#椹木野衣
椹木野衣『感性は感動しない』
幼少期の原体験を思い出した。兵庫県立美術館でのこどものイベント、2005年の1月、震災から10年でコンペ作品の展示をやっていた。

言葉で表現することが苦手だったせいか、鑑賞での会話は覚えておらず、気になった作品の前に立って、ずっと模写していた。だいぶ後にその作品が県民賞を受賞したことを知る。

イベントの趣旨はみんなで凧を作ってあげよう。各々好きなように描く。当時、宇宙の図鑑でよく眺めていたスペースシャトルを描いた。自分なりに凧との類似性を感じたんだと思う。

そこで強烈に残ったのが、描くモチーフがそれぞれ違う。類推や見立て、何を表現するか、すごく気になった。
February 10, 2024 at 9:23 AM
ここ2ヶ月あたりで読んだ本。
ブレイディみかこ『他者の靴を履く:アナーキック・エンパシーのすすめ』
富永京子『みんなの「わがまま」入門』
ジェームズ・C.スコット『実践 日々のアナキズム』
外山恒一『政治活動入門』
内田樹『下流志向:学ばない子どもたち 働かない若者たち』
岸田秀・伊丹十三『哺育器の中の大人:精神分析講義』
岸田秀『ものぐさ精神分析』
宇野常寛『遅いインターネット』
椹木野衣『感性は感動しない』
アナ・チン『マツタケ:不確定な時代を生きる術』
藤原辰史『分解の哲学:腐敗と発酵をめぐる思考』
February 29, 2024 at 10:40 AM
椹木野衣による書評
評されてる本の話から少し離れるが、これ知らなかった。ルイスと村上春樹…
「モーリス・ルイスを画像検索すると、村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の単行本と文庫カバーでそれぞれ使われた作品も出てくる」
「絵画の解放」書評 モダニズムと米文化の折衝関係|好書好日
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食など��...
book.asahi.com
January 6, 2024 at 2:40 AM
“スペイン風邪の流行後、シュルレアリスムといった前衛芸術が生まれた。「…夢や無意識といった未知の世界の中に活路を見いだしたのはパンデミックからの逃避だったのかもしれない」” / “美術から見たコロナ禍とは 今思い出すべき「熱さ」 パンデミックとアート 椹木野衣” htn.to/3zzWECZVYU
美術から見たコロナ禍とは 今思い出すべき「熱さ」 パンデミックとアート 椹木野衣さん(あとがきのあと) - 日本経済新聞
新型コロナウイルスが世界保健機関(WHO)により、2020年3月にパンデミックと認定されてから4年超。街は人であふれ、世界はかつての日常を取り戻したかのようにみえる。しかし、「同じように見えても、以前とは決定的に変わっている。今、改めて考える必要がある」と話す。基になっているのは、20年から23年にかけ新聞上で2週間おきに連載した原稿だ。感染者数が毎日報じられ、毎日、状況が一変する日々が記録さ
htn.to
July 26, 2024 at 11:42 PM
歴代のパルコのポスターやCMなど100点以上を集めた展覧会が、11月17日に始まりました。

ゲストキュレーターは上野千鶴子さんや椹木野衣さん、野宮真貴さん、布施琳太郎さんなど。 制作者として、井上嗣也氏、糸井重里氏、佐藤可士和氏さんなどの声も展示されています。
www.advertimes.com/20231102/art...
パルコの歴代広告100点以上を集めた展覧会始まる 渋谷PARCO開業50周年で | Ad...
パルコは11月17日から、渋谷 PARCOの PARCO MUSEUM TOKYO(4F)にて歴代の広告100点以上を集めた展覧会「『パルコを広告する』1969-2023 PARCO 広告展」を開催す...
www.advertimes.com
November 17, 2023 at 8:26 AM
洲之内徹/ 椹木野衣 編『洲之内徹ベスト・エッセイ 1』Kindle版
www.amazon.co.jp/dp/B0DDSYHRX6
www.amazon.co.jp
August 23, 2024 at 11:32 AM
"『シミュレーショニズム』『日本・現代・美術』をはじめ、膨大な執筆活動を通じて日本の現代美術論の言説を構築してきた椹木野衣による本書は、美術のジャンル解体と新たな批評を切り拓いた『後美術論』(2015年)、3.11後、震災や災害の多い風土から「日本列島」の美術を捉え直した『震美術論』(2017年)に続く第3部であり、ウェブマガジン『ART iT』での連載「美術と時評」で書かれた15年に及ぶ批評選集である"

椹木野衣 『末世の芸術 来たるべき無人類のために』
comingbook.honzuki.jp?detail=97845...
『末世の芸術』
『シミュレーショニズム』『日本・現代・美術』をはじめ、膨大な執筆活動を通じて日本の現代美術論の言...
comingbook.honzuki.jp
November 5, 2025 at 3:33 AM
「時代のプリズム」は、比較対象に椹木野衣企画の「平成美術」を据えるとわりとの視点が際立つ。対象とする期間もかなりかぶるし、コレクティヴィズムの動向を追うという意味でも類似するのだけど、椹木が一国内の自閉的な歴史を描こうとしてしまうのに対して、「時代のプリズム」は平成年間の日本の国際的な交流のなかで生じたものを扱っている。 柳幸典の The World Flag Ant Farm […]

[Original post on hollo.tenjuu.net]
October 31, 2025 at 7:10 PM
椹木野衣『日本・現代・美術』(新潮社)
正直かなり難しかったので半分も理解できてないと思う。現代の歴史がある程度インプットされてる人向けなので、美術本百選の中だと後回しにした方がいい本だと思った。この本で言いたい、欧米とは異なる歴史を背負っている日本という特殊性を無視しては概念を考えられないってのはその通りだと思った。概念周りの話も割と面白かったけど、半分くらいしか理解できてない。
May 29, 2025 at 9:35 AM
【書評@朝日新聞】『第一次世界大戦記 ポワリュの戦争日誌』 x.gd/GfzjR 椹木野衣さん「凄まじい本が眠っていたものだ」「これこそわたしが求めていたものだった。本書を読んで初めて、第1次世界大戦がいったいどのようなものであったのかについて、わずかでも触れることができた気がする」。深謝。有料記事ですが、以下よろしければ。
digital.asahi.com/articles/DA3...
(書評)『第一次世界大戦記 ポワリュの戦争日誌』 モーリス・ジュヌヴォワ〈著〉:朝日新聞
■脚色を排し書き綴る強烈な現実 凄(すさ)まじい本が眠っていたものだ。戦争の専門家でないわたしが本書を手にしたのは、第1次世界大戦という未知の戦争体験が、美術の世界でも決定的な引き金となり「無意味」…
digital.asahi.com
February 3, 2025 at 10:02 AM
求めているものとはちょっと違うかもしれないけれど椹木野衣の『反アート入門』とかいいかも。
October 30, 2024 at 12:44 PM
"様々な価値が解体した敗戦から始まった日本の美術の動向を現代から照射し、政治的・歴史的なコンテクストに位置づける著者の主著。解説 安藤礼二"

椹木野衣 『日本・現代・美術』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
日本・現代・美術 椹木 野衣(著) - 筑摩書房
様々な価値が解体した敗戦から始まった日本の美術の動向を現代から照射し、政治的・歴史的なコンテクストに位置づける著者の主著。解説 安藤礼二 - 引用:版元ドットコム
www.hanmoto.com
June 22, 2025 at 1:36 AM
50年代〜00年代くらいまでの美術メディアの傾向と、ここ10年くらい、とくにここ5年だともう決定的に変わっている。〜70年くらいまで、そもそもアーティストはメディアを挑発して批評家に書かせるようなことを意識しているから、雑誌そのものが美術が展開する舞台であったりする。で、そのあとだと、中原佑介とか椹木野衣とかが、自分でキュレーションしてデカい展示をするとかがあり、もうこうなるとライターというレベルではないんだけど、まあでも彼らは職業的なライターであり(ぜんぜんアカデミシャンですらない)、舞台を作ることに長けているという感じはある。いまはこういう動きは見当らないんだけど(カオスラウンジと […]
Original post on hollo.tenjuu.net
hollo.tenjuu.net
September 1, 2025 at 11:17 AM
古本新入荷より、椹木野衣『美術になにが起こったか 1992-2006』。

#早春書店 #古本 #古本屋 #国分寺
January 28, 2025 at 7:04 AM
今週購入した紙の本。
August 9, 2025 at 2:38 AM
椹木野衣
シミュレーショニズム

まだ中垣信夫さんのデザイン事務所にいた頃の仕事。
July 9, 2025 at 4:22 PM
美術批評家の目にうつるファッション 「制度」を打破しうるもの【山縣良和×椹木野衣の談義 1時間目】 https://www.fashionsnap.com/article/sawaragi-yamagata1/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=bluesky
June 7, 2024 at 3:38 AM
2024年よかった本
『闇の精神史』木澤佐登志
『感性は感動しない』椹木野衣
『海の狼』ジャック・ロンドン/関 弘
『オンガクハ、セイジデアル』ブレイディみかこ
『トウモロコシ畑の子供たち』スティーヴン・キング/高畠文夫

かなり厳しく絞るとこれくらいになってしまう。去年はなんとなく世間的に評判になってる本を優先してしまって(しかもあんまり残らない読み方をしてしまって)、全然自分が求める本を読めてないな。
January 6, 2025 at 1:22 AM
山本直樹氏がxで、参政党支持者による「参政党が不寛容だという意見も、寛容を旨とするリベラルは寛容に受け入れるべきでは?」というレスに向けて寛容のパラドックスを説いたところ、「矛盾しててワロタ」「ダブスタ乙」的な反応が圧倒的に多く、その数自体がネットの民意・総意のように見えてしまい、やっぱxは悪い場所(not椹木野衣)だと思った。

寛容のパラドックスってそんな簡単な話じゃない。抽象的な論理操作ができない人、寛容な社会を保障するためのメタ的なルールというものをイメージできない人が、「寛容と言いながら、不寛容には不寛容」という言葉の連なりに矛盾やダブスタを感じ取るのは当たり前なのかもしれない。
July 9, 2025 at 2:47 AM
椹木野衣『戦争と万博』
改めて万博について考えたいですね。

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第2・4火曜、毎週水曜は定休日です
October 27, 2025 at 2:34 PM