ベンジャミン・クリッツァー
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ベンジャミン・クリッツァー
@benjaminkrtizer.bsky.social
哲学者・書評家/会社員(記者・編集者)

読んでいる本、街と自然の写真、ときたま映画やテレビの感想なんかを呟いていきます。

著書:『モヤモヤする正義:感情と理性の公共哲学』(2024/9/25 発売しました!)
https://x.gd/BvKrY

『21世紀の道徳:学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える 』(現在4刷)
https://x.gd/veSGl

連絡先:davitrice0102@gmail.com
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最近のアメリカや兵庫での選挙結果を受けて、インターネット・SNSと政治がつながることの危険性や「うんざり」を感じた方、良いものとされているはずの「公共性」が安直で愚かなかたちで発揮されることを問題に思っている方、あるいはデモクラシーの意義そのものに疑問を抱いている方、よければ考えるきっかけや気持ちと施行を整理するために拙著『モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学』を手に取って読んでみてください。

とくに終章の「これからの『公共性』のために」で、インターネットと政治との問題についてあれこれと論じております。

amzn.asia/d/1hpLMcA
モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学 (犀の教室) | ベンジャミン・クリッツァー |本 | 通販 | Amazon
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『芸術哲学入門』(文庫クセジュ) ジャン・ラコスト

www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-978...

水曜(祝)に流し読み。

芸術哲学に入門したい気持ちはあるんだけど、文庫クセジュにありがちな、読者が知っている・理解している前提で色んな哲学者の名前や議論を持ち出すという教養をひけらかすパートが多い、体系だった説明が不在で知識・理解への導入をさせる気がないタイプの本でした。

こういう本を読むとやっぱり英語圏の哲学がいいなと思ってしまうね。ノエル・キャロルの芸術哲学入門を翻訳キボンヌです。

ただし、最終章で触れられていたメルロ=ポンティの絵画論は興味深かったです。
文庫クセジュ 芸術哲学入門
プラトン、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー、メルロ=ポンティ…芸術を前にして、沈黙を破った西洋の哲学者たち。本書は、「美の技術」をめぐり真理の探究をつづけた者たちの思索の軌跡を、彼らが残した原典も引用紹介しながら、たどってゆく。芸術を哲学するためのヒントが詰まった、ユニークな入門書。
www.kinokuniya.co.jp
February 12, 2026 at 3:50 AM
美術館に行った後にはミッドタウン六本木の「ル・パン・コティディアン」。サービスはダメダメだがケーキはよくコーヒーは普通で、なんとも評価に困らさせられました。でも東京に来て1年もたっていない頃、生活費も切り詰めて苦しんでいる中、初めてDESIGN SIGHTに行った後に血肉を切るような気持ちでケーキとコーヒー頼んだ時から8年ぶりに行ったので、思い出深さや感慨深さはありました。

道中でこれから美術館に行く途中のネット上の知り合いにでくわしたけど、都心のど真ん中にありながらも六本木の中心地から国立新美術館までは「美術館に行くための参道」として導線が設計されているという感があり、非日常で良いと思う。
February 12, 2026 at 3:42 AM
昨日は国立新美術館で「テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」を観に行きました。

まあまあ期待していたけど、イギリス・90年代という点で括られているほかはテーマやトピックがバラバラで、ぼんやりした展示、という印象…。昨年夏の『リビング・モダニティ』が1階と2階の両方を利用したスケールの大きい展示だった分、2階だけの今回はちょっとショボさも感じた。

作品としては、死の象徴であるタバコが乗ったオフィステーブルのやつと、家事負担や性別役割分業の問題を指摘するために電流流しているやつが印象に残ってよかったです

www.nact.jp/exhibition_s...
February 12, 2026 at 3:29 AM
テート美術館
February 12, 2026 at 12:14 AM
『どこでもないところからの眺め』ももう終盤だけど、昨日はいくら読んでもぜんぜん頭に入ってこなくて、なんでだろう、翻訳が悪いのかな、などと悩んでいるうちに爆弾低気圧が原因だと気付く。最初から原因がわかっていたら、もっと簡単な本に切り替えていたんだけどね。
February 11, 2026 at 4:46 AM
ようやく書類が届いたと思ったら、米国籍限定の追加書類と返送用封筒だった。最初から送れや。
選挙結果を見て、とりあえず社会や他人のことは指し置いて自分の身体及び資産と飼い猫を守ることを徹底的に優先しようという思いがこれまで以上に強くなったけど、そのためにこそNISA始めたいのにそれにしたって書類が届かないでやんす。
もう円はダメダメなのでさっさとNISA始めたいけど、いつまで経ってもSBIから書類が届かない。
February 11, 2026 at 4:43 AM
政治や社会で発生している諸々を無視しながらリベラリズムの理念を教条的に唱え続けているとダメなことや悲惨なことになる、というのはこの記事でも書いてます。だからリベラリズムには批判理論を併置させる必要がある、あるいは分析哲学には大陸哲学を併置させる必要がある、かもしれない。

日本では教条的なリベラリズムは学界ではまだ異端・マイナー寄りだと思うけど(ネット民や論客レベルだと「我こそ真のリベラル」みたいなのはいっぱいいるが)、アメリカだと非英語圏に由来する思想や観点を一切考慮しないまま学者としてキャリア積めてしまうのが問題なのかもしれない。

gendai.media/articles/-/1...
February 11, 2026 at 1:13 AM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
一番最初に感じたのはけものフレンズの炎上でしたね
原作者が監督に嫉妬したとか、声優が枕営業だとか、根も葉もない噂が止まらなくなり株主総会の争点にまで発展した
あれが今起こっていることの準備運動だったんだなと思う
2018年ごろのこと
「被害者意識」や「性的不安」について書かれた章は、いずれも日本の事例で現在進行形で目の当たりにしているところ。

高市はもちろんなんだが、産経新聞出版が『トランスジェンダーになりたい少女たち』の際に脅迫メールが出されたことを宣伝に利用していた件も思い出した。

振り返ってみると暇空の「公金チューチュー」のレトリックも「非現実」を撒き散らして「我々vsやつら」の分断を煽るプロパガンダであり、あっさりひっかかるアホの教授や物書きが大量に居たわけで、日本国内のSNSとか言論界隈に的をしぼっても、以前からファシズムの土壌はあったんだなと思う(選挙結果の大勢に影響を与えたのはショート動画の層だろうが)。
February 11, 2026 at 12:56 AM
『ファシズムはどこからやってくるか』ジェイソン・スタンリー

www.seidosha.co.jp/book/index.p...

日曜日に読み始め、水曜日に読み終わり。

第一次トランプ政権のど真ん中である2018年に書かれた本。当時のトランプ政権の手口やレトリックとナチズムや過去のアメリカ(リンドバーグが「アメリカ・ファースト」をうたっていた時代など)の共通点を指摘しつつ、ファシズムの「10の柱」を示して警鐘を鳴らす。

・神話的過去
・プロパガンダ
・反知性主義
・非現実性
・ヒエラルキー
・被害者意識
・法と秩序
・性的不安
・ソドムとゴモラ(反・都市)
・働けば自由になる(反福祉)
青土社 ||歴史/ドキュメント:ファシズムはどこからやってくるか
www.seidosha.co.jp
February 11, 2026 at 12:18 AM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
カノヴァンはポピュリズムに関する著書もある様子。

ティモシー・スナイダーの『暴政』を読んだ時には「言いたいことはわかるし同意や共感もするけど、主張に根拠や論理があるとは言えないな…」と思わされたが、この根拠の薄さや論理のぼんやりさは『暴政』の元ネタであるアーレントの思想そのものに備わっている弱点というのが、本書のなかでも指摘されています。

アーレントの主張や理論を丸々真に受けるのではなく、全体主義の時代を我が身で経験した哲学者の思索として扱い、自分で考える材料にしましょう…というのがカノヴァンの立場であり、バランス取れた視点が素晴らしい。

bsky.app/profile/benj...
『暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』ティモシー・スナイダー

通勤電車で読み始め、退勤電車で読み終わり。

話題になっていたので思わず新品で注文したけれど、届いてみたら文庫本サイズの薄い本で「これで1320円かい」とけっこうムカつきました。いや本書のなかでも「信頼できるジャーナリズムには金を落とそう」という話はされているので、あんまりケチケチするのも良くないんだけれど。

内容としては、ハンナ・アーレントを中核とするような反・全体主義や反・権威主義、反・ポピュリズムな思想のエッセンスをわかりやすく表現した感じです。

www.keio-up.co.jp/kup/gift/bou...
特設サイト「暴政20のレッスン」『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』(ティモシー・スナイダー 著、池田 年穂 訳)| 慶應義塾大学出版会
特設サイト「暴政20のレッスン」『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』(ティモシー・スナイダー 著、池田 年穂 訳) :慶應義塾大学出版会
www.keio-up.co.jp
April 21, 2025 at 3:21 AM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
『暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』ティモシー・スナイダー

通勤電車で読み始め、退勤電車で読み終わり。

話題になっていたので思わず新品で注文したけれど、届いてみたら文庫本サイズの薄い本で「これで1320円かい」とけっこうムカつきました。いや本書のなかでも「信頼できるジャーナリズムには金を落とそう」という話はされているので、あんまりケチケチするのも良くないんだけれど。

内容としては、ハンナ・アーレントを中核とするような反・全体主義や反・権威主義、反・ポピュリズムな思想のエッセンスをわかりやすく表現した感じです。

www.keio-up.co.jp/kup/gift/bou...
特設サイト「暴政20のレッスン」『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』(ティモシー・スナイダー 著、池田 年穂 訳)| 慶應義塾大学出版会
特設サイト「暴政20のレッスン」『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』(ティモシー・スナイダー 著、池田 年穂 訳) :慶應義塾大学出版会
www.keio-up.co.jp
November 29, 2024 at 12:20 PM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
読み終わり。思想面の説明の薄さは気になるし、現代のファシズムとポピュリズムの違いがよくわからなかったりしたけど、「ファシズムは至る所にあり」式なエーコの定義をバッサリ切り捨てるくだりとか、歴史学者特有の慎重さや厳密さは良くも悪くも感じられた。

最後の章で学者としての道義的・政治的役割について語るところも慎重でありつつ、学問の民主性への信頼が示されているのがよかったです。
October 5, 2024 at 5:41 AM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
『ファシズムとは何か』ケヴィン・パスモア

www.iwanami.co.jp/smp/book/b26...

読みはじめ。最初から定義論ではじまるのは良し悪しという感じだ。
ファシズムとは何か - 岩波書店
思想的源流,運動の広がり,人種主義,ジェンダーなど,ファシズムの主要論点を解きほぐす絶好の入門書.
www.iwanami.co.jp
October 4, 2024 at 1:57 PM
町田
February 10, 2026 at 11:53 AM
『科学革命(サイエンス・パレット)』 ローレン・プリンチぺ

www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-978...

先々週の日曜に読み始め、先週の土曜日に読み終わり。

この本は、特に前半は「アタリ」で、かなり面白い。科学革命の前、そして科学革命当時における西洋人の世界観……人間学と自然学と神学が「つながっている」、意味と目的に溢れた世界……を示しつつ、印刷術が普及して新大陸が発見され宗教改革が行われた16~17世紀は学識ある人々にとって「変化と斬新さの時代」であり「胸をわくわくさせる時代」(p.29)であったという導入が行われることで、読者の側もわくわくさせられる。
サイエンス・パレット 科学革命
キルヒャー、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、ボイル、ハーヴィetc…彼らが熱い議論を交わした16、17世紀の科学史をたどる。“科学”は、いつ、いかに生まれたか。
www.kinokuniya.co.jp
February 9, 2026 at 1:04 AM
『丸山眞男:リベラリストの肖像』
苅部 直

www.iwanami.co.jp/book/b268831...

土曜日に流し読みで読み終わり。

丸山眞男の評伝ではあるが、すでに丸山眞男について詳しく知っている人や丸山眞男に対する興味がとても強い人でないと楽しめないような、地味でトリヴィアルな側面の強い本だと思ってしまった。

・丸山は少年時代は四谷愛住町で過ごしたとのことで、荒木町に鮫河橋と四ツ谷の地名が多々出てくる第1章は四ツ谷過ごした4年弱を思い出せるのがよかったです。

・「事実上黙殺するだけじゃなくて、軽蔑をもって黙殺すると公言します」というセリフ、いつか自分も使いたい。
丸山眞男/苅部 直|岩波新書 - 岩波書店
戦前から戦後への時代の変転の中で,丸山眞男は何と格闘したのか.その思索と人間にせまる評伝的思想案内. 苅部 直 著
www.iwanami.co.jp
February 9, 2026 at 12:43 AM
日本だろうがアメリカだろうが沢山の子どもが住んでいて、さらにそれ以上の猫と犬と野生動物が住んでいるんだから社会と自然環境を維持し続ける義務が大人の人間にはあるのであって、何が起ころうが「もう終わりだ」と言ったり絶望したりしてはいけない……というのが基本スタンスであるんだけど、子どもを持っていたり猫や犬を飼っていたりするのに理性も共感も働かせずにダメダメな投票をしているという大人がかなりの数存在する、という事実には不愉快なところがある。
February 8, 2026 at 11:51 PM
株とかちょっと前からやっていたらいまごろさぞや儲かっていたんだろうな、と思うところもあるが、そもそも投資を考えられるほど貯金に余裕が出てきたのがここ1年くらいのこと、という前提を思い出し、後悔するだけ無駄だって思い直し。

まあしかし、NISAとか外国株を考えるのはオワコン国家との一連托生とは真逆で防衛や逃避のためではあるだけど、きわめて合理的とはいえ世の中の改善よりも自分の利得を考えることを人生設計レベルで優先することを選択する、というのを周りの人々が平然と選択してきたという事実、ついには自分までもがそれを検討しているという事実にひどく居心地の悪さがある。
never too lateなので今週からインデックス投資を始めようと思っており、戦争リスクとかアメリカの凋落リスクとか含めても明らかに経済的には合理的で賢明な選択肢だとは思っているけど、インデックスとはいえ投資なんて始めたらいよいよ資本主義と一蓮托生になって自分の中の大切な何かが失われてしまいそうな恐れもありますね。

そしてどうせならマイナカードも作ってふるさと納税もやってしまおうかと思っているけど、ふるさと納税なんて始めたらいよいよ縁故主義で腐敗したオワコン国家と一蓮托生になって自分の中の大切な何かが失われてしまいそうな恐れもありますね。
February 8, 2026 at 11:45 PM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
never too lateなので今週からインデックス投資を始めようと思っており、戦争リスクとかアメリカの凋落リスクとか含めても明らかに経済的には合理的で賢明な選択肢だとは思っているけど、インデックスとはいえ投資なんて始めたらいよいよ資本主義と一蓮托生になって自分の中の大切な何かが失われてしまいそうな恐れもありますね。

そしてどうせならマイナカードも作ってふるさと納税もやってしまおうかと思っているけど、ふるさと納税なんて始めたらいよいよ縁故主義で腐敗したオワコン国家と一蓮托生になって自分の中の大切な何かが失われてしまいそうな恐れもありますね。
January 19, 2026 at 12:26 AM
選挙結果を見て、とりあえず社会や他人のことは指し置いて自分の身体及び資産と飼い猫を守ることを徹底的に優先しようという思いがこれまで以上に強くなったけど、そのためにこそNISA始めたいのにそれにしたって書類が届かないでやんす。
もう円はダメダメなのでさっさとNISA始めたいけど、いつまで経ってもSBIから書類が届かない。
February 8, 2026 at 11:36 PM
雪を見させたが興味ナシの様子
February 8, 2026 at 8:29 AM
町田と相模原
February 8, 2026 at 8:27 AM
アメトークの渡辺直美の回、これまで渡辺直美がどんな人なのかほぼ知らなかった私としては、大変面白かったです
February 6, 2026 at 2:32 PM
相模原の鳥
February 6, 2026 at 10:02 AM
もう円はダメダメなのでさっさとNISA始めたいけど、いつまで経ってもSBIから書類が届かない。
February 6, 2026 at 3:19 AM