バトラーは、イスラエルの国家暴力と植民地主義的なシオニズムを批判しつつ、またユダヤ教信仰の絶対化も退けつつ、しかし差別的な反ユダヤ主義にも抵抗しながら、(歴史的に蓄積されてきた慣習としての)文化的精神的ユダヤ性を擁護する。ユダヤ性の根源としての、その他者性とディアスポラ性を。
バトラーは、イスラエルの国家暴力と植民地主義的なシオニズムを批判しつつ、またユダヤ教信仰の絶対化も退けつつ、しかし差別的な反ユダヤ主義にも抵抗しながら、(歴史的に蓄積されてきた慣習としての)文化的精神的ユダヤ性を擁護する。ユダヤ性の根源としての、その他者性とディアスポラ性を。
その先には、死すらも終わりではないような、「過剰創発」的な宇宙が展望されるようだ(219頁)。これはおそらく、歴史的存在が絶え間なく書き換えられ、絶対的な記憶の穴(忘却の忘却)に落ちていく『チェンソーマン』の世界の秘密に関わるだろう。木澤佐登志による『チェンソーマン』言及も参照。
その先には、死すらも終わりではないような、「過剰創発」的な宇宙が展望されるようだ(219頁)。これはおそらく、歴史的存在が絶え間なく書き換えられ、絶対的な記憶の穴(忘却の忘却)に落ちていく『チェンソーマン』の世界の秘密に関わるだろう。木澤佐登志による『チェンソーマン』言及も参照。
怪物には理性があり、感情や共感があり、善良な良心もあった。怪物が人間たちから怪物と呼ばれるのは、とにかく徹底的に「外見」の問題である。外見があまりに醜くおぞましいがゆえに、全人類から嫌われ、恐怖される。ただひとつの願いが「異性の怪物を作ってくれ」であるのが、あまりに悲しい。
怪物には理性があり、感情や共感があり、善良な良心もあった。怪物が人間たちから怪物と呼ばれるのは、とにかく徹底的に「外見」の問題である。外見があまりに醜くおぞましいがゆえに、全人類から嫌われ、恐怖される。ただひとつの願いが「異性の怪物を作ってくれ」であるのが、あまりに悲しい。
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《25/11/15会場参加申込用》『名著でひらく男性学 〈男〉のこれからを考える』 刊行記念トークイベント 杉田 俊介 西井 開 川口 遼
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《25/11/15会場参加申込用》『名著でひらく男性学 〈男〉のこれからを考える』 刊行記念トークイベント 杉田 俊介 西井 開 川口 遼
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杉田俊介『鬱病日記』
書店で衝動的に買っていた。鬱病に伏していた8ヶ月間の記録。あまりにも重い。鬱病を軽く見ている人にこそ読んでもらいたい本。自分も現在進行形で鬱と付き合っていて、飲んでいる薬の名前もさりげなく出てくる。無気力、自己嫌悪、セルフネグレクトを覚える感覚こそ、鬱病なのだ。
杉田俊介『鬱病日記』
書店で衝動的に買っていた。鬱病に伏していた8ヶ月間の記録。あまりにも重い。鬱病を軽く見ている人にこそ読んでもらいたい本。自分も現在進行形で鬱と付き合っていて、飲んでいる薬の名前もさりげなく出てくる。無気力、自己嫌悪、セルフネグレクトを覚える感覚こそ、鬱病なのだ。
太田啓子『これからの男の子たちへ:「男らしさ」から自由になるためのレッスン』
杉田俊介『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』
藤高和輝『バトラー入門』
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』
などかな?まっすぐ「フェミニズム」そのものを勉強するための本ではないかも。
太田啓子『これからの男の子たちへ:「男らしさ」から自由になるためのレッスン』
杉田俊介『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』
藤高和輝『バトラー入門』
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』
などかな?まっすぐ「フェミニズム」そのものを勉強するための本ではないかも。
頭木弘樹『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)
杉田俊介『男性解放批評序説 フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ』(ホーム社)
頭木弘樹『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)
杉田俊介『男性解放批評序説 フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ』(ホーム社)
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#海と夕焼入荷 #新刊 #本屋 #読書
www.shueisha.co.jp/books/items/...
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化石燃料業界から巨額の資金援助を受けているトランプとか極右フレンズが、必死に気候変動否定デマをばらまいたり再生可能エネルギーを潰そうとしているが、なぜ必死かといえば、再エネ(特に太陽光)が文字通りの意味で「革命的」なエネルギーだから。
ここでいう「革命」とは単なるレトリックではなく、化石燃料によって築かれた既存の強固な権力構造をひっくり返し、局所的だった「力」を民衆に分散させるということ。
www.meditationsinanemergency.com/the-future-i...
化石燃料業界から巨額の資金援助を受けているトランプとか極右フレンズが、必死に気候変動否定デマをばらまいたり再生可能エネルギーを潰そうとしているが、なぜ必死かといえば、再エネ(特に太陽光)が文字通りの意味で「革命的」なエネルギーだから。
ここでいう「革命」とは単なるレトリックではなく、化石燃料によって築かれた既存の強固な権力構造をひっくり返し、局所的だった「力」を民衆に分散させるということ。
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"現代は鬱病の時代であると言われます。誰もが鬱病になる可能性を持っているとも言われます(風邪/骨折/癌などのように)。そのわりには、鬱病者が具体的な生活の中でどんな困難を強いられ、心の中でどんな葛藤や絶望を抱え込んでいるのかは、案外まだ十分には知られていないのではないでしょうか"
杉田俊介 『鬱病日記』
comingbook.honzuki.jp?detail=97847...
"現代は鬱病の時代であると言われます。誰もが鬱病になる可能性を持っているとも言われます(風邪/骨折/癌などのように)。そのわりには、鬱病者が具体的な生活の中でどんな困難を強いられ、心の中でどんな葛藤や絶望を抱え込んでいるのかは、案外まだ十分には知られていないのではないでしょうか"
杉田俊介 『鬱病日記』
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www.amazon.co.jp/dp/479498021...
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