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ウェビナーで「オンライン合評会:中澤達哉編『「主権国家」再考――近代を読み替える』」を聴講した。ウェビナー全体は、3人の評者による書評、執筆者たちからのリプライ、総合討論という構成。私自身は本書で取り上げられている諸問題にあまり通じておらず、議論をどこまで消化できたか怪しいが、ともかく議論を聞いていろんなことを考えさせられた。主要論点のうちのいくつかについてはソ連との比較を刺激された。私なりの感想をまとめて、FBに記した。
December 15, 2025 at 1:06 PM
拙著『現代史の起点――ソ連終焉への道』の合評会が、来たる12月20日の15時に開かれる。評者は板橋拓己、立石洋子の両氏。この合評会は本来、科研費による共同研究「自由民主主義の裏面史」の主催だが、合評会はその研究会のメンバー以外にもオープンなものとして開かれる。オンラインと対面のハイブリッドだが、オンラインでの参加には制限がないので、参加希望者は当日、下記のアドレスよりお入りください。
kwansei-gakuin.zoom.us/j/9343590502...
December 10, 2025 at 1:08 PM
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高市早苗さん、就任時の「働いて働いて略」だったり、台湾のやつだったり、議論遮って「そんなことより議員定数削減の話しましょう」だったり、地方知事に「東京を見習って人口増やせ」と言ったり、今回の地震で「自分の命は自分で守れ」だったり。後の抗弁でそんなつもりではなかったとするの、ぶっちゃけ意図はわかるのだけど(うまい表現・タイミングができなかったのだろう)、許容できないくらいにとにかく失言が多すぎる。本人の不見識や偏見が隠しきれていないのだろうな
December 9, 2025 at 11:35 AM
最近の刊行物7点。
①鶴見太郎・今野泰三編『帝国と民族のあいだ――パレスチナとイスラエルの重層性』(東京大学出版会)。
②池田嘉郎・北村陽子編『障害者と歴史学』(山川出版社)。
③キャロル・ギリガン『人間の声で――ジェンダー二元論を超えるケアの倫理』(風行社)。
④中井遼『ナショナリズムとは何か――帰属、愛国、排外主義の正体』(中公新書)。
⑤鶴見太郎『シオニズム――イスラエルと現代世界」(岩波新書)。
⑥赤尾光春・原田義也編『ウクライナ文化の挑戦――激動の時代を越えて』(幻戯書房)。
⑦池田嘉郎『悪党たちのソ連帝国』(新潮選書)。
簡単な紹介をFBに書いた。
December 5, 2025 at 1:28 PM
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どんな屁理屈を捏ねてでも選択的夫婦別姓実現を阻止しようとしている高市総理を「選択的夫婦別姓に慎重」とか書くなよ。「意地でも嫌」あたりが正しい表現だろう。
December 4, 2025 at 11:49 AM
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辻 陽
「書評 「村松行政学=村松政治学」とは何か──河野康子編『戦後政治学の展開 : 機会と挑戦の五〇年 村松岐夫オーラルヒストリー』」
(『自治研究』101(8), 2025)
ndlsearch.ndl.go.jp/books/R00000... #NDLサーチ
書評 「村松行政学=村松政治学」とは何か[河野康子編『戦後政治学の展開 : 機会と挑戦の五〇年 村松岐夫オーラルヒストリー』] | NDLサーチ | 国立国会図書館
ndlsearch.ndl.go.jp
November 28, 2025 at 1:36 PM
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財務省陰謀論には与したくないのだが、この件については財務省は何か変な思想に取り憑かれているとしか思えない。

「財務省は...「競争的資金への更なるシフト、運営費交付金依存度低下目標の設定」をすべきだと促した」

news.yahoo.co.jp/articles/5cf...
国立大への資金投入、メリハリか基盤の強化か 文科省と財務省の対立(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
予算編成を巡り、文部科学省と財務省は毎年のように対立する。  2026年度予算は大学への資金が議題になっており、春先には私立大への補助金に関連して財務省から教育の質に疑義が呈される場面があった。
news.yahoo.co.jp
November 25, 2025 at 1:28 PM
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「日本のあらゆる文化、制度は明治に作られた」
わたくしはごりごりの保守のつもりでしたが、わが国の伝統がそんなに底の浅いものであるとは、今日まで知りませんでした。
哀しい。
www.47news.jp/13485960.html
自民「明治の日」法案了承 11月3日「文化」と併記
自民党は21日の内閣第1部会で、明治天皇の誕生日に当たる11月3日の「文化の日」に「明治の日」を併記する祝日法改正案を了承した。超党派の「明治の日を実現するための議員連盟」を通じて与野党に賛同を呼び ...
www.47news.jp
November 22, 2025 at 12:30 PM
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近年の研究では、移民の増加が治安を悪化させることはないということがコンセンサスになりつつあるようです。たとえば、永吉希久子『移民と日本社会』(中公新書)では、次のように述べられています。

「移民は仕事や教育を求めて移住を決めた人たちであり、もともと勤労意欲や学習意欲が高い。また、移住を実現できるのは、出身国で相対的に多くの資源を持っている、社会経済的地位の高い人たちである。つまり、もともと相対的に意欲が高く、多くの資源をもった人(犯罪にかかわりにくい人)が移住するという「選択」が生じているために、移民の犯罪率は低くなる。」(pp.139-140)
迷惑系外国人は処罰したあと刑期が済んでから追い出して欲しいです。特別永住者も日本の法律を知りながら破る人がいるので傷害罪あたりを基準にして服役後追い出して欲しいです。カツアゲを生業にしている人もいますが、我らは数日で50万も稼ぐので羨ましい限りです。それはともかく処罰してからさっさと国外退去させないと、外国人の迷惑行為はあとからあとから出てきてどうにもなりません。
November 18, 2025 at 11:25 AM
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ふと思ったけど「大/中/少ー将/左/尉」が「国際標準」っていうの、海外のニュースや創作で階級がそのように翻訳されているから「もちろん言葉は違うけど大体同じような呼び方になってるんだろう」と思ってる人が多いのかもしれない。

実際は例えば陸軍大佐(自衛隊の一等陸佐)はアメリカ陸軍だとcolonelでこれは元々「縦隊長」を示す言葉が変化した呼び名、中佐(二佐)はlieutenant colonelで「縦隊長代理」、これが少佐(三佐)になるとmajorとなって概ね「上級士官」くらいの意味。そんなにシステマチックなものではないんですよね
November 13, 2025 at 12:22 PM
拙著『冷戦終焉20年――何が、どのようにして終わったのか』(勁草書房、2010年)のオンデマンド版が出た。いまから15年前に出た本であり、その後の変化も著しいが、それでもオンデマンド版が出るということは、それなりの需要があるのだろう。ありがたいことである。
November 12, 2025 at 1:42 PM
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Wikipediaだけを見て話をするというのは15年くらい前だとだいぶダメな感じだったのに、今はWikipediaすら見ないで生成AIだけ見る、になったと思うと世の中の変化すごい。
Wikipedia の記述が精緻になり、学術論文に似てきたというのもあるだろうが。最初から最後まで読めない人もいると聞くし。
November 11, 2025 at 2:47 AM
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先日の神奈川新聞掲載の記事を見ていらした方。じっくり棚を見てお会計時に「棚のところどころに光るものが隠れてる感じ」との言葉を。そう捉えて貰えるのは嬉しい。皆さんも「光るもの」を探しに来てください。明日・あさっては休業日です。 #本屋 #大船
November 10, 2025 at 11:54 AM
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親しいニューヨーカーの友達は、

「マムダニ勝利は嬉しいけど、彼が掲げた公約は実現が難しいことも多くが承知してるから、いまは市民は浮かれてるけど、予定通りに行かなかった時に不満が爆発しないことを祈る」

と意外と冷静な反応だった。民主社会主義者を自称する市長は、マムダニの前にディンキンスという黒人市長がいたんだよね。いまのマムダニよりも政治経験も学歴もあった人だけど、NY市民はディンキンスに対しても最初はワーワー浮かれてたけど、なかなか思い通りに行かず、失業と治安悪化を食い止められずに支持率が悪化、そして【あの】ジュリアーニの登場に繋がったわけだからな。

地元民が慎重になるのは少しわかる。
November 5, 2025 at 2:55 PM
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日本人は自分達が穏やかで宗教に寛大だと思いたがるが、キリスト教圏では残虐なキリシタン弾圧。東アジアでは神社の押し付け。美術史がらみでは廃仏毀釈と、割と世界規模で見て無茶苦茶で野蛮だと認識されているから、もっと堂々と世界の真ん中で咲き誇っていい。
November 5, 2025 at 11:43 PM
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松本人志に関して何本も媒体で記事を書いてきたので、ここまでの経緯、文春相手の裁判の意味、相方の浜ちゃんはいま、今回の復帰の矛盾などの「ざっくりまとめ」を5,200字書きました。性加害疑惑を説明しないままで復帰は許されるのか?半分以上の2,600文字が無料で読めます。
【目次】
1988年の松ちゃんならこう言うね
自分で訴えて取り下げる、謎行動
「干された」という嘘
お笑い界のために復帰?の上から目線
性加害疑惑芸能人再生工場?
浜ちゃんの不在が影を落とす
おもんない、と指摘する人を失った
キャスティング権と上納疑惑
エントラップメント型犯罪
note.com/cobta/n/neb2...
松本人志の復帰の矛盾(ざっくりまとめ)性加害疑惑を説明しないままで復帰は許されるのか?|藤井セイラ
ダウンタウン・松本人志(62)は、(…)感極まった表情を見せた。期待された第一声は「松本動きました」。2019年7月、自身のXに投稿した「松本動きます」を踏まえたフレーズ https://www.oricon.co.jp/news/2416212/full/ 1988年の松ちゃんならこう言うね ダウンタウン・松本人志の復帰について、これまで何度も観測気球的な記事を上げてきたオリコンニュースが...
note.com
November 4, 2025 at 5:08 PM
最近の刊行物5点。
①上野千鶴子『アンチ・アンチエイジングの思想――ボーヴォワールの『老い』を読む』(みすず書房、2025年)。
②立命館大学『言語文化研究』37巻1号(2025年9月)。
③フィリップ・テーア『東欧の体制転換と新自由主義――1989年以後のヨーロッパ』(みすず書房、2025年)。
④富樫耕介・中村長史編『国際社会の紛争解決学――理論と事例からみる分析と対処法』(法律文化社、2025年)。
⑤渡辺浩『たとえば「自由」はリバティか――西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義』(岩波書店、2025年)。
簡単な紹介をFBに書いた。
November 2, 2025 at 1:20 PM
10月26日、富田武氏を偲ぶ会が成蹊大学で開かれた。「偲ぶ会」というものは悲しい場であるとともに、故人の明るい面を思い起こさせたり、その人脈の広さを感じ取らせる場ともなるものだが、富田氏の場合、特にその側面が大きいように思われた。やや詳しい内容をFBに書いた。
October 29, 2025 at 1:13 PM
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いわゆる「世界文学」と呼ばれる小説が好きなんだけど、いちばん最初に意識して読んだのはラブレー『ガルガンチュワ』『パンダグリュエル』だったかも知れない。渡辺一夫さんの訳文に舌を巻いた。そしてラテンアメリカ文学や東欧文学などをかじるようになった。明治からの近代文学か、SFやミステリを中心としたエンタメ小説しか知らなかった自分にとって、かなり衝撃だった。文学はこんなにも自由で、そして強いものなのかと。
October 23, 2025 at 9:02 PM
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とある女性の研究者について、学会の事務的な作業の都合で調べていたのだが、ある時から全く論文を書いていないようだった。いま何をしているのかも分からない。

が、姓は違うものの、下の名前は同じで類似したテーマでいまも論文を書いている人がいるのに気づいた。そこでさらに調べたところ、この二人が同一人物だという確証をやっともてた。

ということで、研究者にとって姓が変わるのは、やはりダメージが大きいと改めて思った次第。
October 23, 2025 at 11:23 AM
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スガれす
すが内閣のことか、かん内閣のことか 、どちらでしょうか。
┃; ̄口 ̄┃一々ソース貼りませんが、菅内閣の第一回世論調査支持率は80%近かったですよ…
October 23, 2025 at 2:13 AM