1930年のミレミリア。当時最強を誇ったアルファロメオワークスのダブルエースはアキーレ•ヴァルツィとタツィオ•ヌヴォラーリ。
レース展開は先行するヴァルツィ対してヌヴォラーリが追う展開となる。レースの後半ともなると日は落ち、闇に包まれた道路をヌヴォラーリはライトを消したまま前車のヘッドライトが照らした視界とテールランプだけを頼りに追走し、遂にはヴァルツィまで抜き去って優勝した。これがかのブラインドアタックの元ネタとされている。
ヌヴォラーリは元祖ドリフト使いみたいな話も残っているし、藤原拓海のキャラクター造形に大きく影響を与えた存在だと思う。

これを避けようと思うと、スジボリを深くしよう、さらには細くしよう、ということになる。なるんだけど、私はそこまで気にしない。ちょっと太くないかな、と思うドアラインのキットでも、埋めて彫り直すまではしないなぁ。

アトランティスには、旧モノグラムのこのシリーズをもっと再販して欲しい。