愛敬 史
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愛敬 史
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文学、神社仏閣、F1、ゲーム実況、ホラーなど雑多に投稿します。
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February 11, 2024 at 1:11 PM
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#文学フリマ東京41
#文学フリマ東京
#文フリ東京 で販売する(※通販有り)
「日本近現代同性愛文学感想文」
に取り上げた作品や内容について、ツリーで順番に紹介していきます。

有名作から知られざる名作まで、また年代も戦前から90年代まで、幅広く集めてみました。
November 22, 2025 at 11:55 AM
安岡章太郎『肥った女』読了📙

兵役逃れの為だけの怠惰な学生生活、未来が見えない空虚さを主人公は覚えるが、肥満した醜い吉原の女郎にある「優しさ」に惹かれる。数度、彼女の元へ通うが、ある晩の出来事をきっかけに彼は吉原へ通うのをやめてしまう。

世の中の空虚さを埋めるのは人間の優しさだけ。後で気がついても、優しさは無情にも世情に流され去っていく。

兵役から戻り、「優しさ」を求めて彼女に会いに行くも、すでに空襲で吉原は焼け野原になっており、彼女も、彼女の「優しさ」も、もはや遠い思い出の中。目の前の焼け野原と同じ空虚さだけが残る。

#読了
November 22, 2025 at 7:50 AM
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舞い上がってる

#創作BL
#こーきとはる
November 21, 2025 at 1:25 PM
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【メモ】
NHK朝ドラ
◯2025BK「ばけばけ」←イマココ
ヒロイン 高石あかり
脚本 ふじきみつ彦
明治初期、小泉セツ

◯2026AK「風、薫る」
ヒロイン 見上愛、上坂樹里
脚本 吉澤智子
明治、看護師

◯2026BK「ブラッサム」
ヒロイン 石橋静河
脚本 櫻井剛
昭和、宇野千代

◯2027AK「巡(まわ)るスワン」
ヒロイン 森田望智
脚本 バカリズム
現代、警察官
November 21, 2025 at 5:46 AM
吉行淳之介『寝台の舟』読了📙

生活に疲れ切った主人公は女装している男娼と一晩を共にする。彼女もまた女になりたいと願いながら、かけ離れた躯になっていくことに疲れ果てていた。
躯も命も尽きかけた二人の乾いた交じり。
精根尽き果てた時、人は優しさを持つのかもしれない。

#読了
November 20, 2025 at 1:44 PM
雨穴作『変な地図』読了📙

雨穴氏の4作品目であり、全ての謎には1枚の古地図が関わっているという、最も謎解きに力を入れたミステリー作。

謎解きに力が入ってる一方、真相、特に祖母の死については、落とし所が弱い印象。

過去作とは違って、後味は悪くない。

#読了
November 20, 2025 at 9:41 AM
引きこもり予防の為、京都市北区にある圓通寺へ。

庭先から比叡山を眺める。

ここに来るのは4回目くらいだけど、ここから眺める比叡山が美しい。

佐佐木茂索の代表作『曠日』に出てくるお寺として知られ、庭の隅には主人公たちが立ち入った茶室がある(撮影禁止)。

比叡山も紅葉が始まって、今が見頃です。
November 20, 2025 at 3:11 AM
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フォロワーさんから犬神図書館のカレンダーってどんなのをお使いですか?と聞かれましたので、小妻容子先生と太田慶文先生ですよとお答えいたしました。どちらも浅草の裏通りで入手しています。
November 19, 2025 at 2:04 PM
今日、2回続けて不審な電話がかかってきた。
機械音で、

「こちらは入国管理局です」
「こちらはNTTです。重要なお知らせをあなたに」

と聞こえたところで通話OFF。

入国管理局が愛敬に何の用だよ……。
November 19, 2025 at 11:17 AM
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菊池寛は大分県中津と縁が深く、『恩讐の彼方に』という名作を書いています。舞台になったのは耶馬渓(写真)にある、そそりたつ競秀峰にくりぬかれた隧道、「青の洞門」(写真)です。「青の洞門」の青は地名(中津市本耶馬渓町曽木字青)に由来します。
耶馬渓は江戸時代の思想家頼山陽が九州を旅した際に、絶景に酔いしれたと伝えられています。山陽はその自然美に感銘を覚え、それまで山国谷とか城井谷と呼ばれていたこの渓谷を中国風に耶馬渓と名づけ、「耶馬渓山、天下に無し」と詠じたといいいます。その後、この地域は耶馬渓として親しまれるようになりました。 #菊池寛 #恩讐の彼方に #中津 #耶馬渓 #青の洞門 #頼山陽
November 19, 2025 at 5:28 AM
Xがまた不具合みたい。

定期的に来るようになっているのかしら。
November 18, 2025 at 12:40 PM
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芥川ジョッキがとどいた
November 17, 2025 at 10:47 AM
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丹後半島をぐるりと回って伊根の町。
昔はきっと静かな港町だったのでしょうが、ネット時代の今や観光客がごったかえす町に。
そんな私も興味はあったので、行ってみました。人がいなければ雰囲気は何とも言えない良さがありますよね。海に所狭しと住宅が集合し、海との境目が朧気な日本海の集落。混んでて辟易はしたけど、外国人は楽しそうだったし、まあいいでしょう。
November 16, 2025 at 5:38 AM
鬱状態の悪化の為、今日から1ヶ月、休職することになりました。
休職明けに別の施設への異動の予定です。

介護の仕事ってしんどいなぁ。
主に人間関係が……陰口、悪口、パワハラ、施設長の言う事が朝令暮改、休日返上。

13年働いて、未だに「ここで定年まで働くんだ」と思ったことない。

今は休もう。
November 17, 2025 at 1:37 AM
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「読みやすい文章」はいいけど、「リーダビリティ」「わかりやすい」は嫌。
November 15, 2025 at 12:44 PM
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お疲れ様でーす!!
書店特典がある程度出ましたのでこちらでも!

「恋する(おとめ)の作り方」最新11巻11/25発売です!
今回はいつもより描き下ろし多いです!
ぜひぜひよろしくお願いいたします~!!

本当はもっと御堂とのツーショで特典描きたかったんだけどどうしても時間がなく…!本編でアホほどイチャイチャしてるのでお許しください…💦
次はもう少し増やしたいなぁ

Amazon▶ amzn.asia/d/4Rz4JCm
楽天▶ books.rakuten.co.jp/rb/18372436/
ヨドバシ▶ www.yodobashi.com/product/1000...
November 14, 2025 at 11:27 AM
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三島由紀夫『愛の渇き』を読む(11頁まで)。悦子という未亡人が出てくる。阪急百貨店で買い物をし、(貧しい)府営住宅を見ると嫌な気持ちになる人物である。三島さんの言葉遣いが落ち着く。
November 14, 2025 at 10:49 PM
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林芙美子は私の好きな織田作之助絡みで知った女性文豪です。織田作とは何回か会って意気投合。織田作の葬儀に参列した作家は太宰治と林芙美子。
芙美子は織田作の内縁の妻だった輪島昭子を引き取り、1年ほど自宅に住まわせたり、自身が死ぬまで昭子の生活を面倒みました。
輪島昭子は著作『私の織田作之助 ~その愛と死~』(筆名:織田昭子)で、死ぬまで自分の生活を支援してくれた林芙美子のことも回想で綴っています。

林芙美子が織田作之助の思い出について語った文章がこちらに掲載されていますので、興味のある方はぜひ。
turugimitiko.hatenadiary.jp/entry/2018/0...
林芙美子が語る織田作之助 - ほのぼの日和
林芙美子が織田作之助の死後、新潮社から出版された土曜夫人の解説として掲載された文章です。文中で、林は織田と初めて会った時のことを綴っていますが、この内容については織田自身が書いた「可能性の文学」の中で「林芙美子さんですら五尺八寸のヒョロ長い私に会うまでは、五尺そこそこのチンチクリンの前垂を掛けた番頭姿を想像していたくらいだから」と明記しており、いかに二人が初対面にも関わらず深く意気投合したかが窺え...
turugimitiko.hatenadiary.jp
November 13, 2025 at 1:47 PM
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先ほど、岩手県にてオーロラの撮影に成功しました。
肉眼ではとても淡く、色はわかりませんでした。
今日は大規模な磁気嵐が起こっているため、本州でもオーロラの撮影ができるかもしれないと思い撮影に出ました。

撮影データ
カメラ:SONY α7R IV
レンズ:SONY FE 50mm F1.4 GM→F2 露出10秒 ISO1600 三脚にて固定 トリミングあり
2025年11月12日18時47分
November 12, 2025 at 1:07 PM
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【水曜日のお色気千夜一夜】
今夜は「ラブレター」です。詩人金子光晴の愛人からの聞き語りを小説にした江森陽弘の「金子光晴のラブレター」が原作。愛人という立場の危うさをこれでもかと見せつけるなか、結局愛は縁(えにし)なのだと知らしめる名作であります。
November 12, 2025 at 12:43 PM
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明日の芸術劇場は仲代達矢さんを追悼して、「人斬り」に変更いたします。左から三島由紀夫、石原裕次郎、勝新太郎、仲代達矢。
November 12, 2025 at 1:30 PM
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石原亨『里見弴が語る大正・昭和の松江』(文芸社) 。昭和48年~57年の9回にわたる聞き書き。/ 里見弴が語る大正・昭和の松江 : 水郷松江噺 blog.livedoor.jp/junkoura/arc...
里見弴が語る大正・昭和の松江
http://blog.livedoor.jp/junkoura/archives/52449550.html
blog.livedoor.jp
November 11, 2025 at 1:50 PM
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心底辛い無常な時代を経験した人は「どんより」ではなく、むしろ「淡々飄々」、そして「からから」とするのかも。太宰治の『右大臣実朝』という小説にも「平家ハ、アカルイ。アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ」というい文があるけど、これとも似てる気がする。
November 11, 2025 at 4:13 PM
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川上弘美「古道具 中野商店」読了。今年229冊目。ちょっと変わった店主、中野さんが経営する古道具店で働くヒトミとタケオ。よく店にやってくる中野さんの姉、マサヨ。この4人を軸にした、等身大で不器用な人間ドラマ。

文章は女性作家らしい柔らかみを感じさせてくれる。心情描写も決して大袈裟にならず、ほのかな動きを行間で読ませるタイプの、慎みがある表現が多数見られ、じっくり読むと実に佳い。

恋愛ものとして見た場合は、ちょっと味が弱いような気もする。だが情熱的な恋があるのと同様、今作のような「虚空に揺蕩うような恋」があってもいい。そんな、日常の中にさざめく波で、登場人物の心が揺れる物語を楽しめる。
November 9, 2025 at 4:51 AM