キョン!!!!
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キョン!!!!
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アヒ〜
面白かった!夏樹先生のベストアルバム的短編集 タイトルは親交のあったエラリィクィーンの短編集からもらったらしい なんか時代感がバグる!
この昭和末期ならではの女というか…資産も家もあるのに、男に精神的に依存しないといけない女特有の辛さによる犯罪が多くて、多分それはそれで真摯でリアルな感じで嫌じゃないんだけど、なんか辛くなっちゃったな
戦後好景気の後じわじわ景気落ちてきてる空気も味わい深い
「死ぬより辛い」「宅急便の女」「一瞬の魔」が特に昭和の女は辛いぜ〜!って話でザクザクきたし、純粋に面白〜!ってなったのは「特急夕月」「かび」!!この2篇は終わり方も殺意あって大好き!今度は長編読みたいな〜
『ゴールデン12』夏樹静子 | 電子書籍 - 文藝春秋
日本のアガサ・クリスティによるベスト12篇! 世界に名を馳せ、ミステリー界の旗手として活躍した著者。作家生活25周年を迎えた時、記念として全短篇から選ばれた傑作12篇。『ゴールデン12』夏樹静子
books.bunshun.jp
December 19, 2025 at 12:24 PM
オーディブルで!!!め〜ちゃめちゃめちゃめちゃよかった!メフィスト賞最高傑作とも言われてるらしいけど、確かに今まで読んだミステリの中でもトップクラスに小説がうまい〜!!!松本清張より遠藤周作の上手さの方が近いって言えば伝わるかな…いや全然違うけど…
12世紀の中東、ムスリムでも神秘主義の一派の修行僧、アリーが遭遇した殺人事件、容疑者がアリーを除けば二人しかいないのですぐ犯人分かりそうだが〜!?って感じ
ぶっちゃけ信仰を根拠にした行動がワイダニットとしてかなり重要なんだけど、ちゃんと明示されてるからフェアではある!多分!ムスリム世界のフィクションしかもミステリ読めるだけでもそもそも超ありがたい…
『火蛾』(古泉 迦十) 製品詳細 講談社
12世紀の中東。 聖者たちの伝記録編纂を志す詩人のファリードは、伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ねる。 男が語ったのは、アリーのという若き行者の《物語》──姿を顕さぬ導師と四人の修行者だけが住まう《山》の、 閉ざされた穹盧(きゅうろ)の中で起きた連続殺人だった! 未だかつて誰も目にしたことのない鮮麗な本格世界を展開する、第17回メフィスト賞受賞作がついに文庫化。 解説:佳多山大地
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December 16, 2025 at 5:48 AM
rp>面白そう〜!!!
このアカウント流れてくる本も感想もめっちゃ良くてありがたい〜ここと版元リンクフィードがブルスカでのQOL上げてくれている…
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December 15, 2025 at 1:46 PM
Reposted by キョン!!!!
ジョーダン・ピール編『どこかで叫びが』フィルムアート社

今をときめく黒人作家19人が寄せた傑作ホラー短編集。
奴隷制、公民権運動など歴史を色濃く反映した作品から、土地の精霊、ヴードゥーの魔術など超常現象ホラー、人怖系、エイリアンが登場するSF的なものまで幅広く収録されてる。
ホラーでなくても、面白い短編集探しているなら是非手にとってご一読を!

自分の心身の安全を確保した上で恐怖と戯れるホラーの醍醐味を存分に味わえて超満足。
トニ・モリスンの『ビラヴド』やマット・ラフの『ラヴクラフト・カントリー』が好きな人なら、なおのことお勧め。

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どこかで叫びが
ニュー・ブラック・ホラー作品集
www.filmart.co.jp
December 15, 2025 at 12:45 PM
3巻目!
ミュケナイ文明〜ペロポネソス戦争までの古代ギリシャの話みっちり…
古代ギリシャといえばパルテノン神殿!アリストテレス!って技術的にも知的にも隆盛しまくってたイメージなんだけど、それは結構限定されたアテナイやらコリントスやらの時期と地域の話で、ひたすら内外と戦争しまくってたのが意外だった…ポリスってたくさんあったんだ…
外国人や奴隷に市民権与えなかったり、内に閉じていく傾向嫌〜って思うけど、先に「ローマ人の物語」読んでたせいな気もする
奴隷と女下げ全肯定アリストテレス嫌いすぎる…せっかくの史劇も観客も演者も脚本も男のみって聞くとやっぱ好感度下がる〜シシン先生の本とかも読んだ方がいいな…
『地中海世界の歴史3 白熱する人間たちの都市 エーゲ海とギリシアの文明』(本村 凌二) 製品詳細 講談社
「地中海世界」4000年の文明史を、古代ローマ史研究の第一人者が描きつくす全8巻シリーズの第3巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。 第3巻のテーマは、エーゲ海とギリシアの文明。「神々の世界」から「人間」が歴史の主役となる、「人間主義の黎明期」である。紀元前3000年頃に始まるエーゲ文明は、前半をミノア文明、後半をミュケナイ文明に代表されるが、前1200年頃、ドーリア人や「海の民」の侵入・襲撃...
www.kodansha.co.jp
December 15, 2025 at 6:20 AM
面白かった〜!!!宮部先生「模倣犯」くらいから苦手意識あるんだけど、かなり好き!!!!江戸もの読んでる方があってるのかも…
うっすらネタバレ聞いて読み始めて、逆にあらすじだけなら読まなかったかも 読了後は表紙さえ痺れる〜
綱吉治世下の某架空の香山藩(地図から見たらどう見ても福島版)の山中の村が突然壊滅 山を挟んで向かいの永津野藩に生き残りの少年が逃げてきて…から始まる話
ネタバレしないでがっと読んだ方が熱中できると思う〜二章の何かがやってくる描写も良かったけど、三章四章の肝心のカタルシスも良かった〜こういう宮部先生のやつもっと読みたい…舞台背景も凝ってて良かった〜
『荒神』 宮部みゆき | 新潮社
時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。永津野藩主の側近を務める曽谷弾正の妹・朱音は、村から逃げ延びた少年を助けるが、語られた真相は想像を絶するものだった
www.shinchosha.co.jp
December 12, 2025 at 12:53 AM
「夏と冬の奏鳴曲」と「黒い仏」でキレ散らかした人間だけど今タカハシさんから「コズミック」勧められて嬉しかったのでほしい本に入れてる 
その枠なんだ、コズミックって

x.com/sawyer1876/s...
ソーヤ on X: "ミステリ初心者に『夏と冬の奏鳴曲』とか『黒い仏』とか『コズミック』を薦める人間は何をしても駄目だよ" / X
ミステリ初心者に『夏と冬の奏鳴曲』とか『黒い仏』とか『コズミック』を薦める人間は何をしても駄目だよ
x.com
December 9, 2025 at 11:19 AM
川越先生初!鄭成功についてはミリしらで、「両京十五日」の朱瞻基の国の話か〜くらいで読み始めたら明滅亡してて全然時代が違った…明は3世紀近くも続いてた…のちに台湾の英雄鄭成功こと田川福松の幼少時代からの栄達物語かな?
序盤はほぼ福松の母親、マツの出世話、のちのち実在確認したらこの話このマツの人生に関してかなり大胆な解釈してるので、詳しい人が読んでも面白かったと思う!マツかっこよすぎる〜なんでか一人称「あたし」なのは気になったんだけど…aiko…?
テンポが良すぎるくらい良過ぎて、でもバタバタしてなくて読みやすかった〜ただ福松妻7人!?とか飲み込めないとこは多かった 友がいい人で良かったね…
『海神の子』川越宗一 | 文春文庫
「国性爺合戦」の主人公を描く! 傑作エンタメ小説 明の海賊と日本人の間に生まれた孤独な少年は、大明国で頭角を現し、台湾の民族的英雄・鄭成功となる――血沸き肉躍るエンタメ長編。『海神の子』川越宗一
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December 8, 2025 at 6:41 AM
良〜!たまたま普段行かない民族音楽のかかってるソファ席の読書できるカフェで読んでたんだけど、あまりにそこに似合い過ぎてびびるほどにオシャレだった いや皮肉とかでなくそういう素敵な上質さのある話が5作入ってて、そんでミステリまでやってくれるんですか!?無印とかに並んでても違和感がない(オシャレ感覚が貧困すぎる
世界を旅して記事を書いてる語学堪能なライター斉木が出会う5つの事件 アフリカのマリ、スペインの田舎、南ロシア、ブラジルの奥地、とみんな舞台はバラバラ そもそも危険な目に遭い過ぎてるこの人…初っ端からサハラ砂漠で遭難しかかるし 事件も叙述というか心理トリックというか…文系寄りだと思う〜
叫びと祈り - 梓崎優|東京創元社
叫びと祈り 砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦……ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第5回ミステリーズ!新人賞受賞作を巻頭に据え、美しいラストまで突き進む驚異の連作推理。
www.tsogen.co.jp
December 6, 2025 at 4:15 PM
2巻目!今回は前1000年〜前500年前のアッシリア、ペルシャ帝国の盛衰と「心性史」という歴史について 
アッシリアすぐペルシャに代わられたイメージだったんだけど帝国として3世紀くらい存続してたし、ユダヤ教からキリスト教が起こるまですぐと思ってたけど1000年くらい開きがあったり、アッシリアのあとはペルシャじゃなくて新バビロニアだったり、スケール感やらの勘違いが埋まってって助かった…
「ローマ人の物語」読んでてすごいなって思った幹線道路建設とか属州民の習慣までは踏み込まなかったりの寛容政策ももうペルシャがやってますからー!って怒られた気持ち…ほんとそう…まだ映画「300」引きずってるな…
『地中海世界の歴史2 沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア』(本村 凌二) 製品詳細 講談社
メソポタミアからローマ帝国まで、「地中海世界」4000年の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者が描きつくす全8巻シリーズ。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。 第1巻と同時発売の第2巻は、ローマ帝国に先立つふたつの大帝国、アッシリアとペルシアの興亡を、大胆な仮説と人類史の大きな構想のなかで描く。 第1巻で語られた「人間が神々の声を聞いていた時代」は、紀元前1000年前後を境に大きく変容する。神々の...
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December 6, 2025 at 11:58 AM
とある視点から語る30代男性の日常と少しの変化の話
オーディブルだけど、ナレーターさん女性なのに朝井先生のラジオ聴きすぎたせいで本人の顔を思い浮かべながら聴けてしまう…
昨今性的少数派のニュース見るにつけ、特に作中でいう「モラハラ大黒柱」的な権力者の「生産性」「隠していて欲しい」って傲慢発言にムカつきはするけど、じゃあ自分がどんだけ無知なのかってことになんとなく気づける話かな〜 恋愛経験のない人も当たり前にいて、その視点に近づける本だと思う
「頬に哀しみを刻め」みたいな激しさはないけど、日本人の感覚として知れて良かったな あっちもアルファベットで括られる人生って言っててずんときたな…
『生殖記』朝井リョウ|小学館
今度の語り手、何かが違う。今年度最大の衝撃作、早くも登場!『正欲』以来3年半ぶり、朝井リョウの新作長篇『生殖記』。
www.shogakukan.co.jp
December 5, 2025 at 11:09 AM
北山先生のイヤミス?系短編集
初っ端の「恋煩い」がいい感じに嫌で、いいよいいよ〜って読み始めた!
「妖精の学校」は最後の一行Googleマップで速攻調べて「?」で終わってしまい…ミステリで読者に委ねすぎるのよくないと思う
「嘘つき紳士」は好きだった!池袋駅見下ろせる喫茶店ておっタカセか!?でもコーヒー160円!?
「僕たちが〜」は、星座にまつわる民話日本にもあると全然知らなかったので、そこは面白かったんだけど…「終の童話」もミステリか…?何かでかい謎があって気付いてないとかある…?
つまんないとかじゃなくわかんないが先に来てるのよくないかも…誰か解説して欲しい…
『私たちが星座を盗んだ理由』(北山 猛邦) 製品詳細 講談社
優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり! 難病の女の子を喜ばせるため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、5つの物語のすべてに驚愕のどんでん返しが...
www.kodansha.co.jp
December 3, 2025 at 6:42 AM
分厚いけどガーッと読んでしまった…
ヴァージニア州、黒人と白人の同性夫夫が殺され、それぞれ息子と絶縁してた父親2人が復讐に乗り出す話
さぞ辛い鬱々とした話なんだろうな…ってびくつきながら読み出し、元黒人ギャングの現造園業者社長アイクの農具殺法がエグさと、何回襲撃されても元気に南部をボロ車で疾走する姿にグッときてしまった…
2人とも色気あるし、なんか会話オシャレだし…どっちも下品かつ暴力描写8割増した「グリーンブック」と思うと近いかも
飲んだくれトレーラーハウス住み貧乏白人バディがアイクのこと「真鍮の金◉」(倫理観終わってる的な意)って呼んだりなんか下ネタすらオシャレだったな… 面白かった!!!
頬に哀しみを刻め|ハーパーコリンズ・ジャパン
世界中の優れた書籍を日本にお届けする、世界第2位の総合出版社の日本法人です。
www.harpercollins.co.jp
December 2, 2025 at 6:41 PM
初めて読んだ!確か「密室大図鑑」に載ってたから…
「施錠された浴室で胴体だけが持ち去られた死体 唯一外とつながる排水口のみ どうやって犯人と死体は密室を出たのか?」ってシンプルな密室もの
しかも被害者が双子の片割れで片方行方不明なのでそりゃ入れ替わりが来るでしょうな〜って誰でも考えると思うんだけど、これがあー!なるほどねー!って心理トリックで成り立ってて、確かに面白かった〜
死体発見、探偵登場まで結構かかるんだけど、キャラの個性と煽りに煽る文体で、昭和20年初出と思えないほどすいすい読めた!同時収録の短編の「闇に開く窓」も心理トリック系で、こういう発想の転換系好きな人はたまらんと思う
刺青殺人事件  - 光文社
高木 彬光 著
books.kobunsha.com
November 28, 2025 at 12:33 PM
「ローマ人の物語」読了後読み始めたのの1巻目!オーディブルにもあったんだけど、人文系の本って私は耳だと全然入ってこないの気づいて紙で読み直した…
面白かった〜!地中海世界(昔でいう文明の起こった小アジアあたりの歴史を、メソポタミア、エジプト、シリア)それぞれで勃興から、主に神話と暮らしを通して追ってく感じ ちゃんと1万年前からやってくれる…
私は特にシュメール→アッシリアの流れがずっとこんがらがってたのでだいぶ整理できた…
エジプトも意外とピラミッド作ってたの前半の方だけなんだ〜とか
ちゃんと並列した年表もあって、教科書知識の穴埋めてくれる感じ
『地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明』(本村 凌二) 製品詳細 講談社
地中海を中心に興亡を繰り返したさまざまな古代文明の世界、すなわち「地中海世界」の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者、本村凌二氏が描きつくす。講談社選書メチエ創刊30周年を記念して堂々刊行する、全8巻。第1回配本は、1・2巻の同時発売。 「地中海世界」といえば、従来は「古代ギリシア・ローマ世界」のことと思われてきたが、近年の研究ではもっと広く、古い時代からとらえられるようになってきた。それは、文明の...
www.kodansha.co.jp
November 27, 2025 at 11:53 PM
二年くらいかけて文庫版読み終わ!
みっちりの43巻だけど、ガチでローマ王国建国(前8世紀)→西ローマ帝国滅亡(5世紀)までのまさに「ローマ人」の話しか書かない強い意志…東ローマ帝国ほぼオリエントの国だから…
「英国ミステリ面白いけど、やたらラテン語やローマ帝国の引用が多いのなんでなん?」で、そんならヨーロッパ史ざっくり知りたいな〜って経緯で読み始めたからこれだけかかるとは…
塩野先生の癖アリアリの文体も楽しい!こういう入りやすい歴史物こそオーディブルになって欲しい…

www.shinchosha.co.jp/topics/shion...
塩野七生『ローマ人の物語』|文庫|新潮社
塩野七生『ローマ人の物語』
www.shinchosha.co.jp
November 26, 2025 at 1:04 AM
オーディブルで!普段イヤミス書いてる芦沢先生の特殊設定短編集って言った方がいいかも こんなおもしれー人だったんだ…って衝撃があった 6篇入ってるけどどれも変な話ばっかりでいい
とある年代でネットに耽溺してた人なら、絶対「閻魔帳SEO」読んだ方がいい こんなん好きになっちゃうよ…
芦沢先生のダメ人間によるバディものめっちゃ良かったな
「ゲーマーのGlitch」普段eスポーツ見てないとわけわかんないよ!
「この世界には間違いが七つある」とかSFって銘打てば何書いてもいいやろって感じの自由さで好感度マシマシ〜真面目に間違い探ししてしまった なんだほんとこの話 あとがきあるのも嬉しい〜
魂婚心中
もしも死後結婚のマッチングアプリがあったら? ベストセラー作家が贈るSFミステリ傑作集 死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及した社会で、推しのアイドルの秘密のKonKonアカウントを見つけ…
www.hayakawa-online.co.jp
November 23, 2025 at 12:10 PM
ある6つの交換日記を巡る群像劇ミステリ 白血病闘病中の小学生とその教師から始まり、ある妊娠中の妻とその夫の交換日記で終わる 最初はミステリ?って感じだけどそれぞれの章で小さなひっくり返しがあって、最後にでかいどんでん返しがあるって感じ
私は歪んだ大人なので全部家族愛に収束されてくな〜ダブルマザーの方が好きだったな〜って穿った目で見ちゃったけど、小学校高学年くらいから初心者ミステリとしても楽しめると思う 基本善性の本なので…
2話の生徒(ネタバレなので伏せ)なんかありふれた幸せで満足しなさそうな激しさがあるので応援したい〜
あの日の交換日記 -辻堂ゆめ 著|中公文庫|中央公論新社
www.chuko.co.jp
November 21, 2025 at 6:37 AM
めっっっっちゃ面白かった!!!!好き〜〜!!!とある私家本が復刊されることになり、編集者のジュリアが離れ小島に隠棲する作家グラントを訪問
その本「ホワイト殺人事件集」の7作の短編を読みながら、執筆の背景が語られ、新しい謎が出来する…って感じ
作中作はとある法則性に則った7つの殺人ミステリなんだけど、私はどれも面白かった!どれも超短編、シンプルかつ意外な結末ありで漏れなく陰惨で絵にしやすそうで好きなやつしかない〜〜7作ちょっとずつ読むのが毎日楽しみだった…「青真珠島殺人事件」隅から隅まで大好き!!「劇場地区の火災」も「最後の対話」まで読むと…好き〜
大反響につぐ大反響! 「作中作」ミステリ『第八の探偵』読者モニター感想公開第二弾! 「クリスティのオマージュともいえる作品にはニヤリとさせられた」「作者の手腕に唸らされました」「これ以上ないほどのサスペ|Hayakawa Books & Magazines(β)
先週の刊行以来、大きな反響をいただいておりますアレックス・パヴェージ『第八の探偵』(鈴木恵訳)。今回も刊行前に募集していた読者モニタの方々から本作へ寄せられたコメントの一部をご紹介いたします。 〔作中作ミステリ、しかも7作もあるということで気になって読者モニターに応募した。7作の作中作が含まれたミステリーという部分で興味を惹かれる人は期待の通り楽しんで読めるのではないかと思う。作中作の7作が大...
www.hayakawabooks.com
November 19, 2025 at 8:09 AM
Reposted by キョン!!!!
色塗りうまくいかんかった図書委員シリーズの二人
November 17, 2025 at 4:07 PM
面白かった〜因習村のクローズドサークルに大学生推理作家バディが連続殺人に挑むよくある話かと思いきや…
雪上で死体発見!→すぐ足跡の有無を写真と動画で撮影!とか主人公二人とも機転が効くし、ジェンダー感を見直したり性指向に絡むことには慎重だったり被害者に寄り添ったりとか現代的だな〜って思うんだけど、一方コテコテのドラ息子や噂好きおばさんとかは出てくるので…なんか不思議…昭和のコテコテと令和の倫理観が謎にくっついてる…
でも舞台の説明が丁寧で、宵待温泉観光気分になって謎に癒された…結構怖いこと起こってるのに…温泉行きたい〜
三津田先生みたいなあらすじだけどホラー苦手でも全然大丈夫だと思う!
案山子の村の殺人 - 楠谷佑|東京創元社
案山子の村の殺人 案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。現場はいわゆる〝雪の密室〟の様相を呈していた──。俊英が二度に亙る〈読者への挑戦〉を掲げて謎解きの愉しみを満喫させる、正統的本格推理。
www.tsogen.co.jp
November 17, 2025 at 2:00 PM
勧められてたオーディブルその2!
私は本読む時絶対にオチを求めて筋を追っちゃうから、文章を楽しむってことがいまだによく分かってなくて、これもすすめてくれた人から「食べ物と食事が嫌いな人が書いた小説」って補助線を引いてもらえなかったから、何が言いたいんだろ?で終わってたと思う 
「ドミトリィ」もえっ結局やったの?やってないの?蜂の巣何だったん?ってなってたし、「夕暮れの給食室と雨の日のプール」も、給食室の嫌すぎる描写になんで?って作者の意図を探して「??」ってなってたと思う 純文学苦手だけど、補助線引いて貰えばいけるかもって思えたのでやっぱ人のおすすめは読むべきだな〜って思った
妊娠カレンダー
姉が出産する病院は、神秘的な器具に満ちた不思議の国……妊娠をきっかけにゆらぐ現実を描く芥川賞受賞作。「妊娠カレンダー」「ドミトリイ」「夕暮れの給食室と雨のプール」 ©1994 小川 洋子/文藝春秋 (P)2025 Audible, Inc....
www.audible.co.jp
November 15, 2025 at 12:03 PM
勧められてたオーディブルその1!
浅倉先生の短編初めてだ〜最初の2篇はストレスかかる描写を我慢した末のオチが結構悲惨であんまりだ〜って感じだったんだけど、4作目の「ファーストが裏切った」が面白すぎた 野球の試合で急に不審な行動し始める野手の話で、本当に意味わからん事態が起きてもプロって試合続行のためにポジショニングして動けるのかもな〜って思った 
「花嫁がもどらない」笑ったし、「完全なる別名」もそれはそう…って感じで、ワンテーマの思考実験小説って感じで面白かった!でもデスゲームの人ちゃんと報われてほしかった うまくいった版書いてくれ
まず良識をみじん切りにします
「とにかくヘンな小説をお願いします」そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。憎き取引先への復讐を計画する「そうだ、デスゲームを作ろう」、集団心理を皮肉った「行列のできるクロワッサン」、第76回日本推理作家協会賞ノミネートの『ファーストが裏切った』など、日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の五編。これも浅倉秋成。いや、これこそが浅倉秋成。 ©2024...
www.audible.co.jp
November 15, 2025 at 11:52 AM
斜線堂先生のクセ強めの短編集!斜線堂先生昔廃遊園地読んで以来だ〜
ダイイングメッセージもの?異文化交流もの?パズルもの?と全然趣向がバラバラなので、どこから読んでも気軽に楽しく読めた〜私は「ワイズガイによろしく」が翻訳ロマンと謎解きとホッコリが詰まってて好きだったな〜
「ゴールデンレコード収録物選定会議予選委員会も、実在した70年代の宇宙プロジェクトを下敷きにした偽史+エクストリーム「変な絵」って感じのパズル的謎解きが面白かった!
「ある女王の死」の遵葉が成り上がる経緯とかもっと掘って欲しかったな…みたいなのはちょいちょいあったけど、そっちは次長編で摂取しようかな〜って思う
【今週はこれを読め! ミステリー編】〈伝える〉のが難しい短篇集〜斜線堂有紀『ミステリ・トランスミッター』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌
外見よりもずっと紹介が難しいミステリー短篇集である。  斜線堂有紀『ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に』(双葉社)は、幅...
www.webdoku.jp
November 13, 2025 at 1:49 PM
新訳出るのォーッッッ欲しッッッッ
毒入りチョコレート事件、ミステリとしてフェアかどうかはマニアじゃないからわかんないけど終わり方がかましてて好きだったので新訳で読んでみたい!
November 13, 2025 at 1:34 PM