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vegetarian; philosophy of economics, animal ethics, family abolition, feminism, trans/queer; #FreePalestine #BDS #NOlympicsAnywhere
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email: janis_fla(at)pm(dot)me
(しかし繰り返し使われるこのキーワードはスポーツ新聞の強壮剤の広告を思い出す。そんな貴方と貴方の射する精ないし精の射するを求めるのは、いつも若くfertile、ゆえにつがいの相手を「女」と呼ぶ、みたいな。)
November 19, 2025 at 12:54 PM
元の本についてはヘテヘテで疲れるということに尽きる(ええ、読みましたよ)。あと、ある程度の量の精子を一度に排出する身体の生理については、発汗や排尿についてと比べてもほとんど関心がなく、する客体はともかく()、する主体にはほぼ関心がなく、「責任」についてもその生理に注目するとなると非歴史的で時間幅のない生殖なるものへの還元主義としか思えず、自分はついていけないと思ってる。

ただこういう本が出ちゃうことがテーマそのものより興味深いかも。ということでリンクのメモ。

『日本の「射精責任」論』(2025/12、太田出版)
www.ohtabooks.com/publish/2025...
日本の「射精責任」論 - 太田出版
私たちはもう、「射精責任」という言葉がない世界には戻れない――。 「望まない妊娠」は男性の「無責任な射精」が原因であると喝破したことで、刊行直後から大きな話題と...中真生・伊藤公雄・塚原久美・多賀太・宮地尚子…ほか著『日本の「射精責任」論』作品案内。/ISBN:9784778340988、2025年12月02日搬入発売。
www.ohtabooks.com
November 19, 2025 at 12:41 PM
いちおう労働組合には入っているけど、二分法で「女性」なので自動的に性別で割り振られた「母」と同一とされることをどう考えたらいいのかわからない。最近はそんなこんなで悩むのを諦めている。

生産性向上を目指す労働に駆り立てられ、周囲とつながって政治に気づき学び話すことが得難い状況はおそらく一般的で、だから「モラトリアム」や「自分探し」はまるで特定の種類の若さと一部の階級の特権で(それは社会状況として正確なのかもしれないけれども)、だから誰か他の人がその人であることを悩んで考えて学んで話してつながろうとすることすら蔑ろにしてもかまわない、となる。世知辛い。
November 15, 2025 at 1:41 PM
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→ ついでながら、「週刊金曜日」の創刊1992年の、久野収による「発刊に寄せて」を抜粋――

「…この三つの荒廃[支配政党、マネーゲーム、マス文化]には、さまざまな超越的、イデオロギー的批判が下されている。しかし、あまりものをいうようにも見えない。
むしろ、いま必要なのは、前途をどうすれば明るくできるか、その勢力と方法の芽生えはどこにあるのかをはっきりさせる内在的、打開的批判であり、この批判を職業とし、生活し、思想する主権市民の立場から実物教示してみせる仕事である。…」
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November 15, 2025 at 2:45 AM
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…自動車を減らす・エネルギー消費を減らすというのは、必ずしもただ今より貧しい生活をするとか贅沢を我慢するという意味ではなく(いまの先進国の水準に比べればそれも必要だけど——著者の意見でなくわたしの考えだけど、せめて肉食を劇的に減らすくらいは)、生活に自家用車を必要としないような都市設計を行い、より健康で豊かな生活につながる部分にエネルギーを消費する、という考え方でもあり、著者が訴える未来はそういうものだ。
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…また使い終えたリチウム電池を回収してリチウムを取り出し再利用するサイクルをより徹底する必要もある。わたしたちが生活を一切変えなくても新しいテクノロジーが問題を解決してくれるという技術楽観論を、本書はそのテクノロジーが必要としている資源の採掘・加工の側面と、限りある資源をめぐる国際政治上の対立の側面から否定してくる。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…仮にガソリンで走る自動車を全て電気自動車に置き換えたとしても、その移行にはいまよりはるかに大量な資源の採掘が必要となるし、それだけの電力を発電するキャパシティを生み出すだけで新たな発電所がたくさん必要になる。それらを全て再生可能エネルギーで賄うのだとすると、またそこに大量の資源であり、世界各地に環境破壊と社会の不安定化をもたらしてしまう。どうしても必要な車の燃料をガソリンから電気に置き換えるのは良いことだが、本当に必要なのは個人が車を乗り回すことを前提とした社会を変えて、自動車の数自体を、そして消費するエネルギー自体を、いまよりずっと減らすことだ。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…またかつて原油産出国が連帯して欧米を石油ショックに見舞わせたOPECをお手本にリチウムやいわゆるレアメタルの産出国が資源ナショナリズムを掲げて資源採掘業者より有利に立とうとするも、先住民たちは欧米の大企業を交渉の場につかせるための口実に使われたあと、やはりその交渉の場からは排除される。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…本書はいっぽうでボリビアやチリなどリチウムが採掘されている現場で引き起こされている環境破壊や健康被害、先住民の迫害などを追いつつ、もういっぽうでは欧米や中国がリチウムを戦略的物資として国内もしくは友好国で採掘し敵対国への輸出を制限しようとする(アメリカの場合は資源が豊かなグリーンランドを自国の領土に組み込もうとまでしている)国際政治の状況も同時に追う。しかしたとえばアメリカ国内でリチウムを採掘するとなった場合でも、実際にそれが行われるのはかつて土地を奪われた先住民たちが追いやられ、さらに原爆の実験場とされたネヴァダの砂漠であり、先住民が犠牲にされることはかわらない。…
November 7, 2025 at 4:50 AM