有害なXを捨ててブルースカイに移るのは、別の快適なエコーチェンバーに移動するだけで、根本的な解決になってない…という意見も見かけて、それもわかるっちゃわかるんだけど、別に清廉潔白なSNSがほしいのではなくて、科学者や女性やマイノリティの人々が嫌がらせや殺害予告を受けないとか、せめて受けたとしても運営側が「それは悪いことだ」と考えて対応してくれるプラットフォームがこの世に必要だし、ある程度は努力して作り出すべきだと思うだけなんや…

続）だからさ、やっぱり、「働く女」が、自分たちの声で、自分たちの筆で、自分たちで「働く女の話」「働く女の目に見えている世界の話」をしていくのは、超絶大切なんだよ。すごくささやかな話でいいんだ。「凝ったデザインのブラウスのアイロンがけがめんどくさいから男物のワイシャツ買って着てクリーニング屋に出してる」とかさ、「スーパーのファミリーパックみたいな量でない揚げたての惣菜がバラで買える商店街の店なくならないでほしい」とかさ、「ダサいピンクなら要らない」とか「ハイヒールで営業回りの仕事が務まるかよバーカバーカ」とかさ、本当そんなことでもいいのよ。「嘘だ」とか言われてたまるかよ。こんなに実在してるだろ。

どうやって豊かになるんだよ！

大河にしろ朝ドラにしろ、長い歴史を持つジャンルは今までの蓄積があって花開く作品がありますよねと……
こんな設定がかつてあっただろうか（あったよ）
こんなキャラクターがいただろうか（いたよ）
って結構ある

誰に頼まれるわけでもなく、金儲けのためでもなく、表だって目立たないようにするので名誉のためでもなく、心萌ゆるままに漫画や小説を必死こいて書く文化、千年後はどう評価されるんだろう。消えて忘れ去られるだろうか