三隅炎雄
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三隅炎雄
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猫と暮らす
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Clonez クローンズ, レディ・ローズ 情事の方程式, 鞄 kaban, 那須少年記 他
映画ハシゴ。『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』、今年前期のディラン映画素晴らしかったけれど、これも良かった。『地獄の逃避行』たまたま見て、自分の過去を重ねるようにして元の事件にのめり込み、『ネブラスカ』が生まれる。一枚のアルバムが生まれる過程をメインに描いた音楽映画というのが面白い。『ネブラスカ』とスーサイドとサン・レコード、エルヴィス。彼岸からのエコー。
November 19, 2025 at 11:44 AM
野村孝『あすの花嫁』62。壷井栄原作、小豆島と神戸を舞台にした青春映画。短大生吉永小百合とオリーブ農家の浜田光夫の恋、小百合のオルターエゴ学友岩本多代との友情、母奈良岡朋子の宇野重吉との秘められた愛などが描かれる。小百合と浜田の関係はラブコメ風のユーモアをまぶしながら進んでいくのだが、終盤、それまで滑稽な人物だった浜田の口から、人間らしく生きるためには革命が必要の言葉が異物のごとく、しかし真摯に出てきて、人々をつなぎ動かしていくのは、いかにも1962年の映画らしい。監督野村孝は、東大在学時全学連幹部であった。
November 18, 2025 at 10:50 PM
佐伯幸三『大当り狸御殿』58。雪村いづみ・美空ひばり主演。いづみは狸御殿のお姫様と旅籠屋の娘の二役、ひばりは縁談話の若君。それに美剣士たぬき山田真二、蝶の精白川由美、蜘蛛の妖怪淡路恵子らが絡む。ワンカットワンカット贅を尽くし、色彩が歌とともに画面から溢れる。翌年の大映版『初春狸御殿』(雷蔵・若尾)も豪華絢爛だったけれど、これもまあ凄い。甲乙つけがたいけれど、ロマンチックな盛り上がりはこちらが上か。陶酔感がある。ダイマル・ラケット、蝶々・雄二の漫才、浜村美智子「バナナ・ボート」お楽しみもたくさん。ミヤコ蝶々のセクシーショットもあった。傑作。
November 18, 2025 at 5:31 AM
須川栄三『君も出世ができる』64。谷川・黛による歌はともかく、ドラマ・パートが同じ東宝の『社長』シリーズと変わらない黴臭い思想とだらけた展開で、さっぱり面白くない。演出もミュージカルらしい解放感躍動感に欠ける。フランキーも高島も雪村も中尾も一様に精彩がないのはどうしたことだろう。脚本笠原良三・井手俊郎。『社長』笠原を外して井手ひとりで書いたほうが、良いものが出来たのではないか。植木等登場から酔っぱらいサラリーマン群舞となるくだりは独創的で映画一番の見ものだが、その風刺も、安直なラストでは見事に忘れ去られ何処かへ消えて飛んでいってしまった。
November 18, 2025 at 12:28 AM
佐伯幸三『ハイハイ3人娘』63。中尾ミエん家の電話に毎日同時刻に愛の告白の電話がかかってくる。でも誰だかわからない。同級生のスリー・ファンキーズか、先生の高島忠夫か。中尾に伊東ゆかりに園まり、仲良し女子高生3人組の探偵ごっこが始まる。ミステリ仕立ての青春ミュージカル・コメディ。
脚本井手俊郎なので愉快な会話でポンポン見せる。中尾、ヒッチコックじいさんにこのアイディア売ろうかしらだって。佐伯演出も良い脚本を得て快調。犯人解明の処理もスマート、洒落ている。クレージーキャッツ、田辺靖雄、水原弘らも歌で応援。溌剌、弾ける楽しさの快作。
それにしても、みんな演技、達者。
November 17, 2025 at 11:59 AM
佐伯幸三『喜劇 駅前漫画』66。15作目。併映が三船敏郎の特撮冒険映画『奇巌城の冒険』。ということでアニメ&特撮パートを含む、シリーズとしては異色の子供向け仕様。子供が見ても大丈夫なようにお色気抜きなので、森繁・伴淳・のり平、浮気なし、滑稽で人の良いオジサン三人組に変更されている。検索して出てくる当初のあらすじでは、童画家森繁でなく娘の大空が画家として売れるとある。実際の映画では大空は画家でなく、ガソリンスタンドの整備士と強引な設定。脚本・演出・美術もう少しなんとかならんかなの部分を多分に含みつつも、全体に善良で憎めないプログラム・ピクチャーではないか。
November 16, 2025 at 10:48 PM
べらぼう44話。源内ミステリ。盛り上がってきました。それと、お菓子回。
November 16, 2025 at 9:56 AM
ダニエル・シュミット『ラ・パロマ』BD。初公開以来。私にあの世がうんと近づいてるのか、若い時よりずっと良かったな。
November 14, 2025 at 4:39 PM
岡田敬・伏水修『あきれた連中』36。最初のエンタツ・アチャコ主演映画。原作秋田實、脚色永見隆二。職を失い下宿を追い出されたエンタツ、羽振り良そさそうな保険外交員アチャコを見つけ、久しぶりと声をかける。アチャコ、見知らぬ男に戸惑いながら適当に話を合わせていると酒場に誘われ、気がつくと自宅にエンタツが平然と居座り、話は思わぬ方向へ転がっていく。秋田實の本を読むと、漫才映画という言葉があって、
November 14, 2025 at 10:16 AM
聴いている
November 14, 2025 at 10:11 AM
Reposted by 三隅炎雄
どうかなこれ?
November 11, 2025 at 3:30 AM
Reposted by 三隅炎雄
【予約開始】刊行前から様々な話題となっております『ルー・リード 俺の太極拳』(ルー・リード著/ローリー・アンダーソン編/吉田俊太郎訳)ですが、一部書店で予約可能となりました。どうぞよろしくお願いします。
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
ルー・リード 俺の太極拳|国書刊行会
ルー・リード 俺の太極拳 「何を創り、どう生きるか。太極拳が俺に教えてくれた」――ルー・リード 伝説的バンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」でデビュー、半世紀にわたり偉大なキャリアを築いたロック界の巨星、ルー・リード。
www.kokusho.co.jp
November 13, 2025 at 6:20 AM
「愉快な仲間」1962をU-NEXTで視聴 video-share.unext.jp/video/title/...
渡辺邦男監督、進藤英太郎主演。前科34犯進藤、のり平・田崎らムショ仲間、エノケン看守らが繰り広げる人情喜劇。清川虹子とのロマンスもあって、若山『極道』シリーズの源流とも言える。反共右翼思想もにじませつつ、人間みな平等、裸になれと自由を我等にのメッセージ。高度経済成長を支えた肉体労働者賛歌でもある。東映ドライブイン大衆食堂どんぶり飯の味。進藤と清川の列車のくだりがとても良い。
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November 13, 2025 at 11:22 AM
佐伯幸三『喜劇 駅前番頭』66。箱根舞台。フランキーが老舗旅館の番頭に試験合格する。珍しい留学経験ありの大学出とあって、主人森繁、妻淡島、番頭伴淳、それぞれの思惑から、自分の味方につけようとフランキーに接近する。森繁の芸者池内との浮気、伴淳とメイコの再婚話、フランキーと伴淳娘の大空との恋愛、のり平アロハ・ダンス日系マネージャー等など。
日常的な笑いで、内容もこれといって際立ったものがあるわけではないのだけども、
November 12, 2025 at 8:28 PM
Reposted by 三隅炎雄
「いのち」をテーマに絵を描くことになったので、なにを描くか考えてる。とりあえず八百比丘尼描いてみた。
November 12, 2025 at 1:44 AM
今日で「暴れん坊」シリーズ揃いました。小林旭のシリーズではこれが一番好き
November 12, 2025 at 6:41 AM
佐伯幸三『喜劇 駅前大学』65。東台大学、略して東大。教授森繁、守衛のり平、会社社長伴淳、新任体育教師フランキー。女優は淡島・淡路・池内・大空で、やってることはまあ同じ。ただし今回はかなりナンセンス映画寄り。特にフランキー・パートは完全なスラップスティック。だからか男性陣、冒頭からいつもより悪ノリ気味の演技だ。淡島もそれに調子を合わせて楽しい。ホテル支配人の山茶花究は、船乗り生活長かったせいで、いつも身体が揺れている。それがまわりに伝染、みんな揺れ始める。愉快な映画。解放感がある。

学生役のサンダー杉山が良かった。
November 12, 2025 at 4:51 AM
佐伯幸三『喜劇 駅前医院』65。井伏鱒二のクレジットはないが、『本日休診』リメイク。渋谷実版の斎藤良輔脚本を、いつもの長瀬喜伴が斎藤自身と共に、このシリーズらしい呑気な調子に書き変えている。戦争を引きずる『遥拝隊長』からの部分はカット、代わりにいかにも「駅前」な医師森繁と旅館女将淡島千景とのロマンスが付け加えられている。その淡島が渋谷版で演じた役をここでは池内淳子が演じ、ヤクザな愛人フランキーと博打好きの兄山茶花究に悩まされる。
November 11, 2025 at 3:04 PM
思い切って買った
November 11, 2025 at 4:11 AM
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「ドバイ渡航」動画、立花容疑者が投稿 逃亡のおそれも考慮し逮捕か
www.asahi.com/articles/AST...

「ドバイに飛びます」

立花容疑者のX投稿によると、10月27日にアラブ首長国連邦のドバイへ出国したといいます。

兵庫県警も渡航情報や動画を把握。

別の人物による過去の事件の経緯もあり、立花容疑者が逃亡するおそれもあるとして、逮捕する判断材料の一つとしたといいます。
「ドバイ渡航」動画、立花容疑者が投稿 逃亡のおそれも考慮し逮捕か:朝日新聞
兵庫県の内部告発文書問題にからみ、自死した元県議に関するデマを拡散して名誉を傷つけたなどとして、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された。 …
www.asahi.com
November 10, 2025 at 10:28 AM
Reposted by 三隅炎雄
クマが小中学校に出没か、窓枠が破壊され網戸に爪痕 長野県塩尻市
www.asahi.com/articles/AST...

クマとみられる手形などが付いていたことから、週末の土日にクマが破壊したと見ています。

学校は山間の集落にあり、周辺では今シーズン、数件のクマの目撃情報があるといいます。
クマが小中学校に出没か、窓枠が破壊され網戸に爪痕 長野県塩尻市:朝日新聞
長野県塩尻市木曽平沢の楢川小中学校(竹下俊明校長、児童・生徒82人)で10日、校舎1階の窓枠が壊されているのを登校してきた職員が見つけた。クマとみられる手形などが付いていたことから、週末の土日にクマ…
www.asahi.com
November 10, 2025 at 7:43 AM
佐伯幸三『喜劇 駅前金融』65。金色夜叉ベースにした、森繁・淡島・淡路・有島、フランキー・池内・大空・のり平、伴淳・乙羽、それぞれの愛と金、人生の浮き沈み。人間関係入り乱れての話だが、脚本未整理でまとまりに欠け、珍演頼みが目立つ。
ベトナム戦争で一儲けしようとして事業失敗の鉄屑屋三木のり平、悲観して焼身自殺しようとするくだりは、ティック・クアン・ドック焼身自殺に重ねたブラックな笑い。
November 9, 2025 at 7:30 PM
残り少ないですが
November 9, 2025 at 11:46 AM