『アドレセンス』も凄かったしな
bsky.app/profile/numa...
少年の逮捕と尋問が描かれるスリリングな第1話から、家族のある一日をじっくり映し続ける第4話まで、驚異的なワンカット撮影(監督が『ボイリング・ポイント/沸騰』の人と知って納得)で撮られた場面の数々が、尋常じゃない緊張感と没入感を生む。
非常にキツくヘビーなテーマだが、面白さは圧倒的なので、もう4時間の映画として(体力と精神力のある日に)一気見しちゃうのもアリ。
www.netflix.com/title/81756069
『アドレセンス』も凄かったしな
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自国政府への批判的な視点のせいでイランで有罪判決くらった(しかし創作者の姿勢としては日本含む世界中で手本になるべき)モハマド・ラスロフ監督の新作。
憧れの判事の座についたが、日々の仕事といえば反政府の罪なき市民に重罪判決をくだすブルシットジョブ(どころではないが)じゃねーか…と煩悶しつつも、体制の外には出られない父親。そんな彼と、妻と娘姉妹の間に、街で加熱する反政府デモや、家庭に現れた「銃」を巡って亀裂が走る。
イランの現状を描く鋭い寓話としても、家父長制的な抑圧下で折れずに生きる女性たちの物語としても見応え抜群で、167分の長さがあっという間。
今年ベスト候補。
自国政府への批判的な視点のせいでイランで有罪判決くらった(しかし創作者の姿勢としては日本含む世界中で手本になるべき)モハマド・ラスロフ監督の新作。
憧れの判事の座についたが、日々の仕事といえば反政府の罪なき市民に重罪判決をくだすブルシットジョブ(どころではないが)じゃねーか…と煩悶しつつも、体制の外には出られない父親。そんな彼と、妻と娘姉妹の間に、街で加熱する反政府デモや、家庭に現れた「銃」を巡って亀裂が走る。
イランの現状を描く鋭い寓話としても、家父長制的な抑圧下で折れずに生きる女性たちの物語としても見応え抜群で、167分の長さがあっという間。
今年ベスト候補。
世を拗ねて「しょせん芸術には、世の中を変える力なんてないのさ…」などと嘯くリベラルなアーティストよりも、ファシストのほうが「芸術の力を信じている」まであるかもしれない。口では「芸術など無力だ」って言うだろうけどね。だったらなんで弾圧してるんだ間抜け、と言いたい
世を拗ねて「しょせん芸術には、世の中を変える力なんてないのさ…」などと嘯くリベラルなアーティストよりも、ファシストのほうが「芸術の力を信じている」まであるかもしれない。口では「芸術など無力だ」って言うだろうけどね。だったらなんで弾圧してるんだ間抜け、と言いたい
オバマ誕生の背景に、大人気ドラマで黒人大統領が描かれたことも大きいんじゃないか、みたいな説(ちゃんとした検証は難しいが)も囁かれてたり。女性や性的マイノリティの権利の進展も、概ねフィクションの描写となんらかの相関(因果関係とは限らないけど)が見られると思うし。
芸術の力は本当に馬鹿にならない、と弾圧する側こそ知っている。
オバマ誕生の背景に、大人気ドラマで黒人大統領が描かれたことも大きいんじゃないか、みたいな説(ちゃんとした検証は難しいが)も囁かれてたり。女性や性的マイノリティの権利の進展も、概ねフィクションの描写となんらかの相関(因果関係とは限らないけど)が見られると思うし。
芸術の力は本当に馬鹿にならない、と弾圧する側こそ知っている。
「戦争の記憶が薄れるにつれ、ファシズムによる芸術への脅威は空想的で遠いものに見えてきた。今では、それほどでもない。
こうした状況で、どこに希望を見出せばいいだろう? 私は沢山見出せる。歴史が教えてくれるように、芸術家は歴史的瞬間の最も創造的で破壊的な記録者であり、社会の腐敗に対する最も機敏な抵抗者である。トランプはこの戦いに勝てないだろう。」
芸術は常に独裁者を恐れさせた。その恐れは正しかった。
www.theguardian.com/commentisfre...
「戦争の記憶が薄れるにつれ、ファシズムによる芸術への脅威は空想的で遠いものに見えてきた。今では、それほどでもない。
こうした状況で、どこに希望を見出せばいいだろう? 私は沢山見出せる。歴史が教えてくれるように、芸術家は歴史的瞬間の最も創造的で破壊的な記録者であり、社会の腐敗に対する最も機敏な抵抗者である。トランプはこの戦いに勝てないだろう。」
芸術は常に独裁者を恐れさせた。その恐れは正しかった。
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パリ協定からの離脱、化石燃料掘りまくり号令、補助金の凍結など、気候変動対策や再エネを破壊しようと頑張るトランプ政権だが、破壊するにはもう「遅すぎる」かもしれない。
バイデン政権下のインフレ抑制法と超党派インフラ法は、全国の共和党地区に利益をもたらしており、現在の大規模なクリーンエネルギー普及の流れを阻止することはトランプにも難しい。
つまり2020年に一度トランプを阻止したことは、地球環境にとって決して小さくない意味があったと思う。
www.nytimes.com/2025/02/11/o...
パリ協定からの離脱、化石燃料掘りまくり号令、補助金の凍結など、気候変動対策や再エネを破壊しようと頑張るトランプ政権だが、破壊するにはもう「遅すぎる」かもしれない。
バイデン政権下のインフレ抑制法と超党派インフラ法は、全国の共和党地区に利益をもたらしており、現在の大規模なクリーンエネルギー普及の流れを阻止することはトランプにも難しい。
つまり2020年に一度トランプを阻止したことは、地球環境にとって決して小さくない意味があったと思う。
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なので就任式で「人間には男と女しかいないんだい!」みたいな駄々をこねてみせたり、マイノリティを迫害したりはできても、本質的には無意味かつ虚無の人生を送ることになるし、歴史には邪悪なアホとしてその名を刻むことになる。哀れだ。
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デジタルテクノロジーは世界を良くする。インターネットとオープンソースソフトウェアは世界の公共財。ムーアの法則は楽観的な未来予測を現実にする——そのように考えていた。
2010年代の半ば、楽観的な見方を変える必要を感じた。いらい、新しい思考とことばを求めて、あがき続けている。
ひとまずたどりついた思考が「ITと人権」。IT企業の社会的影響力が大きくなり、デジタルテクノロジーが人を害するケースが出てきた。技術とビジネスだけでなく、人権を考える責任が出てきた。
残念なことだが、シリコンバレーはまったく別の結論を見いだした。
(続く
デジタルテクノロジーは世界を良くする。インターネットとオープンソースソフトウェアは世界の公共財。ムーアの法則は楽観的な未来予測を現実にする——そのように考えていた。
2010年代の半ば、楽観的な見方を変える必要を感じた。いらい、新しい思考とことばを求めて、あがき続けている。
ひとまずたどりついた思考が「ITと人権」。IT企業の社会的影響力が大きくなり、デジタルテクノロジーが人を害するケースが出てきた。技術とビジネスだけでなく、人権を考える責任が出てきた。
残念なことだが、シリコンバレーはまったく別の結論を見いだした。
(続く
プロ/アマチュア問わず、グラフィティ、落書き、風刺画、インスタレーション、彫刻、ビデオ投影、そしてもちろん音楽など多岐にわたるアートは、市民的抵抗の中で重要な役目を果たしてきた。
「知識を蓄積する共通の貯蔵庫となり、超越的な言説を強化」してしまう、自分たちに都合の悪い芸術や表現物を、権威主義的なあほどもは、決まって恐れてきた。そして、その恐れは正しかった。
プロ/アマチュア問わず、グラフィティ、落書き、風刺画、インスタレーション、彫刻、ビデオ投影、そしてもちろん音楽など多岐にわたるアートは、市民的抵抗の中で重要な役目を果たしてきた。
「知識を蓄積する共通の貯蔵庫となり、超越的な言説を強化」してしまう、自分たちに都合の悪い芸術や表現物を、権威主義的なあほどもは、決まって恐れてきた。そして、その恐れは正しかった。
ここ120年ほどの間に世界で勃発した革命(627件くらい)の暴力/非暴力それぞれの成功(=政府の転覆、独立の達成など)率を示す「革命の成功率」グラフも載ってるので、パワポで上司にプレゼンしよう。
非暴力による抵抗は「ぎょっとするくらい成功率が高い」という。暴力革命の成功率が26%程度の一方、非暴力革命は50%以上も成功。
「これは驚くべき数字である。なぜなら、この数字は、非暴力は弱々しく効果も乏しいが、暴力行為は強力で効果的だという、一般的な見方をひっくり返す数字だからだ。」
ここ120年ほどの間に世界で勃発した革命(627件くらい)の暴力/非暴力それぞれの成功(=政府の転覆、独立の達成など)率を示す「革命の成功率」グラフも載ってるので、パワポで上司にプレゼンしよう。
非暴力による抵抗は「ぎょっとするくらい成功率が高い」という。暴力革命の成功率が26%程度の一方、非暴力革命は50%以上も成功。
「これは驚くべき数字である。なぜなら、この数字は、非暴力は弱々しく効果も乏しいが、暴力行為は強力で効果的だという、一般的な見方をひっくり返す数字だからだ。」
「トランプは自分の進路が分岐点を迎えることを知らないのかもしれない。彼は自分が主張するほどの権力を持っていると信じているのかもしれない。それは彼の間違いであり、大統領としての彼の運命を破滅に導く自己欺瞞である。しかし本当の脅威は、彼が私たちに、自分にはない権力を持っていると信じ込ませることだ。」
目と耳を疑うような暴挙によって、自分が強いと信じ込ませようとする態度は、実は弱さの裏返しでもある。必要なのは「信じない」こと。
www.nytimes.com/2025/02/02/o...
「トランプは自分の進路が分岐点を迎えることを知らないのかもしれない。彼は自分が主張するほどの権力を持っていると信じているのかもしれない。それは彼の間違いであり、大統領としての彼の運命を破滅に導く自己欺瞞である。しかし本当の脅威は、彼が私たちに、自分にはない権力を持っていると信じ込ませることだ。」
目と耳を疑うような暴挙によって、自分が強いと信じ込ませようとする態度は、実は弱さの裏返しでもある。必要なのは「信じない」こと。
www.nytimes.com/2025/02/02/o...
個人的には、わざわざ人為的なフィクションに他人を付き合わせてる時点で、どんな作品だって概ね説教みたいなもんなんだから(いや俺のは説教じゃない、という態度こそ傲慢かもしれない)、 「説教臭いかどうか」じゃなくて「どんな説教か」がいちばん大切だと思うけどね。
どうせ多かれ少なかれ「説教」されるのであれば、「そんな風に物事を考えたことはなかったな…」と世の中や人間が違って見えるような体験をしたい。それは「説教臭くもないが、中身もない」作品よりずっと価値を感じる。
個人的には、わざわざ人為的なフィクションに他人を付き合わせてる時点で、どんな作品だって概ね説教みたいなもんなんだから(いや俺のは説教じゃない、という態度こそ傲慢かもしれない)、 「説教臭いかどうか」じゃなくて「どんな説教か」がいちばん大切だと思うけどね。
どうせ多かれ少なかれ「説教」されるのであれば、「そんな風に物事を考えたことはなかったな…」と世の中や人間が違って見えるような体験をしたい。それは「説教臭くもないが、中身もない」作品よりずっと価値を感じる。
1.全ての個人は個人の意志で自由に何でもやって良い
2.そのため個人と個人、集団と集団の自由は時に衝突する
3.少数派と多数派の対決では多数派(より力を持つ側)が勝利する
4.万人の自由な行動が推奨される世界では、こうして多数はほど自由で少数派ほど不自由になる。
つまり古典的な社会契約論の話なのである。
1.全ての個人は個人の意志で自由に何でもやって良い
2.そのため個人と個人、集団と集団の自由は時に衝突する
3.少数派と多数派の対決では多数派(より力を持つ側)が勝利する
4.万人の自由な行動が推奨される世界では、こうして多数はほど自由で少数派ほど不自由になる。
つまり古典的な社会契約論の話なのである。
アーティストは全員アーティストなので(当然)、とにかく「細部に神が宿る」精神で作業に没頭するのだが、その結果「誰にも気づかれないサイドテーブルの1セントコイン」に全力を費やしてしまう…。
もちろん細部へのこだわりも大切だが、優先順位を決して見落としてはならず、ビジュアルにこだわりすぎて核心(ピクサーの場合は物語)がおろそかになることへの警句なのだろう。日本エンタメ界にも「1円玉に気をつけろ」と書いたデカい張り紙が必要かもしれない
bsky.app/profile/abal...
日本のアニメスタジオにそういうフィロソフィーがあるところはあるだろうか。
TRIGGERなんかは中島かずきに書かせたりしてるけど(毎回それが上手くいくわけでもないけと)。
・ストーリーの牽引力をもっとパワフルにすることは難しいのだろうか
・社会的な問題をエンタメの中でちゃんと扱うことは難しいのだろうか
ということ。
アニメでいうと作画や美術、実写(映画やドラマ)でいうと演技などの要素を不満に感じることはあまりなく、個々のスタッフは優秀な人が沢山いるんだと思う。とにかく、物語が弱いと感じることが多い。
脚本家のせいとも限らず、なんか総合的に、ストーリードリブンでロジカルに盛り上げていく作りが不得意になってしまったのか…?という懸念がある。そのぶんをエモの濁流や懐古で誤魔化す風潮もある気も
アーティストは全員アーティストなので(当然)、とにかく「細部に神が宿る」精神で作業に没頭するのだが、その結果「誰にも気づかれないサイドテーブルの1セントコイン」に全力を費やしてしまう…。
もちろん細部へのこだわりも大切だが、優先順位を決して見落としてはならず、ビジュアルにこだわりすぎて核心(ピクサーの場合は物語)がおろそかになることへの警句なのだろう。日本エンタメ界にも「1円玉に気をつけろ」と書いたデカい張り紙が必要かもしれない
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・ストーリーの牽引力をもっとパワフルにすることは難しいのだろうか
・社会的な問題をエンタメの中でちゃんと扱うことは難しいのだろうか
ということ。
アニメでいうと作画や美術、実写(映画やドラマ)でいうと演技などの要素を不満に感じることはあまりなく、個々のスタッフは優秀な人が沢山いるんだと思う。とにかく、物語が弱いと感じることが多い。
脚本家のせいとも限らず、なんか総合的に、ストーリードリブンでロジカルに盛り上げていく作りが不得意になってしまったのか…?という懸念がある。そのぶんをエモの濁流や懐古で誤魔化す風潮もある気も
・ストーリーの牽引力をもっとパワフルにすることは難しいのだろうか
・社会的な問題をエンタメの中でちゃんと扱うことは難しいのだろうか
ということ。
アニメでいうと作画や美術、実写(映画やドラマ)でいうと演技などの要素を不満に感じることはあまりなく、個々のスタッフは優秀な人が沢山いるんだと思う。とにかく、物語が弱いと感じることが多い。
脚本家のせいとも限らず、なんか総合的に、ストーリードリブンでロジカルに盛り上げていく作りが不得意になってしまったのか…?という懸念がある。そのぶんをエモの濁流や懐古で誤魔化す風潮もある気も
なので就任式で「人間には男と女しかいないんだい!」みたいな駄々をこねてみせたり、マイノリティを迫害したりはできても、本質的には無意味かつ虚無の人生を送ることになるし、歴史には邪悪なアホとしてその名を刻むことになる。哀れだ。
なので就任式で「人間には男と女しかいないんだい!」みたいな駄々をこねてみせたり、マイノリティを迫害したりはできても、本質的には無意味かつ虚無の人生を送ることになるし、歴史には邪悪なアホとしてその名を刻むことになる。哀れだ。
www.asahi.com/articles/DA3...
〈ガーナ人の父と日本人の母のもと、千葉県で生まれ育った。
小学生の時から、「みんな同じ」が求められる学校生活にストレスを感じた。
中学では「耳より下で束ねる」などの校則に沿った髪形にできず、休み時間の度にボリュームのある髪をぬらして押さえつけた。外国にルーツがある生徒は、明るい色の髪を黒くしたり、縮毛矯正をしたりして、目立たないようにしていた。
「映像研」の原作を読んで、うれしかった→
www.asahi.com/articles/DA3...
〈ガーナ人の父と日本人の母のもと、千葉県で生まれ育った。
小学生の時から、「みんな同じ」が求められる学校生活にストレスを感じた。
中学では「耳より下で束ねる」などの校則に沿った髪形にできず、休み時間の度にボリュームのある髪をぬらして押さえつけた。外国にルーツがある生徒は、明るい色の髪を黒くしたり、縮毛矯正をしたりして、目立たないようにしていた。
「映像研」の原作を読んで、うれしかった→