野中モモさんのお仕事からいろいろなものを受け取って育ったつもりだが、ゼロ年代の本ということを差し引いても、マンガに関するアンケートを30数人に取って、明らかに3分の1ぐらい杉並区拠点のクリエイターだったのしんどかった。その偏りをZINEの誇り高きローカル性として私は味わえず、視野の狭さとしてしか受け取れなかった。編集って意識的にごった煮にするものだと私は10数年前にBLマンガ誌の台割を切りながら思っていたけど、そもそも編集とは何かというところで私は野中さんと致命的に相容れないのかもしれない。『ちはやふる』の大変だった船出とか、アマゾンへの反応などを読者の証言で読めるのはありがたい。
野中モモさんのお仕事からいろいろなものを受け取って育ったつもりだが、ゼロ年代の本ということを差し引いても、マンガに関するアンケートを30数人に取って、明らかに3分の1ぐらい杉並区拠点のクリエイターだったのしんどかった。その偏りをZINEの誇り高きローカル性として私は味わえず、視野の狭さとしてしか受け取れなかった。編集って意識的にごった煮にするものだと私は10数年前にBLマンガ誌の台割を切りながら思っていたけど、そもそも編集とは何かというところで私は野中さんと致命的に相容れないのかもしれない。『ちはやふる』の大変だった船出とか、アマゾンへの反応などを読者の証言で読めるのはありがたい。