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ハンニバルとかローマ史とか興味あります。doing Hannibal !

軍事史が多めです。古典や犬猫史などもたまに話題にするかもしれません。
明治42年の偕行社記事の論説が兵士への温食提供のための課題を炊具の運搬と編制だとしているのが興味深いと思います(14f.)

現行の炊具は駄載式で中隊ごとに分進できる編制ではないため温かいうちに提供し難いとし、炊事車の導入を提唱しているのですが、車数・行軍長径が問題だと指摘しています。

ドイツ軍は歩兵大隊に4輌の割合で戦闘行李に炊事車を付しているが、主食がパンのため炊爨は副食のみであり、複馬曳きの大型車輌なので車数を減らせるからだと分析しています。
October 16, 2025 at 10:56 AM
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こういう本の方が、参考になるのかもしれないのですなぁ。
October 7, 2025 at 3:02 PM
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こちらもすごい
単なる用語の解説を超えて軍事思想の輸入・受容の歴史としてまとまっている。
October 6, 2025 at 4:37 PM
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非常に面白い。『戦争』概念の拡大に伴って「ロジスティクス」もまた拡大して受け取られているのではないかと。
「いくら広範であったとしても、戦略・戦術・ロジスティクスという3区分の総体である「戦争」の範囲によって限界づけられるはずだからです。
この点に、近年における「兵站」を巡る議論の難しさの根源が示されているように思います。」
October 6, 2025 at 4:37 PM
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以前に、twitterで少し話題にのぼった「1814年戦役で、セザンヌを経由する街道はなぜほとんど使用されなかったのか?」というお話について、論文に解答が載っていた話。Twitterで挙げていたので、こちらにも。

簡単に言えば、未完成だったから。

1789年の道路網の再現地図を見ると、破線表記で、その意味は開通および未完成(ouvertes et ébauchées)の表記になっている。
論文の方を読むと、詳しい解説が載っている。

x.com/DSSSM00/stat...
September 21, 2025 at 4:35 AM
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全然違うことを調べてたら、少し前にTwitterで話題にしてた18世紀末から19世紀初頭のヴィトリー=セザンヌ間の街道について、解答が載っていて笑ってしまった。あとで纏めるか。
September 14, 2025 at 8:50 AM
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鉄砲持って馬に乗れば竜騎兵定期ですね。西洋の騎兵にたとえて紹介するなら、もうちょい調べれば良いのに。なぜコサック騎兵笑 まぁ真偽運用装備不明なので、分類不可能というのが結論ですけどね。しかし、画像2枚目の鉄砲はどうやって発砲するつもりなのだろうか。。。。火挟みあるいは鶏頭などの機構がない上に、トリガーも二つあるよね、これ笑。

news.yahoo.co.jp/expert/artic...
【戦国史】日本で初めて“竜騎兵”を大合戦に投入した伊達政宗!大坂の陣で真田軍と激突した騎馬鉄砲隊とは(原田ゆきひろ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
日本の戦国時代、さまざまな兵科の部隊が活躍しました。中でもインパクトが強いのは武田信玄の騎馬隊や、織田信長が運用した鉄砲隊です。どちらも有名で、他の兵科にはない強みもありますが「この2つを合わせれば、
news.yahoo.co.jp
September 6, 2025 at 2:41 PM
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ということで、Twitterでも遊んでみましたが、竜騎兵を選んでください笑
September 6, 2025 at 2:43 PM
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Twitterで呟いたナポレオンのロシア遠征で使われた牛車については、この論文がお勧めです。ロシア遠征における輜重隊のお話がコンパクトに纏まっていて面白いです。
www.persee.fr/doc/rharm_00...
Le Train des équipages militaires en Russie : Une épreuve et un espoir - Persée
www.persee.fr
September 5, 2025 at 12:09 PM
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古今東西の指揮官や戦術や兵器や戦例への評価が、それらを取り巻く言説からどのように形成されていったかを明らかにするという感じの研究はかなり好きなジャンル
具体例はグスタフ=アドルフの英語圏での評価を調査したJeremy Murray著『The English-Language Military Historiography of Gustavus
Adolphus in the Thirty Years’ War, 1900-Present』くらいしか挙げられないが…
September 3, 2025 at 3:04 PM
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Warwick Louth著『THE ARTE MILITAIRE The Application of 17th Century Manuals to Conflict Archaeology』読んだ
#読書
#書籍
タイトル通り、紛争考古学研究に17世紀の軍事マニュアルを使った分析を持ち込めないかという話。どのように持ち込むかという方法論的な話だと解釈した。
ネイズビーの戦い等の戦場調査を通して方法を示していく感じだが、地図や図表が少なめでイングランド内戦での個々の戦いの知識をめちゃくちゃ要求される感じがあり、正直あまり理解できてない。
August 25, 2025 at 2:53 PM
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あさんの「Lodovico Melzoの騎兵論と装甲の放棄」を読み直した。

十六世紀、十七世紀における騎兵の装甲の減少について、スペイン軍人の著作から考察されている。重装甲の槍騎兵がポーランド以外で姿を消した要因を、自主積極的に行動できるよく訓練された兵が減ったことを挙げている。Melzoが想定していた「20-30名が襲歩で乗馬襲撃できる人材」は得られなくなり、また軍隊の機動性を上げるため武具を運ぶ荷物持ちなどを排除して装甲を維持できなくなった。
bsky.app/profile/a3da...
はてなブログに投稿しました
Lodovico Melzoの騎兵論と装甲の放棄 - 三分の一 https://a3dayo.hatenablog.com/entry/2025/07/14/181428
#はてなブログ
August 14, 2025 at 8:14 AM
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#C106新刊  二日目に頒布予定。
旗代屋の新刊『ナポレオン戦争の背景(上)18世紀フランス戦術理論の展開』
刷り上がってきました!! 今回は初めて要望が多かった背表紙にナンバーを振りました。原著に不足していた図を大幅に追加し、コラムには誰得の7年戦争、ベルゲンの戦いの分析付きです。
これを機に、近世ヨーロッパの軍事史に触れてみませんか?
August 9, 2025 at 3:28 AM
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夏コミ、今年も新刊を出せそうです。
旗代屋の新刊として、『ナポレオン戦争の背景 18世紀フランス戦術理論の展開』
そして大サトー学会さまのところの御本ですが私もかなりの部分を書かせて頂いています『軍事革命論の幻』
この二冊につき、是非宜しくお願いします。
なお、『軍事革命論の幻』は既に小さなウォーゲーム屋さんで先行頒布中です。
petitslg.shop-pro.jp?pid=187487147

#C106
August 2, 2025 at 12:08 PM
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はてなブログに投稿しました
Lodovico Melzoの騎兵論と装甲の放棄 - 三分の一 https://a3dayo.hatenablog.com/entry/2025/07/14/181428
#はてなブログ
July 14, 2025 at 9:22 AM
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I wrote a thing!
July 8, 2025 at 3:32 PM
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The Carthaginians’ greatest victory was a masterclass in tactics — and a lesson in strategic failure. warontherocks.com/20...
The Importance of the Battle of Cannae - War on the Rocks
Editor’s Note: This is part of a new series of essays entitled “Battle Studies,” which seeks, through the study of military history, to demonstrate how
warontherocks.com
July 8, 2025 at 1:00 PM
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In a blog post for the SCS, I explore the Roman army as a self-consciously multi-ethnic force, responding to racist efforts to purge profiles of minorities and women in the nation's service from DOD websites.

www.classicalstudies.org/scs-blog/mik...
Blog: Diversity, Equity and Inclusion in the Roman Army | Society for Classical Studies
www.classicalstudies.org
May 15, 2025 at 8:34 PM
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Volley fire of longbow arrows looks cool in movies, but its bollocks as an actual battlefield tactic. It never happened.
@bretdevereaux.bsky.social takes us through it

acoup.blog/2025/05/02/c...

(aLso @michaellivingston.com 's book on Agincourt gets a mention too)
Collections: Why Archers Didn’t Volley Fire
This week we’re looking at a specific visual motif common in TV and film: the arrow volley. You know the scene: the general readies his archers, he orders them to ‘draw!’ and then…
acoup.blog
May 3, 2025 at 11:46 AM
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「西洋中世の小物」をBOOTHにて販売開始しました。
よろしければページだけでもご覧ください。
気が付いたらモデルが38種にもなっていました。
あと、解説が10p以上あるので、これも含めてこのお値段なら中世ヨーロッパやファンタジー描かれる方には役立てるかと思います。

pen-and-dice.booth.pm/items/6795992
中世欧州の小物類(38種) - ペンとサイコロ -Pen and Dice- - BOOTH
中世欧州の小物類です。 中世(13~16世紀)の欧州、特に英国を中心にモデリングしています。 モデリングに際しては、全て考古資料や博物館の実物など、実際の当時の物でサイズの判明している物からトレースしてモデリングしています。 そのため、全てのモデルに「Cup- 14C- England」(カップー14世紀ー英国) のように「名前ー時代ー元の場所」のデータを付与しています。 発掘資料などでは正確な時...
pen-and-dice.booth.pm
April 12, 2025 at 3:24 AM
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Once again loving this interpretation of Caesar’s last words

#IdesofMarch 🗡️
March 15, 2025 at 2:20 PM
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夏コミC106ですが、チャンドラーのナポレオン戦争も復刊&重版したので、近世後半の進展を概観できる本があると学びの役に立つと思い、当選の暁にはクインビーの「ナポレオン戦争の背景(The Background of Napoleonic Warfare)」の翻訳を考えています(上下巻に分けるとは思うけど)。
18世紀フランスの戦術理論にはどのようなものがあり、どのように議論されたのかが分かる18世紀欧州軍事思想の定番書。
原著は1957年出版。ベルヌ条約の翻訳権10年留保が使えることに気付きました。紙の同人誌であれば電子書籍周りの不透明な状況に左右されることもありませんし良いだろうと考えてます。
March 16, 2025 at 5:20 AM
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My review of Lawrence Keppie's Slingers and Sling Bullets is out at BMCR (bmcr.brynmawr.edu/2025/2025.02...)

It's always nice to be able to review something that one can easily give a very positive review to; this is a topic that was in need of a compact, focused treatment and now it has one.
Slingers and sling bullets in the Roman civil wars of the late Republic, 90-31 BC – Bryn Mawr Classical Review
bmcr.brynmawr.edu
February 20, 2025 at 4:18 PM