャンルもあるんだな?
September 20, 2025 at 5:48 PM
日本の考古学界には在野のアマチュア研究家を持ち上げつつも、その成果をアカデミア側が自分たちの業績として「搾取」する構造があったようだ。
期待した結果を出す存在として便利に使われてた可能性があるから、共犯者とまでは言えないけれど、脇が甘かったよなあと、はた目からはそう見える。
September 19, 2025 at 6:38 AM
"絶えまない逆境を乗り越えて、発展を遂げてきた現代アイヌ文学。その戦後から今日までの軌跡に光を当てる"

"小説、評論、エッセイ、詩歌、自伝、新聞、雑誌、同人誌⸺〈近代編〉と併せて1000頁を超える在野研究の金字塔、完結"

須田茂 『近現代アイヌ文学史論⸺アイヌ民族による日本語文学の軌跡〈現代編〉 』
comingbook.honzuki.jp?detail=97849...
『近現代アイヌ文学史論⸺アイヌ民族による日本語文学の軌跡〈現代編〉』
絶えまない逆境を乗り越えて、発展を遂げてきた現代アイヌ文学。その戦後から今日までの軌跡に光を当て...
comingbook.honzuki.jp
September 18, 2025 at 5:44 PM
"しかし近年、インターネットやSNSの普及にともない、大学などに属さない在野の歴史研究家によって新たな一次史料が次々に発掘され、それらについての情報交換が盛んになったことで、従来の「歴史」が次々に書き換えられるようになってきた。なかでも関ヶ原の戦いは、ほぼすべての「通説」が否定されるという「異常」ともいえる状況を呈している。もはやこの戦いにおいては、教科書に書かれていることさえ幻想にすぎないのだ"
September 17, 2025 at 7:58 PM