だからタイツも翡翠も画像だけ落ちてたんだ納得
僕ら以外は主演の松村北斗さん目当てと思しき若いお客さんが多くて、無意識に途中で腕組みをしていたのは僕らだったよ。
ふと気がついたら、僕も含め一緒に観に来た両隣のオタクも、実写秒速の鑑賞中に無意識に腕組みしていて、ビビった。
僕ら以外は主演の松村北斗さん目当てと思しき若いお客さんが多くて、無意識に途中で腕組みをしていたのは僕らだったよ。
ふと気がついたら、僕も含め一緒に観に来た両隣のオタクも、実写秒速の鑑賞中に無意識に腕組みしていて、ビビった。
(なお明らかな自動考証ミスとして気付いたのは冒頭の会社のオフィスのPCの壁紙がWindows 10以後のものだった事ぐらい)
(なお明らかな自動考証ミスとして気付いたのは冒頭の会社のオフィスのPCの壁紙がWindows 10以後のものだった事ぐらい)
ただ、アニメ版では気持ち悪いほど自己完結具合が激しかったからこそ、人と繋がっていない(繋がらない)孤独な時間に見ると、深く刺さったのはある。
その点で考えると、2025年の実写秒速は大して孤独ではない。
もしかすると、SNSで誰かと繋がりすぎている時代において、2000年代の孤独はありえないのかもしれない。
そういう文脈で、「アニメ版秒速は、2000年代当時のネットや携帯端末などの状況を結構反映していたんだなあ」と今更感じた。
当時はそれが当たり前だったので、遠野貴樹の自己完結具合は、本人の問題だと思っていた。
ただ、アニメ版では気持ち悪いほど自己完結具合が激しかったからこそ、人と繋がっていない(繋がらない)孤独な時間に見ると、深く刺さったのはある。
その点で考えると、2025年の実写秒速は大して孤独ではない。
もしかすると、SNSで誰かと繋がりすぎている時代において、2000年代の孤独はありえないのかもしれない。
そういう文脈で、「アニメ版秒速は、2000年代当時のネットや携帯端末などの状況を結構反映していたんだなあ」と今更感じた。
当時はそれが当たり前だったので、遠野貴樹の自己完結具合は、本人の問題だと思っていた。
さすがにあそこまで感傷的なモノローグをすることはなかったし、子供の頃の思い出に彼ほど囚われているわけでもない。
けれど、極端な自己完結だからこそ、遠野貴樹を希釈して薄めた成分を持っている観客は結構いたんじゃないか。
少なくとも、当時の自分はそうだった。
この点で考えると、実写秒速の貴樹はアニメ秒速の貴樹と違って、終盤になると全く自己完結していない。
傷ついたことや、言えなかったことを誰かに向けて話しているし、小田急線の車両が走った後に自分で勝手に納得したりしない。
さすがにあそこまで感傷的なモノローグをすることはなかったし、子供の頃の思い出に彼ほど囚われているわけでもない。
けれど、極端な自己完結だからこそ、遠野貴樹を希釈して薄めた成分を持っている観客は結構いたんじゃないか。
少なくとも、当時の自分はそうだった。
この点で考えると、実写秒速の貴樹はアニメ秒速の貴樹と違って、終盤になると全く自己完結していない。
傷ついたことや、言えなかったことを誰かに向けて話しているし、小田急線の車両が走った後に自分で勝手に納得したりしない。
主にネットをやるのは帰宅して、自宅のデスクトップPCからmixiやニコニコ動画を開く時くらい。
電車の中での暇つぶしも、まだ紙の文庫本だった。
ネットで誰かと接続する時間と時間の隙間に、誰とも接続していない孤独な時間があった。
アニメ版秒速で良かったのは、この孤独な時間に寄り添っていたことだ。
人間として考えるのなら、アニメ版や遠野貴樹は自己完結しすぎている。別に明里に再度連絡を取ろうと試みるでもなく、種子島で出会った花苗に心を開くでもなく、ずっと初恋に心が囚われている。
その癖、心が囚われているだけで大した行動はしない。
主にネットをやるのは帰宅して、自宅のデスクトップPCからmixiやニコニコ動画を開く時くらい。
電車の中での暇つぶしも、まだ紙の文庫本だった。
ネットで誰かと接続する時間と時間の隙間に、誰とも接続していない孤独な時間があった。
アニメ版秒速で良かったのは、この孤独な時間に寄り添っていたことだ。
人間として考えるのなら、アニメ版や遠野貴樹は自己完結しすぎている。別に明里に再度連絡を取ろうと試みるでもなく、種子島で出会った花苗に心を開くでもなく、ずっと初恋に心が囚われている。
その癖、心が囚われているだけで大した行動はしない。
アニメ版は、割と2000年代の状況を反映していたんだなと思った。
『ほしのこえ』から『秒速5センチメートル』まで、新海誠の作品には携帯電話が登場するのに、男女の行き違いや離れ離れになるシチュエーションが現れる。
2000年前後からインターネットでのやりとりが一般化していった時期に、「技術的には人と繋がれるのに、思ったよりも誰かと繋がっていない」という理想と現実のギャップがあったことを何となく覚えている。
2010年代以降、スマホでSNSに接続して誰かと常時接続することが当たり前になったことを考えると、まだ2000年代は常にネット接続していたわけではなかった。
アニメ版は、割と2000年代の状況を反映していたんだなと思った。
『ほしのこえ』から『秒速5センチメートル』まで、新海誠の作品には携帯電話が登場するのに、男女の行き違いや離れ離れになるシチュエーションが現れる。
2000年前後からインターネットでのやりとりが一般化していった時期に、「技術的には人と繋がれるのに、思ったよりも誰かと繋がっていない」という理想と現実のギャップがあったことを何となく覚えている。
2010年代以降、スマホでSNSに接続して誰かと常時接続することが当たり前になったことを考えると、まだ2000年代は常にネット接続していたわけではなかった。
このせいで、有料会員なのに収益化条件に至らないので1円も貰ったこともないけどな…
このせいで、有料会員なのに収益化条件に至らないので1円も貰ったこともないけどな…
From all of us here at CharacterBank, thank you very much for enjoying our games this year!
We will continue to create the best XR content from Japan, and we look forward to your continued support in 2024 and beyond! 🙏
From all of us here at CharacterBank, thank you very much for enjoying our games this year!
We will continue to create the best XR content from Japan, and we look forward to your continued support in 2024 and beyond! 🙏