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短篇というよりは中篇くらいの長さ(表題作の『玩具修理者』の5倍くらいある)だけど、異様に読みやすい。私でも1日で読めたくらい。全体的に会話文多めだからかも。
SFとホラーとミステリが上手いこと融合した読み味で、個人的には終盤のホラー部分がいちばん効いた。根源的恐怖というか、生の地盤を揺るがされるような怖さというか……。あと例の処置シーンで増幅された感情の谷間に現れる悪夢のような幻覚が怖すぎた。
それはそれとして、因果の話が好きなので、中盤のわくわく感たるや。
その中盤が結構SF事象の説明に費やされているのだけど、終盤グッと恐怖が際立つ構造がすごい
短篇というよりは中篇くらいの長さ(表題作の『玩具修理者』の5倍くらいある)だけど、異様に読みやすい。私でも1日で読めたくらい。全体的に会話文多めだからかも。
SFとホラーとミステリが上手いこと融合した読み味で、個人的には終盤のホラー部分がいちばん効いた。根源的恐怖というか、生の地盤を揺るがされるような怖さというか……。あと例の処置シーンで増幅された感情の谷間に現れる悪夢のような幻覚が怖すぎた。
それはそれとして、因果の話が好きなので、中盤のわくわく感たるや。
その中盤が結構SF事象の説明に費やされているのだけど、終盤グッと恐怖が際立つ構造がすごい
写真を眺めているだけで発想・連想の面白さが伝わってきて満足度がかなり高い
写真を眺めているだけで発想・連想の面白さが伝わってきて満足度がかなり高い
森博嗣的にはあくまでも質問に答えているだけのスタンスだろうから、この本を作った方が副題も決めたのだろうけど、その辺に全く関与してなさそうな所も含めて「森博嗣の本だな〜」となれてとてもよかった
森博嗣的にはあくまでも質問に答えているだけのスタンスだろうから、この本を作った方が副題も決めたのだろうけど、その辺に全く関与してなさそうな所も含めて「森博嗣の本だな〜」となれてとてもよかった
最近このパターン多い ついこの前読んだばっかり……うっうっ
最近このパターン多い ついこの前読んだばっかり……うっうっ
今年の始めに読んだ『ムーン・パレス』は私の中では人生の話だったのだけど、『ガラスの街』は純文学という感触だった。ちなみに"人生"と"純文学"は私の中でジャンル分けされていたりする。
普段なら選ばないだろう選択肢を、敢えて全て選びとったとしたら、そしてそれを限界まで突き詰めていったらどうなるのか?みたいな、人生の裏側を覗き見るような物語性。
個人的にはゼロになっていくクインのくだりがとても好き。クインの場合は目的意識が強いので破滅とはまた違った感触だけど、外見や生活水準からすると破滅なんだろうなあ。
今年の始めに読んだ『ムーン・パレス』は私の中では人生の話だったのだけど、『ガラスの街』は純文学という感触だった。ちなみに"人生"と"純文学"は私の中でジャンル分けされていたりする。
普段なら選ばないだろう選択肢を、敢えて全て選びとったとしたら、そしてそれを限界まで突き詰めていったらどうなるのか?みたいな、人生の裏側を覗き見るような物語性。
個人的にはゼロになっていくクインのくだりがとても好き。クインの場合は目的意識が強いので破滅とはまた違った感触だけど、外見や生活水準からすると破滅なんだろうなあ。
歩き方と立ち姿に個性出してくるの好きだな〜
歩き方と立ち姿に個性出してくるの好きだな〜
とりあえず2時間近く触ってみたのだけどまだプロローグ終わらないので、これはおそらく100時間くらいのボリュームがあるゲームなのでは……!?
そして時系列が散らばってるというよりも、なんだろうこの、それぞれのパートで描写される世界観のズレというか、うっすらとした違和感をずっと突きつけられててワクワクする〜〜〜
とりあえず2時間近く触ってみたのだけどまだプロローグ終わらないので、これはおそらく100時間くらいのボリュームがあるゲームなのでは……!?
そして時系列が散らばってるというよりも、なんだろうこの、それぞれのパートで描写される世界観のズレというか、うっすらとした違和感をずっと突きつけられててワクワクする〜〜〜