#海の声
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ゴロゴロしてると
もうお昼なんだもんなぁ 三つを

のんびりしたいなー…と思ってスターデューバレーを始めた
どこに住もうか…海の近くの農場かなぁ 猫も飼うことにした
朝早く家を出て、いそいそと海に向かう
そして甲高いカモメの声を聴きながら桟橋に立って釣りをする(最初の最初だからだろうけど意味分からんくらい釣るのむずい)
のんびり…あんまりのんびりは出来てないけど楽しめそう

#キリトリセカイ
December 13, 2025 at 3:14 AM
azukki.bsky.social
実家から帰るときや仕事で疲れて帰るとき、車の中で好きな歌を歌いながら帰ると疲れが緩和する気がする。好きな歌を聴くこと、声を出して歌うことがきっといいんだろうね。最近のお気に入りは寺尾紗穂「答え」「紅い海」。悲しみの底にいるみたいな歌なんだけどそういうのにかえって癒されたりする。
December 13, 2025 at 12:16 PM
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三　次の文章は、『鬱病物語』の一説である。

　昔、具なし味噌汁といふ男の、いとにくげなりてをこなるありけり。会ひなどはたえてよしなくて、日ごろ同じ女の絵をかきつつ、さうざうしく暮らしたれば、やうやうあやしきこと思ふべくなりけり。師走のつごもりごろ、男、「虚の女と結ばるべからぬ世に、生きたる心にや」などと言ひて、止める者もあらねば、とうとう生害をおもひたてり。海崖へ行き、つひに飛び降りむとすると、後ろより声きこへ、そはかの女なりけり。らうたげなる女、「これよりはきみとお供たてまつる」と言ひて、男しほたれてよろこびて、具して帰りけり。

※虚の女･･･絵に描かれた女性。
*生害･･･自殺。
December 14, 2025 at 10:44 AM
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「海員組合からの要請」（逢坂誠二）2025年12月16日

⚓私が政治参与を務めている全日本海員組合から、要請を受けました。
📨後日、総務大臣にも直接、要請を行います。

現場の声を政策につなげるため、引き続き取り組みます。

#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#全日本海員組合 #全日海
December 15, 2025 at 9:15 PM
oimo3taro.bsky.social
【差し色】
ONEPIECE二次創作らくがきSS。
メンタル不調なローに、ベポを与えるのが好き😌よくわからんので、なんとなく読んでちょ

#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ
ONEPIECE二次創作小説『差し色』の本文です 　ローが、真っ白な野原に仰向けに寝転がった。雪は深く、体が20センチほど沈む。 　空に広がるはずのきれいな青は、不愛想な灰色の天井のせいで目にすることさえできない。白い息と小さな雪の粒をやり取りするだけの、不毛な時間だ。 　鼻先をつつくツンとした冬のにおいと静寂に包みこまれると、世界と切り離されたような気分になる。いっとう強くて大きな孤独が、呼び起こされる。 　あの人が最後に見た景色は、こんなに味気ないものだったのだろうか。こんなに寂しいものだったのだろうか。たった一人の病気のガキに希望を与えた人の最期が、これでよかったのだろうか。 　行き場のない問答は、吹雪の中を彷徨うのに似ている。きっちりコートを着込んでいるのに、命がどんどん奪われる。背中からじわじわ冬に追い立てられる。 　やっぱり何も、わからない。 　無意識に止めていた息を一気に吐き出すと、大きな蒸気が立ち上る。 「あ、いた。キャプテン、寝てるの？」 　足音と共に聞こえた馴染みの声に、鼻をすすって上半身を起こす。 「ベポ」 　彼は走ってローのすぐそばまで寄ってきて、かわい子ぶって小首をかしげた。 「そんなところで寝てたら風邪ひくよ。でも、まあ、おれがいたら大丈夫かもね」 「ちょっと転んだだけだ」 「なーんだ」 　ベポが「船はあっちに着けてるよ」と指さし、二人で自然と歩きだす。なんとなくゆっくり。たまにチラリと振り返って。 　自分の寝ていた跡が見えなくなるまで、なんとなく。 「ペンギンとシャチが寒中水泳対決してるんだ」 「そうか」 「夕飯はポタージュだって。貝のやつ」 「そうか」 「それまでおれとお昼寝しようよ」 「ああ」 　ベポはずっとなんでもない話をしていて、それを辿るようについて行った。 　やがて黒っぽい海に鮮やかな黄色が見えて、やっと体に熱が点る。水墨画の世界には眩しいほどの差し色だ。 　同時に分厚い雲が割れ、遠い青が顔を出す。 　クルーたちの声が聞こえる。 「ほら、みんな待ってるよ」 　ローが船に近づいていく。 わくわくした様子のベポに、手を引かれるまま。 　足りない色を、いまだ冬に残したまま。
December 16, 2025 at 2:38 PM
kaigou1058.bsky.social
あと感動した町、ラダトームの正面玄関が海になってたこと。あの立地だったらそりゃそう！って思ったし、お城に向かうまでに波の音と海鳥の声がして、ラダトームの印象が鎌倉になった。
December 12, 2025 at 5:51 AM
ponjiro.bsky.social
ジェイフロのような話。
昔珊瑚の海におけるウ○ーン少年合唱団みたいなのに入ってた🦈くん。ただただご機嫌に歌ってだけなのに「なんて素晴らしい！ぜひうちに入って歌ってくれ！」って言われてなんとなく入った🦈くんだけど、発表会では他の稚魚達と一緒に歌うから🦈くんの声が聞こえにくいし嫉妬とか少年達を邪な目でみる大人達が嫌ですぐに辞めちゃう🦈くん。
🐬は🦈がこんな声で歌うって今まで知らなかったしもっと聴きたかったから残念がってたんだけど、そんな🐬に「じゃあ特別コンサート開いてあげようか？」って言って🐬の手を引いてヒミツの洞窟まで連れていく。
🐬をそこら辺の岩に座らせるとそっと歌い出す🦈くん。
December 11, 2025 at 3:33 PM
ko8nai.bsky.social
正義のフリして叩くな！なんて声もありますが、明らかに非常識なことをしてたらそれなりに叩かれるのは仕方ないと思いますね、私も🐏
ついこの前の寿司ペロ少女の件もそうですが…
確かに、撮影者の実家の寺の名前を変えられたのは「親が」可哀想だなと思いましたが。
自分から非常識な行為をネットの海に流してしまったのはその子達だし。
親も、実家の寺をその子に継がせるかどうかに関わらず寺の人間としてどう振舞うべきなのかは伝えていかなきゃいけなかったよな～と。
とはいえ、親の目の離れたところを注意するのは難しいところもあるので、個人的には本当に親が可哀想だと思いますよ。
それも山形県での話だし…
December 9, 2025 at 7:03 AM
pitalab.bsky.social
地元の仲良し女学生 かりん＆こなつ＆かほ
田舎の夏の海で、地元の水着J系に声をかけたら夢の逆4遊びができちゃった！！
作品名👉️ x.gd/aqmzH

⏬️こんなJ●に出会える話題のマチアプ
18🈲👉️ tinyurl.com/4tav72tw
December 9, 2025 at 12:17 PM
lastbreath0902.bsky.social
　比名子を陸に留めた声が、100％人魚の祈りであったかどうかを判別するのは、多分凄く難しいのだけども。
　自分としては比名子自身の思いがそこには混じっていて、あるいは真実、もういないはずの家族の声でもあって、そこに区別は立てられないんじゃないかと思う。
　そこで自分と他人の境目を越えて、死に満ちた海底とそこで生きていくしかない此岸が混ざり合える事が、人も化物も一緒に生きてる世界に、かすかに瞬く希望なんじゃないかと思う。

　その可能性を幼い比名子は無邪気に突き出し、不変なはずの人魚を決定的に変えてしまった。
　陸と海は物語が始まる前に、既にお互いの内側に入り、混ざり合ってしまった。
December 7, 2025 at 8:20 PM
banshow.bsky.social
サブノーティカ、無印とビロウゼロそれぞれの顔モンスになるリヴァイアサン級の怖さの違いは、顔らしい顔を正面から見せてくるリーパーと口だけが映るカリセレートだからか？と思って確かめに再度１の海に潜りに行ったら声だけで怖すぎてフフッ無理だ（笑）して帰った
自分と同じような反応をしている動画を見ると心が癒される…バージョンがだいぶ前のものだからUIデザインや環境も結構違うけど　解像度荒いほうがなんか怖いんだよな…
www.youtube.com/watch?v=8Oxs...
Gamers Reactions to the First Encounter of Reaper Leviathan | Subnautica
YouTube video by Gamers React Comp
www.youtube.com
December 6, 2025 at 8:18 PM
utaware-lf.bsky.social
『うたわれるもの ロストフラグ』##登場人物紹介
アンジュ[最果ての暁]（声：赤﨑千夏）

異國風の装いで赴くは、北方の広大な草の海。
彼女の治世は、ここにきて新たな局面を迎えることとなる。

https://utaware-lf.jp/
##うたわれ ##ロスフラ ##アンジュ ##赤﨑千夏
December 5, 2025 at 7:02 AM
careerwing.bsky.social
Rちゃんは、老若男女の誰からも好かれる素直で良い子🍃

18歳で直ぐに車の免許を取得し、大学には一人住まいをせず実家から通うから中古車を買ってくれと両親に頼み、自分のバイト代を加えて買ったボロボロながらも可愛い海専用車を丁寧に手を掛け乗っています。

車内には必ず花があり、これを目当てに皆が乗せてと声が掛かるのでした🌿

水が毀れぬよう細工された瓶に花だけ切り取り水に浮かべた浮き花の花手水や一輪挿しの時もあり、ドリンクホルダーに置かれた揺れる花姿を眺めては誰も笑顔を浮かべて優しい気分になっていくのでした。

プルメリアの時は、甘い香りに車内が完全ハワイ～懐かしの地に行きたい衝動に駆られ捲りで😸
December 4, 2025 at 8:09 PM
ikwakamebimi.bsky.social
ちちをも……天城…うーん……
全部上手くて好きだけど、強いて言うなら「海色」かなぁ
ミュージカル系楽曲（宝塚含む）も好きだけど、どの歌でも声圧をまじまじと感じながらのびのび歌う喜代子さんを見るのが好き。本当に楽しそうに歌ってくれてこっちが楽しくなる
kiyoko3333.bsky.social 喜代子だよ @kiyoko3333.bsky.social · 15d
歌うこと、カラオケが好きっていうと十八番なに？って聞かれるけどいつも答えられなくて困っちゃう
みんなアタシの歌なにが好き？なにが印象的？
December 2, 2025 at 5:51 PM
saanyancoco.bsky.social
秋の夕暮れ
チャリで国道を走る
カラスが鳴いてる
少し寂しげ
その真っ黒な目は何を見つめてる

この空を雲で覆い尽くしても
この虚しさは消えない
君は怖じ気づくことはない

僕は海が見える家に住んでる
南風にのって潮風が舞い込んでくる
海猫の声
君たちはお互い何を知らせてるの

何でみんな海で泳ぎたがるんだろう
海はどこまでも続く
そうか
みんな自由を求めてるのか

自由って孤独ってこと
僕はいつも問うんだ
それは今必要なことなの
December 3, 2025 at 12:31 PM
kakuri.bsky.social
自閉症の僕が跳びはねる理由

"28か国で翻訳、世界的ベストセラー！会話のできない自閉症者の心の声。
「僕が跳びはねている時、気持ちは空に向かっています。空に吸い込まれてしまいたい思いが、僕の心を揺さぶるのです」（本文より）
人との会話が困難で気持ちを伝えることができない自閉症者の心の声を、著者が13歳の時に記した本書。障害を個性に変えて生きる純粋でひたむきな言葉
は、当事者や家族だけでなく、海をも越えて人々に希望と感動をもたらした。世界的ベストセラーとなり、ＮＨＫドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」でも放映された話題作、待望の文庫化！"
自閉症の僕が跳びはねる理由
文庫「自閉症の僕が跳びはねる理由」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。28か国で翻訳、世界的ベストセラー！会話のできない自閉症者の心の声。
www.kadokawa.co.jp
December 3, 2025 at 10:54 AM
oimo3taro.bsky.social
【反転】
二次創作らくがきSS。
今週のシャンクスを見てこうだったらいいな～と思った、赤髪海賊団ほのぼの妄想。

#今週のワンピ
#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ

さっき間違えてタグつけるの忘れて投稿してしまったので、あげ直し💦
本誌未読の方がうっかり見てしまってませんように…🥲
ONEPIECE二次創作小説の本文です。 「反転」 海はいいな。 シャンクスは潮風に髪を揺らして、そう思った。 視界は何にも邪魔されず、思いっきり呼吸ができる。 行きつく島はどこも楽しくて、出会う人々もみんないい奴らだ。 レッド・フォース号でクルーたちと真昼間からガチャガチャ酒を浴びていると、船室の方からルウが声をかけてきた。 「おーい、お頭！　電伝虫が鳴ってるぜ！」 「あァ？　どこのどいつだ、こんな忙しいときに」 「そいつァねェぜ、ずっと飲んでばっかりだったくせに！」 「違ェねェ！　ギャハハ！」 「うるせェな！　……ったく」 シャンクスが一船の船長としては年若いからだろう。 周りで一緒に酒瓶を傾けていたクルーたちが、調子に乗ってかまってくる。 キツくたしなめたって聞きやしない。 これぞまさに、自由な海賊の姿である。 困ったものだが、シャンクスにとってはなかなか心地いい空間だ。 子どものころから大海賊の船に乗って、見習いとして大人たちにかまい倒されてきたものだから。 大人数でワイワイやってると、不思議とあの頃に戻った気持ちになれるのだ。 ちょっかい出してくる手を跳ねのけ、やっとのことでルウのもとにたどり着く。 彼は骨付き肉にかぶりつく片手間に、船室の奥を指さした。 それを合図にシャンクスの息が詰まる。 電伝虫の音が、部屋に小さく響いている。 肩がズンと重くなる。 「早く出なくていいのかァ？」言いながら、ヤソップが軽くもたれてきた。 「切れちまうぞ」ライムジュースまで。 シャンクスは彼らの声に押されるように部屋に入った。 〝それ〟専用の長距離電伝虫は、深海の岩陰みたいに暗い室内の一番すみっこに置いた、小さな箱の中にある。 かすかに震える空間から取り出し。 一度だけクルーたちを振り返る。 「嫌そう！！」 思い切り、顔をしかめて。 深呼吸を数回くり返し、やっと受話器を持ち上げる。 「おれだ。ああ……ああ。冗談じゃない、下界はどこもかしこも下水のにおいで息が詰まる。なんて罰だと思っていたところだよ。手柄のために、仕方なくだ。……ああ。……そうだな、使えない奴らばかりだ。反吐が出る。……わかってる。そう伝えてくれ。ああ……じゃあ」 ガチャ。 受話器を置くと、電伝虫が目を閉じる。 ため息をひとつ漏らす。 と、同時に。 「ギャーッハッハッハ！」 「いやあ、今回もケッサクだったぜお頭～！」 「眉間にこーんなシワ寄せて『ああ』だぜ！」 「『反吐が出る』……！」 「キャラ！　笑える！　だっはっは！」 後ろでは大爆笑のハリケーン。 これだから嫌なんだ。 シャンクスは耳を髪の毛みたいに赤くして抗議する。 「お前らなあ、他人事だと思いやがって！　ちくしょう！」 「まあまあ、お頭。あんたが頑張ってるのは、みんな知ってるよ」 「……ホンゴウ！」 ホンゴウが優しく肩に手を置く。 これは見直した、と思いきや。 「てめェホンゴウ、賭けに勝ってずいぶんと余裕じゃねェか」 「おう、当たり前ェよ。今回の通話は１分３秒。１分以上に賭けたおれの一人勝ちだ！　さっさと金よこせ」 「50秒のおれ、涙目」 「おれ、30秒！」 「短っ！　ギャハハ！」 優しかったのは、賭けに勝ったからだったらしい。 どいつもこいつも、しょうもない。 この船にはデリカシーというものが致命的に欠けている。 シャンクスがぷんすか起こっていると、ベックマンがタバコの煙をくゆらせてやってきた。 彼は色男の所作でこめかみのあたりを指で掻き、ため息まじりでニヒルに笑う。 「まったく、困ったもんだ」 「ベック！　だろ！？　そうなんだよ、あいつらときたらよォ……！」 前のめりで賛同するシャンクスに、ベックマンがからかい調子で続ける。 「おれは10秒に賭けたってのに」 「お前まで……ってか、短い！」 なんてかわいそうなおれ！　船長なのに！　なんて思っていたら、モンスターが食べかけのバナナをくれた。 なんだか逆にみじめな気分になる。 それでも「さーて飲み直そうぜ」なんて、みんなで手を引いて部屋の重たい暗がりから連れ出してくれるものだから、いつもすっかり絆されてしまうのだ。 部屋の外は明るくて、あたたかくて、仲間がいて、やっぱり海はいいなと思う。 ほんのり甘いバナナを一口かじり、シャンクスは新しい杯を高く掲げるのだった。
December 3, 2025 at 3:02 PM
fuki0027.bsky.social
サテヨモ
ヨモちゃんの瞳、どんな色なのかなぁ…というのを詰めました。

そしてSS名刺メーカーさんからここに直接投稿できるのに今日気付きました！しかもALTも自動で付けてくれる…！！
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「サテヨモ」、「蒼猫（@fuki_0027）」と記載されています。 以下は本文の内容です。 『これは俺だけの秘密なんですけど』 　と体を揺らしながら男は笑う。 　それなら黙っておけ、という言葉が口から出かかったが、言ったところで無意味だ。真っ赤な顔で笑う男は手のひらの中、ＲＩＮＥで送られてきた動画なのだから。 　男――サテツの背景はギルドではない。しかし見覚えはある。 　そういえば『年末はロナルドのところで忘年会やるんです』と、サテツが言っていたことをヨモツザカは思い出した。 　ご飯をご馳走してもらえるということ、その日はギルドを女性陣に任せたからお酒も出るということ、とても楽しみということ、それであのもしよかったらヨモツザカさんも一緒にどうですか？と誘われたが、ヨモツザカの答えはもちろんＮＯだった。 　流れ続ける動画に目を戻すと、自分から話し始めたくせにサテツは体を前後左右に揺らすばかりで一向に続きを話そうとはしない。 　サテツに対して催促の野次が飛ばないこと、彼の背後に話し声や物音がしないことから察するに、どうやらサテツと撮影者――もちろんドラルクだ――以外の者は酔い潰れたか眠ってしまっているのだろう。 『……くもが、たなびく空とか、』 　アルコールで回り切らない舌が言葉を紡ぐ。 『ちぃさな波が、うまれてはながれてく海とか……朝の風のにおいとか……』 　火照った顔、ぼんやりとした瞳、発音の不明瞭な言葉。 　どこからどう見ても完全な酔っ払いのサテツは、 それでもどこからどう見ても、心底幸せそうな顔で笑った。 『そういうので、あの人の瞳を思い出すのは、俺の……うん、俺だけの、とっけんなんです』 　へへ、とも、ひひ、ともつかな声でサテツは笑い、その締まらない顔のまま静止した。動画はここで終わりのようだ。 　ヨモツザカはその〝へにゃり〟とても形容できそうなサテツの笑顔を十秒以上無言で見つめてから、大きくゆっくりと息をついた。言いたいことは色々ある。 　――秘密というなら黙っておけ、というか空と海はまあ置いておいても朝の風の匂いってなんだ、そんなの日によって違うだろう、まて、こんな動画を撮られるということは、まさか酔っ払うたびに毎回言ってる訳じゃないだろうな？ 　色々な思いが脳内で渦巻くが、ああ、でも――と、ヨモツザカは仮面の下でパチリ、と瞬きをする。 　――最後に会ったのは、いつだったろう。 　一二月に入り街が華やかになると、途端に吸血鬼の出現率が跳ね上がった。 　そうなるとサテツもヨモツザカも忙しくなる上に、ヨモツザカ自身の研究も立て込んだため、クリスマスも年末年始も、もちろんその先も、二人の予定は白紙のままだ。前回会ったのがいつだったかすらはっきりと思い出せない。 　ドラルクからは動画が送られてきただけで、他にはなんのコメントも送られてきていない。 　けれどこのＲＩＮＥにはもしかしたら〝腕の人、寂しそうだったよ〟とでもいうお節介が隠されているのではないだろうか――とまで考えヨモツザ カはぎゅっと口の両端を下げた。 　被害妄想だ。サテツのことを放っていたという自覚、その負い目があるからそう感じるだけだ。 　だから、今からする行動はドラルクのＲＩＮＥに促されたからでは断じてない。 　これは、純粋に、俺様の意志だ。 　ヨモツザカはＲＩＮＥの見慣れたアイコンをタップし、一瞬だけ考え、いつもの言葉を打ち込んだ。紙飛行機のようなマークに触れれば、シュポッという軽い音と共に画面に文字が流れていく。 〈ドーナツ、一〇分〉 　数秒で既読がついたそれに、 〈すぐ行きまふ！〉 　誤字まじりの返信と、笑顔でダッシュする犬のスタンプが返ってくる。 　その勢いに思わず笑いが漏れる。 　彼もこんな顔をしているのだろうか。笑顔で走り出すサテツの様子――まるで飼い主に声をかけられた犬のような――が簡単に想像できて、ヨモツザカは仮面の下で目を細め、もう一言付け加えた。 〈待ってる〉
December 4, 2025 at 11:14 AM
matsuri-the-cat.bsky.social
「美海ちゃん」で検索してみると可愛いの声が多いね。ちょっと似ているうちのまつりちゃんも良いもんでしょ

www.sankei.com/article/2025...
December 1, 2025 at 12:30 PM
tsurunohashi3.bsky.social
海枯れとわなび回せますのでKPお探しの際はお気軽にお声掛けください〜
December 1, 2025 at 12:46 PM
newnews0320.bsky.social
【真偽不明】「声をかけたら猛スピードで逃げて行った」 八田與一容疑者の目撃情報、1万件超も手掛かりなし
news.livedoor.com/article/deta...
市民の多くから「八田容疑者は海に飛び込み沈んだ」という声が多数上がったが、警部は「仮に海で溺れて沈んでも体内にガスが溜まってすぐに浮いてくる」と話した。
「“おい八田！”と声をかけたら猛スピードで逃げて行った」八田與一容疑者の生々しい目撃情報…1万件超の情報も有力手掛かりなし 別府ひき逃げ殺人事件 - ライブドアニュース
2022年6月29日に大分県別府市で大学生が車にはねられ死亡した「別府ひき逃げ殺人事件」。現場から逃走した八田與一（はった よいち）容疑者に関する情報は、これまでで1万1502件（10月時点）という異例の数にもか
news.livedoor.com
November 30, 2025 at 9:50 AM
manakosako.bsky.social
最初の海がどんなふうか考えた事がある?って誰かの言葉で届けてもらえる夜があるなんて。遠い昔のじぶんの声に応えるみたいに、雨が
November 30, 2025 at 5:07 PM
yorunoyuri.bsky.social
海の色は写真でしか知らない。私の名前を呼ぶ声、帰れないという言葉を、優しく包む。誰かの夢の残骸を避けて歩きながら、あなたはただ日常を重ねて燃やす。世界はあなたを見ていないのに、あなたは世界を見ていた。泣くことも笑うことも同じ光の中で、遠く、遠くに溶けていく。本物の波に触れたい。
December 1, 2025 at 9:54 AM
schwarz-cultivate.bsky.social
何処に居ても繋ぐことが出来る素晴らしさを謳った電子の海を漂う歌姫を、楽器としてその声を使うことの様式美と、斯くも人間が架空の存在に声を当てることの熱量や情動が甚だしく光に手を伸ばしてるような感じで、嬉しいんだな
November 30, 2025 at 3:47 PM
ozaki.bsky.social
グラタン焼きあがるまでに、2025年11月に読んだ本📚

圧巻は石牟礼道子の歌集だった。まとめて読むと、『苦界浄土』を書くことを可能にした圧倒的な自我の強靭さをあらためて感じた。

好きなうた
〈うつくしく狂ふなどなし蓬髪に虱わかせて祖母は死にたり〉
〈しゃがれたる声になりゆくわがうちに棲みつく老婆すこしわらへる〉
〈あおむけの海のあばらを脱けて来し毒魚らゆっくりと渚によれり〉
November 29, 2025 at 10:42 AM