嶋 理人(Shima Rihito)
banner
bokukoui.bsky.social
嶋 理人(Shima Rihito)
@bokukoui.bsky.social
鉄道趣味が嵩じて近代日本史の研究者になってしまいました。電鉄や電力、生活文化などの歴史に関心があります。普遍なるもの(世界精神のかけら)に敬意を持っていきたいと思っています。これまでネットでは「墨東公安委員会」のHNで活動していました。ツイッターの現状に鑑み、当面ミラーとして運用します。
Pinned
【新春特別プレゼント企画】
お正月を祝って、ちょっとしたプレゼント企画をば。
昨年10月に私が『鉄道史学』43号に発表した研究ノート「第一次電力国家管理下の電鉄兼営電灯電力供給業―関西五大電鉄を対象として―」の抜き刷りを、ご関心のある方に進呈します。送料は私の方で負担します。

抜き刷りをご要望の奇特な方は、DMかメール(rshima[アットマーク]http://nk.rim.or.jp)で私まで、ご住所と氏名をご連絡ください。先着順で在庫のある限り対応します(在庫切れの際はご容赦ください)。ただし現在帰省中なので、発送は帰熊後の5日以降になります。
新井素子『おしまいの日』は、30年ばかり前に読んだことがありましたが、近年新装版が出たそうです。「働き方改革」が反故にされかねない今も(悲しむべきことに)読み継がれるべきホラーの名作です。
amzn.to/3ZVHflH
おしまいの日-新装版 (中公文庫 あ 58-10)
春さんが、帰ってこない――。 深夜一時半。 最愛の夫の帰りを待つ三津子。無理な残業をする彼を心配する彼女の心は、決して夫には届かない。 その想いを記した日記は、やがて幻聴、幻覚、幻影、幻想に飲まれていく。そして迎える《おしまいの日》に三津子は……。 春さんは、まだ、帰ってこない――。 正気と狂気の狭間を描く、サイコホラーの傑作!
amzn.to
February 7, 2026 at 10:02 PM
おしまいの日がきた。
February 7, 2026 at 10:00 PM
アメリカがGAFAMを生んで大儲けしている間、日本はウ失われた何年で…と言われますが、実はそれに匹敵するもの、2ちゃんねるを生んだのです。これがアメリカに渡って陰謀論の震源地となり、トランプを大統領にした経緯は、『陰謀論はなぜ生まれるのか』という本に詳しいです。

amzn.to/4a5X1QU

もう日が改まるのでこの辺で区切りますが、AIが人類を滅ぼすほど発達するのはもうちょっとかかりそうですが、SNSとショート動画で陰謀論に人がはまり、雰囲気に流されて愚かな選択をする、という形での人類滅亡は現在進行形ではないかと憂慮せざるを得ない今日この頃です。
陰謀論はなぜ生まれるのか Qアノンとソーシャルメディア
Amazon.co.jp: 陰謀論はなぜ生まれるのか Qアノンとソーシャルメディア eBook : マイク・ロスチャイルド, 烏谷昌幸, 昇亜美子: Japanese Books
amzn.to
February 7, 2026 at 3:00 PM
若年層については、そうやってネットで醸成された空気に当てられて、「ハズレ」を引きたくない感情から高市に乗ってしまっている場合が多そうです。「失われた30年」は日本人から新しいことに挑戦する勇気を奪ったといえそうですが、それが若年層のチャレンジしない精神を作ってしまったのでしょう。

ネットの「空気」醸成には、もちろん金目当ての動画作成者も関わっていますが、私はコアにあるのは2ちゃんねる以来の系譜をひく「冷笑系」の存在が大きいんじゃないかと考えています。ミソジニーの淵源、嫌韓に始まる人種差別、「いい子」嫌いだけど学歴大好き。きっとそこから来てる。
February 7, 2026 at 2:59 PM
ところが、あまりに酷いので厳しく批判せざるを得ないと「そんなに攻撃するなんて!」という、内容を無視した(理解できなかった?)反応が出てきます。そこにネット冷笑系お得意の「下から目線」論法が組み合わさると最悪です。批判するだけで「上から目線で偉そうだ!」と批判を無効化するのです。

問題があるから批判すると、かえって支持が増えてしまう。かといって批判しないと、やっぱり支持されてしまう。まあ、安倍時代の再現です。こうやって「逆らう奴はバカ」みたいな冷笑的な空気がネット上で醸成され、「現実的」で「中立」な自分たちは正しいのだ、と思い込むのでしょう。
February 7, 2026 at 2:58 PM
このように理屈ではダメなところしか見いだせないはずの高市なのに、若年層を中心に人気は高い。それは何故なのか。いくつかの潮流がうまく呉越同舟しているのでしょうから、ひとくちに言い切ることはできないでしょう。ただ一つの流れに、「批判ぎらい」というのはありそうです。

野党へのクリシェと化した文言に「批判ばかり」というのがあります。しかし、今回の高市のようにあまりにひどい、しかもその先には国民の権利を大きく制約するスパイ防止法や憲法改悪が控えていそうな場合、まずは批判することが第一ではないでしょうか。批判すべきものはそうしないとまずいのです。
February 7, 2026 at 2:58 PM
日経新聞の今日の「春秋」は、高市に経済合理性がないことを指摘し、野党とも真っ向から具体的な討論をしなかったと批判しています。この新聞がここまで書くとは、と思いましたが、それでも高い人気に「この衆院選は、曇りない目で理解が必要な社会現象の様相を見せはじめた」と呆れています。

高市は自分に安定政権を寄越せ、と言っておきながら、具体的な政策を口にしません。個別の論点は滅茶苦茶です。物価高は解決したといい、円安は儲かるといい、今日は食糧自給率百%と非現実的な目標を言い出し、情勢有利に強気になったのか、あとから憲法改正まで言い出す。思い付きとしか思えません。
February 7, 2026 at 2:58 PM
明日の選挙は、かつての徳之島とは別の意味で、日本史上もっともろくでもない選挙になりそうです。大義があるとは言えない突然の解散で、高市首相はまるで自分に白紙委任状を寄越すか、という無茶なテーマ設定をしているように見えます。個々の政策どころか理念さえない、好悪の問題にしているのです。

私の記憶が確かならば、政権発足時に高市は物価高対策を優先課題に挙げたはずです。しかしその問題は片が付いたみたい(ついてないことは誰でも分かるはずです)にいい出し、物価に悪影響を与える円安に「ホクホク」などというのです。まったく理屈に合っていません。高市に経済合理性はありません。
February 7, 2026 at 2:57 PM
「劣等者」を作り出す、というのが高市的な世界観(大変残念なことに日本人の多くも共有している)なのだろうな、と思います。「劣等者」を不利な立場に追いやって、それで困っている様子を見て「自分は一人前だ、大丈夫だ」と安心させる。通俗道徳のもっとも醜悪な形です。

「劣等者」は国内の弱者に限りません。外国に対する差別意識も、自分が――ヴィクトリア朝的にいえば――respectable な存在だと確認するのに用いられます。とりわけ日本では、日清戦争による中国人への差別意識が、近代国民国家形成の決め手だったといわれます。これもまた高市支持につながっています。
February 7, 2026 at 10:24 AM
x.com/MisterHR_jap...

「責任ある積極財政」なるものは、野放図な軍事予算の拡大ではあっても、困った状況に置かれた人を助けるものではないのです。むしろ弱い立場にある人達などを「劣等者」と差別することで、「一人前の俺は偉い」と思いあがるために編成されているのです。高市もその支持者も呪われよ。
x.com
February 7, 2026 at 10:24 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(10/10)現在は選挙戦の熱狂の中にあるが、投票後には外交上の難題や、物価高とリフレ政策の矛盾という冷徹な現実に直面する。高市氏の真の耐久性は、単なるイメージやスケープゴートの提示を超え、具体的な解決策を示せるかどうかにかかっている。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(9/10)より広い視点で見れば、彼女のアプローチは市場を動揺させ、日本国債の利回りを急騰させている。以来、彼女は片山財務相と共に、市場を沈静化させ、日本の財政健全性は維持されていると納得させるための「後退戦」を強いられている。しかし、市場は依然として警戒を解いておらず、トレーダーたちは不穏な兆候がないか注視している。一部のアナリストにとって、高市氏と債券市場の緊張は、数十年ぶりに持続的な利上げを模索している中央銀行(日銀)とこの国が抱える、より深い問題を浮き彫りにしている。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(8/10)スケープゴートの一つは「外国人」である。高市氏は、移民や観光、あるいは外国人そのものに露骨な敵意を示すのではなく、犯罪や日本文化への理解不足、安価な不動産の買収、円安の搾取などによって「日本の伝統的な仕組み」が脅かされているという国民の不安を代弁している。

もう一つのスケープゴートは「財務省」である。高市氏は、財務省の緊縮財政が国を傷つけ、日本が長期的な経済成長を確保するために必要な産業への投資を妨げていると非難している。多くの日本人や、日本の並外れた政府債務を注視しているグローバル投資家にとって、財務省が緊縮のモデルであったようには見えないにもかかわらずである。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(7/10)三浦教授によれば、有権者は高市氏の正体を見極める時間がなかったため、彼らが「こうであってほしい」と期待する像に対して人気が集まっているという。「危険なのは、問題が山積しているのに、実際の政策を聴くと中身が乏しく、良い解決策があまりないことです。そのような状況では、高市氏のような政治家は解決を諦め、代わりに『スケープゴート』を用意するものです」。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(6/10)国内においても、危険は至る所にある。例えば、高市氏のリフレ的なレトリックは、物価高に苦しむ家庭を助けるという約束と根本的に矛盾している。彼女が首相になって以来、金融市場は「リズ・トラスの瞬間」(英国の元首相が財政の許容範囲を超えた支出を約束して市場を混乱させたこと)が起きないか、厳戒態勢を敷いている。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(5/10)上智大学の三浦まり教授(政治学)によれば、高市氏は首相になって日が浅いため、日本国民はまだ彼女が国会で追及され、政策の実体について厳しく問われる場面を見ていない。特に、彼女のポピュリズムは国内に特化しているため、外交政策という「邪魔者」なしに選挙戦を進めることができている。

しかしながら、選挙が終われば外交が主役となり、課題は山積みとなる。日本の戦後史はアメリカとの軍事同盟によって定義されている。高市氏は他の同盟国と同様、気まぐれなドナルド・トランプ大統領に直面することになる。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(4/10)また、経済界のリーダーたちはFT紙に対し、彼女を「安心できるリーダー」とは見ていないと語っている。就任後わずか数日で台湾への軍事関与の可能性に言及し、中国との紛争を引き起こしたことに絶望する声も多い。彼女の短い首相在任期間中、円相場は激しく変動し、債券利回りは過去最高水準まで急騰した。

しかし、世論調査を信じるならば、有権者に対しては、詳細な政策よりも雰囲気を重視する戦略は機能しているようである。日曜日の投票によって、この隠すことなきナショナリストであり、財政拡張派、そしてマーガレット・サッチャーの信奉者は、潜在的に広範な変革を可能にする議会での圧倒的な力を手にする可能性がある。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(3/10)二つ目のミスは、聴衆に対し「円安が良いか悪いか、円高が良いか悪いかは誰にもわからない」と語ったことだ。これは、彼女の政権自身が円安を阻止するために市場介入の準備があるという強い警告を市場に発したわずか数日後のことだった。月曜日に実際に円安が進むと、高市氏はSNSで自分の発言が「誤解された」と投稿した。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(2/10)これまでの選挙戦で、少なくとも2つの明らかなミスステップがあったとアナリストは指摘している。それは、官僚などの専門家と協議せず、あるいは結果を十分に評価せずに発言するという、彼女の欠点に起因するものである。

一つ目は、選挙戦が始まる前に公約した「食料品の消費税8%を2年間停止する」という案だが、不評であることがわかると、街頭演説では触れなくなった。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
(1/10)強硬な保守派でポピュリストの高市早苗氏は、崩壊寸前だった自民党を「スター性」と「ポピュリズム」で再生させ、目前の総選挙で圧勝する勢いにある。多くの学者が、彼女が、停滞した政治に飽き飽きしていた日本人の想像力を捉えることに成功したと考えている。彼女は、詳細な政策よりも「バイブス(雰囲気)」を重視する戦略をとり、初の女性首相という新鮮さや、中産階級出身の叩き上げというイメージ、そして断定的な語り口によって、若年層や現役世代の女性を含む広範な支持を獲得している。
February 4, 2026 at 7:01 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
Financial Timesが「高市早苗は、スター性だけで日本を統治できるのか?」と題して、衆院選の状況分析と選挙後の見通しについて論評している。総じて的確な分析と思われる。

次のポストから、主要な論点を抜粋要約してみる。
February 4, 2026 at 6:49 PM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
もうここまで来たらWaPoをNYポストレベルのゴシップ紙にでもしたいんじゃないかな、ベゾス。CBSも廉価版FOXみたいになったし、もうアメリカの報道メディアは末期でしょう┐(´〜`;)┌ 
昨夜ワシントン・ポストが記者陣の30%の解雇を発表。
300人超の解雇だと言われており、きちんと詳細を調べ切れてはいないが中東チームは消滅、国際チーム全体を見てもほとんどが解雇された様子。
あとは書評チームも閉鎖。
オーナーのジェフ・ベゾスは現代のニュースの消費され方に合わせた決定でありWaPoの収益性の問題だとしているが、報道関係者は軒並みベゾスのトランプ政権へのすり寄りが由緒あるWaPoを「殺した」と非難している。

finance.yahoo.com/news/layoffs...
Layoffs and a new direction rock The Washington Post
The wealth of owner Jeff Bezos is in the spotlight as the storied publication announces changes.
finance.yahoo.com
February 5, 2026 at 4:03 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
こんな「公約」、真に受ける人なんているのかね?ハッタリにしても荒唐無稽すぎるし、相変わらず口が軽いともいえる。

まぁ、「目指す」だけなら、達成不可能な目標でもできるか。

「食料安全保障は、食糧自給率100%を目指す。日本の食品をどんどん海外にも輸出する」と強調した。

www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1...
高市早苗首相が京都府内2カ所で演説 「責任ある積極財政」を強調 衆院選後半戦 |京都新聞デジタル 京都・滋賀のニュースサイト
衆院選(8日投開票)が後半戦にさしかかった4日、高市早苗首相(自民党総裁)が京都入りし、府内2カ所で街頭演説した。持論の「責任ある積極財政…
www.kyoto-np.co.jp
February 5, 2026 at 10:51 AM
移民は時として、送出側の日本ですら、色目で見られることがありましたし、引揚者への差別もありました。そういう歴史をすっ飛ばして、松島みどりに声援を送るような徒輩は、現地に根付いた日本人移民を「日本スゴイ」の文脈で賞讃したりします。恥を知れと言いたいです。
February 7, 2026 at 6:03 AM
リプも賛同ばかりという惨状ですが、そういう連中は「日本人学生の支援を!」と口ではいいます。でも継続的に教育制度の充実を考えているようには見えないし、不登校児のフリースクール支援だとか、障碍児の受け入れ支援とかには冷たそうですね。

私は近代日本史勉強しているので思うのですが、開国から高度経済成長まで、日本は名だたる移民送出国でした。移民先で彼らは差別を受けましたが、苦難の果てに現地の社会で今はしかるべき地位を占めています。この歴史に思うと、移民をいじめるなんて恥ずかしいことはできないはずです。
February 7, 2026 at 6:00 AM