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猫と暮らしています
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災害が起きたときに「大規模な被害は報告されていない」「自分の命は自分で守るのが原則」ってメッセージだしたうえ、国会で呑気に、よりにもよって地震があった翌日に、サナ活についてしゃべってる政府 マジでなんなんです?
December 9, 2025 at 9:13 AM
『あなたが帰ってこない部屋』鑑賞。30分位のアメリカのドキュメンタリー。コロンバイン高校が有名だけどそれだけじゃなくアメリカで増加傾向にある学校での銃乱射事件。そこで犠牲となった子どもの部屋を訪れ写真を撮るという取材を追った作品。写真そのものには多分キャプションがないと伝わりにくいと思うけど遺族には部屋は聖堂で写真はイコンなる位のものだと思う。
子を突然亡くした遺族のインタビューと子供がいるからこそ聞いてて辛くなるインタビュアーとカメラマン。
銃乱射事件の悲惨さの中に救いを求めてメディアは美談、英雄譚を語るのではなく救いなどない悲劇を語らなければならないというのは本当にそうだ。
December 9, 2025 at 8:50 AM
『名もなきジャーナリスト』鑑賞。ベトナム戦争中、ナパーム弾が投下された場所から裸で逃げる少女を捉えたニック・ウトの一枚の写真「ナパーム弾の少女」と呼ばれるピューリッツァ賞を取ったこの一枚の写真を本当に撮った人は別の人だったんじゃないかという疑惑に切り込んだドキュメンタリー。現場にいた複数人からの写真、動画を分析し、それぞれの人物の位置関係を洗い出したりと最新の法医学はここまで迫れるのかと驚いた。
撮影者は撮った瞬間にある種の確信があるので本人はそれが自分が撮ったものかどうかはわかると思うけど、まさか撮影時の位置がここまで離れているとは思わなかった。
December 8, 2025 at 7:16 PM
イラストレーターの小泉さよさんにお手紙書きました。珍しくすんごくバタバタ続いててすっかり遅くなってしまい、その間に手袋始めたり…雪まで降りました
よかったらお読みください
shokan.tane.llc/2025/11/30/%...
November 29, 2025 at 9:51 PM
『グッドニュース』鑑賞。日本のよど号ハイジャック事件をベースにしたブラックコメディ。前半からかなり笑えたが事態が進むにつれて笑いながらもシンドイ気持ちも。日本は安保闘争をもっといえば戦後50年代60年代を総括できてないのではないか思ったりした。『突入せよ!浅間山荘事件』『光の雨』など赤軍を巡る話はいくつかあるはあるけどこんなに落とし込めてるか?というと少し引っかかる。北朝鮮に行くという要求に渡された地図とか金浦空港だとバレた理由とかWikipedia程度だけど調べてみるとかなり事実に即した部分も多かった。
日本も韓国も北朝鮮も政府高官はみんなクソだった。クソの中でどれだけマシなクソを選ぶか。
November 29, 2025 at 7:34 PM
『ミーン・ガールズ』鑑賞。どんな経緯かちょっとあやふやだけど10代の方に勧められて鑑賞。男の気を引くために馬鹿なフリする女子が出てきたり、終盤の数学コンテストではそれぞれが(弱そうだから)女子を指名するとかまぁなかなかマチズモへの皮肉は織り込まれてた感じがする。でもやっぱりなぁ最初にけしかけたジャニスが悪いよなぁ。なんで自分の思い通りに主人公がならなかったからって怒るのか。
とかちょっと思ったり。そんでもって男もコロリと元カノに落ちたりしてて顔だけな印象が拭えないけど、ここら辺男二人が奪い合いヒロインの逆転演出かね。
しかし映画によく出てくるアメリカの家でのパーリィはほんと派手だな
November 26, 2025 at 8:41 PM
『ぜんぶの後に残るもの』読了してたんでした。本来は気楽なエッセイだったはずなのに2011年3月11日のあの日が前半を重苦しく覆う。もう少ししたら当時を知る貴重な証言の一つとかになるのかもと思ったりした。ただ途中からはかなり気楽に読める手頃なエッセイという感じで、それはそれでよかった。
November 20, 2025 at 7:18 PM
『ブルーもしくはブルー』読了してたんでした。
「もしあの時、違う人を選んでいたら」という物語。ただのifを描くのではなく分岐した自分と出会い交流するというシーンがあるのが面白かった。そしてその二人は結構別人のようにも見えるけど人の多面性故とも受け取れなくもないなとも思った。所謂隣の芝生は青いなのか本当に逃げ出すべき場所なのか。
November 17, 2025 at 7:59 PM
『のび太とアニマル惑星』読了。自然破壊とか人間の愚かさと野蛮さを遺憾なく描いておきながらしっかり希望も配置する、ドラえもんという作品はやはりすごい。後個人的にドラえもんの漫画の随所にあるテンポの良いボケとツッコミがかなりツボ。
November 8, 2025 at 6:55 AM
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ビリー・アイリッシュ、これまでも何度も「こいつ、いいやつなのでは?」と思う事が多々あったけど、ザッカーバーグ含むチンカスクソ大富豪たちが集まる会場で「ビリオネアのみんなたち…なんでビリオネアやってんの? ヘイトしたいわけじゃないけど、余ってるお金寄付しちゃいえよ、おチビたち(shorties)」とかまし、その直後に自身の資産総額の20%前後に当たる1,150万ドル(18億円)の寄付を発表し、俺内スーパーヒーローに昇華された。

www.youtube.com/shorts/hTuGG...
Billie Eilish calls on billionaires to donate more: 'Give your money away, shorties'
YouTube video by USA TODAY
www.youtube.com
October 31, 2025 at 2:46 AM
『ユーモアの鎖国』読了。詩人石垣りんのエッセイをまとめた一冊。エッセイだけど詩に関連するものも多く詩も多く掲載されている。
銀行員として働きながら詩を書いたのは知っていたし、彼女の稼ぎに家族が乗っかっていたのも何かで知っていただからこそ「暮らし」の詩はより響いたが、皇国を無邪気に信じてたと語られる戦争体験からの現在地(エッセイを書いた時の)興味深く読んだ。タイトルにもなってる「ユーモアの鎖国」がかなり心に残ったが「眠っているのは私たち」の

戦争の記憶が遠ざかるとき、
戦争がまた
私たちに近づく。
そうでなければ良い。
(後略)
の箇所。背筋に冷たいものが走った。牟田都子さんの解説も良かった
October 11, 2025 at 5:31 PM
遠くに住む友人が近くを通ったからとわざわざ写真を撮って送ってくれた。
懐かしい。
October 2, 2025 at 3:53 PM
Reposted by NENOi
Okay, funny bookstore category
September 30, 2025 at 4:14 PM
『巴里ひとりある記』読了。本屋をやっていた頃によく来てくださる方が「『わたしの渡世日記』がやたら滅法に面白く夫婦で奪い合いになってる」と言われて僕も読んでファンになった高峰秀子の初著作。まだまだ文体にブレはあるし「こう書いていいのかな?」みたいな迷いも感じる。ただバリを離れる日の事に「今夜、私一人がパリからこぼれ落ちるだけで、明日も明後日も、何の変わりもなくパリは在る。(後略)」と表現するのはさすがの感性。しかし当時は、飛行機でパリ行くのも大変だな羽田→沖縄→香港→バンコック→カルカッタ→カラチ→ベルーット→ミニイ→ブラッセル→パリと当時の旅の大変さを実感した。
September 30, 2025 at 4:11 PM
『侍タイムスリッパー』鑑賞。コメディとして楽しく見れたし、時代劇への愛も感じた。
ただ幕末な時代から来た人が「本物の侍」を残したいからという理屈で共鳴はせんやろって思ったりもした。
長州の志士なんか特に侍とかそんなにプライドあったのかなぁ奇兵隊とか作ってるし。会津はあの遺体の埋葬とか許さなかった藩の人を許せるのかなぁなどと心狭く、侍というものをあまり高く評価してない僕は思ったり。
幕末活躍した人たちは侍ではない気がする。侍は旗下、御家人の偉そうにしてよい理屈付けのために作られたものという気がしてる
September 20, 2025 at 4:51 PM
『ババヤガの夜』読了。冒頭からアクションで所謂アクションエンターテイメントで読者のミスリードを誘う部分もあってそこに見事にハマってしまった。
貸してくれた人は「つまらなかった」と言っていたがその人なんでもアクション映画とか退屈だと感じる人なようで、そりゃこんなアクションてんこ盛りの作品とは相性が悪いわと思った。
少し設定がふんわりしていた印象を抱いた部分もあったけどバーっとかけ抜けたしそれもまたうまいリードなのかもと後から思った。
楽しかった。
王谷さんのダガー賞受賞スピーチも良かった

web.kawade.co.jp/information/...
September 13, 2025 at 5:30 PM
イラストレーターの小泉さよさんにお手紙書きました。

一人旅のこと、仕事のこととちょっとだけ行ったベルギーの事など。

ウエハースと花豆
夏休みが終わって仕事がはじまる

shokan.tane.llc/2025/09/10/%...
夏休みが終わって仕事がはじまる – ウエハースと花豆
https://shokan.tane.llc/2025/09/10/夏休みが終わって仕事がはじまる/
September 10, 2025 at 7:02 PM
『芭蕉はがまんできない』読了。青春ものを多く手がけてきた関口尚さんの新作はまさかの歴史もの。俳人松尾芭蕉をテーマにして主人公は曾良。自分の情熱のままに動く芭蕉は側から見てても矛盾しているがそんなことお構いなしにつき進む。とても面倒くさい人物像に苦笑い。そんな批評を行い、あれやこれや言いながらついて行きつつもあれこれ考えてる曾良も十分に面倒くさい。日本文学を大学院で学んだ作者なだけに歌の解釈も面白い。しかしこんなにも芭蕉が推敲を重ねているとは夢にも思わなんだ。
September 9, 2025 at 5:43 PM
『Book Arts and Crafts vol.6 本という浪漫』読了してたんでした。
本づくり協会の贅沢な小冊子。今回は製本についてのインタビュー。また今回は機械を使ってノート罫線を引く罫引所が登場してたが最近ツバメノートさんが罫線についてのアナウンスしてたけど最後まで使ってたのがここの機械だったのかなどと思ったりした。
September 4, 2025 at 4:37 PM
『Book Arts AND Crafts vol.5』校正とは
読了。本づくり協会の会報誌。今回は校正する方にインタビューをしていてこれまた面白かった。三回も読むとか
大変そうと思ったが詩の校正とかは本当に難しそうで朱書のコミュニケーションの奥深さの片鱗を感じられた
August 22, 2025 at 3:32 PM
本づくり協会というところが発行している会報誌『Book Arts And Crafts vol.4』読了。この薄さで1,000円なのは多分zineみたいに少部数だからなのと紙とかいいもの使ってるからかなと。この号では谷川俊太郎が中心となって新しい活字も含めた本を作る過程を追った『本をつくる』の制作を追った一冊で読み応えがあった。編集の仕方みたいな部分も結構話されていて執筆、ないし登場する人物が大変豪華だなと感じた。
August 21, 2025 at 5:37 AM
イラストレーターの小泉さよさんからお手紙届きました。
終戦の日に感じる「戦前の空気」
歴史を学ぶ事の大切さを改めて感じます。
よろしかったらお読みください。

8月の暑さと戦前の空気
「ウエハースと花豆」

shokan.tane.llc/2025/08/16/8...
8月の暑さと戦前の空気(花豆より) – ウエハースと花豆
https://shokan.tane.llc/2025/08/16/8月の暑さと戦前の空気(花豆より)/
August 17, 2025 at 9:12 AM
『ゴールデンカムイ』実写映画版鑑賞。漫画の雰囲気が良くてでてた。ご飯食べるシーンもよく出てきて楽しかった。
アクションシーンこだわって作ってる感じがあってよかったが結局戦争は碌な結果を生まない。沢山のトラウマを巻き込んで怨念のようなものが入り乱れるのだと思ったりもした。
August 16, 2025 at 10:15 PM
『モメント4号』読了。コロナ禍の影響が色濃く残る一冊2024年10月刊行なのでそれまでの取材の苦労が偲ばれる。
バリは行ったことないけどこの温暖化すすむなか今も暮らしはどうなんだろう?
多様なライフスタイルがある事はオランダにいると肌でわかるが、自分も含めてそうでない多くの人たちはこれを見て自分もとはなかなかなれないスキル、お金の問題などに思考がいくが若者はこれを読んでどんどん広がってほしい。
と思ったら後半に50歳以上の方の対談があり、うちもまだまだ可能性を捨ててはいかんなと思い直した。
August 12, 2025 at 4:01 PM
『世界の辺境とハードボイルド室町時代』読了。近年人気があるように感じる室町時代とソマリア共和国などの世界の辺境との共通点が思いの外多いねと気づいた両者と編集の人達がまとめた語り下ろしの一冊。浅学ながら清水克行さんの本を読んだ事がないのでそちらの雰囲気はわからないのですが、高野さんの著作のトーンは感じられまた対談ならではの脱線などもあり大変面白かった。
読んでない高野作品ますます読みたくなりました。
世界は自分が思っているより広く、深い。
August 12, 2025 at 3:56 PM