古屋美登里 Midori Furuya
banner
middymiddle.bsky.social
古屋美登里 Midori Furuya
@middymiddle.bsky.social
translator. 翻訳をしています。E・ケアリー『望楼館追想』〈アイアマンガー三部作〉『B:鉛筆と私の500日』、J・カンター他『その名を暴け 』、D・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』。N・リヴィングストン『ロスチャイルドの女たち』、カレン・チャン『わたしの香港』、M・フィンケル『美術泥棒』アフガニスタンの女性作家たち『わたしのペンは鳥の翼』など。
Pinned
アンドレア・エリオット『誰にも見えない子ども』(亜紀書房)の刊行日が今日です。書店にもそろそろ置いてくださっているのではないかと思います。
都市の貧困と子どもの幸せについて、そして不条理な福祉支援制度についてもとことん調べ尽くした傑作です。どうぞよろしくお願いいたします。
【推薦】
◉寺尾紗穂さん(音楽家・文筆家)
 「子を守る福祉とは?
 黒人一家の歴史と離散を描き、虐待家庭への介入の在り方を問う労作」

◉武田砂鉄さん(ライター)
 「抜け道はどこにあるのか。
 誰が塞いでいるのか。
 塞ぐ手をどうすれば剥がせるのか。」

本書はイマージョン・ジャーナリズムの傑作です。
久しぶりにnoteに記事を書きました。

今年出版した二冊の訳書は、翻訳塾の塾生のみなさんとの共訳です。
訳書の出版というのは、これからますます厳しく険しい道のりになります。『書くことのメディア史』を訳したとき、この記事にも書きましたが、「いまわたしたちが直面しているのは人の表現の死なのかもしれない」と思いました。

お時間のあるときに読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

note.com/honyakujuku/...
塾生と協力して出版した訳書について|古屋美登里 翻訳塾
9月にアンドレア・エリオット著『誰にも見えない子ども』(亜紀書房)という訳書を出しました。これは、ニューヨークタイムズの記者が貧困家庭の女の子を8年にわたって取材したジャーナリズムの傑作です。  2022年度ピュリッツァー賞ノンフィクション賞を受賞し、大きな反響を呼びました。  https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1218 亜紀書房 ...
note.com
November 3, 2025 at 4:53 AM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
美登里さんのお話で、『誰にも見えない子ども』の内容を思い出して泣きそうだったところに、いきものがかりの「YELL」がかかって、ほんとうに泣いてしまいました。
”翼はあるのに 飛べずにいるんだ ひとりになるのが 恐くて つらくて”という歌詞が、ダサニに寄り添うようで、わたしたちの応援したい気持ちにもぴったりで . . . 。
すばらしい作品をほんとうにありがとうございます。💕
November 3, 2025 at 2:09 AM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
ダサニたちの魅力や翻訳のご苦労がよくわかる、とてもすてきな放送でした。
こちらのリンクだと直接聞けるようです。
www.nhk.or.jp/radio/ondema...
聴き逃し番組を探す | らじる★らじる NHKラジオ
NHKラジオ らじる★らじる で配信している聴き逃し対象番組の一覧ページです。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=J8792PY43V_18本の内容を思い出して、泣きそうになったところに、いきものがかりの『エール』がかかって、思わず泣いてしまいました。
November 3, 2025 at 1:59 AM
今朝(11月2日)、NHKラジオ第一「マイあさ!」の「著者からの手紙」コーナーに出演しました。
地震があったので、関西のほうでは、冒頭の何分かが聞けなかったというご指摘をいただきましたので、「らじる★らじる」の見逃し配信をお知らせします。
ラジオがなくても下記HPからスマホでもPCでも聞くことができます。
www.nhk.or.jp/radio/ondema...

今年9月に出版されたノンフィクション『誰にも見えない子ども』(アンドレア・エリオット著 亜紀書房)についてお話ししました。ニューヨークタイムズの記者が貧困のなかで生きている少女に密着取材した素晴らしいジャーナリズムです。
November 2, 2025 at 11:16 AM
今日の紀伊國屋書店新宿本店のノンフィクションエリア。『誰にも見えない子ども』(アンドレア・エリオット著 亜紀書房)
一冊が分厚いので、四冊なのに山に見える。
平台にありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
October 17, 2025 at 9:04 AM
今日、とても幸せなことがあったので、翌日にならないうちに、記録のために書いておきます。
どうしても訳したいと思っていた短篇集の版権が取れたというお知らせが! アメリカは月曜日の午前中だから、きっと朝一番で日本に連絡してくれたのかもしれません。
もうね、嬉しくて今夜は眠れそうにない。
October 13, 2025 at 2:56 PM
ダイアン・キートンが亡くなった。79歳。
www.nytimes.com/2025/10/11/m...
Diane Keaton, a Star of ‘Annie Hall’ and ‘First Wives Club,’ Dies at 79
www.nytimes.com
October 13, 2025 at 1:07 AM
エドワード・ケアリーの長篇小説『Edith Holler』(大傑作のホラー小説?です)は、来年出版される予定です。ずいぶん長くお待たせしてしまいましたが、訳稿はすでにお渡ししてあります。
これは原書のカバーと、エドワード・ケアリーが描いたイーディス・ハラーの肖像画(グワッシュ)。それをエドワードがプレゼントしてくれたので、額装をして書斎に飾っています。
ケアリーのファンのみなさま、もう少しお待ちください。
October 9, 2025 at 8:45 AM
中秋の名月の今夜は、トム・ゴールド『月の番人』(亜紀書房)をぜひ読んでいただきたい。月に暮らす人々の孤独、喜び、寂しさなどが、ゴールドのユニークな絵で味わえます。
月から見える遙か遠くの地球の美しさも。
October 6, 2025 at 1:40 PM
一昨日、神保町のpassageに行き、訳書に全てサインをしてきました。アイアマンガー三部作をはじめ、『観光』や『月の番人』、さらにはデイヴィッド・フィンケルの戦争三部作などいろいろ揃っています。お出かけの際はお立ち寄りくださいね。
October 2, 2025 at 2:36 AM
オンライン翻訳講座の第2回は9月28日(日)16時に始まります。
第2回「語彙を増やす」の参加券(6,000円)の申込締切は9月26日(金)14時です。翻訳に必須な日本語の文章の豊かさ、リズム、テンポを学び、英訳への移行でそれがどのように変化するかを見ていきます。
講座の前日までに資料を配布いたします。
akishobo-event-250726-1123.peatix.com
【全3回】古屋美登里オンライン翻訳講座
翻訳家の古屋美登里さんがオンラインで翻訳講座を開講!全3回にわたって「翻訳の極意」をみなさんにお届けします。   【古屋美登里さんのメッセージ】 【プロフィール】古屋 ...
akishobo-event-250726-1123.peatix.com
September 20, 2025 at 9:48 AM
アンドレア・エリオット『誰にも見えない子ども』(亜紀書房)の刊行日が今日です。書店にもそろそろ置いてくださっているのではないかと思います。
都市の貧困と子どもの幸せについて、そして不条理な福祉支援制度についてもとことん調べ尽くした傑作です。どうぞよろしくお願いいたします。
【推薦】
◉寺尾紗穂さん(音楽家・文筆家)
 「子を守る福祉とは?
 黒人一家の歴史と離散を描き、虐待家庭への介入の在り方を問う労作」

◉武田砂鉄さん(ライター)
 「抜け道はどこにあるのか。
 誰が塞いでいるのか。
 塞ぐ手をどうすれば剥がせるのか。」

本書はイマージョン・ジャーナリズムの傑作です。
September 18, 2025 at 8:13 AM
今年刊行された訳書2冊(あ、でも『誰にも見えない子ども』はまだ書店に並んでいません)。
片方は500ページを超え、もう片方はジャスト700ページ。圧倒的な厚さと内容。
もうどうかしている、というレベルでは? でもありがとう亜紀書房さん、出してくれて本当に感謝。
長い作品はもうこれまでにしたいのに、来年出る本もめちゃくちゃ長い。
どうか皆さま読んでくださいね。
September 12, 2025 at 2:34 PM
今日、『誰にも見えない子ども』(アンドレア・エリオット著 亜紀書房)の見本が届きました。こうして形になって感無量です。
アメリカの貧困の中で足掻く子どもたち。ニューヨーク・タイムズの記者が八年をかけて取材した作品で、2022年度ピュリツァー賞を受賞しました。世の中からないことにされている子どもたちの現実を伝えています。
帯の推薦の言葉を寺尾紗穂さんと武田砂鉄さんからいただきました。本当にありがとうございます。
書店に並ぶのは九月の終わり頃になるでしょうか。
皆様に是非とも読んでいただきたい傑作です。
September 11, 2025 at 10:50 AM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
"頭脳明晰で運動神経も抜群の少女ダサニは、妹や弟の世話に追われ、自分の時間を持てずにいた。だが、全寮制のハーシースクールへの転校を機に、貧困の悪循環から抜け出す道が見えはじめる"

"一方、家族は形だけの貧困支援制度や機能不全の児童保護システムに翻弄され、崩壊寸前に追い込まれる。離れて暮らすダサニは、その苦境に何もできない自分を責め、生活が荒れていく"

アンドレア・エリオット/ 古屋美登里, 齋藤匠, 藤宗宇多子 訳 『誰にも見えない子ども アメリカの大都市で生きるホームレスの少女の記録』
www.akishobo.com/book/detail....
亜紀書房 - 誰にも見えない子ども アメリカの大都市で生きるホームレスの少女の記録
亜紀書房刊行の書籍の紹介。社会問題を扱う書籍からビジネス書、実用書を発行する出版社。
www.akishobo.com
August 21, 2025 at 6:34 AM
9月に出る訳書アンドレア・エリオット著『誰にも見えない子ども』(亜紀書房)の書影がでました。本当に素晴らしいノンフィクションです。どうか、みなさまのお手にとっていただけますように。忘れられない作品になるはずです。貧困のなかでどのように希望を見出すのか、福祉制度はどう支えられるのか、深く深く、考えさせられます。
本書は2022年度ピュリツァー賞ノンフィクション賞を受賞し、多くの紙誌に取り上げられ、オバマ元大統領の愛読書として知られています。
700ページを超えるこの大著を出版すると決断してくださった方々に感謝いたします。
www.akishobo.com/book/detail....
亜紀書房 - 誰にも見えない子ども アメリカの大都市で生きるホームレスの少女の記録
亜紀書房刊行の書籍の紹介。社会問題を扱う書籍からビジネス書、実用書を発行する出版社。
www.akishobo.com
August 27, 2025 at 4:45 AM
大好きな長篇小説の版権が獲れたというお知らせが昨日届いた。とても嬉しい!!
版権獲得のために編集の方もエージェントの方も力を尽くしてくださったと思う。ありがたい。本当に嬉しい。
健康に気を付けて最後まで走り抜いていきたい。
まずはこの夏の暑さを乗り越えたい。
August 6, 2025 at 3:09 PM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
読み終わりました。登場人物がすごく生きてるって感じがする。どれもいいけど「ガイジン」「プリシラ」が特に印象に残った。古屋美登里さんの訳文が素晴らしく、かつ読みやすいので海外文学ビギナーにもおすすめ。
July 27, 2025 at 1:46 PM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
エドワード・ケアリー/呑み込まれた男 #過去読了

「ぼく、くちがきけるよ。うん、はなせる。ぼくはすきだな、くちのなかにあることばのあじが」

#読書メモ
#本好きな人と繋がりたい

https://amzn.to/3LhpYvc

呑み込まれた男
www.amazon.co.jp
June 19, 2025 at 7:00 AM
7月26日から始まる「古屋美登里のオンライン翻訳講座」の詳しい内容が公開されました。ご興味のある方はご覧ください。
akishobo-event-250726-1123.peatix.com
このページから申込みができます。
どうぞよろしくお願いいたします。
July 15, 2025 at 11:55 AM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
7月26日からオンライン講座を始めます。それに先立ち、そのための準備や授業内容について30分ほどお話しするガイダンスをおこないます。 どなたでも無料で参加できますので、翻訳や文章表現について知りたい方、ご興味のある方など、聞いてくださるとありがたく思います。
よろしくお願いいたします。
July 7, 2025 at 2:48 PM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
書肆喫茶moriの森﨑さんとお送りしている「海外マンガの本棚」、昨日更新しました。今回はトム・ゴールド『月の番人』(古屋美登里訳、亜紀書房)を取り上げています。
Youtube:
youtu.be/G0rx3DFw3Mo?...
Spotify:
open.spotify.com/episode/3qjn...
【海外マンガの本棚】第121回『月の番人』
YouTube video by 書肆喫茶mori 海外コミックスのブックカフェ
youtu.be
July 12, 2025 at 8:15 AM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
↓『観光』(ラッタウット・ラープチャルーンサップ著/古屋美登里訳/早川書房)は、いいですよね。この作家の作品を、今後読むことが出来るかどうかが全く不明というのが、残念なところです。
July 6, 2025 at 11:01 AM
7月26日からオンライン講座を始めます。それに先立ち、そのための準備や授業内容について30分ほどお話しするガイダンスをおこないます。 どなたでも無料で参加できますので、翻訳や文章表現について知りたい方、ご興味のある方など、聞いてくださるとありがたく思います。
よろしくお願いいたします。
July 7, 2025 at 2:48 PM
Reposted by 古屋美登里 Midori Furuya
ラッタウット・ラープチャルーンサップの『観光』というタイの短編集が自分の中でベスト短編集なのでぜひオススメさせてください……。文章力がとても優れた美しい作品で、文章でしか表現できない情景や感覚に溢れた小説です。作者はこの一作しか発表せず、今はどこで何をしているかもわからないとのこと……。
June 21, 2025 at 9:13 AM