Auteur 'Polderjapanner' (2023) Uitgeverij Van Oorschot
https://www.vanoorschot.nl/writers/fumiko-miura/
Rotterdam, The Netherlands
うちの地元なんかなーんにも無くて、ゆっくりしたい人には最高だと思うんだけど。観光客も滅多に来ないし。でも、こういうただの田舎で特徴の無い所には来てくれないんだよね。どうしたもんだか。
gendai.media/articles/-/1...
うちの地元なんかなーんにも無くて、ゆっくりしたい人には最高だと思うんだけど。観光客も滅多に来ないし。でも、こういうただの田舎で特徴の無い所には来てくれないんだよね。どうしたもんだか。
gendai.media/articles/-/1...
昔のオランダの味も無く水っぽいトマトと比べれば、随分美味しくなったのかもしれない。
味覚と感性の問題かもしれないが、肥沃な大地で燦々と降り注ぐ太陽の下で育った露地栽培のトマトを食べた時の感動を知っていたら、オランダ産トマトが美味しい、とは心の底からは言えないよ。
昔のオランダの味も無く水っぽいトマトと比べれば、随分美味しくなったのかもしれない。
味覚と感性の問題かもしれないが、肥沃な大地で燦々と降り注ぐ太陽の下で育った露地栽培のトマトを食べた時の感動を知っていたら、オランダ産トマトが美味しい、とは心の底からは言えないよ。
農薬被害の難しいところは、特定の農薬が特定の病気の原因となっていることを証明するのが、非常に困難なところ。
しかし実際に花卉・野菜栽培の盛んな地域は、他の地域よりも子供の白血病や大人のパーキンソン病の発症率が高いのは、住民なら既に感じていることのよう。百合栽培農家の移転流入に、反対運動を起こしている近隣住民も出ている。
減農薬で栽培する技術を取り入れている地域もあるそうだが。
農業従事者とその家族の健康を犠牲にしてまで、輸出用の花や野菜を育てる意義を考えてしまう。
podcasts.apple.com/nl/podcast/v...
農薬被害の難しいところは、特定の農薬が特定の病気の原因となっていることを証明するのが、非常に困難なところ。
しかし実際に花卉・野菜栽培の盛んな地域は、他の地域よりも子供の白血病や大人のパーキンソン病の発症率が高いのは、住民なら既に感じていることのよう。百合栽培農家の移転流入に、反対運動を起こしている近隣住民も出ている。
減農薬で栽培する技術を取り入れている地域もあるそうだが。
農業従事者とその家族の健康を犠牲にしてまで、輸出用の花や野菜を育てる意義を考えてしまう。
podcasts.apple.com/nl/podcast/v...
オランダのTV番組で農家の息子が嫁探しをする人気番組の司会者をやってた人の弟が、若年なのにパーキンソン病になってしまった。彼女は医者でも科学者でもないけど、オランダの農業従事者のパーキンソン病の罹患率が高いのは農薬とは無関係ではないと思うから、それについてドキュメンタリーを制作しようとしてるが、みんな口が重い、と。
2、3年前に会ったウェストランドの野菜農家の人も、40手前くらいなのに明らかにパーキンソン病の兆候があったのを思い出して、恐ろしくなってしまった。
オランダのTV番組で農家の息子が嫁探しをする人気番組の司会者をやってた人の弟が、若年なのにパーキンソン病になってしまった。彼女は医者でも科学者でもないけど、オランダの農業従事者のパーキンソン病の罹患率が高いのは農薬とは無関係ではないと思うから、それについてドキュメンタリーを制作しようとしてるが、みんな口が重い、と。
2、3年前に会ったウェストランドの野菜農家の人も、40手前くらいなのに明らかにパーキンソン病の兆候があったのを思い出して、恐ろしくなってしまった。
スリナムのことを書き始めたら止まらないので、何部構成になるか分かりませんが、よろしければどうぞ。
note.com/miurafumiko/...
スリナムのことを書き始めたら止まらないので、何部構成になるか分かりませんが、よろしければどうぞ。
note.com/miurafumiko/...
それで今『友情について』を学校で勉強しているので、習ったところを日本語で説明してもらったんだけど、
友達自体はもちろん大事ではあるけど、むしろ大事なのは友達を作るというその行為
みたいなことが書いてある、って教えてもらって、私はカミナリに打たれましたね⚡
年を取っていくにつれて、これから親友と呼べる友達が一人欠け二人欠けしていくことに寂しさを感じていたけれど、友達を作ろうとする行為ならいつでもどこでも何歳になってもできるもんね。
それで今『友情について』を学校で勉強しているので、習ったところを日本語で説明してもらったんだけど、
友達自体はもちろん大事ではあるけど、むしろ大事なのは友達を作るというその行為
みたいなことが書いてある、って教えてもらって、私はカミナリに打たれましたね⚡
年を取っていくにつれて、これから親友と呼べる友達が一人欠け二人欠けしていくことに寂しさを感じていたけれど、友達を作ろうとする行為ならいつでもどこでも何歳になってもできるもんね。
マンガが大好きでも手塚治虫は聞いたことがないし、相撲も映像ですら見たことがないと言われて、5,6年前と比べても随分変わったな~と感慨深い。
マンガが大好きでも手塚治虫は聞いたことがないし、相撲も映像ですら見たことがないと言われて、5,6年前と比べても随分変わったな~と感慨深い。
第二に太宰が女性の心情をよく描けてるという解説を読んで、は?そうか?となった。
しかし、文学はこの率直な印象を一旦脇に置いて、文章や構成の巧みさを読み取らないと行けないんだよね?
しかも戦後二年しか経っていない発表当時は時代に求められたテーマだった。だから斜陽族なんて言葉も生まれブームになった。
一旦冷静になってから感想書こう。
私には没落貴族の忸怩たる思いなんか一生理解できないが...。
第二に太宰が女性の心情をよく描けてるという解説を読んで、は?そうか?となった。
しかし、文学はこの率直な印象を一旦脇に置いて、文章や構成の巧みさを読み取らないと行けないんだよね?
しかも戦後二年しか経っていない発表当時は時代に求められたテーマだった。だから斜陽族なんて言葉も生まれブームになった。
一旦冷静になってから感想書こう。
私には没落貴族の忸怩たる思いなんか一生理解できないが...。
書評家の三宅香帆さんがお勧めされていた本書、読んでみました。
「お姉さん、イキだねぇ〜」というときの“イキ“って一体なんなんだ?という疑問を、イキという言葉が発生した江戸の花街から出発し、哲学の観点から分析している本書。
イキは日本固有の概念だということを外国語や西洋文化との比較から炙り出し、イキの意識を構成する三要素は①媚態②意気地③諦め、と分析する。イキを6面体図形を用いて解き明かしているのが斬新。
私的に面白かったのが、着物の模様をイキという概念を使って説明しているところ。
書評家の三宅香帆さんがお勧めされていた本書、読んでみました。
「お姉さん、イキだねぇ〜」というときの“イキ“って一体なんなんだ?という疑問を、イキという言葉が発生した江戸の花街から出発し、哲学の観点から分析している本書。
イキは日本固有の概念だということを外国語や西洋文化との比較から炙り出し、イキの意識を構成する三要素は①媚態②意気地③諦め、と分析する。イキを6面体図形を用いて解き明かしているのが斬新。
私的に面白かったのが、着物の模様をイキという概念を使って説明しているところ。
書評家の三宅香帆さんがお勧めされていた本書、読んでみました。
「お姉さん、イキだねぇ〜」というときの“イキ“って一体なんなんだ?という疑問を、イキという言葉が発生した江戸の花街から出発し、哲学の観点から分析している本書。
イキは日本固有の概念だということを外国語や西洋文化との比較から炙り出し、イキの意識を構成する三要素は①媚態②意気地③諦め、と分析する。イキを6面体図形を用いて解き明かしているのが斬新。
私的に面白かったのが、着物の模様をイキという概念を使って説明しているところ。
大政奉還と明治維新というキーワードでさらっと習う事柄も、仔細に見れば短い期間に思想や勢力がコロコロ変わって、既存の国家体制の転覆にこんなに血が流されて(クーデターや内戦と呼ばれないのが?)、新しい日本のシステムがこうやって一つ一つ作られていったんだなと興味深い。
今、現政府に対してこんなこと画策したら即逮捕だろうけどさ。
この間読んだ 『あの戦争は何だったのか?』で、戦争になった原因をどこまで遡ればいいのか、という問いに、著者は幕末まで、と答えていたけど、その意図が分かる。
大政奉還と明治維新というキーワードでさらっと習う事柄も、仔細に見れば短い期間に思想や勢力がコロコロ変わって、既存の国家体制の転覆にこんなに血が流されて(クーデターや内戦と呼ばれないのが?)、新しい日本のシステムがこうやって一つ一つ作られていったんだなと興味深い。
今、現政府に対してこんなこと画策したら即逮捕だろうけどさ。
この間読んだ 『あの戦争は何だったのか?』で、戦争になった原因をどこまで遡ればいいのか、という問いに、著者は幕末まで、と答えていたけど、その意図が分かる。
住宅難を解消するために、既存の街に手を入れるのではなく、10の街を新しく造ってしまおうという計画。住宅問題の解決方法を様々な角度から検討していて興味深い。
D66が第一党になったので、これから本当にこの計画を実行するのか見てみたい。
d66.nl/podcast/tien...
住宅難を解消するために、既存の街に手を入れるのではなく、10の街を新しく造ってしまおうという計画。住宅問題の解決方法を様々な角度から検討していて興味深い。
D66が第一党になったので、これから本当にこの計画を実行するのか見てみたい。
d66.nl/podcast/tien...
『地図と拳』のような面白くて壮大な物語が書ける小川哲さんは、日々どんなことを考えて小説を書いているのだろう、と興味津々で読んでみました。これも面白かった。
特に「知らない世界の話について堂々と語る方法」。小説を書くには対象を調べ上げて詳しく書かないと、と思われがちだが、小説家だって知らないことは知らない。大事なのは抽象化と個別化。そうやって書いているのか!と初めて知った。「アイデアの見つけ方」も、ものを書く以外にも身のまわりの事象の見方に使えそうだ。
amzn.asia/d/aKwa2Yg
『地図と拳』のような面白くて壮大な物語が書ける小川哲さんは、日々どんなことを考えて小説を書いているのだろう、と興味津々で読んでみました。これも面白かった。
特に「知らない世界の話について堂々と語る方法」。小説を書くには対象を調べ上げて詳しく書かないと、と思われがちだが、小説家だって知らないことは知らない。大事なのは抽象化と個別化。そうやって書いているのか!と初めて知った。「アイデアの見つけ方」も、ものを書く以外にも身のまわりの事象の見方に使えそうだ。
amzn.asia/d/aKwa2Yg
マンガで知る浜田彌兵衛事件。
長崎の浜田彌兵衛は朱印船の船長。明との貿易の中継点だった台南の大員に、後発のオランダ東インド会社があらわれ、輸出品に一方的に関税を課そうとした。
それに浜田は抗議し、1627年、台南のゼーランディア城で戦いが起こった(タイオワン事件)。
巻末の解説”大員風雲ーダライとフィルの時代”を読んで、さらに理解が深まりました。
Kindle版のみ amzn.asia/d/47wHFII
マンガで知る浜田彌兵衛事件。
長崎の浜田彌兵衛は朱印船の船長。明との貿易の中継点だった台南の大員に、後発のオランダ東インド会社があらわれ、輸出品に一方的に関税を課そうとした。
それに浜田は抗議し、1627年、台南のゼーランディア城で戦いが起こった(タイオワン事件)。
巻末の解説”大員風雲ーダライとフィルの時代”を読んで、さらに理解が深まりました。
Kindle版のみ amzn.asia/d/47wHFII
「あの戦争」を、大東亜戦争か、アジア・太平洋戦争か、第二次世界大戦と呼ぶべきか。それが始まったとするのは真珠湾攻撃を境にか、日中戦争か、満州事変か、それとも幕末まで遡るべきか。
そして、あの戦争に至るまでの過程で、日本はどこで間違えたのか?
著者は日本が戦時中に侵攻したアジア各国の戦争博物館を訪ね、各国で日本軍の行いがどのように評価されているかを調べ、その国の政治的な意図を読み解いていく。また、日本国内の戦争史料館を訪ね様々な立場から戦争解釈の現状を見ていく。
日本に際立っているのは、明らかな戦争責任者の不在(イタリアはムッソリーニ、
「あの戦争」を、大東亜戦争か、アジア・太平洋戦争か、第二次世界大戦と呼ぶべきか。それが始まったとするのは真珠湾攻撃を境にか、日中戦争か、満州事変か、それとも幕末まで遡るべきか。
そして、あの戦争に至るまでの過程で、日本はどこで間違えたのか?
著者は日本が戦時中に侵攻したアジア各国の戦争博物館を訪ね、各国で日本軍の行いがどのように評価されているかを調べ、その国の政治的な意図を読み解いていく。また、日本国内の戦争史料館を訪ね様々な立場から戦争解釈の現状を見ていく。
日本に際立っているのは、明らかな戦争責任者の不在(イタリアはムッソリーニ、
犬をお伊勢さんに行かせてたなんて知らなかったよ。日本好きのオランダ人は色んなこと知ってるなー。
www.museum.city.katsushika.lg.jp/blog/2020/05...
犬をお伊勢さんに行かせてたなんて知らなかったよ。日本好きのオランダ人は色んなこと知ってるなー。
www.museum.city.katsushika.lg.jp/blog/2020/05...
太陽光は大事!
太陽光は大事!
「日本って男性が養子になって妻の家に入ってその苗字を継いでいけるって、不思議なところプログレッシブだよね。」
って言われて、それはプログレッシブに見えるのか!とちょっと驚き。
で、なんでかというと、オランダなんか一昔前まで結婚したら男性の苗字を女性が名乗るしか選択肢が無かったから。つまり妻の苗字を夫が名乗るという逆のオプションは長い間無かった。(注:今は違います)
特に王室や旧貴族は、女性の直系は女王になれるし、貴族の苗字も継げるけど、外から来た入り婿は妻の苗字を絶対に名乗ってはいけないから、だそう。
うーん、これ、プログレッシブというのかな。ちょっと考えよう。
「日本って男性が養子になって妻の家に入ってその苗字を継いでいけるって、不思議なところプログレッシブだよね。」
って言われて、それはプログレッシブに見えるのか!とちょっと驚き。
で、なんでかというと、オランダなんか一昔前まで結婚したら男性の苗字を女性が名乗るしか選択肢が無かったから。つまり妻の苗字を夫が名乗るという逆のオプションは長い間無かった。(注:今は違います)
特に王室や旧貴族は、女性の直系は女王になれるし、貴族の苗字も継げるけど、外から来た入り婿は妻の苗字を絶対に名乗ってはいけないから、だそう。
うーん、これ、プログレッシブというのかな。ちょっと考えよう。
今年ハーグであったNATO会議でも、元オランダ首相・現NATO総長のルッテのトランプ大統領に対する尻尾の振り方ったら凄かったよ。
私は別に高市さんを応援してはいないけど、じゃあ自分が女性としてあのポジションまで登り詰めようと思ったらどう振る舞えばのし上がれるのか、と考えたら、この性格・知力・体力では不可能だよ。
正義を振りかざしてSNSで嘆くのは簡単だけど
今年ハーグであったNATO会議でも、元オランダ首相・現NATO総長のルッテのトランプ大統領に対する尻尾の振り方ったら凄かったよ。
私は別に高市さんを応援してはいないけど、じゃあ自分が女性としてあのポジションまで登り詰めようと思ったらどう振る舞えばのし上がれるのか、と考えたら、この性格・知力・体力では不可能だよ。
正義を振りかざしてSNSで嘆くのは簡単だけど
現在第一党の右翼政党PVVは縮小するが、もっと過激で質の悪い別の右翼政党FvDが伸びるとの予想。
しかし、停滞していた左派も今、若い世代がけっこう頑張っている。期待。
子が先日18歳になったので、今日は初めて投票に行く。
かーちゃんはこの国では選挙権は無いけど、結果を注視している。
現在第一党の右翼政党PVVは縮小するが、もっと過激で質の悪い別の右翼政党FvDが伸びるとの予想。
しかし、停滞していた左派も今、若い世代がけっこう頑張っている。期待。
子が先日18歳になったので、今日は初めて投票に行く。
かーちゃんはこの国では選挙権は無いけど、結果を注視している。
私、自分で全くゲームをやらないし、ゲームのことは全然知らないんだけど、桜井政博さんはほんっとにクリエイティブで鋭い洞察力と分析力を備え、その上ユーモアもあって人に対して温かい。読んでて毎回脳みそが揉みほぐされる感じがする。この本を選んでくれた生徒さんに感謝感謝。
やっぱりどんな業界でもトップを走る人の書くものは面白いよ。
私、自分で全くゲームをやらないし、ゲームのことは全然知らないんだけど、桜井政博さんはほんっとにクリエイティブで鋭い洞察力と分析力を備え、その上ユーモアもあって人に対して温かい。読んでて毎回脳みそが揉みほぐされる感じがする。この本を選んでくれた生徒さんに感謝感謝。
やっぱりどんな業界でもトップを走る人の書くものは面白いよ。
100年前に日本の田舎を出た一族が、ペルーとオランダを経由して五代目で日本のルーツにまた戻っていくのを見て感慨深い。
今、語学なんか専攻しても何になるんだ、という声も尤もだけど、自分のルーツを知りたいという欲求の強さは損得勘定を軽く越える。
100年前に日本の田舎を出た一族が、ペルーとオランダを経由して五代目で日本のルーツにまた戻っていくのを見て感慨深い。
今、語学なんか専攻しても何になるんだ、という声も尤もだけど、自分のルーツを知りたいという欲求の強さは損得勘定を軽く越える。