嶋 理人(Shima Rihito)
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bokukoui.bsky.social
嶋 理人(Shima Rihito)
@bokukoui.bsky.social
鉄道趣味が嵩じて近代日本史の研究者になってしまいました。電鉄や電力、生活文化などの歴史に関心があります。普遍なるもの(世界精神のかけら)に敬意を持っていきたいと思っています。これまでネットでは「墨東公安委員会」のHNで活動していました。ツイッターの現状に鑑み、当面ミラーとして運用します。
ご教示ありがとうございます。諸外国の例も参照しないとですね。
October 24, 2025 at 5:42 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
草軽にもいた
(画像は地蔵さんになった後
October 14, 2025 at 2:57 PM
一人の当事者の方の言葉が心に沁みました。メモしていたわけではないですが、大要こうおっしゃったと思います。
「この国は弱い者を助けるようにできてないんだよ。弱肉強食だから」
これは近代日本を特徴づける、通俗道徳が支配する国の生きづらさを端的に語って余りあるものと痛感します。

その当事者の方はまた、「この国は変わらないんだよ」と絶望を語りつつも、しかしそれでも声を上げるのだ、とも語っておられ、実際番組が取り上げた当事者の集会にも参加しておられました。その勇気に学ぶことは、極めて大きいと感じます。再放送に値する番組と思います。
October 22, 2025 at 10:34 AM
前ツイートの図は、William D. Middleton "Interurban Era" という本からの引用です。リプリント版もあるけど印刷が良くないので、ネット上にあって無料で読めるイリノイ大のデータを使ってください(リンク先pdf注意 libsysdigi.library.uiuc.edu/OCA/Books200...
amzn.to/4omtuXr
libsysdigi.library.uiuc.edu
October 14, 2025 at 2:49 PM
これは夏暑い日本ならではの電車……と思いきや、電車の祖国アメリカでは、車体の一部もしくは全部をオープンにした電車がかなりポピュラーでした。暑そうなカリフォルニアだけでなく、ニューイングランドとかでもあったとか。日本の納涼電車もこの辺に着想が? 江ノ電はジーメンスだったけど。
October 14, 2025 at 2:45 PM
納涼電車とは、夏に楽しく過ごせるよう、窓を取り払い、場合によっては側板を金網にして、風通しを良くした電車です。時には女性車掌が和服姿(浴衣?)で乗っていた場合もあったとか(横浜かどっかの市電の本で読んだ記憶があります)。
October 14, 2025 at 2:43 PM
国鉄時代の甘木線の輸送密度が700人切ってたのに、甘木鉄道はコロナ前では2000人の水準をおおむね維持できていたので、ざっと3倍に客が増えているということになります。甘木鉄道の努力がうかがわれますが、反面国鉄のローカル線へのやる気のなさというべきなのかもしれません。

それを思えば勝田線も、と死んだ子の年を数えたくもなるわけですが、お金をかければ客が増え、社会的に有意義なことは分かっても、かけたお金を回収できるわけではない、という場合、どうやってお金を調達する社会的合意を得るのか、という問題になりますね。
October 2, 2025 at 9:04 AM
これも読んだ本からの印象ですが、陰謀論というのは一度はまると、それが現実と齟齬をきたすたびに(陰謀論をやめるのではなく)陰謀論をさらに積み重ねる、つまりどんどん深入りしてしまうようです。で、近年の陰謀論による世界の席捲を考えるに、やはり新型コロナのせいだと思うのです。

新型コロナの流行で誰もが不安になったことに付け込んで、反ワクチンをはじめとする陰謀論が多くの人に浸透してしまった、それがコロナの流行が終わった(ことになった)のちにも、陰謀論の暴走という形で後遺症を残しているのではないか、そんな気がしてならないのです。
September 29, 2025 at 6:24 AM
陰謀論の本は最近の『となりの陰謀論』はじめ何冊か読んでいて、どれも勉強にはなったけど、陰謀論にすでにはまった人をどうにかする特効薬はない、というのもだいたい共通していたように思います。陰謀論からの救出法があるということ自体陰謀論だったのでしょうか。

amzn.to/3KqwgMQ
となりの陰謀論 (講談社現代新書 2778)
Amazon.co.jp: となりの陰謀論 (講談社現代新書 2778) : 烏谷 昌幸: 本
amzn.to
September 29, 2025 at 6:17 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
ヒロアカ、呪術、チェンソー、鬼滅など、超ざっくり言えば、主人公が何らかの治安維持的な団体に所属し、世の中にはびこる悪を倒す、というジャンル(最近読んで面白かった『エクソシストを堕とせない』や別雑誌だが『運命の巻戻士』もこのジャンルに入るか)は、物語も盛り上げやすいしキャラクター同士の関係も描きやすい「強い型」なのだが、このジャンルの枠組み的な限界のひとつが、権力や社会や体制そのものに対する批判的な視点を描きづらい、ということだと思う。
『ONE PIECE』のルフィも、それなりに権力や治安維持側(海軍とか)と関わりがあったりするとはいえ、根本的にはアウトローなので、率直な権力批判も描きやすい。
September 22, 2025 at 5:58 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
近年のジャンプ漫画のヒット作、明らかに「体制寄り」…とまでは言わないまでも、わりと体制や社会システムを維持する側、権力に近い側が主人公という傾向があり(もちろん劇中で体制そのものへの批判も入るとはいえ)、その意味でもアウトローがひたすら権力を打倒していく『ONE PIECE』って有名なジャンプ漫画の中でも実は相当に異質なのか…と改めて思ったりした。
ジャンプ系の漫画/アニメでは『ドラゴンボール』も同じくらい世界的に有名だけど、こういう抗議デモのシンボルになるほどの反体制メッセージがあるかって言うとまた違うし。
September 22, 2025 at 5:47 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
まぁあまりに重大な(人死にも出るような)現実の出来事に、あくまでエンタメであるフィクションがガッツリ関わると何かと不穏なのも確かだが、原作には一切そんなメッセージがない「カエルのペペ」をヘイトシンボルにする極右とか、かわいい女の子の日常アニメを見ながら女性に嫌がらせする自称オタクとか、『鬼滅の刃』読んで煉獄さんのコスプレして弱者を攻撃するカス人間とかよりは、明らかに作品で描かれていることを(表層ではなく)真面目に受け取っているので、よほど作者も本望ではないだろうか
September 22, 2025 at 5:31 AM
Reposted by 嶋 理人(Shima Rihito)
なんで『ONE PIECE』が政治的反抗のシンボルになってるのかについて、記事の中では「ルフィは逆境にあっても笑顔を絶やさない陽気なキャラクター」「応援したくなる」とか若干ふわっとしてたが、『ONE PIECE』って普通に読めばおおむね民衆を苦しめる独裁者や権力を打倒する話なので、ネパールとか東南アジアの若者も、『ONE PIECE』をちゃんと見て真面目に読み解いた上で「このアニメ/漫画はうちらのシンボルにすべきだろう」と考えて「旗」を掲げてるんじゃないだろうか…
September 22, 2025 at 5:21 AM