微力ですが、支援いたしました。
文芸誌『jem』日本文学の海外受容の状況を大特集した号を刊行したい!
クラウドファンディング挑戦中!
📖世界中の翻訳家、研究者による計7語圏についての論考
📖創作として韓国科学文学賞優秀賞受賞の傑作を一挙掲載!
9/7(日)まで📣
ぜひ、ご支援をお願いいたします。
greenfunding.jp/lab/projects...
微力ですが、支援いたしました。
児童文学の名作『モモ』の作者
ミヒャエル・エンデによる絵詩集『影の縫製機』を
ドイツ語原文付きで新装復刊したい!
greenfunding.jp/thousandsofb...
児童文学の名作『モモ』の作者
ミヒャエル・エンデによる絵詩集『影の縫製機』を
ドイツ語原文付きで新装復刊したい!
greenfunding.jp/thousandsofb...
秋山瑛さんのジゼルは純粋さ故に危うさも感じられ、ストーリーに説得力を持たせていたと思います。
1幕から空気のように軽やかで、ウィリになることが運命づけられていたよう。
2幕からは更に浮遊感が増して、本当に精霊に見えました。
宮川新大さんは端正なアルブレヒトで、自分の立場は理解していながらも、若さ故に自分の心を優先してしまった印象。
2幕のアントルシャが高さも足捌きも見事で、命乞いをしているというより、誠意を訴えているかのようでした。
コールドは、特に2幕が素晴らしく、揃った美しさが恐ろしさを増幅させて見事。
久々のバレエで感無量でした。
秋山瑛さんのジゼルは純粋さ故に危うさも感じられ、ストーリーに説得力を持たせていたと思います。
1幕から空気のように軽やかで、ウィリになることが運命づけられていたよう。
2幕からは更に浮遊感が増して、本当に精霊に見えました。
宮川新大さんは端正なアルブレヒトで、自分の立場は理解していながらも、若さ故に自分の心を優先してしまった印象。
2幕のアントルシャが高さも足捌きも見事で、命乞いをしているというより、誠意を訴えているかのようでした。
コールドは、特に2幕が素晴らしく、揃った美しさが恐ろしさを増幅させて見事。
久々のバレエで感無量でした。
近代を代表する訳詩集13冊についてのエッセイです。
福永武彦の味わい深い文章を読みながら、日本における翻訳詩の歴史や影響について学ぶことができます。
詩の原文と複数の訳詩を並べてそれぞれの翻訳者の工夫や留意点を解説する箇所もあり、これから翻訳詩を読む時の参考になりそうです。
読んでいる間、とても馥郁とした豊かな気持ちになれました。
図書館で借りた本ですが、手元に置いてもっと読み込みたいです。
近代を代表する訳詩集13冊についてのエッセイです。
福永武彦の味わい深い文章を読みながら、日本における翻訳詩の歴史や影響について学ぶことができます。
詩の原文と複数の訳詩を並べてそれぞれの翻訳者の工夫や留意点を解説する箇所もあり、これから翻訳詩を読む時の参考になりそうです。
読んでいる間、とても馥郁とした豊かな気持ちになれました。
図書館で借りた本ですが、手元に置いてもっと読み込みたいです。
昔のMOE(おそらく10年くらい前です)に掲載されていた、いしいしんじさんのエッセイを探しています。直島の銭湯について書かれていました。
もう一度読みたいと思うも、あまりに記憶がおぼろげで叶わず…何か情報をお持ちの方がいらっしゃったら、教えていただけたら嬉しいです。
昔のMOE(おそらく10年くらい前です)に掲載されていた、いしいしんじさんのエッセイを探しています。直島の銭湯について書かれていました。
もう一度読みたいと思うも、あまりに記憶がおぼろげで叶わず…何か情報をお持ちの方がいらっしゃったら、教えていただけたら嬉しいです。
ポール・サン・ブリス作 吉田洋之訳
読了しました。
長編小説を読むのは久しぶりでしたが、とても読みやすくて難なく世界に入っていけました。
ストーリーで引っ張りながらも、美とは何か、作品と向き合うとは、等さまざまな問いを投げかけてきます。
作品とこんなふうに親密に付き合えたらな、と少し羨ましくなりました。
美術館の仕事を垣間見るような気分になれたのも楽しかったです。
ポール・サン・ブリス作 吉田洋之訳
読了しました。
長編小説を読むのは久しぶりでしたが、とても読みやすくて難なく世界に入っていけました。
ストーリーで引っ張りながらも、美とは何か、作品と向き合うとは、等さまざまな問いを投げかけてきます。
作品とこんなふうに親密に付き合えたらな、と少し羨ましくなりました。
美術館の仕事を垣間見るような気分になれたのも楽しかったです。
www.fashion-press.net/news/131359
www.fashion-press.net/news/131359
『見えない道のむこうへ』
クヴィント・ブーフホルツ作 平野卿子訳
シュルレアリスムの画家による、画集としても楽しめる絵本。
最初は図書館で借りたのですが、読んだその日に買ってしまいました。
絵もお話も素敵です。
『見えない道のむこうへ』
クヴィント・ブーフホルツ作 平野卿子訳
シュルレアリスムの画家による、画集としても楽しめる絵本。
最初は図書館で借りたのですが、読んだその日に買ってしまいました。
絵もお話も素敵です。
色々バタバタしておりましたが、引越し搬入が終わって、少しは落ち着けると思います。
まだやることは沢山あるというのに、つい本の配置をあれこれ試してしまう。
結局は収納力重視で判型ごとにするでしょうが、折角なので一部を残しておきます。
花をテーマにした本を集めた一角です。
色々バタバタしておりましたが、引越し搬入が終わって、少しは落ち着けると思います。
まだやることは沢山あるというのに、つい本の配置をあれこれ試してしまう。
結局は収納力重視で判型ごとにするでしょうが、折角なので一部を残しておきます。
花をテーマにした本を集めた一角です。
#高額療養費制度引き上げ反対
#高額療養費制度引き上げ反対
クラファンやっても、一億は集まらないよね。日本史の中でもマイナーな分野だし。悲しい。
www.yomiuri.co.jp/culture/2024...
クラファンやっても、一億は集まらないよね。日本史の中でもマイナーな分野だし。悲しい。
www.yomiuri.co.jp/culture/2024...
まだなんだか切ないような気持ちでいます。
フォーゲルのオネーギンは、冷たく虚無的な中に、以前よりも弱さや甘さ、不器用さを見せているようで、そこにフォーゲルの成熟を感じました。
いつになくオネーギンに対して同情的になってしまった。
バデネスは逆に、内気な少女、あるいは結婚後の洗練された貴婦人の中に潜めた溢れるような情熱を表現。
それほどの情熱を引き出せるのはオネーギンだけだとわかっていながらも、強い意志で彼を拒む姿とその後の慟哭に、息を詰めて見入ってしまいました。
まだなんだか切ないような気持ちでいます。
フォーゲルのオネーギンは、冷たく虚無的な中に、以前よりも弱さや甘さ、不器用さを見せているようで、そこにフォーゲルの成熟を感じました。
いつになくオネーギンに対して同情的になってしまった。
バデネスは逆に、内気な少女、あるいは結婚後の洗練された貴婦人の中に潜めた溢れるような情熱を表現。
それほどの情熱を引き出せるのはオネーギンだけだとわかっていながらも、強い意志で彼を拒む姿とその後の慟哭に、息を詰めて見入ってしまいました。
『十二人の踊る姫君』
アーサー・クイラ・クーチ編 カイ・ニールセン絵 岸田理生訳
カイ・ニールセンは画集も持っているのですが、お話の中で絵を味わいたくて。
荒俣宏が解説を書いています。
『芳香領へ』塚本邦雄
植物と香りに纏わるエッセイです。
塚本邦雄がこのような本を書いていたことを知らず、見つけてすぐに衝動買いしてしまいました。
パラパラとめくっただけでも、香気高い文章にクラクラします。
『十二人の踊る姫君』
アーサー・クイラ・クーチ編 カイ・ニールセン絵 岸田理生訳
カイ・ニールセンは画集も持っているのですが、お話の中で絵を味わいたくて。
荒俣宏が解説を書いています。
『芳香領へ』塚本邦雄
植物と香りに纏わるエッセイです。
塚本邦雄がこのような本を書いていたことを知らず、見つけてすぐに衝動買いしてしまいました。
パラパラとめくっただけでも、香気高い文章にクラクラします。
ラビンドラナート・タゴール/ 大西正幸 訳・解説『タゴール 10の物語』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
ラビンドラナート・タゴール/ 大西正幸 訳・解説『タゴール 10の物語』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
スミルノワの天上的なまでの美しさと繊細な感情表現は期待以上で、ちょっと言葉にならないほど。
カイシェタはスター性のある魅力で、これからどんどん伸びそう。
細やかな心の動きが伝わる演技も良かったです。
そして、その2人に引けを取らなかったガムザッティの伝田陽美。
婚約者が別の女性を愛していたと知り傷つきながらも、人前では決してそれを見せず王女として権高く振る舞う姿が印象的でした。
塚本弾の大僧正や池本祥真のブロンズアイドルとも相まって、とてもドラマティックな舞台でした。
スミルノワの天上的なまでの美しさと繊細な感情表現は期待以上で、ちょっと言葉にならないほど。
カイシェタはスター性のある魅力で、これからどんどん伸びそう。
細やかな心の動きが伝わる演技も良かったです。
そして、その2人に引けを取らなかったガムザッティの伝田陽美。
婚約者が別の女性を愛していたと知り傷つきながらも、人前では決してそれを見せず王女として権高く振る舞う姿が印象的でした。
塚本弾の大僧正や池本祥真のブロンズアイドルとも相まって、とてもドラマティックな舞台でした。
ヌニェスが圧倒的に素晴らしい。
登場時からもう、その存在感と踊りに釘付けになりました。
今回は上野水香がガムザッティに初挑戦するのも話題でしたが、さすがに華やか。
特に3幕が、気迫を感じる踊りで良かったと思います。
バヤデールと言えばの影の王国でのコールドや宮川新大のブロンズアイドルも見事で、完成度の高い舞台だったと思います。
ヌニェスが圧倒的に素晴らしい。
登場時からもう、その存在感と踊りに釘付けになりました。
今回は上野水香がガムザッティに初挑戦するのも話題でしたが、さすがに華やか。
特に3幕が、気迫を感じる踊りで良かったと思います。
バヤデールと言えばの影の王国でのコールドや宮川新大のブロンズアイドルも見事で、完成度の高い舞台だったと思います。
ここ何年か、とても心惹かれている写本の世界。
緻密で繊細な筆致に当時の人々の祈りや信仰が偲ばれ、まさに小宇宙に吸い込まれるような気持ちになりました。
ちょっととぼけた表情の動物たちも可愛い。
図録の他に、パネルに引用されていた文章が印象的だったので、内藤裕史さんの著書も購入してしまった。
グッズも可愛かったです。
ここ何年か、とても心惹かれている写本の世界。
緻密で繊細な筆致に当時の人々の祈りや信仰が偲ばれ、まさに小宇宙に吸い込まれるような気持ちになりました。
ちょっととぼけた表情の動物たちも可愛い。
図録の他に、パネルに引用されていた文章が印象的だったので、内藤裕史さんの著書も購入してしまった。
グッズも可愛かったです。
『ミッドサマー・イヴ 真夜中の妖精たち』解説:辺見葉子
昨日は夏至だったので、遅れましたがその雰囲気を味わえる本を。
様々な画家による妖精の絵を集めた美しい画集です。
『ミッドサマー・イヴ 真夜中の妖精たち』解説:辺見葉子
昨日は夏至だったので、遅れましたがその雰囲気を味わえる本を。
様々な画家による妖精の絵を集めた美しい画集です。
夢のような舞台。
ランプの精の登場シーンや空飛ぶ絨毯の演出など楽しい仕掛けが沢山で、宝石の精たちの輝くような踊りもファンタジーの世界そのものでした。
所々にプリンシパルを配した豪華なキャストでしたが、その中でもやはり小野絢子さんと福岡雄大さんの主役ペアは圧巻。
複雑なリフトをスルスルと滑らかに決めながら恋の高揚感を表現して余す所がない。
小野さんの清楚で聡明なプリンセス、白い花の香りが漂うようでした。
夢のような舞台。
ランプの精の登場シーンや空飛ぶ絨毯の演出など楽しい仕掛けが沢山で、宝石の精たちの輝くような踊りもファンタジーの世界そのものでした。
所々にプリンシパルを配した豪華なキャストでしたが、その中でもやはり小野絢子さんと福岡雄大さんの主役ペアは圧巻。
複雑なリフトをスルスルと滑らかに決めながら恋の高揚感を表現して余す所がない。
小野さんの清楚で聡明なプリンセス、白い花の香りが漂うようでした。
寄宿舎で花や詩に彩られた生活を送る、白い衣装を纏った少女たち。
対するピクニック先の岩山はいかにも荒々しく、危険な蛇や虫が棲む世界。
事件をきっかけに崩壊していく学校生活。
繰り返し現れる白鳥のモチーフ。
幾通りにも解釈出来そうですが、謎は謎のまま。
だからこそ一層強く惹きつけられる、甘美な魅力がある作品でした。
寄宿舎で花や詩に彩られた生活を送る、白い衣装を纏った少女たち。
対するピクニック先の岩山はいかにも荒々しく、危険な蛇や虫が棲む世界。
事件をきっかけに崩壊していく学校生活。
繰り返し現れる白鳥のモチーフ。
幾通りにも解釈出来そうですが、謎は謎のまま。
だからこそ一層強く惹きつけられる、甘美な魅力がある作品でした。
焼きたてのホカホカです。
焼きたてだからこその美味しさにこだわって、材料や焼き方をいくつも工夫なさっているとか。
バーナーを使うのも工夫の一つ。
これで端の方にもカリッとした食感が出るのだそうです。
いただいてみると、確かに皮の表面はカリッと香ばしく、中はしっとりふんわりでなんとも良い風味。
熱でとろりと柔らかくなった餡子と一緒に頬張ると、それはもう絶品でした。
焼きたてのホカホカです。
焼きたてだからこその美味しさにこだわって、材料や焼き方をいくつも工夫なさっているとか。
バーナーを使うのも工夫の一つ。
これで端の方にもカリッとした食感が出るのだそうです。
いただいてみると、確かに皮の表面はカリッと香ばしく、中はしっとりふんわりでなんとも良い風味。
熱でとろりと柔らかくなった餡子と一緒に頬張ると、それはもう絶品でした。