Yoh Yasuda / 安田陽
banner
yohyasuda.bsky.social
Yoh Yasuda / 安田陽
@yohyasuda.bsky.social
ストラスクライド大学アカデミックビジター/九州大学 客員教授/環境エネルギー政策研究所(ISEP) 主任研究員。専門は風力発電の耐雷設計と系統連系問題。技術と経済・政策の間を繋ぐ仕事をしています。
グラスゴーの街も今週からクリスマス🎄マーケットが始まりました。日本で言えば正月🎍過ぎたらもうひな祭り🎎みたいな感じで、ハロウィン🎃過ぎたらもうクリスマス🎄です。みんな気が早いw。

ていうか、ハロウィンというより、夏時間が終わったら日が暮れるのがズドンと早くなるので(この時期はもう4時前に暗くなり始める)、賑やかな明るい光で長い長い暗闇に耐えるのかも…という割と切実な環境を身をもって体験してます。まあ私自身は、明るくても暗くても、5時ダッシュでうほほーいとパブに行ってエールを飲めれば年中シアワセですが。これから1ヵ月半、街はこんな感じでクリスマス気分です。
November 10, 2025 at 10:08 PM
ここ数ヶ月ずっと、とある翻訳文書の翻訳権取得の交渉をしてました。本日よーーーやく、全ての手続きを終了。まあ、ずっとと言っても常に常にではなく、メールを送って数日待ってようやく先方からポツリとレスポンスがある…という超スローラリーの繰り返し。今回の翻訳は書籍ではなくちょっとした短い記事ですが、それでも翻訳権取得の手続きに3ヵ月かかりました。でも、こういうちゃんとした地道な事務作業があってこそ、日本のみなさまに信頼性の高い情報がご提供できる次第です。近日公開予定。乞うご期待。
November 10, 2025 at 6:35 PM
この週末は、週末にも関わらずうっかり仕事しちゃって(まるでジャパニーズ・ビジネスマンみたい!)、おうちにこもって論文書いてました。おかげで実質1.5日で論文完成。まあデータやグラフはもう完成してたので (文献調査や計算をしてる段階から清書レベルの図表を作って蓄積しておくのが習慣になってるので)、あとは文章を書くだけなので、まとまった時間さえ取れればあとは早いです。この後、関係者にチェックしてもらって、来週くらいには投稿。
November 10, 2025 at 6:26 PM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
そういえば、先週のポリタスTVさんで一瞬だけ「邪球」に言及したのですが、このコラムを書いたのは京大時代の5年前です。
www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_en...

コラムより引用:
野球とそっくりだけど微妙に違うスポーツが人々の間で流行ってきたとしましょう。それをここでは仮に「邪球」と呼ぶことにします。邪球は見かけは野球にそっくりだけど、審判もいないし殴る蹴るもOKなようです。殴る蹴るだけを楽しむだけかというとそうでもなく、あくまでバットやボールを使い、巧妙に野球のスタイルを真似するというアリバイ作りが邪球の特徴です。しかし、本来の野球とは異なり、→
No.203 結果論と方法論 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座
再生可能エネルギーの普及・促進策と分散型エネルギーネットワークシステムのあり方と実現のための政策を研究しています。
www.econ.kyoto-u.ac.jp
November 5, 2025 at 10:30 AM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
先週公開のポリタスTVさんに出演した動画、1週間経ってもまだ無料公開で見れるようですので、ありがたや。

番組の最後の方でお伝えした、フェイクニュースや非科学ナラティブに引き摺り込まれない情報収集の仕方をご紹介。このスライドは今まで未公開で、今回お初です。

スポーツに例えてみると分かりやすいですが、科学の場合、多くの方が何故か第1段階で一家言持って声高に「主張」をする方が多く、それを多くの人が信じてしまうという不思議な現象が起こってます。それって、野球中継のヤフコメ欄やサッカーのフーリガンの言動で審判のジャッジが左右されたりスポーツ界の将来を決めるみたいで、とてもヤバい状況ですよ…。

November 5, 2025 at 10:19 AM
今日(11/5)はガイ・フォークス・デイだったので、全🇬🇧中で花火が盛大に打ち上げられてると思います。

ガイ・フォークスはもともと17世紀初頭の国王暗殺未遂犯で、花火の由来も未遂を祝うためだったようですが、今やアノニマスのお面で知られるように反権力の象徴みたいに変容し、お祭りも単なる賑やかな花火大会の様相。

花火大会と言っても日本のように一つの会場で何百発も打ち上げるのではなく、スタジアムとか公園とかあちこちから散発的に打ち上がるので、ポンポンドドンと音は360°サラウンドなのに、音に振り向くと(当然ながら)光は見えない。小一時間歩き回ってよーやく取れたまともな写真がコレ。これもまた趣き。
November 5, 2025 at 10:57 PM
そういえば、先週のポリタスTVさんで一瞬だけ「邪球」に言及したのですが、このコラムを書いたのは京大時代の5年前です。
www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_en...

コラムより引用:
野球とそっくりだけど微妙に違うスポーツが人々の間で流行ってきたとしましょう。それをここでは仮に「邪球」と呼ぶことにします。邪球は見かけは野球にそっくりだけど、審判もいないし殴る蹴るもOKなようです。殴る蹴るだけを楽しむだけかというとそうでもなく、あくまでバットやボールを使い、巧妙に野球のスタイルを真似するというアリバイ作りが邪球の特徴です。しかし、本来の野球とは異なり、→
No.203 結果論と方法論 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座
再生可能エネルギーの普及・促進策と分散型エネルギーネットワークシステムのあり方と実現のための政策を研究しています。
www.econ.kyoto-u.ac.jp
November 5, 2025 at 10:30 AM
先週公開のポリタスTVさんに出演した動画、1週間経ってもまだ無料公開で見れるようですので、ありがたや。

番組の最後の方でお伝えした、フェイクニュースや非科学ナラティブに引き摺り込まれない情報収集の仕方をご紹介。このスライドは今まで未公開で、今回お初です。

スポーツに例えてみると分かりやすいですが、科学の場合、多くの方が何故か第1段階で一家言持って声高に「主張」をする方が多く、それを多くの人が信じてしまうという不思議な現象が起こってます。それって、野球中継のヤフコメ欄やサッカーのフーリガンの言動で審判のジャッジが左右されたりスポーツ界の将来を決めるみたいで、とてもヤバい状況ですよ…。

November 5, 2025 at 10:19 AM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
ポリタスTV解説シリーズ。今度は「勇ましい断定調」について。

科学は「探求の営み」であり、ボタンを押せば答が出てくる自動販売機ではなく、そもそも不確実性を内包するものという点は既に述べました。

その不確実性を無視して科学万能視や科学不信感の0か1かの1ビット思考に陥ると、勇ましい断定調に引っかかり易くなります。

勇ましい断定調は多くの人を魅了しますが、そもそも「科学万能視」に起因している場合が多く、それ自体科学的方法論から逸脱しています。

このチェックリストは、勇ましい断定調への反論のために作られたものですが、同時にご自身が沼に引きずり込まれないための護符としてお使い下さい。
November 2, 2025 at 1:32 PM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
まだまだ続くよポリタスTVさんシリーズ。

動画では非科学ナラティブでよく登場する「藁人形論法」の(非)論理構造についてもご紹介。

藁人形論法は多くの場合、嘲笑や冷笑とセットで登場し、話者の悪意や攻撃性を伴う場合もあります。「はい論破」などの短時間劇場型寸劇で多用され、沈思黙考や熟慮がますます軽んじられる風潮を再生産します。

瞬間芸的な言い換えや連想ゲーム、拡大解釈が「論理的」だと勘違いしてる人も多く、非論理性を指摘すると逆上するパターンもよく見られます。多くの人にとって共感しやすい拡大解釈が恣意的に選択され、沼に引きずり込まれやすい構造です。この構造を知っておくと転ばぬ先の杖になります。
November 2, 2025 at 1:04 PM
ポリタスTV解説シリーズ。今度は「勇ましい断定調」について。

科学は「探求の営み」であり、ボタンを押せば答が出てくる自動販売機ではなく、そもそも不確実性を内包するものという点は既に述べました。

その不確実性を無視して科学万能視や科学不信感の0か1かの1ビット思考に陥ると、勇ましい断定調に引っかかり易くなります。

勇ましい断定調は多くの人を魅了しますが、そもそも「科学万能視」に起因している場合が多く、それ自体科学的方法論から逸脱しています。

このチェックリストは、勇ましい断定調への反論のために作られたものですが、同時にご自身が沼に引きずり込まれないための護符としてお使い下さい。
November 2, 2025 at 1:32 PM
まだまだ続くよポリタスTVさんシリーズ。

動画では非科学ナラティブでよく登場する「藁人形論法」の(非)論理構造についてもご紹介。

藁人形論法は多くの場合、嘲笑や冷笑とセットで登場し、話者の悪意や攻撃性を伴う場合もあります。「はい論破」などの短時間劇場型寸劇で多用され、沈思黙考や熟慮がますます軽んじられる風潮を再生産します。

瞬間芸的な言い換えや連想ゲーム、拡大解釈が「論理的」だと勘違いしてる人も多く、非論理性を指摘すると逆上するパターンもよく見られます。多くの人にとって共感しやすい拡大解釈が恣意的に選択され、沼に引きずり込まれやすい構造です。この構造を知っておくと転ばぬ先の杖になります。
November 2, 2025 at 1:04 PM
日経新聞さん、先週の記事ですが…。
www.nikkei.com/article/DGKK...

🇬🇧のパブは並ばないのは事実で、記事に書かれてることも間違いではありませんが、肝心のことが書かれてないようなので蛇足ですが補足…。

記事には「店員は客の順番を見ていないわけではない」とありますが、順番を見てるのはむしろ店員ではなく客の場合が多く、店員さんが "Who is next?" (次はどなた?) と声をかけると、列に並ばずカウンターに齧り付いてるお客さんたちは我先に自分優先…ではなく、一斉にスザっと「次はこちらの人…」と譲り合います。だから列を作る必要がない。それが古き良き🇬🇧パブの伝統。
パブ 並ばない伝統に波紋 英国 - 日本経済新聞
英国で大衆文化として親しまれているパブの伝統が揺れている。雑然とした雰囲気の中でカウンターでは並ばずに注文する習慣が続いてきたが、若い世代や外国人観光客が増え、一列に並ぶ光景が見られるようになった。伝統を重んじるかどうかの議論が広がる。「ここは郵便局ではありません。並ぶ必要はありません」「カウンターの周りに広がって待ってください」。飲み物を注文するためにバーには一列に並ばず、バーカウンターに
www.nikkei.com
November 2, 2025 at 12:34 PM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
一昨日(10/28)のポリタスTVの話の続き。

番組では0か1の極端思考(1ビット思考)についてお話しました。本来は、科学的エビデンスと科学的方法論に基づいて合意形成をするのが議論のあり方です。

しかし現在では多くの国で、0か1の極端思考で世論を分断し、混乱に乗じて利益を掠め取ろうとする人たちもいて、残念ながらSNSのおかげで「普通の人たち」にもその極端思考が蔓延しつつある、というのが現状です。

議論は自分が好きか/嫌いか、自分と同じ意見か/違うか、という観点は、多くは人々の良心や素朴な感情が発露で、それ自体は悪くはないものの、それが悪用されやすいという構造を知っておく必要があります。
October 30, 2025 at 5:36 PM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
一昨日(10/28)のポリタスTVの話の続き。

フェイクニュースの発生構造の解明のためには「科学とは何か?」という根本的問いから始めなければなりません。

「科学技術立国」であるはずの日本において、科学が国全体で盛大に勘違いされています。「科学で何でも解決できる」という科学万能視の考え方がある一方、「科学で何でも解決できると思うなよ」というニヒリズム的な声もあり、0か1の極端思考に多くの人が汚染されています。

科学とは、辞書的には「探究の営み」とある通り、結果ではなく方法論を指し、無限遠点にある真実に到達しようとする希求行為です。そこには「不確実性」(まだ解らないもの)が存在します。

October 30, 2025 at 5:45 PM
昨日の続き。

「科学における不確実性」を認識するのは必要だけど、それだけでは何も解決せずモヤモヤが残るだけやーん!というお声もよく頂きます。ここは敢えて、そのモヤモヤをホールドして結論を急がない、ということをお勧めします。

「結論を急がない」ということは、思考停止をすることではありません。

むしろコスパやタイパという名の元に話を単純化して勇ましい断定調で結論を急ぐほど、却って思考停止になり問題解決から遠ざかるリスクがあります。

モヤモヤをホールドしながら、それでも「探究の営み」をやめず前に進む…というのが本来の科学の姿勢です。それはネガティブケイパビリティもと言われます。
October 31, 2025 at 1:31 PM
一昨日(10/28)のポリタスTVの話の続き。

フェイクニュースの発生構造の解明のためには「科学とは何か?」という根本的問いから始めなければなりません。

「科学技術立国」であるはずの日本において、科学が国全体で盛大に勘違いされています。「科学で何でも解決できる」という科学万能視の考え方がある一方、「科学で何でも解決できると思うなよ」というニヒリズム的な声もあり、0か1の極端思考に多くの人が汚染されています。

科学とは、辞書的には「探究の営み」とある通り、結果ではなく方法論を指し、無限遠点にある真実に到達しようとする希求行為です。そこには「不確実性」(まだ解らないもの)が存在します。

October 30, 2025 at 5:45 PM
一昨日(10/28)のポリタスTVの話の続き。

番組では0か1の極端思考(1ビット思考)についてお話しました。本来は、科学的エビデンスと科学的方法論に基づいて合意形成をするのが議論のあり方です。

しかし現在では多くの国で、0か1の極端思考で世論を分断し、混乱に乗じて利益を掠め取ろうとする人たちもいて、残念ながらSNSのおかげで「普通の人たち」にもその極端思考が蔓延しつつある、というのが現状です。

議論は自分が好きか/嫌いか、自分と同じ意見か/違うか、という観点は、多くは人々の良心や素朴な感情が発露で、それ自体は悪くはないものの、それが悪用されやすいという構造を知っておく必要があります。
October 30, 2025 at 5:36 PM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
LinkedInで面白い情報が流れてきたのでこちらでもご紹介。

英国の研究者の試算では、風力発電のおかげで2010〜2023年の14年間で英国全体で1,040億ポンド (約21兆円) の経済的便益がもたらされたとのこと。
journals.uclpress.co.uk/ucloe/plugin...

この論文は英国ではさっそくガーディアンで報道されましたが、日本のメディアさんも是非大々的に報道してもらいたいところです。
www.theguardian.com/environment/...
Modelling the long-term financial benefits of UK investment in wind energy generation
This study presents new evidence of the financial impact of wind generation on the UK energy market, challenging the idea that sustainability, security, and affordability, are always in conflict. From...
journals.uclpress.co.uk
October 29, 2025 at 10:52 AM
Reposted by Yoh Yasuda / 安田陽
ポリタスTVでは、このうち「特称命題と全称命題の混同」について取り上げ、再エネ批判で発生しやすい非科学ナラティブの構造を解説しました。

例えば、日本では湿原に隣接したメガソーラー開発が問題視されていますが、それは特称命題に属します。多くの方はそこから論理飛躍した連想ゲームで、容易に全称命題に飛躍させます。つまり、「あそこのメガソーラーは問題だ」→「日本にはメガソーラーは要らない!」という飛躍です。

このような論理飛躍は、意図的な世論分断を煽る際によく使われる手口で、人々の良心や感情に訴えかけ、それを悪用します。この非論理の「構造」を知っておくと、そのような主張から距離を置くことができます。
October 29, 2025 at 9:47 AM
LinkedInで面白い情報が流れてきたのでこちらでもご紹介。

英国の研究者の試算では、風力発電のおかげで2010〜2023年の14年間で英国全体で1,040億ポンド (約21兆円) の経済的便益がもたらされたとのこと。
journals.uclpress.co.uk/ucloe/plugin...

この論文は英国ではさっそくガーディアンで報道されましたが、日本のメディアさんも是非大々的に報道してもらいたいところです。
www.theguardian.com/environment/...
Modelling the long-term financial benefits of UK investment in wind energy generation
This study presents new evidence of the financial impact of wind generation on the UK energy market, challenging the idea that sustainability, security, and affordability, are always in conflict. From...
journals.uclpress.co.uk
October 29, 2025 at 10:52 AM
昨日(10/28)のポリタスTVさんへの出演動画から、スライドをいくつか解説付きでご紹介します。

メディアさんからよく「日本で再エネがなかなか進まない理由はなんですか?」と質問されますが、私としては(というより国際認識としては)、「再エネの技術的課題ではなく、人々のマインドセットの問題だ」、とお答えしています。

特に日本で (今年になってから米国でも) マインドセットの歪みは深刻で、多くの日本の方が適切な科学的情報を「知らされていない」状態にあります。これを私は「ふんわり情報統制」と名付けています。再エネがなかなか進まないマインドセットの歪みの理由はスライドのように8つに分類されます。
October 29, 2025 at 9:35 AM
本日(10/28)、ポリタスTVさんにお招き頂き、出演致しました。正確には、先週収録して本日公開。題して、「再エネのネガキャンやデマの構造を徹底解剖!|ネットで炎上している、メガソーラー等の再エネ開発。これって本当に再エネの問題?すり替えられている論点とは?」
www.youtube.com/watch?v=HEO7...
「科学とは何か?」から始まって、2時間の長尺になってしまいましたが、お話盛り上がりました。

今日から1週間は無料配信されます。それ以降はアーカイブ化され、有料会員のみ視聴可となります。ぜひ皆様どーぞ。
再エネのネガキャンやデマの構造を徹底解剖!|ネットで炎上している、メガソーラー等の再エネ開発。これって本当に再エネの問題?すり替えられている論点とは?|ゲスト:安田陽(10/28)#ポリタスTV
YouTube video by ポリタスTV
www.youtube.com
October 28, 2025 at 1:29 PM
最近、(特に日本で)洋上風力発電のコスト上昇が盛んに報道されていますが、過剰反応・過剰報道に少々首を傾げます。

実際には、ほぼ全ての財やサービスでコスト上昇が見られ、素材や建設費高騰の影響は原子力発電や火力発電、道路や鉄道、空港でも同様です。

他のインフラ設備は大抵、大きなコスト超過を招いても不透明な補助・支援が後付けであり (多くの場合、我々の税金から)、それがあまり報道されず隠されがちです。

一方、風力・太陽光は過去10〜20年で劇的にコストが低下し、優良物件で透明性が高すぎる故、最近の資材コスト上昇では採算が取れずに撤退した案件が何件かある、というのが実態です。
October 27, 2025 at 10:10 AM
本日は🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿と🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿の国境の街、カーライル Carlisle に来ております。カーライルのカテドラルで晩課 (Evensong) に参列。ゴシックリバイバルの教会建築の空間で聴くオルガンと声楽はまた格別。良き時空間でした。

晩課の前に宗教学者の研究者に声をかけられ、21世紀における宗教施設のあり方についてインタビューを求められる。市井の人々の声を集めてるのだそうな。専門分野は違えど、同じ研究者として意気投合。

終わった後、その街で開かれてるビアフェスで飲んでたら、あなた晩課に参列してましたよね?私そこで歌ってました、と合唱団の方に声をかけられてました。これも小規模な地方都市ならではの一期一会。
October 25, 2025 at 8:39 PM