①ソウルの春
②夜の外側 イタリアを震撼させた55日間
③チャレンジャーズ
④セキュリティ・チェック
⑤世界の終わりにはあまり期待しないで
⑥The Caine Mutiny Court-Martial
⑦ヒットマン
⑧トラップ
⑨クレイヴン・ザ・ハンター
⑩ロングレッグス
ヌーヴェルヴァーグ版『アベンジャーズ』
変に神性を持たせず、トリュフォーやシャブロルといった同世代より出遅れた、若き作家として苦悩する等身大のゴダール像を描くことに、当時のヌーヴェルヴァーグの精神を掘り起こそうという心意気が見えて良かった
予定調和なセミドキュメンタリー調なので食い足りなさはある
ヌーヴェルヴァーグ版『アベンジャーズ』
変に神性を持たせず、トリュフォーやシャブロルといった同世代より出遅れた、若き作家として苦悩する等身大のゴダール像を描くことに、当時のヌーヴェルヴァーグの精神を掘り起こそうという心意気が見えて良かった
予定調和なセミドキュメンタリー調なので食い足りなさはある
www.cinematoday.jp/news/N0151901
www.cinematoday.jp/news/N0151901
45回マクドナルド強盗をし脱獄した男が、半年もの間トイザらスで密かに暮らし、そこで働く店員と恋に落ちる実録犯罪もの
他者に何かを与えることでしか繋がれないと思い込み盗みを繰り返す、結局は自分の幸せしか考えていない愚かな男を、優しくも時に突き放し捉えている
誰とも繋がりを得られず、己の屋根を持たない”ルーフマン”は、不敵に悪意無く他者の軒下へと侵入してくる
主人公と関わった人の多くが「彼は良い奴だった」と評するが、監視カメラを使い羨むように人々を孤独に眺める、ありのままの人物像も映してる辺り、単に美談にはしない作り手の意図が見える
45回マクドナルド強盗をし脱獄した男が、半年もの間トイザらスで密かに暮らし、そこで働く店員と恋に落ちる実録犯罪もの
他者に何かを与えることでしか繋がれないと思い込み盗みを繰り返す、結局は自分の幸せしか考えていない愚かな男を、優しくも時に突き放し捉えている
誰とも繋がりを得られず、己の屋根を持たない”ルーフマン”は、不敵に悪意無く他者の軒下へと侵入してくる
主人公と関わった人の多くが「彼は良い奴だった」と評するが、監視カメラを使い羨むように人々を孤独に眺める、ありのままの人物像も映してる辺り、単に美談にはしない作り手の意図が見える
S4がヒッチコック的な巻き込まれサスペンスで、全編通して一番好きかな
S4がヒッチコック的な巻き込まれサスペンスで、全編通して一番好きかな
話はほぼ『コマンドー』×『天国と地獄』
全体の2/3が追走劇の異常な構成で、『フレンチ・コネクション』以降の街中での危険なカーチェイスが盛りだくさん(途中のプエルトリコ系ギャングに追われるくだりは意味分からないが)
後半チェイスが途切れてからはハマらなかったが、良い映画
都合の良い展開ではあるが、後半は善意で主人公に力を貸す女性二人のキャラが登場し、カッコよく印象深い
反面、全編通して出る犯人の造形は、描写の多さに比べてやや一面的で、もう少し多層的に掘り下げてほしかった(80年なのでサイコパス像はまあこんなものかもしれない)
話はほぼ『コマンドー』×『天国と地獄』
全体の2/3が追走劇の異常な構成で、『フレンチ・コネクション』以降の街中での危険なカーチェイスが盛りだくさん(途中のプエルトリコ系ギャングに追われるくだりは意味分からないが)
後半チェイスが途切れてからはハマらなかったが、良い映画
都合の良い展開ではあるが、後半は善意で主人公に力を貸す女性二人のキャラが登場し、カッコよく印象深い
反面、全編通して出る犯人の造形は、描写の多さに比べてやや一面的で、もう少し多層的に掘り下げてほしかった(80年なのでサイコパス像はまあこんなものかもしれない)
劇中劇内の河合優実の雄弁さとは裏腹に劇中の反応は芳しくなく、人の儚い死は素っ気ない程嘘臭い
眼差す側の不確かさのナラティブから始まり、フレーム外のものがフレームに映ることでオチがつく小噺に続き、そして映ることがなかった足跡がフレームに収まるに至る
綺麗な映画だった
劇中劇内の河合優実の雄弁さとは裏腹に劇中の反応は芳しくなく、人の儚い死は素っ気ない程嘘臭い
眼差す側の不確かさのナラティブから始まり、フレーム外のものがフレームに映ることでオチがつく小噺に続き、そして映ることがなかった足跡がフレームに収まるに至る
綺麗な映画だった
反吐が出る
反吐が出る
面白い
前作で負ったトラウマが癒えぬまま成長した兄妹の前に、死んだ殺人鬼グラバーが復讐の為再び現れる
妹が見る”過去”と繋がる(そしてグラバーとも)夢世界は8mフィルムのフッテージで表現され、『エルム街の悪夢』でありながら監督過去作の『フッテージ』も彷彿とさせる
現実と隔たれた過去、電話ボックスの内と外、映画と観客を分断するスクリーンを示す様な8mフィルム調の夢、そして湖の底に眠る秘密を遠ざける分厚い氷…
これら全てを超える瞬間がクライマックスにあると言う、あまりに巧い構成に唸ってしまった
面白い
前作で負ったトラウマが癒えぬまま成長した兄妹の前に、死んだ殺人鬼グラバーが復讐の為再び現れる
妹が見る”過去”と繋がる(そしてグラバーとも)夢世界は8mフィルムのフッテージで表現され、『エルム街の悪夢』でありながら監督過去作の『フッテージ』も彷彿とさせる
現実と隔たれた過去、電話ボックスの内と外、映画と観客を分断するスクリーンを示す様な8mフィルム調の夢、そして湖の底に眠る秘密を遠ざける分厚い氷…
これら全てを超える瞬間がクライマックスにあると言う、あまりに巧い構成に唸ってしまった
実はモノクロの方が良いんじゃないかとすら思う(『天使の入江』とか)
実はモノクロの方が良いんじゃないかとすら思う(『天使の入江』とか)
PRIDE黎明期に活躍した総合格闘家マーク・ケアーのセミドキュメンタリー的半自伝映画
既に破綻した夫婦生活、闘い続けることへの恐怖、言語の通じない日本により摩耗して行った男が、勝負の世界から降りる事で解放される、控えめではあるがサフディらしい作品だった
終盤主人公がスキンヘッドにするくだりがあるが、もうほぼただのドウェイン・ジョンソンだった
PRIDE黎明期に活躍した総合格闘家マーク・ケアーのセミドキュメンタリー的半自伝映画
既に破綻した夫婦生活、闘い続けることへの恐怖、言語の通じない日本により摩耗して行った男が、勝負の世界から降りる事で解放される、控えめではあるがサフディらしい作品だった
終盤主人公がスキンヘッドにするくだりがあるが、もうほぼただのドウェイン・ジョンソンだった
どん底から這い上がってやり返す物語には昔から普遍の魅力がある
どん底から這い上がってやり返す物語には昔から普遍の魅力がある
note.com/jaihomovie/n...
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