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拡散希望
水戸黄門殺人事件: 他時代小説集/まさきひろ
水戸黄門による藤井紋太夫殺人事件の謎を解くベッド・ディテクティヴ・ミステリの表題作や、来日したガリヴァーが馬将軍に謁見する奇想小説『徳川六代馬将軍』、バテレン忍者と呼ばれたトマス金鍔・次兵衛の数奇な運命を綴った『KINTSUBA』などを収めた時代小説集。
よろしくお願いしますm(_)m
松方弘樹主演。『大江戸捜査網』と似て、現代の刑事ドラマのフォーマットで時代劇をやっているが、モノクロームのセミ・ドキュメンタリー・タッチで、東映『警視庁物語』シリーズや、このジャンルの古典であるアメリカ映画『裸の町』っぽい。捕物帖の顔である、十手片手に威勢の良い岡っ引きは出てこない
松方弘樹主演。『大江戸捜査網』と似て、現代の刑事ドラマのフォーマットで時代劇をやっているが、モノクロームのセミ・ドキュメンタリー・タッチで、東映『警視庁物語』シリーズや、このジャンルの古典であるアメリカ映画『裸の町』っぽい。捕物帖の顔である、十手片手に威勢の良い岡っ引きは出てこない
空中ブランコ、アクロバット、オートバイショー、ジョグリング、イリュージョン、クラウン2人の幕間のショー、etc
どれもファンタスティックでエキサイティング!!
空中ブランコ、アクロバット、オートバイショー、ジョグリング、イリュージョン、クラウン2人の幕間のショー、etc
どれもファンタスティックでエキサイティング!!
フランス映画を見てて、雨降っても誰も傘をさしてないのに、「雨傘」――カトリーヌ・ドヌーヴ主演だが『シェルブールの雨傘』とは何の関係もない
原作は1980年代に発表されたピエール・バリエール&ジャン・ピエール・グリディーの戯曲(コメント欄にその動画)。日本では賀来千香子主演で上演された。なおハリウッドで映画化された『サボテンの花』(ゴールディ・ホーンがアカデミー助演女優賞)『エーゲ海の旅情』のオリジナル戯曲もこの二人
(つづく)
フランス映画を見てて、雨降っても誰も傘をさしてないのに、「雨傘」――カトリーヌ・ドヌーヴ主演だが『シェルブールの雨傘』とは何の関係もない
原作は1980年代に発表されたピエール・バリエール&ジャン・ピエール・グリディーの戯曲(コメント欄にその動画)。日本では賀来千香子主演で上演された。なおハリウッドで映画化された『サボテンの花』(ゴールディ・ホーンがアカデミー助演女優賞)『エーゲ海の旅情』のオリジナル戯曲もこの二人
(つづく)
監督フィリップ・ド・ブロカ&主演ジャン=ポール・ベルモンドはいうまでもなく『リオの男』(1964)『カトマンズの男』(1965)のコンビ
今回はなんとSF!(SFではないが『カトマンズ〜』はジュール・ヴェルヌ原作)
下敷きにしているのは『ET』
ベルモンドは女嫌いの世捨て人で突き放し方がイーストウッドぽい(どっちも山田康雄だ!)
(つづく)
監督フィリップ・ド・ブロカ&主演ジャン=ポール・ベルモンドはいうまでもなく『リオの男』(1964)『カトマンズの男』(1965)のコンビ
今回はなんとSF!(SFではないが『カトマンズ〜』はジュール・ヴェルヌ原作)
下敷きにしているのは『ET』
ベルモンドは女嫌いの世捨て人で突き放し方がイーストウッドぽい(どっちも山田康雄だ!)
(つづく)
RIP ジミー・クリフ
この映画、『ハーダー・ゼイ・カム』、日本初公開時(1970年代後半)、長崎セントラル劇場で上映したけど、ファンの自主上映だったんだよなあ
RIP ジミー・クリフ
この映画、『ハーダー・ゼイ・カム』、日本初公開時(1970年代後半)、長崎セントラル劇場で上映したけど、ファンの自主上映だったんだよなあ
watch.amazon.co.jp/detail?gti=a...
レイシズムに反対するパンク・ロック/レゲエの運動「Rock Against Racism」を描いたドキュメンタリー
シャム69。ナショナル・フロント/スキンヘッズ(ネオナチ)なのはファンで、バンド自体はそうじゃなかったのね。誤解してた。
トム・ロビンソン・バンド、クラッシュ、ジョン・ライドン(セックス・ピストルズ)、みんなかっこいい!😊
それに比べてクラプトン……残念
いずれにせよ、弱いものいじめって恥ずかしいわ
watch.amazon.co.jp/detail?gti=a...
レイシズムに反対するパンク・ロック/レゲエの運動「Rock Against Racism」を描いたドキュメンタリー
シャム69。ナショナル・フロント/スキンヘッズ(ネオナチ)なのはファンで、バンド自体はそうじゃなかったのね。誤解してた。
トム・ロビンソン・バンド、クラッシュ、ジョン・ライドン(セックス・ピストルズ)、みんなかっこいい!😊
それに比べてクラプトン……残念
いずれにせよ、弱いものいじめって恥ずかしいわ
ピーター・グリーナウェイ『THE FALLS/ザ・フォールズ』
ワオ!!\(^o^)/
今年見た映画で一番好きかも♡
推測だが、ホームムービーを含む既存の映像素材(ブラザーズ・クエイのポートレートまで!)に勝手にナレーションとかかぶせて、壮大なSFホラ話をでっちあげたんじゃないか(後から、追加で芸の細かいモキュメンタリーも撮影)
VUEという災厄により一部の人間が鳥化、不死化、いくつもの新しい言語を習得。その原因を「鳥の責任」とする鳥類駆除協会と鳥類保護協会が争う世界
(つづく)
ピーター・グリーナウェイ『THE FALLS/ザ・フォールズ』
ワオ!!\(^o^)/
今年見た映画で一番好きかも♡
推測だが、ホームムービーを含む既存の映像素材(ブラザーズ・クエイのポートレートまで!)に勝手にナレーションとかかぶせて、壮大なSFホラ話をでっちあげたんじゃないか(後から、追加で芸の細かいモキュメンタリーも撮影)
VUEという災厄により一部の人間が鳥化、不死化、いくつもの新しい言語を習得。その原因を「鳥の責任」とする鳥類駆除協会と鳥類保護協会が争う世界
(つづく)
著者は高名な心理学者だが、原稿執筆中、当時13歳だった息子の嘘を知りショックだったようだ
第四章でそのティーンエージャーの息子になぜ嘘をついたか、弁明を書かせた
驚いたのは、それが見事に正鴨を射ている!
"子どもが嘘をついたら、それに直面してもらいたい。そうしないと、お宅の子どもたちはあなた方のどちらかが亡くなるまで嘘をつくことになるだろう。それを避ける方法はない。あなたは過去に騙されてきたし、これから先も騙されることになるだろう。親としては、子どもが嘘をつくのを避けるためにできることはほとんどない。"(p187)
著者は高名な心理学者だが、原稿執筆中、当時13歳だった息子の嘘を知りショックだったようだ
第四章でそのティーンエージャーの息子になぜ嘘をついたか、弁明を書かせた
驚いたのは、それが見事に正鴨を射ている!
"子どもが嘘をついたら、それに直面してもらいたい。そうしないと、お宅の子どもたちはあなた方のどちらかが亡くなるまで嘘をつくことになるだろう。それを避ける方法はない。あなたは過去に騙されてきたし、これから先も騙されることになるだろう。親としては、子どもが嘘をつくのを避けるためにできることはほとんどない。"(p187)
ミヒャエル・ハネケ監督作品『白いリボン』
第一次世界大戦勃発直前のドイツという設定で、ある時代の政治的寓話と解釈される方が多いようですが、私はもっと普遍的な物語であるように感じました
ジョン・ウィンダムのSF『呪われた村』(映画『光る眼』原作)あるいは谷崎潤一郎『小さな王国』と似て、大人たちの視点から見た子供たちの社会の不気味さ。しかし、それは、大人たちが子供たちに求めた「白いリボン」、それが象徴する善悪の規範が、思春期の子供たちの狭い社会の中で、プライオリティが入れ替わり、結果、倒錯してしまった
(つづく)
ミヒャエル・ハネケ監督作品『白いリボン』
第一次世界大戦勃発直前のドイツという設定で、ある時代の政治的寓話と解釈される方が多いようですが、私はもっと普遍的な物語であるように感じました
ジョン・ウィンダムのSF『呪われた村』(映画『光る眼』原作)あるいは谷崎潤一郎『小さな王国』と似て、大人たちの視点から見た子供たちの社会の不気味さ。しかし、それは、大人たちが子供たちに求めた「白いリボン」、それが象徴する善悪の規範が、思春期の子供たちの狭い社会の中で、プライオリティが入れ替わり、結果、倒錯してしまった
(つづく)
いやあ、良い映画が見れた😊
ジャッロも良いけど、馬場鞠男こと大林宣彦監督が愛するマリオ・バーヴァ監督は怪奇幻想のゴシック・ホラー!
テリー・サヴァラス扮する執事が『サンセット大通り』のエリッヒ・フォン・シュトロハイムにそっくりなのだが、大林監督が火サスで撮った『麗猫伝説』がまさにその『サンセット〜』を下敷きにしていて、さらにその執事(大泉滉)がバーヴァの『白い肌に狂う鞭』のオマージュで鞭を振るうという――偶然? いや、好きすぎてバーヴァ映画が血肉になったということか(と勝手に納得)
いやあ、良い映画が見れた😊
ジャッロも良いけど、馬場鞠男こと大林宣彦監督が愛するマリオ・バーヴァ監督は怪奇幻想のゴシック・ホラー!
テリー・サヴァラス扮する執事が『サンセット大通り』のエリッヒ・フォン・シュトロハイムにそっくりなのだが、大林監督が火サスで撮った『麗猫伝説』がまさにその『サンセット〜』を下敷きにしていて、さらにその執事(大泉滉)がバーヴァの『白い肌に狂う鞭』のオマージュで鞭を振るうという――偶然? いや、好きすぎてバーヴァ映画が血肉になったということか(と勝手に納得)
新藤兼人製作・脚本/吉村公三郎監督『足摺岬』
大傑作!
特高刑事が出てきて、反戦・左翼映画のように思う人もいるのだろうがどうなんだろう?
昭和9年、苦学生の主人公(木村功)の暮らす墓場裏の下宿では、大学教授(信欣三)が特高刑事(神田隆)に付け狙われ、新聞配達の少年(砂川啓介)は金に困って泥棒したと疑われ拷問を受ける。その下宿の息子(河原崎建三)は寝たきりで、障子越しに暗い影ばかりを見ている。そんな中、主人公は現実に絶望、自殺を思い立ち、足摺岬に向かう……
(つづく)
新藤兼人製作・脚本/吉村公三郎監督『足摺岬』
大傑作!
特高刑事が出てきて、反戦・左翼映画のように思う人もいるのだろうがどうなんだろう?
昭和9年、苦学生の主人公(木村功)の暮らす墓場裏の下宿では、大学教授(信欣三)が特高刑事(神田隆)に付け狙われ、新聞配達の少年(砂川啓介)は金に困って泥棒したと疑われ拷問を受ける。その下宿の息子(河原崎建三)は寝たきりで、障子越しに暗い影ばかりを見ている。そんな中、主人公は現実に絶望、自殺を思い立ち、足摺岬に向かう……
(つづく)
日活版『網走番外地』
原作は、伊藤一(本名・伊藤昭、銀座警察の界外五郎とは友人)氏の手記(獄中記)
『婦人生活』1958年6月号で取り上げられた時には
"白樺に刻む愛の緋文字 網走番外地の夫に捧げた乙女妻の純愛の記録"
と紹介されている
映画もそのテイストで、フランス映画っぽい
当初は古川卓巳監督、長門裕之主演で予定されていた
東映の『網走番外地』は同じ原作と思えない(笑)
日活版『網走番外地』
原作は、伊藤一(本名・伊藤昭、銀座警察の界外五郎とは友人)氏の手記(獄中記)
『婦人生活』1958年6月号で取り上げられた時には
"白樺に刻む愛の緋文字 網走番外地の夫に捧げた乙女妻の純愛の記録"
と紹介されている
映画もそのテイストで、フランス映画っぽい
当初は古川卓巳監督、長門裕之主演で予定されていた
東映の『網走番外地』は同じ原作と思えない(笑)
最初に見たのは大学生の時、湯布院映画祭で。その時は恥ずかしながらわからなかった
それから何回か見て良さがわかってきた。ケチのつけどころのない脚本に風格のある演出
で、今回あらためて見てまた新しい発見があった
(つづく)
最初に見たのは大学生の時、湯布院映画祭で。その時は恥ずかしながらわからなかった
それから何回か見て良さがわかってきた。ケチのつけどころのない脚本に風格のある演出
で、今回あらためて見てまた新しい発見があった
(つづく)
和泉雅子主演『終りなき生命を』
小神須美子さんの日記に基づく
難病もの――ではなく闘病もの
貧困家庭に保険適用外の高額医療費、絶望した母から「死ね」「毒を飲め」と言われ自殺未遂を図るが、麻痺した体がいうことをきかない
ささやかな希望も厳しい現実に容赦なく打ち砕かれたちまち絶望となるが、それでも生きていこうとする
お涙頂戴にはならない乾いたドキュメンタリー・タッチ
(つづく)
和泉雅子主演『終りなき生命を』
小神須美子さんの日記に基づく
難病もの――ではなく闘病もの
貧困家庭に保険適用外の高額医療費、絶望した母から「死ね」「毒を飲め」と言われ自殺未遂を図るが、麻痺した体がいうことをきかない
ささやかな希望も厳しい現実に容赦なく打ち砕かれたちまち絶望となるが、それでも生きていこうとする
お涙頂戴にはならない乾いたドキュメンタリー・タッチ
(つづく)
佐伯清監督・藤田進主演『花と龍』2部作
山下耕作監督・中村錦之助主演版に並ぶものはあるまいと思って見始めたのだが――あった
原作の完全映画化(加藤泰版の惹句は何だったのか?)
原作を読んでから第一部を見てもらいたい。神業のような脚色(池田忠雄、橋本忍)。原作通りではなく、順番変更、ショートカットなどの再構成。主人公が目指す目標――やくざ=暴力を否定し、理想の親方を目指す――を早々と観客に提示。原作の意図を汲んだ高度なアダプト(改変)。いやあ、勉強になりました
佐伯清監督・藤田進主演『花と龍』2部作
山下耕作監督・中村錦之助主演版に並ぶものはあるまいと思って見始めたのだが――あった
原作の完全映画化(加藤泰版の惹句は何だったのか?)
原作を読んでから第一部を見てもらいたい。神業のような脚色(池田忠雄、橋本忍)。原作通りではなく、順番変更、ショートカットなどの再構成。主人公が目指す目標――やくざ=暴力を否定し、理想の親方を目指す――を早々と観客に提示。原作の意図を汲んだ高度なアダプト(改変)。いやあ、勉強になりました
山下耕作監督・中村錦之助(萬屋錦之介)版『花と龍』およびその続編『続花と龍 洞海湾の決斗』
これまで見てきた『花と竜』映画化作品とは別格
これは任侠映画ではない、読売新聞連載・北九州市協力の堂々たる文芸大作
テーマが骨太。主人公玉井金五郎は、暴力はびこる北九州で、労働者のために戦う、非暴力主義の改革者として描かれる
(つづく)
山下耕作監督・中村錦之助(萬屋錦之介)版『花と龍』およびその続編『続花と龍 洞海湾の決斗』
これまで見てきた『花と竜』映画化作品とは別格
これは任侠映画ではない、読売新聞連載・北九州市協力の堂々たる文芸大作
テーマが骨太。主人公玉井金五郎は、暴力はびこる北九州で、労働者のために戦う、非暴力主義の改革者として描かれる
(つづく)
高倉健&藤純子主演『日本侠客伝 昇り龍』
『日本侠客伝 花と龍』の続編で、原作(火野葦平『花と竜』)の第2部ラストまで描いている。第1部が重複しているのは、視点を脇役の女彫師&壺振りのお京(藤純子)に変えているから。忍ぶ女の恋心をしっぽりと描いている
隙のない脚本(笠原和夫)に格調高い演出(山下耕作)は『博奕打ち 総長賭博』の名コンビ
(つづく)
高倉健&藤純子主演『日本侠客伝 昇り龍』
『日本侠客伝 花と龍』の続編で、原作(火野葦平『花と竜』)の第2部ラストまで描いている。第1部が重複しているのは、視点を脇役の女彫師&壺振りのお京(藤純子)に変えているから。忍ぶ女の恋心をしっぽりと描いている
隙のない脚本(笠原和夫)に格調高い演出(山下耕作)は『博奕打ち 総長賭博』の名コンビ
(つづく)
火野葦平『花と竜』から、マキノ雅弘監督・高倉健主演『日本侠客伝 花と龍』
原作を噛み砕いて、ロジカルにハコ(構成)を構築し、原作の人物・事件を再配置したことで
わかりにくい舞台背景、人物相関がスッキリ明解
メインキャラクターの心理の流れもすごく丁寧
原作ものの脚色のお手本!
ただしラストは……いつもの「日本侠客伝」でした(^^;;
火野葦平『花と竜』から、マキノ雅弘監督・高倉健主演『日本侠客伝 花と龍』
原作を噛み砕いて、ロジカルにハコ(構成)を構築し、原作の人物・事件を再配置したことで
わかりにくい舞台背景、人物相関がスッキリ明解
メインキャラクターの心理の流れもすごく丁寧
原作ものの脚色のお手本!
ただしラストは……いつもの「日本侠客伝」でした(^^;;
分厚い!
負のイメージの強い、人間の群集心理や模倣も、動物行動学を通して考えると、そう悪いものではないのかもしれない。(だが、それを悪用してる連中は悪い!)
分厚い!
負のイメージの強い、人間の群集心理や模倣も、動物行動学を通して考えると、そう悪いものではないのかもしれない。(だが、それを悪用してる連中は悪い!)
加藤泰監督・渡哲也版『花と龍』
"火野葦平の同名小説が、本作にして初めて完全映画化"――とあるが、舛田利雄監督・石原裕次郎版『花と竜』の方が原作に忠実。ただし第一部(明治編)で終わっている。こちらは第二部(昭和編、原作者まで登場)も描いていて、それで長尺だが、ストーリーは仁侠映画風に大きくアダプト(修正改変)されている
その、第二部だが、舞台が北九州、仕事が炭鉱関係、息子(竹脇無我)が早稲田、その恋人(太地喜和子)が風俗、と「青春の門」と共通点が多いのに気づく
加藤泰監督・渡哲也版『花と龍』
"火野葦平の同名小説が、本作にして初めて完全映画化"――とあるが、舛田利雄監督・石原裕次郎版『花と竜』の方が原作に忠実。ただし第一部(明治編)で終わっている。こちらは第二部(昭和編、原作者まで登場)も描いていて、それで長尺だが、ストーリーは仁侠映画風に大きくアダプト(修正改変)されている
その、第二部だが、舞台が北九州、仕事が炭鉱関係、息子(竹脇無我)が早稲田、その恋人(太地喜和子)が風俗、と「青春の門」と共通点が多いのに気づく
日活の任侠映画『花と竜』
石原裕次郎演じる主人公・玉井金五郎は実在の人物で、原作者・火野葦平の父、アフガニスタンで活動された中村哲氏の祖父
ひとくちにヤクザと言っても、いろいろなヤクザがいて、玉井組は「ごんぞ」と呼ばれる沖仲仕の元締、一方、敵対する吉田組(近代ヤクザの祖と言われる)は企業と結託。つまり、資本家・労働者、それぞれの側に立つ
冒頭、いきなり江角英明が出てきて裕次郎を博奕に誘い、沖仲仕のライバル組の「ボーシン」(現場リーダー)に高橋明、裕次郎の腹心の部下に木島一郎、その下に榎木兵衛と、ロマンポルノ常連の俳優の活躍も嬉しい
日活の任侠映画『花と竜』
石原裕次郎演じる主人公・玉井金五郎は実在の人物で、原作者・火野葦平の父、アフガニスタンで活動された中村哲氏の祖父
ひとくちにヤクザと言っても、いろいろなヤクザがいて、玉井組は「ごんぞ」と呼ばれる沖仲仕の元締、一方、敵対する吉田組(近代ヤクザの祖と言われる)は企業と結託。つまり、資本家・労働者、それぞれの側に立つ
冒頭、いきなり江角英明が出てきて裕次郎を博奕に誘い、沖仲仕のライバル組の「ボーシン」(現場リーダー)に高橋明、裕次郎の腹心の部下に木島一郎、その下に榎木兵衛と、ロマンポルノ常連の俳優の活躍も嬉しい