陰謀論とかそういう大げさなことでなくても、ヤクザや右翼といったちょっとでもおっかない相手になると途端に思いっきり腰が引けるのが日本のマスコミで、報道も全くないままいつの間にか減刑寛刑というのがこれまでの流れですね、とりあえず山上被告に死刑求刑がされたなら「与党なら死刑、野党なら無期止まり」とは言います。

山上被告の情状を酌量すべきかどうかは議論もありますが、長崎市長と石井議員殺害犯の方にはそういうのも全くなく、単なる逆恨みになりますね、石井議員殺害犯の方に替え玉疑惑があるのなら、その背後も含めて今に至るまで沈黙して隠蔽を続けるマスコミにも問題がありますね。

ちなみに、令和1年の殺人罪の判決。

死刑　 0.7
無期 　3
15-30年 13
3-15　 55.8
-3　 27.5％

「選挙戦での事件は長崎市長射殺が前例で死刑は免れない」とヤフコメによく書いてあるが壷の工作だろ。

長崎市長射殺は、暴力団幹部によるもので、さらに2,3審で無期懲役になっている。

石井紘基議員殺害事件がありますよ、野党民主党衆院議員の殺害事件で一審から無期求刑。

たぶん最近一人暮らしを始めた大学生や社会人に、つい10年前のNHKがどんな集金をしていたか、説明しても信じてくれないだろうな。

プーチンは20年前ぐらいにアイドルみたいにメディアで露出して当時の若い人間にキャッキャさせて権力基盤を強化して今の糞に繋がってんだわ。子供がやってたら怒らんと「お前マジでキモいわ」って言ってあげてください。

政治勢力のレイヤーで言えば、立憲民主党や共産党はもちろん、公明党すらも「これまで自民党の脚を引っ張ってきた悪」と表象されることになるだろうし、

一般市民のレイヤーでは…これ書くだけで憂鬱になるけど…在日外国人、性的少数者、心身障害者、生活保護受給者、ホームレスなどがそのターゲットにされる可能性が高い。

右派が単独/連立政権を取った国の多くはそうなる。政権は「内なる〈敵〉をサーチして排除・抑圧することが社会状況の改善に繋がる」というストーリーを発信し続け、我々はだんだん「そうなのかも…」と信じ始める。そうなる自分の姿も想像できる。

ここから先は、正気が大事。正気でいましょう、お互いに。

たとえば維新が持ち出してきた「外国人の労働者数の抑制」という政策ひとつ取っても、もう100%・間違いなく・確実に、日本の経済状況を悪化させる。それぐらいわかってる与党議員も多いはずだけど、ポピュリズム的センチメントへの最適化を目指せば、これが正解ということになってしまう。

うまくいかないことはわかってるけど、支持されるから、やる。やった結果うまくいかなければ、それは架空の〈敵〉のせいにされて、急進的支持者層はヘイトを鬱積し、与党支持を強める。このサイクルが廻ってるうちは安泰ということになる。