音楽小説、伝記(に基づいたフィクション)小説のイメージて読み始めたが、主人公ベートーヴェンの思想面の描写が濃く表現されており、読後感は哲学者の描く小説に似ている気がした。
あとがきによれば、「これから、どんどん仏教的になっていき、キリストもソクラテスも人生の模範と考えるようになり、結果的に西洋も東洋も区別しないような、「すべての人々は兄弟となる」といった理想が確立されていく」のだそう。
藍崎さんだからこそ表現できた重厚な作品だと思った。
#青空読書部
#読書
#読了
#藍崎万里子
モーツァルトに若いときにウィーンで出逢い魅了されたベートーヴェンは、彼女から独立しようとあがくものの、大学に行ってもなかなか彼女を越えられない。そんな中、モーツァルトの訃報が届く。若きベートーヴェンは、何を思うのか!
https://mutoukai.com/pieces/piece7.html #さくごと #小説
大仏とか如来は嫌いだけど菩薩とか観音は好きで、理由を訊いたら「自分を救ってくれるとか架空のストーリーのおためごかしには興味ないけど、菩薩や観音みたいな優しい人にはなりたい、憧れがあるの。自分はあまり良い人間ではないから」と言っていて、「はぁーこの人は…(それは十分優しい心ですよ)」と思っていたんですけど。
なんとなく、土半もそういう事なんだろうなーと思っていて。
本人が辿った過去からして、仏門の修行したとて「救い」とかは信じていないだろうけど、だからこそ優しく強い人間になりたいという心があるんだろうなぁ…と……。
大仏とか如来は嫌いだけど菩薩とか観音は好きで、理由を訊いたら「自分を救ってくれるとか架空のストーリーのおためごかしには興味ないけど、菩薩や観音みたいな優しい人にはなりたい、憧れがあるの。自分はあまり良い人間ではないから」と言っていて、「はぁーこの人は…(それは十分優しい心ですよ)」と思っていたんですけど。
なんとなく、土半もそういう事なんだろうなーと思っていて。
本人が辿った過去からして、仏門の修行したとて「救い」とかは信じていないだろうけど、だからこそ優しく強い人間になりたいという心があるんだろうなぁ…と……。
あれは純然な禅でも仏教でもない、涅槃を目指してはいないし、そもそも輪廻転生の世界観は全く受容されていない。
老荘から仏教まで、東洋思想をひとまとめにした何か。
しかし、だからといってまったくの偽物であると見なすのは違うと、最近思うのです。
西洋の哲学ではカバーできなかった部分を東洋から取り込んだ結果なのだと。その試行錯誤はとてもオーセンティックだし、個々人が現実の生活と格闘した結果なのではないかと。
あれは純然な禅でも仏教でもない、涅槃を目指してはいないし、そもそも輪廻転生の世界観は全く受容されていない。
老荘から仏教まで、東洋思想をひとまとめにした何か。
しかし、だからといってまったくの偽物であると見なすのは違うと、最近思うのです。
西洋の哲学ではカバーできなかった部分を東洋から取り込んだ結果なのだと。その試行錯誤はとてもオーセンティックだし、個々人が現実の生活と格闘した結果なのではないかと。
「縁起」は、因果応報あるいは因縁生起という仏教・哲学用語
物事の結果には原因が必ずある、あるいは物事は成るように成る、という概念
万有引力や作用反作用などの自然物理の法則のこと
「担ぐ」は、その自然の一部にこだわり、良い方に進んで欲しいと願うこと
お祭りの時などに神具を肩に担ぐことが由来
「験を担ぐ」のゲンは、エンギを逆さに読んだ江戸時代の流行語で
成るようにしか成らんだろうにねぇ、と多少皮肉が入ってる気もする
自分の願望や目標を強く持って進むことは大切だけど
こだわり過ぎるのはどうかとは思う
突然、何の脈絡もない話だけど🤣
「縁起」は、因果応報あるいは因縁生起という仏教・哲学用語
物事の結果には原因が必ずある、あるいは物事は成るように成る、という概念
万有引力や作用反作用などの自然物理の法則のこと
「担ぐ」は、その自然の一部にこだわり、良い方に進んで欲しいと願うこと
お祭りの時などに神具を肩に担ぐことが由来
「験を担ぐ」のゲンは、エンギを逆さに読んだ江戸時代の流行語で
成るようにしか成らんだろうにねぇ、と多少皮肉が入ってる気もする
自分の願望や目標を強く持って進むことは大切だけど
こだわり過ぎるのはどうかとは思う
突然、何の脈絡もない話だけど🤣
西洋ってめちゃくちゃ神ありきで哲学の話進むんだなぁって思ったり…
アジアの哲学は結構自然が偉大というか諸行無常ですよね〜みたいな感じで
自分が仏教?アジア人なのもあるから、なんでこんな西洋の人神様過信するんやろ…みたいな謎な感じをめちゃ抱く…
西洋人とアジア人がケンカするのもなんか…色々納得するていうか…思ったり
西洋ってめちゃくちゃ神ありきで哲学の話進むんだなぁって思ったり…
アジアの哲学は結構自然が偉大というか諸行無常ですよね〜みたいな感じで
自分が仏教?アジア人なのもあるから、なんでこんな西洋の人神様過信するんやろ…みたいな謎な感じをめちゃ抱く…
西洋人とアジア人がケンカするのもなんか…色々納得するていうか…思ったり
仏教(インド哲学も?
カトリック
ユダヤ教というかその人たちから派生した哲学
が好き
仏教(インド哲学も?
カトリック
ユダヤ教というかその人たちから派生した哲学
が好き
職場で定年退職後の延長雇用の方と組む機会がしばしばありまして、先日面白い小説が何かないかと探しているという話になったのでオススメ小説を交換して手元に来たものがコレです。作者最長編を渡してくる辺りが凄いマインドだなあ。
作中の「教祖の奇妙な話」にて始原仏教からインド哲学の話に始まり、偶然にしてもまたインド……スタンド使い同士は惹かれ合う…!などと因縁を感じてしまいました。
内容は、対立する宗教団体の教祖によって運命を翻弄される4人の男女の物語なのですが、世界系に収束する事で全てを煙に巻かれてしまったという感じがします。
その他、私感はツリーに書いてみます。
職場で定年退職後の延長雇用の方と組む機会がしばしばありまして、先日面白い小説が何かないかと探しているという話になったのでオススメ小説を交換して手元に来たものがコレです。作者最長編を渡してくる辺りが凄いマインドだなあ。
作中の「教祖の奇妙な話」にて始原仏教からインド哲学の話に始まり、偶然にしてもまたインド……スタンド使い同士は惹かれ合う…!などと因縁を感じてしまいました。
内容は、対立する宗教団体の教祖によって運命を翻弄される4人の男女の物語なのですが、世界系に収束する事で全てを煙に巻かれてしまったという感じがします。
その他、私感はツリーに書いてみます。
バカボン=バガボンド 仏教で「婆伽梵」は、釈迦の敬称として使われ、「覚れる者」「聖なる者」「徳ある者」といった意味があるのだ
バカボン=バガボンド 仏教で「婆伽梵」は、釈迦の敬称として使われ、「覚れる者」「聖なる者」「徳ある者」といった意味があるのだ
古代インドの大叙事詩から16篇を完訳版の訳者がセレクトしています。本筋は壮大な相続闘争で世界が滅亡寸前にまで陥るらしいのですが、ここでは枝葉にあたる説話や神話を中心に紹介されています。
面白かったエピソードとしては「死神ヤマを誑かした女」が随一ですね。仏教では夜摩=閻魔大王になるのですが、ここでは印象が全く違って人間臭くて泥臭いのが神様です。インドラ天(=帝釈天)に至ってはもう小物感がすごくて笑ってしまいます。
インド哲学についても一部の説話で触れられますが、そちらはバガヴァッド・ギーターと呼ばれる説話になるそうです。
古代インドの大叙事詩から16篇を完訳版の訳者がセレクトしています。本筋は壮大な相続闘争で世界が滅亡寸前にまで陥るらしいのですが、ここでは枝葉にあたる説話や神話を中心に紹介されています。
面白かったエピソードとしては「死神ヤマを誑かした女」が随一ですね。仏教では夜摩=閻魔大王になるのですが、ここでは印象が全く違って人間臭くて泥臭いのが神様です。インドラ天(=帝釈天)に至ってはもう小物感がすごくて笑ってしまいます。
インド哲学についても一部の説話で触れられますが、そちらはバガヴァッド・ギーターと呼ばれる説話になるそうです。
『ローズ家』の主人公夫婦はイギリス人だったので、上記の「アメリカ人」を「欧米人」に修正。
5年前の上記とまったく同じように、今回も「仏教やストア哲学を学べよ」と思った。
『ローズ家』の主人公夫婦はイギリス人だったので、上記の「アメリカ人」を「欧米人」に修正。
5年前の上記とまったく同じように、今回も「仏教やストア哲学を学べよ」と思った。
その2
教養としての東洋哲学…難しい本かと思いきや
大乗仏教の根幹を築いた龍樹はひろゆきみたいに論破しまくる奴などだいぶ砕けた文章でスラスラ読めた
偉い人に叱られません?ってちょっと心配になる
でも、自分とは何かとか思い詰めて悩んだ時そこまで考え込まなくていのかも思える、と気持ちが軽くなる一冊
その2
教養としての東洋哲学…難しい本かと思いきや
大乗仏教の根幹を築いた龍樹はひろゆきみたいに論破しまくる奴などだいぶ砕けた文章でスラスラ読めた
偉い人に叱られません?ってちょっと心配になる
でも、自分とは何かとか思い詰めて悩んだ時そこまで考え込まなくていのかも思える、と気持ちが軽くなる一冊
合理主義的・無神論的な数論哲学のなかに存していて、暗々裏にその世界観を前提としている。それは十九世紀の社会倫理学が十八世紀の感覚主義と唯物論とに発しているのと同じく、ストア主義がヘラクレイトスを浅薄に利用しているにもかかわらず、プロタゴラスと詭弁論者とから出ているのと同じである。
合理主義的・無神論的な数論哲学のなかに存していて、暗々裏にその世界観を前提としている。それは十九世紀の社会倫理学が十八世紀の感覚主義と唯物論とに発しているのと同じく、ストア主義がヘラクレイトスを浅薄に利用しているにもかかわらず、プロタゴラスと詭弁論者とから出ているのと同じである。
庭園などに建つ、石造りの塔がそれ。
五輪塔と言う。
bunka.nii.ac.jp/heritages/de...
リンクで示した五輪塔が分かる写真を見てもらうと分かりやすいのだが、下から地・水・火・風・空をモチーフにした形の石を積み、塔としている。
これをさらに簡略化したものが、墓石の後ろを飾る卒塔婆。
庭園などに建つ、石造りの塔がそれ。
五輪塔と言う。
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リンクで示した五輪塔が分かる写真を見てもらうと分かりやすいのだが、下から地・水・火・風・空をモチーフにした形の石を積み、塔としている。
これをさらに簡略化したものが、墓石の後ろを飾る卒塔婆。
赤羽律/ 西山亮, 林玄海 編 『インド仏教における「二つの真理」 ジュニャーナガルバ著『二諦分別論』の和訳』
pub.hozokan.co.jp/book/b666611...
赤羽律/ 西山亮, 林玄海 編 『インド仏教における「二つの真理」 ジュニャーナガルバ著『二諦分別論』の和訳』
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👉️ amzn.to/3IPcPgc
───
話題の最新SF、『コード・ブッダ』は人類&AIの仏教史“再構築”を壮大に描く意欲作!仏陀を名乗ったAIによる救済・悟りとは?「人が辿った信仰のプロセスを、機械が問い直す」という斬新な切り口が、発売直後から話題沸騰。SF好きはもちろん、宗教・哲学・AIに興味がある人も必読!
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お釈迦様の教えは、摩訶迦葉、阿難陀と資嗣孫孫受け継がれ、中国には達磨大師によって伝えられた。その唐代の中国の禅僧の問答を取り入れた小説の短編集。仏とは何か❓われわれは救われるのか❓仏教哲学を知りたい方にはお勧めの一冊です❗
https://c.bunfree.net/p/tokyo41/26136
#文学フリマ東京 #文学フリマ
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そんな時救いを求めて心理学や脳科学、時には哲学や仏教や文学に関する本を読んで情報収集したり思考したりする。
でも本を読むのも辛くなっちゃったら優しいレディーのおっぱいに頼るしかない!あの形、あの柔らかさから伝わる優しさは男を癒す力で溢れている!
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禅問答を小説化した珍妙な短編集です❗大坪の珍解釈は、斬新でありながら仏教哲学に溢れており、仏教に詳しい人にこそオススメの本です❗
#小説 #文学 #さくごと
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https://amasale.newif.net/ranking/hdetail/736
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