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音楽だと、短いものだと2分程度で終わってしまいますが、その中に盛り込む流れについては、物語を作るのと同じですし、和声進行で読み手の感情を動かす狙いも、物語制作で流れを作るときの考えと共通です。
むしろ私の場合は、音楽制作の考えが物語作りに役に立っている面もあるような気がします。
そんな私が作った物語が面白いのかと言われると、全然そんなことない気がします。自分の物語をあとで自分で読み返しても、水準以下のものという気しかしませんし(笑)。
音楽だと、短いものだと2分程度で終わってしまいますが、その中に盛り込む流れについては、物語を作るのと同じですし、和声進行で読み手の感情を動かす狙いも、物語制作で流れを作るときの考えと共通です。
むしろ私の場合は、音楽制作の考えが物語作りに役に立っている面もあるような気がします。
そんな私が作った物語が面白いのかと言われると、全然そんなことない気がします。自分の物語をあとで自分で読み返しても、水準以下のものという気しかしませんし(笑)。
何より、ラストがとても良いですね。あえてあそこで切ったのも、節度が感じられて、個人的にはとても好印象です。きっと麗は見事勝利を収めたんじゃないかと思います。
登場人物は非常に多いのですが、うまい具合に個性づけがされており、楽しくプレイできました。
何より、ラストがとても良いですね。あえてあそこで切ったのも、節度が感じられて、個人的にはとても好印象です。きっと麗は見事勝利を収めたんじゃないかと思います。
登場人物は非常に多いのですが、うまい具合に個性づけがされており、楽しくプレイできました。
それをいうと、麗も串カツ囲いで奨励会を勝ち抜けるとは思えないので、そこはフィクションとして割り切った方がいいんでしょうけど。
それをいうと、麗も串カツ囲いで奨励会を勝ち抜けるとは思えないので、そこはフィクションとして割り切った方がいいんでしょうけど。
今回、将棋シーンが少ないです。もう後半に入ったと思いますが、メインのはずの将棋では、果たしてどうなるのか。麗はちゃんとプロになれるんでしょうか? 完結編なので、ぜひそこまで書いてほしいものですが。
今回、将棋シーンが少ないです。もう後半に入ったと思いますが、メインのはずの将棋では、果たしてどうなるのか。麗はちゃんとプロになれるんでしょうか? 完結編なので、ぜひそこまで書いてほしいものですが。
将棋関連の描写は、リアルとは言い難いところもありますが、そこはそれ架空世界だと思います。
まだ中盤にもかかっていないと思いますが、これ以後将棋でストーリーが盛り上がることに期待です。完結編ですから、綺麗なラストになってくれると良いですが。
将棋関連の描写は、リアルとは言い難いところもありますが、そこはそれ架空世界だと思います。
まだ中盤にもかかっていないと思いますが、これ以後将棋でストーリーが盛り上がることに期待です。完結編ですから、綺麗なラストになってくれると良いですが。
それにしても今回将棋率が低いです。まだ前半ですから、これからなんでしょうね。
それにしても今回将棋率が低いです。まだ前半ですから、これからなんでしょうね。
なおこの世界では、奨励会の位置付けがちょっと謎です。現実では四段からがプロですが、麗は「数年かけて二段を目指す」と言っています。そんなことでは、年齢制限(26歳になると、奨励会は強制的に退会です)にかかるぞ(笑)。
なおこの世界では、奨励会の位置付けがちょっと謎です。現実では四段からがプロですが、麗は「数年かけて二段を目指す」と言っています。そんなことでは、年齢制限(26歳になると、奨励会は強制的に退会です)にかかるぞ(笑)。
こういう、「ダークなのに温かく、爽やかさすら感じる」という物語が、この作者さんは本当に上手いなと思わされました。
なお、私も途中で気付いたのですが、この作者さんの過去作品の登場人物も出てきますので、過去作を読んでおいた方が楽しめるのではないでしょうか。
こういう、「ダークなのに温かく、爽やかさすら感じる」という物語が、この作者さんは本当に上手いなと思わされました。
なお、私も途中で気付いたのですが、この作者さんの過去作品の登場人物も出てきますので、過去作を読んでおいた方が楽しめるのではないでしょうか。
プレイ時間が短いので、比較的早く話が核心に入るはず。さてこれからどうなる?
プレイ時間が短いので、比較的早く話が核心に入るはず。さてこれからどうなる?
ですが、その裏には創作に対する作者の思いが込められています。こういう切り口で創作を語った作品は、ちょっと珍しいのではないでしょうか?
収められた2本の物語は、どちらも短編の物語として味わい深いものですし、ラストで語られるテーマも、非常に共感性が高いものです。それを、一風変わった方法で物語に上手く盛り込んでいるところに、この作品ならではのユニークさが感じられました。
良い作品でした。作者さんの次回作にも期待です。
ですが、その裏には創作に対する作者の思いが込められています。こういう切り口で創作を語った作品は、ちょっと珍しいのではないでしょうか?
収められた2本の物語は、どちらも短編の物語として味わい深いものですし、ラストで語られるテーマも、非常に共感性が高いものです。それを、一風変わった方法で物語に上手く盛り込んでいるところに、この作品ならではのユニークさが感じられました。
良い作品でした。作者さんの次回作にも期待です。