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今日は、三井記念美術館で藤原定家展を再見した後、日本橋高島屋本館4階の高島屋史料館で開催中の「闇市と都市―Black Markets and the Reimagining of Tokyo」へ。新宿を主な対象として、戦後の闇市を非合法的なものとして捉えるのではなく、闇市を起源として新興の盛り場へと発展していく様を写真や都市計画図を含めた多数の資料をもって描きだしている点、大変興味深かった。
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January 8, 2026 at 2:30 PM
中村地平『熱帯柳の種子』(版画荘1938)をNDLデジタルコレクションで読了。著者の20代の創作を集成した作品集。装幀は中川一政。平井博の版画荘らしい出版。印刷者は松村保。
January 5, 2026 at 2:37 PM
2日(金)から4日(日)まで、長子一家4人と我が老夫婦の計6人で伊豆下田に行ってきました。往復は特急踊り子号。
孫娘は10歳、息子6歳。その伸びゆく元気パワーに圧倒され、こちらがエンパワーされる旅でした。
宿泊は白浜海岸のホテル。白砂の浜に出ると伊豆七島に加えて小さな島々が見えるところ。下田ロープウェイ、海中水族館、石廊崎遊覧船、田牛サンドスキー、爪木崎の水仙祭り。
二泊三日。天気にも恵まれ、魚を主とした食事も堪能し、ささやかな幸福感を味わいました。
January 4, 2026 at 10:47 PM
穏やかな元日を過ごしました。
(アルコール抜きの)お節料理をいただいた後、気になっていたドキュメンタリー映画『中村地平』(小松孝英監督、2024)をアマプラで見ました。宮崎県を中心としての文化活動をした中村地平について、その生涯を関係者の証言と映像でもって構成するとともに、特に、日本統治下の台湾を舞台とした文学作品を著したことについて、台湾および日本の研究者の評価を丁寧に紹介していて、とても良い仕上がりになっています。(映画のポスターの写真には、中村地平だけでなく井伏鱒二や真杉静枝も登場。)
夕方は、近所の厳島神社にお詣りしてきました。
January 1, 2026 at 10:36 PM
 年の瀬。業務としての出版に関連して、読むべき原稿も校正刷も全くないという半世紀ぶりの大晦日を迎えて、戸惑いを感じている自分を見出しながら一年を振り返っています。
 2025年、年明け早々のパートナーの手術と10月までの闘病の日々。これは相当にキツいことでした。そして、その間に、『日本政治学出版の舞台裏』刊行のための格闘と出版後のイベントもあり、その繁忙でむしろ救われました。幸い、パートナーは復調して11月には北海道〜東北旅行。
 北海道大学出版会相談役の任も今年で降りましたが、書籍出版についてのアドバイスは続けます。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
(写真は11/24日朝の台南公園)
December 31, 2025 at 10:02 AM
64年前の1961年12月25日に矢内原忠雄が亡くなった。彼の主著『帝国主義下の台湾』(岩波書店、1929年)が出版されてから96年が経つ。あらためて卒読したが、「虐げらるゝものの解放、沈めるものの向上、而して自主独立なるものの平和的結合」の実現を仰望する心情を有する著者による優れた社会科学的労作であることを確認する。古典的名著である。
December 25, 2025 at 2:16 PM
東京から戻り、小雨の夕方、パートナーと茅ヶ崎庄やで待ち合わせ。まずは、病を乗り越えたことに、ビールと燗酒で乾杯!
そして海鮮鍋を注文。ずわい蟹、エビ、タラ、ホタテ、アンコウ、鮭、飯蛸など具沢山。スープも飛び切りの味。ほかに、葱ジャコサラダ、カニクリームコロッケ、ピリ辛きゅうり。〆うどんもいただき、超満足。
外に出たら雨が上がっていました。
メリークリスマス🎄
December 25, 2025 at 1:40 PM
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刊行から今日で1年です。
今年は、この本についてお話をする機会に多く恵まれました(数えてみると12回!)。
来年も学史を盛り上げていきたいですね。

『日本政治学史』(中公新書、2024年)
December 25, 2025 at 11:34 AM
所用あり、秋葉原の書泉ブックタワーに初めて行ってみた。ここは30年ほど前の1994年のオープン。その当時、行こうと思いながら、荏苒、時を過ごしてしまった。ここは、JR貨物時刻表を取り扱っている店舗として鉄道ファンには有名。店内をゆっくり見て回ったが、私には理解不可能なコーナーのほかに、澁澤龍彦またイザベラ・バードのコーナーなどもあり、「なかなかやるね!」と思った。
December 25, 2025 at 12:52 PM
田中治男先生(成蹊大学名誉教授)が逝去されたことを日本政治学会会報No.90 DEC.2025
で知りました。1935年生れ。西欧政治思想史専攻。代表作は『フランス自由主義の生成と展開』(東京大学出版会)。ゆっくりお話しした最後は、2014年8月1日の有賀弘先生一周忌の会合の際でした。ご冥福をお祈りいたします。
December 24, 2025 at 12:37 PM
渡辺浩『たとえば「自由」はリバティか 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義』(岩波書店)を時間をかけてゆっくりと読んでいる。意識的に読む終えないような、わたしには稀な読書スタイルをとっているが、おそらくこの本は、わたしが今年読んだ本の中では第一位にあげる本になるでしょう。
December 11, 2025 at 12:32 PM
今日12月9日は、咸臨丸の太平洋横断を率いた木村芥舟(喜毅・摂津守、1830 - 1901)の命日。昨日の築地での忘年会には、芥舟の子孫の方が参加されていた。幕末時の芥舟は現在の浜離宮に居を構え、芥舟の姉は築地の桂川家に嫁いだこともあり、その子孫の方は、築地近辺は木村家ゆかりの地で懐かしい思いがすると語られていた。
December 9, 2025 at 1:18 PM
藤原辰史『生類の思想 体液をめぐって』(かたばみ書房2025)読了。本書は11月15日の札幌の「ビールと古本 アダノンキ」で新刊を見つけて購入したもの。エッセイと論文を集めたものでさまざまな対象が取り上げられている。一貫するのは、食を通して「人を生かしているものは何か〜人とは何か」を問う姿勢である。その根源的問いは「環境という言葉がしっくりこない。」という本書はしがき冒頭の一文に象徴的に示されている。
December 5, 2025 at 12:35 PM
訳者の徐青・鈴木規夫両氏より梁漱溟著『中国文化史要義』(国際書院)を恵贈賜る。梁漱溟については、わたしは溝口雄三先生の『中国の衝撃』(東大出版会)の著作を通して接した程度に過ぎない。
目次を見ると「中国人には集団生活が欠けている」「中国は倫理本位社会である」「道徳を以て宗教に代える」「中国は国家か否か」など大変刺激的、魅力的なテーマが並んでいる。
訳者たちのご尽力を壮としたい。
December 3, 2025 at 2:40 PM
佐藤春夫「蝗の大旅行」1921年
 作者が台湾南部の嘉義駅から阿里山の日月潭に向う登山鉄道の車中で見たことを素材とした童話。
 途中乗車してきた製糖会社の重役と思われる紳士を見送りに来た社員の古ボケた麦わら帽子に1匹のイナゴがじっと縋っていた。帽子をとってお辞儀をした際にそのイナゴは座席の上に飛び下りた。
 帽子から汽車へ乗り換え座席にいるイナゴのことを考えると、おかしさがこみ上げてきて、作者はしばらく目を放すことができなかった。作者が下車する時も、イナゴはそこにいた。
「蝗君。大旅行家。ではさよなら。用心をしたまえーー途中でいたずらっ子につかまっててその美しい脚をもがれないように。失敬。」
December 2, 2025 at 1:19 PM
佐藤春夫「幽香嬰女伝」読了。初出:「群像 第十五巻第三号」講談社、1960(昭和35)年3月。初出時の表題は「幽明界なし」。息子の結婚を前にして、私は、寝室に2回、若い女性が現れるのを見た。その顔は妻に似ている。それは、息子の妹であると思った。妹は、生まれ落ちて、ほどなく死んだ。そして、幽香嬰女という名で、私の郷里の墓に葬られた。兄の結婚を前にして、妹はそれを祝福して現れたのだろうと思う。息子は、新婚旅行先として、私の故郷を選んだ。私は息子に、幽香嬰女墓を訪ねることを希望した。
幽明のあわいを描いた心のこもった作品である。
November 30, 2025 at 3:31 PM
葉山博子『南洋標本館』(早川書房2025)読了。1895年の日本による台湾植民地化以降、1972年の日中国交正常化に伴う日台断交前後の頃までを時代背景として、台湾、日本、内南洋、外南洋を舞台に、「台湾民主国」側で抗戦した父を持つ「本島人」の陳永豊と、「内地人」を両親とする台湾生まれの生田琴司の二人の交錯する人生を、スケールの大きな筆致で描いた好読み物。
November 30, 2025 at 3:29 PM
昨日は、雨のため神保町ブックフェスティバルは中止だったが:
①東京古書会館での稀覯書展と展示即売会に行き、福沢諭吉『増訂華英通語』1860年初版上下本の復刻版を入手。②国立公文書館での「世界へのまなざし:江戸時代の海外知識」展で新井白石『西洋紀聞』自筆稿ほかを嘆賞。さらに③東京国立近代美術館「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」で、丁寧な解説と優れた構成による広義の戦争画・メディア展を見た。充実した疲労感と共に友人と本郷での酒食を満喫。
October 26, 2025 at 2:37 AM
昨夕は、東大附属図書館特別展示「東大総長 南原繁:その横顔とともに」記念講演会の(副館長)苅部直「東京大学の百五十年と南原繁」および(館長)坂井修一の撰による「南原繁 十一首」についての解説をリモート視聴。南原繁の表現をいかに読むか。教えられるところが大でした。
October 24, 2025 at 11:55 PM
この4月に私の出版編集の歩みの一端についての記録を『日本政治学出版の舞台裏ーー編集者竹中英俊の闘い』として公刊しました。その延長線で、11/3日のオンライン「共途フォーラム」において、シリーズ『公共哲学』全20巻(2001-06)の出版に関わる「闘創」について話しをします。ちょうど25年前の10月は、この第1巻と第2巻の原稿整理をしている最中でした。
October 23, 2025 at 12:28 PM
辻堂駅西口改札口から眺めた初冠雪の富士山です。平年の10月2日より21日遅いとのことです。
October 23, 2025 at 9:04 AM
札幌ほんぽんぼんat 古本とビール アダノンキ 第8回(9/27日)その2
『日本政治学出版の舞台裏』をめぐって、本と編集と出版の話をしました。延長試合となり「その3」もあり、現在編集中。近々アップされる予定です。

jpn01.safelinks.protection.outlook.com?url=https%3A...
第8回その2 竹中英俊さん『日本政治学出版の舞台裏』出版トーク2/3
竹中英俊さんトークその2です。 その1はこちら https://youtu.be/hUr92RqfFGs 『日本政治学出版の舞台裏 編集者竹中英俊の闘い』 岩下明裕/竹中英俊 共編 花伝社 2025年4月刊 竹中英俊(たけなか・ひでとし) 1952年宮城県大崎市生まれ。早稲田大学卒。1974年に財団法人東京大学出版会に就職。委託製作部門、編集局編集部、2000年に編集局長、2005年に常務理事・編集局長、2012年3月退任、同会常任顧問(2015年3月まで)。2015年4月より竹中編集企画室を主宰(今日まで)、2017年5月より北海道大学出版会相談役 札幌で、ビール片手に本の話を。 「札幌の片隅で、古書店主と本のギークが本(時々ビール)のことをぼそぼそ呟いていきます。「ほんぽんぼん」とは、本のことを時に奔放に、時にぼんやり語っていきたい、という意味をこめました。ぼそぼそがわいわいにつながっていくといいな。」
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October 21, 2025 at 1:49 AM
昨日は、ホームカミングデイ開催中の本郷の東京大学へ。まずは、附属図書館特別展示「東大総長 南原繁:その横顔とともに」へ。展示物、解説文ともに充実したものであった。特に、図書館長・坂井修一の撰による「南原繁 十一首」は、『歌集形相』に収録されていない南原の戦時中の短歌も取り上げていて、秀逸であると思った。
October 19, 2025 at 10:56 AM
須田茂『近現代アイヌ文学史論:アイヌ民族による日本語文学の軌跡〈近代編〉』(寿郎社、2018)を読書中。『同〈現代編〉』(2025)の前史に当たる。「日本人ではなく日本語人に向けて出版する」ことをモットーとしてきた私にとって、須田のこの2冊の著作は、大いなる衝撃であるとともに、大いなる援軍である。
October 17, 2025 at 11:34 AM