この昭和末期ならではの女というか…資産も家もあるのに、男に精神的に依存しないといけない女特有の辛さによる犯罪が多くて、多分それはそれで真摯でリアルな感じで嫌じゃないんだけど、なんか辛くなっちゃったな
戦後好景気の後じわじわ景気落ちてきてる空気も味わい深い
「死ぬより辛い」「宅急便の女」「一瞬の魔」が特に昭和の女は辛いぜ〜!って話でザクザクきたし、純粋に面白〜!ってなったのは「特急夕月」「かび」!!この2篇は終わり方も殺意あって大好き!今度は長編読みたいな〜
この昭和末期ならではの女というか…資産も家もあるのに、男に精神的に依存しないといけない女特有の辛さによる犯罪が多くて、多分それはそれで真摯でリアルな感じで嫌じゃないんだけど、なんか辛くなっちゃったな
戦後好景気の後じわじわ景気落ちてきてる空気も味わい深い
「死ぬより辛い」「宅急便の女」「一瞬の魔」が特に昭和の女は辛いぜ〜!って話でザクザクきたし、純粋に面白〜!ってなったのは「特急夕月」「かび」!!この2篇は終わり方も殺意あって大好き!今度は長編読みたいな〜
12世紀の中東、ムスリムでも神秘主義の一派の修行僧、アリーが遭遇した殺人事件、容疑者がアリーを除けば二人しかいないのですぐ犯人分かりそうだが〜!?って感じ
ぶっちゃけ信仰を根拠にした行動がワイダニットとしてかなり重要なんだけど、ちゃんと明示されてるからフェアではある!多分!ムスリム世界のフィクションしかもミステリ読めるだけでもそもそも超ありがたい…
12世紀の中東、ムスリムでも神秘主義の一派の修行僧、アリーが遭遇した殺人事件、容疑者がアリーを除けば二人しかいないのですぐ犯人分かりそうだが〜!?って感じ
ぶっちゃけ信仰を根拠にした行動がワイダニットとしてかなり重要なんだけど、ちゃんと明示されてるからフェアではある!多分!ムスリム世界のフィクションしかもミステリ読めるだけでもそもそも超ありがたい…
今をときめく黒人作家19人が寄せた傑作ホラー短編集。
奴隷制、公民権運動など歴史を色濃く反映した作品から、土地の精霊、ヴードゥーの魔術など超常現象ホラー、人怖系、エイリアンが登場するSF的なものまで幅広く収録されてる。
ホラーでなくても、面白い短編集探しているなら是非手にとってご一読を!
自分の心身の安全を確保した上で恐怖と戯れるホラーの醍醐味を存分に味わえて超満足。
トニ・モリスンの『ビラヴド』やマット・ラフの『ラヴクラフト・カントリー』が好きな人なら、なおのことお勧め。
@libro.bsky.social
今をときめく黒人作家19人が寄せた傑作ホラー短編集。
奴隷制、公民権運動など歴史を色濃く反映した作品から、土地の精霊、ヴードゥーの魔術など超常現象ホラー、人怖系、エイリアンが登場するSF的なものまで幅広く収録されてる。
ホラーでなくても、面白い短編集探しているなら是非手にとってご一読を!
自分の心身の安全を確保した上で恐怖と戯れるホラーの醍醐味を存分に味わえて超満足。
トニ・モリスンの『ビラヴド』やマット・ラフの『ラヴクラフト・カントリー』が好きな人なら、なおのことお勧め。
@libro.bsky.social
ミュケナイ文明〜ペロポネソス戦争までの古代ギリシャの話みっちり…
古代ギリシャといえばパルテノン神殿!アリストテレス!って技術的にも知的にも隆盛しまくってたイメージなんだけど、それは結構限定されたアテナイやらコリントスやらの時期と地域の話で、ひたすら内外と戦争しまくってたのが意外だった…ポリスってたくさんあったんだ…
外国人や奴隷に市民権与えなかったり、内に閉じていく傾向嫌〜って思うけど、先に「ローマ人の物語」読んでたせいな気もする
奴隷と女下げ全肯定アリストテレス嫌いすぎる…せっかくの史劇も観客も演者も脚本も男のみって聞くとやっぱ好感度下がる〜シシン先生の本とかも読んだ方がいいな…
ミュケナイ文明〜ペロポネソス戦争までの古代ギリシャの話みっちり…
古代ギリシャといえばパルテノン神殿!アリストテレス!って技術的にも知的にも隆盛しまくってたイメージなんだけど、それは結構限定されたアテナイやらコリントスやらの時期と地域の話で、ひたすら内外と戦争しまくってたのが意外だった…ポリスってたくさんあったんだ…
外国人や奴隷に市民権与えなかったり、内に閉じていく傾向嫌〜って思うけど、先に「ローマ人の物語」読んでたせいな気もする
奴隷と女下げ全肯定アリストテレス嫌いすぎる…せっかくの史劇も観客も演者も脚本も男のみって聞くとやっぱ好感度下がる〜シシン先生の本とかも読んだ方がいいな…
うっすらネタバレ聞いて読み始めて、逆にあらすじだけなら読まなかったかも 読了後は表紙さえ痺れる〜
綱吉治世下の某架空の香山藩(地図から見たらどう見ても福島版)の山中の村が突然壊滅 山を挟んで向かいの永津野藩に生き残りの少年が逃げてきて…から始まる話
ネタバレしないでがっと読んだ方が熱中できると思う〜二章の何かがやってくる描写も良かったけど、三章四章の肝心のカタルシスも良かった〜こういう宮部先生のやつもっと読みたい…舞台背景も凝ってて良かった〜
うっすらネタバレ聞いて読み始めて、逆にあらすじだけなら読まなかったかも 読了後は表紙さえ痺れる〜
綱吉治世下の某架空の香山藩(地図から見たらどう見ても福島版)の山中の村が突然壊滅 山を挟んで向かいの永津野藩に生き残りの少年が逃げてきて…から始まる話
ネタバレしないでがっと読んだ方が熱中できると思う〜二章の何かがやってくる描写も良かったけど、三章四章の肝心のカタルシスも良かった〜こういう宮部先生のやつもっと読みたい…舞台背景も凝ってて良かった〜
その枠なんだ、コズミックって
x.com/sawyer1876/s...
その枠なんだ、コズミックって
x.com/sawyer1876/s...
序盤はほぼ福松の母親、マツの出世話、のちのち実在確認したらこの話このマツの人生に関してかなり大胆な解釈してるので、詳しい人が読んでも面白かったと思う!マツかっこよすぎる〜なんでか一人称「あたし」なのは気になったんだけど…aiko…?
テンポが良すぎるくらい良過ぎて、でもバタバタしてなくて読みやすかった〜ただ福松妻7人!?とか飲み込めないとこは多かった 友がいい人で良かったね…
序盤はほぼ福松の母親、マツの出世話、のちのち実在確認したらこの話このマツの人生に関してかなり大胆な解釈してるので、詳しい人が読んでも面白かったと思う!マツかっこよすぎる〜なんでか一人称「あたし」なのは気になったんだけど…aiko…?
テンポが良すぎるくらい良過ぎて、でもバタバタしてなくて読みやすかった〜ただ福松妻7人!?とか飲み込めないとこは多かった 友がいい人で良かったね…
世界を旅して記事を書いてる語学堪能なライター斉木が出会う5つの事件 アフリカのマリ、スペインの田舎、南ロシア、ブラジルの奥地、とみんな舞台はバラバラ そもそも危険な目に遭い過ぎてるこの人…初っ端からサハラ砂漠で遭難しかかるし 事件も叙述というか心理トリックというか…文系寄りだと思う〜
世界を旅して記事を書いてる語学堪能なライター斉木が出会う5つの事件 アフリカのマリ、スペインの田舎、南ロシア、ブラジルの奥地、とみんな舞台はバラバラ そもそも危険な目に遭い過ぎてるこの人…初っ端からサハラ砂漠で遭難しかかるし 事件も叙述というか心理トリックというか…文系寄りだと思う〜
アッシリアすぐペルシャに代わられたイメージだったんだけど帝国として3世紀くらい存続してたし、ユダヤ教からキリスト教が起こるまですぐと思ってたけど1000年くらい開きがあったり、アッシリアのあとはペルシャじゃなくて新バビロニアだったり、スケール感やらの勘違いが埋まってって助かった…
「ローマ人の物語」読んでてすごいなって思った幹線道路建設とか属州民の習慣までは踏み込まなかったりの寛容政策ももうペルシャがやってますからー!って怒られた気持ち…ほんとそう…まだ映画「300」引きずってるな…
アッシリアすぐペルシャに代わられたイメージだったんだけど帝国として3世紀くらい存続してたし、ユダヤ教からキリスト教が起こるまですぐと思ってたけど1000年くらい開きがあったり、アッシリアのあとはペルシャじゃなくて新バビロニアだったり、スケール感やらの勘違いが埋まってって助かった…
「ローマ人の物語」読んでてすごいなって思った幹線道路建設とか属州民の習慣までは踏み込まなかったりの寛容政策ももうペルシャがやってますからー!って怒られた気持ち…ほんとそう…まだ映画「300」引きずってるな…
オーディブルだけど、ナレーターさん女性なのに朝井先生のラジオ聴きすぎたせいで本人の顔を思い浮かべながら聴けてしまう…
昨今性的少数派のニュース見るにつけ、特に作中でいう「モラハラ大黒柱」的な権力者の「生産性」「隠していて欲しい」って傲慢発言にムカつきはするけど、じゃあ自分がどんだけ無知なのかってことになんとなく気づける話かな〜 恋愛経験のない人も当たり前にいて、その視点に近づける本だと思う
「頬に哀しみを刻め」みたいな激しさはないけど、日本人の感覚として知れて良かったな あっちもアルファベットで括られる人生って言っててずんときたな…
オーディブルだけど、ナレーターさん女性なのに朝井先生のラジオ聴きすぎたせいで本人の顔を思い浮かべながら聴けてしまう…
昨今性的少数派のニュース見るにつけ、特に作中でいう「モラハラ大黒柱」的な権力者の「生産性」「隠していて欲しい」って傲慢発言にムカつきはするけど、じゃあ自分がどんだけ無知なのかってことになんとなく気づける話かな〜 恋愛経験のない人も当たり前にいて、その視点に近づける本だと思う
「頬に哀しみを刻め」みたいな激しさはないけど、日本人の感覚として知れて良かったな あっちもアルファベットで括られる人生って言っててずんときたな…
初っ端の「恋煩い」がいい感じに嫌で、いいよいいよ〜って読み始めた!
「妖精の学校」は最後の一行Googleマップで速攻調べて「?」で終わってしまい…ミステリで読者に委ねすぎるのよくないと思う
「嘘つき紳士」は好きだった!池袋駅見下ろせる喫茶店ておっタカセか!?でもコーヒー160円!?
「僕たちが〜」は、星座にまつわる民話日本にもあると全然知らなかったので、そこは面白かったんだけど…「終の童話」もミステリか…?何かでかい謎があって気付いてないとかある…?
つまんないとかじゃなくわかんないが先に来てるのよくないかも…誰か解説して欲しい…
初っ端の「恋煩い」がいい感じに嫌で、いいよいいよ〜って読み始めた!
「妖精の学校」は最後の一行Googleマップで速攻調べて「?」で終わってしまい…ミステリで読者に委ねすぎるのよくないと思う
「嘘つき紳士」は好きだった!池袋駅見下ろせる喫茶店ておっタカセか!?でもコーヒー160円!?
「僕たちが〜」は、星座にまつわる民話日本にもあると全然知らなかったので、そこは面白かったんだけど…「終の童話」もミステリか…?何かでかい謎があって気付いてないとかある…?
つまんないとかじゃなくわかんないが先に来てるのよくないかも…誰か解説して欲しい…
ヴァージニア州、黒人と白人の同性夫夫が殺され、それぞれ息子と絶縁してた父親2人が復讐に乗り出す話
さぞ辛い鬱々とした話なんだろうな…ってびくつきながら読み出し、元黒人ギャングの現造園業者社長アイクの農具殺法がエグさと、何回襲撃されても元気に南部をボロ車で疾走する姿にグッときてしまった…
2人とも色気あるし、なんか会話オシャレだし…どっちも下品かつ暴力描写8割増した「グリーンブック」と思うと近いかも
飲んだくれトレーラーハウス住み貧乏白人バディがアイクのこと「真鍮の金◉」(倫理観終わってる的な意)って呼んだりなんか下ネタすらオシャレだったな… 面白かった!!!
ヴァージニア州、黒人と白人の同性夫夫が殺され、それぞれ息子と絶縁してた父親2人が復讐に乗り出す話
さぞ辛い鬱々とした話なんだろうな…ってびくつきながら読み出し、元黒人ギャングの現造園業者社長アイクの農具殺法がエグさと、何回襲撃されても元気に南部をボロ車で疾走する姿にグッときてしまった…
2人とも色気あるし、なんか会話オシャレだし…どっちも下品かつ暴力描写8割増した「グリーンブック」と思うと近いかも
飲んだくれトレーラーハウス住み貧乏白人バディがアイクのこと「真鍮の金◉」(倫理観終わってる的な意)って呼んだりなんか下ネタすらオシャレだったな… 面白かった!!!
「施錠された浴室で胴体だけが持ち去られた死体 唯一外とつながる排水口のみ どうやって犯人と死体は密室を出たのか?」ってシンプルな密室もの
しかも被害者が双子の片割れで片方行方不明なのでそりゃ入れ替わりが来るでしょうな〜って誰でも考えると思うんだけど、これがあー!なるほどねー!って心理トリックで成り立ってて、確かに面白かった〜
死体発見、探偵登場まで結構かかるんだけど、キャラの個性と煽りに煽る文体で、昭和20年初出と思えないほどすいすい読めた!同時収録の短編の「闇に開く窓」も心理トリック系で、こういう発想の転換系好きな人はたまらんと思う
「施錠された浴室で胴体だけが持ち去られた死体 唯一外とつながる排水口のみ どうやって犯人と死体は密室を出たのか?」ってシンプルな密室もの
しかも被害者が双子の片割れで片方行方不明なのでそりゃ入れ替わりが来るでしょうな〜って誰でも考えると思うんだけど、これがあー!なるほどねー!って心理トリックで成り立ってて、確かに面白かった〜
死体発見、探偵登場まで結構かかるんだけど、キャラの個性と煽りに煽る文体で、昭和20年初出と思えないほどすいすい読めた!同時収録の短編の「闇に開く窓」も心理トリック系で、こういう発想の転換系好きな人はたまらんと思う
面白かった〜!地中海世界(昔でいう文明の起こった小アジアあたりの歴史を、メソポタミア、エジプト、シリア)それぞれで勃興から、主に神話と暮らしを通して追ってく感じ ちゃんと1万年前からやってくれる…
私は特にシュメール→アッシリアの流れがずっとこんがらがってたのでだいぶ整理できた…
エジプトも意外とピラミッド作ってたの前半の方だけなんだ〜とか
ちゃんと並列した年表もあって、教科書知識の穴埋めてくれる感じ
面白かった〜!地中海世界(昔でいう文明の起こった小アジアあたりの歴史を、メソポタミア、エジプト、シリア)それぞれで勃興から、主に神話と暮らしを通して追ってく感じ ちゃんと1万年前からやってくれる…
私は特にシュメール→アッシリアの流れがずっとこんがらがってたのでだいぶ整理できた…
エジプトも意外とピラミッド作ってたの前半の方だけなんだ〜とか
ちゃんと並列した年表もあって、教科書知識の穴埋めてくれる感じ
みっちりの43巻だけど、ガチでローマ王国建国(前8世紀)→西ローマ帝国滅亡(5世紀)までのまさに「ローマ人」の話しか書かない強い意志…東ローマ帝国ほぼオリエントの国だから…
「英国ミステリ面白いけど、やたらラテン語やローマ帝国の引用が多いのなんでなん?」で、そんならヨーロッパ史ざっくり知りたいな〜って経緯で読み始めたからこれだけかかるとは…
塩野先生の癖アリアリの文体も楽しい!こういう入りやすい歴史物こそオーディブルになって欲しい…
www.shinchosha.co.jp/topics/shion...
みっちりの43巻だけど、ガチでローマ王国建国(前8世紀)→西ローマ帝国滅亡(5世紀)までのまさに「ローマ人」の話しか書かない強い意志…東ローマ帝国ほぼオリエントの国だから…
「英国ミステリ面白いけど、やたらラテン語やローマ帝国の引用が多いのなんでなん?」で、そんならヨーロッパ史ざっくり知りたいな〜って経緯で読み始めたからこれだけかかるとは…
塩野先生の癖アリアリの文体も楽しい!こういう入りやすい歴史物こそオーディブルになって欲しい…
www.shinchosha.co.jp/topics/shion...
とある年代でネットに耽溺してた人なら、絶対「閻魔帳SEO」読んだ方がいい こんなん好きになっちゃうよ…
芦沢先生のダメ人間によるバディものめっちゃ良かったな
「ゲーマーのGlitch」普段eスポーツ見てないとわけわかんないよ!
「この世界には間違いが七つある」とかSFって銘打てば何書いてもいいやろって感じの自由さで好感度マシマシ〜真面目に間違い探ししてしまった なんだほんとこの話 あとがきあるのも嬉しい〜
とある年代でネットに耽溺してた人なら、絶対「閻魔帳SEO」読んだ方がいい こんなん好きになっちゃうよ…
芦沢先生のダメ人間によるバディものめっちゃ良かったな
「ゲーマーのGlitch」普段eスポーツ見てないとわけわかんないよ!
「この世界には間違いが七つある」とかSFって銘打てば何書いてもいいやろって感じの自由さで好感度マシマシ〜真面目に間違い探ししてしまった なんだほんとこの話 あとがきあるのも嬉しい〜
私は歪んだ大人なので全部家族愛に収束されてくな〜ダブルマザーの方が好きだったな〜って穿った目で見ちゃったけど、小学校高学年くらいから初心者ミステリとしても楽しめると思う 基本善性の本なので…
2話の生徒(ネタバレなので伏せ)なんかありふれた幸せで満足しなさそうな激しさがあるので応援したい〜
私は歪んだ大人なので全部家族愛に収束されてくな〜ダブルマザーの方が好きだったな〜って穿った目で見ちゃったけど、小学校高学年くらいから初心者ミステリとしても楽しめると思う 基本善性の本なので…
2話の生徒(ネタバレなので伏せ)なんかありふれた幸せで満足しなさそうな激しさがあるので応援したい〜
その本「ホワイト殺人事件集」の7作の短編を読みながら、執筆の背景が語られ、新しい謎が出来する…って感じ
作中作はとある法則性に則った7つの殺人ミステリなんだけど、私はどれも面白かった!どれも超短編、シンプルかつ意外な結末ありで漏れなく陰惨で絵にしやすそうで好きなやつしかない〜〜7作ちょっとずつ読むのが毎日楽しみだった…「青真珠島殺人事件」隅から隅まで大好き!!「劇場地区の火災」も「最後の対話」まで読むと…好き〜
その本「ホワイト殺人事件集」の7作の短編を読みながら、執筆の背景が語られ、新しい謎が出来する…って感じ
作中作はとある法則性に則った7つの殺人ミステリなんだけど、私はどれも面白かった!どれも超短編、シンプルかつ意外な結末ありで漏れなく陰惨で絵にしやすそうで好きなやつしかない〜〜7作ちょっとずつ読むのが毎日楽しみだった…「青真珠島殺人事件」隅から隅まで大好き!!「劇場地区の火災」も「最後の対話」まで読むと…好き〜
雪上で死体発見!→すぐ足跡の有無を写真と動画で撮影!とか主人公二人とも機転が効くし、ジェンダー感を見直したり性指向に絡むことには慎重だったり被害者に寄り添ったりとか現代的だな〜って思うんだけど、一方コテコテのドラ息子や噂好きおばさんとかは出てくるので…なんか不思議…昭和のコテコテと令和の倫理観が謎にくっついてる…
でも舞台の説明が丁寧で、宵待温泉観光気分になって謎に癒された…結構怖いこと起こってるのに…温泉行きたい〜
三津田先生みたいなあらすじだけどホラー苦手でも全然大丈夫だと思う!
雪上で死体発見!→すぐ足跡の有無を写真と動画で撮影!とか主人公二人とも機転が効くし、ジェンダー感を見直したり性指向に絡むことには慎重だったり被害者に寄り添ったりとか現代的だな〜って思うんだけど、一方コテコテのドラ息子や噂好きおばさんとかは出てくるので…なんか不思議…昭和のコテコテと令和の倫理観が謎にくっついてる…
でも舞台の説明が丁寧で、宵待温泉観光気分になって謎に癒された…結構怖いこと起こってるのに…温泉行きたい〜
三津田先生みたいなあらすじだけどホラー苦手でも全然大丈夫だと思う!
私は本読む時絶対にオチを求めて筋を追っちゃうから、文章を楽しむってことがいまだによく分かってなくて、これもすすめてくれた人から「食べ物と食事が嫌いな人が書いた小説」って補助線を引いてもらえなかったから、何が言いたいんだろ?で終わってたと思う
「ドミトリィ」もえっ結局やったの?やってないの?蜂の巣何だったん?ってなってたし、「夕暮れの給食室と雨の日のプール」も、給食室の嫌すぎる描写になんで?って作者の意図を探して「??」ってなってたと思う 純文学苦手だけど、補助線引いて貰えばいけるかもって思えたのでやっぱ人のおすすめは読むべきだな〜って思った
私は本読む時絶対にオチを求めて筋を追っちゃうから、文章を楽しむってことがいまだによく分かってなくて、これもすすめてくれた人から「食べ物と食事が嫌いな人が書いた小説」って補助線を引いてもらえなかったから、何が言いたいんだろ?で終わってたと思う
「ドミトリィ」もえっ結局やったの?やってないの?蜂の巣何だったん?ってなってたし、「夕暮れの給食室と雨の日のプール」も、給食室の嫌すぎる描写になんで?って作者の意図を探して「??」ってなってたと思う 純文学苦手だけど、補助線引いて貰えばいけるかもって思えたのでやっぱ人のおすすめは読むべきだな〜って思った
浅倉先生の短編初めてだ〜最初の2篇はストレスかかる描写を我慢した末のオチが結構悲惨であんまりだ〜って感じだったんだけど、4作目の「ファーストが裏切った」が面白すぎた 野球の試合で急に不審な行動し始める野手の話で、本当に意味わからん事態が起きてもプロって試合続行のためにポジショニングして動けるのかもな〜って思った
「花嫁がもどらない」笑ったし、「完全なる別名」もそれはそう…って感じで、ワンテーマの思考実験小説って感じで面白かった!でもデスゲームの人ちゃんと報われてほしかった うまくいった版書いてくれ
浅倉先生の短編初めてだ〜最初の2篇はストレスかかる描写を我慢した末のオチが結構悲惨であんまりだ〜って感じだったんだけど、4作目の「ファーストが裏切った」が面白すぎた 野球の試合で急に不審な行動し始める野手の話で、本当に意味わからん事態が起きてもプロって試合続行のためにポジショニングして動けるのかもな〜って思った
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ダイイングメッセージもの?異文化交流もの?パズルもの?と全然趣向がバラバラなので、どこから読んでも気軽に楽しく読めた〜私は「ワイズガイによろしく」が翻訳ロマンと謎解きとホッコリが詰まってて好きだったな〜
「ゴールデンレコード収録物選定会議予選委員会も、実在した70年代の宇宙プロジェクトを下敷きにした偽史+エクストリーム「変な絵」って感じのパズル的謎解きが面白かった!
「ある女王の死」の遵葉が成り上がる経緯とかもっと掘って欲しかったな…みたいなのはちょいちょいあったけど、そっちは次長編で摂取しようかな〜って思う
ダイイングメッセージもの?異文化交流もの?パズルもの?と全然趣向がバラバラなので、どこから読んでも気軽に楽しく読めた〜私は「ワイズガイによろしく」が翻訳ロマンと謎解きとホッコリが詰まってて好きだったな〜
「ゴールデンレコード収録物選定会議予選委員会も、実在した70年代の宇宙プロジェクトを下敷きにした偽史+エクストリーム「変な絵」って感じのパズル的謎解きが面白かった!
「ある女王の死」の遵葉が成り上がる経緯とかもっと掘って欲しかったな…みたいなのはちょいちょいあったけど、そっちは次長編で摂取しようかな〜って思う
毒入りチョコレート事件、ミステリとしてフェアかどうかはマニアじゃないからわかんないけど終わり方がかましてて好きだったので新訳で読んでみたい!
毒入りチョコレート事件、ミステリとしてフェアかどうかはマニアじゃないからわかんないけど終わり方がかましてて好きだったので新訳で読んでみたい!