Directed by Masaharu Segawa
Koji Tsuruta, Eiko Muramatsu, Kō Nishimura
Lone wolf and #yakuza enforcer Takeshi Kageyama, is cajoled into doing a favour for his old boss, securing the lucrative heroin trade out of Kobe #filmsky #moviesky #toei #movie #nw #鶴田浩二 #瀬川昌治
渥美のドジで笑いをとりながら、同等の比重で人情噺も繰り広げられる安定のパターン。今回はあんまり列車が出てこないな…とか思っていたら、終盤が団体旅行になり四国一周の観光映画の趣に。タイアップがオロナミンCらしく、「もう判ったから」と言いたくなるくらい、しつこく出てくるのは御愛嬌。
渥美のドジで笑いをとりながら、同等の比重で人情噺も繰り広げられる安定のパターン。今回はあんまり列車が出てこないな…とか思っていたら、終盤が団体旅行になり四国一周の観光映画の趣に。タイアップがオロナミンCらしく、「もう判ったから」と言いたくなるくらい、しつこく出てくるのは御愛嬌。
瀬川昌治
享年 90歳
1925年10月26日生まれ
職業:映画監督
代表作: Gメン'75, スチュワーデス物語
#瀬川昌治
瀬川昌治
享年 90歳
1925年10月26日生まれ
職業:映画監督
代表作: Gメン'75, スチュワーデス物語
#瀬川昌治
瀬川昌治
余り売れなかった元夫婦漫才コンビ、結婚して今は実業家。しかし、夫婦の会話に一度火が付けば、コンビ復活。数多い夫婦漫才再現の中でも最大の見せ場は、妹の企みに乗せられ亭主の浮気を叱るつもりの女房がいつしか自宅のリビングと隣室の段差を活かし、夫婦はほんの少し足を上げ猫の額ほどの段差のある隣室に移る事でリビングに居る二段下の妹を観客に見立てかつての舞台が再現されるという場面。→
瀬川昌治
余り売れなかった元夫婦漫才コンビ、結婚して今は実業家。しかし、夫婦の会話に一度火が付けば、コンビ復活。数多い夫婦漫才再現の中でも最大の見せ場は、妹の企みに乗せられ亭主の浮気を叱るつもりの女房がいつしか自宅のリビングと隣室の段差を活かし、夫婦はほんの少し足を上げ猫の額ほどの段差のある隣室に移る事でリビングに居る二段下の妹を観客に見立てかつての舞台が再現されるという場面。→
笑いと人情のパターンは同じだが、観光映画や鉄道映画的な要素は後退し、今回は現代東京の風俗、それも特に新宿のフーテンたちの描写が目立つ。現代美術のハプニングや前衛音楽のミュージック・コンクレートなど、当時流行りの前衛芸術の様子が、パロディの笑いとしてではあるが見られるのが楽しい。
笑いと人情のパターンは同じだが、観光映画や鉄道映画的な要素は後退し、今回は現代東京の風俗、それも特に新宿のフーテンたちの描写が目立つ。現代美術のハプニングや前衛音楽のミュージック・コンクレートなど、当時流行りの前衛芸術の様子が、パロディの笑いとしてではあるが見られるのが楽しい。
当時のフィリピンの風物はたっぷり見られるし、あちこち笑わせてはくれるが、ストーリー自体の面白さはイマイチ。一応フランキーが美人カメラマン(尾崎奈々)に、倍賞がフランキーのそっくりさんに、それぞれよろめくという構図だが、どうも消化不良の感。退屈はしないが感心させられることもなく。
当時のフィリピンの風物はたっぷり見られるし、あちこち笑わせてはくれるが、ストーリー自体の面白さはイマイチ。一応フランキーが美人カメラマン(尾崎奈々)に、倍賞がフランキーのそっくりさんに、それぞれよろめくという構図だが、どうも消化不良の感。退屈はしないが感心させられることもなく。
「暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ」1967/瀬川昌治
「野郎! 地獄へ行け」1960/井田探
「哀愁の高速道路」1958/関喜誉仁
「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」1989
「少年探偵団 敵は原子潜航艇」1959/若林栄二郎
「港で生れた男」1958/堀池清
「すいばれ一家 男になりたい」1971/鈴木則文
「好色家族 狐と狸」1972/田中登
「タンポポ」1985/伊丹十三
「夜光る顔」1946/久松静児
「沙羅の花の峠」1955/山村聡
「暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ」1967/瀬川昌治
「野郎! 地獄へ行け」1960/井田探
「哀愁の高速道路」1958/関喜誉仁
「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」1989
「少年探偵団 敵は原子潜航艇」1959/若林栄二郎
「港で生れた男」1958/堀池清
「すいばれ一家 男になりたい」1971/鈴木則文
「好色家族 狐と狸」1972/田中登
「タンポポ」1985/伊丹十三
「夜光る顔」1946/久松静児
「沙羅の花の峠」1955/山村聡
ほのぼのとしたユーモアに軽めの艶笑、人情に感動要素、長崎や桜島といった観光要素、寝台特急の風物などを手際よく配したウェルメイド作品。クライマックスの出産騒動の盛り上げ方なんか実に巧み。笑いに毒や批評性が乏しいのが、自分的にはちょっと物足りないが、これはそういうものなのだろう。
ほのぼのとしたユーモアに軽めの艶笑、人情に感動要素、長崎や桜島といった観光要素、寝台特急の風物などを手際よく配したウェルメイド作品。クライマックスの出産騒動の盛り上げ方なんか実に巧み。笑いに毒や批評性が乏しいのが、自分的にはちょっと物足りないが、これはそういうものなのだろう。
故有って東映の列車シリーズから松竹の旅行シリーズに変わった第一弾で、主演は渥美清からフランキー堺へ。マドンナは新珠三千代、サブヒロインに倍賞千恵子。例によって手堅い出来で、列車映画に観光映画、お色気要素、親子や仕事を巡る《良い話》などが、笑いと人情でバランス良く盛り込まれている。
故有って東映の列車シリーズから松竹の旅行シリーズに変わった第一弾で、主演は渥美清からフランキー堺へ。マドンナは新珠三千代、サブヒロインに倍賞千恵子。例によって手堅い出来で、列車映画に観光映画、お色気要素、親子や仕事を巡る《良い話》などが、笑いと人情でバランス良く盛り込まれている。
https://www.magmoe.com/2533258/showa-period/showa-bijin/2025-09-06/
図々しい奴 谷啓 佐久間良子 瀬川昌治監督 映画 どうもじゃああみです。とは映画ug々 やつ谷 よ子 千川は長事監督 確かセア監督 のご兄弟 にる方してだけですけど。うん。あ、いいね。ボタンを押してください。 [音楽] [...]
https://www.magmoe.com/2533258/showa-period/showa-bijin/2025-09-06/
図々しい奴 谷啓 佐久間良子 瀬川昌治監督 映画 どうもじゃああみです。とは映画ug々 やつ谷 よ子 千川は長事監督 確かセア監督 のご兄弟 にる方してだけですけど。うん。あ、いいね。ボタンを押してください。 [音楽] [...]
この題名からは想像もつかない、瀬川昌治監督の本格的な殺し屋映画の秀作!
凝りに凝ったアイディア
いつもの「荒っぽい」東映ギャング映画とは確かに違う
どちらかというと東宝の西村潔監督作品、加山雄三『狙撃』『弾痕』、日活の鈴木清順映画に似たタッチ。
主人公・プロの殺し屋・相良徹(鶴田浩二)は鉄道マニアで、鳥籠にカラスを飼っているという異色の設定。
ライバルの殺し屋・黒木譲冶(大木実)はブーメランも使う。
(つづく)
この題名からは想像もつかない、瀬川昌治監督の本格的な殺し屋映画の秀作!
凝りに凝ったアイディア
いつもの「荒っぽい」東映ギャング映画とは確かに違う
どちらかというと東宝の西村潔監督作品、加山雄三『狙撃』『弾痕』、日活の鈴木清順映画に似たタッチ。
主人公・プロの殺し屋・相良徹(鶴田浩二)は鉄道マニアで、鳥籠にカラスを飼っているという異色の設定。
ライバルの殺し屋・黒木譲冶(大木実)はブーメランも使う。
(つづく)
『瀬戸はよいとこ花嫁観光船』
(76)
万葉集の繋ぎで人物紹介始まる十八番の編集。芥川隆行の格調高きナレに導かれキャリア史上最大の画面の映画へと。セックスウォーコメディの瀬川昌治の集大成かつ巨大橋建設巡り、阿波おどり大群衆、嵐の中の難破船パニック、救出劇の超大作
『瀬戸はよいとこ花嫁観光船』
(76)
万葉集の繋ぎで人物紹介始まる十八番の編集。芥川隆行の格調高きナレに導かれキャリア史上最大の画面の映画へと。セックスウォーコメディの瀬川昌治の集大成かつ巨大橋建設巡り、阿波おどり大群衆、嵐の中の難破船パニック、救出劇の超大作
監督は喜劇映画の名手ということで、主演のフランキー堺を軸に、幽霊騒ぎのドタバタ、尼寺の風呂場や海女たちの着替えといったお色気、男女の愛情や仕事仲間の人情、観光映画といった諸要素が手際よく盛り込まれ、更にサブキャラの森田健作まわりでは、青春ものやアイドル映画的な要素まであったり。
監督は喜劇映画の名手ということで、主演のフランキー堺を軸に、幽霊騒ぎのドタバタ、尼寺の風呂場や海女たちの着替えといったお色気、男女の愛情や仕事仲間の人情、観光映画といった諸要素が手際よく盛り込まれ、更にサブキャラの森田健作まわりでは、青春ものやアイドル映画的な要素まであったり。
率直に言ってしまうとシリーズ中で最も面白くない作品だが、それでも最後まで飽きずに観られるレベルに仕上げているあたりは、さすが瀬川昌治。
"鉄分" は少なめなので鉄道マニアには物足りないと思われるものの、当時の風俗や文化がしっかり描かれているところは興味深い。また昭和40年代の新宿界隈の様子がよく分かる貴重な映像資料になっているとも言える。
率直に言ってしまうとシリーズ中で最も面白くない作品だが、それでも最後まで飽きずに観られるレベルに仕上げているあたりは、さすが瀬川昌治。
"鉄分" は少なめなので鉄道マニアには物足りないと思われるものの、当時の風俗や文化がしっかり描かれているところは興味深い。また昭和40年代の新宿界隈の様子がよく分かる貴重な映像資料になっているとも言える。