児玉 美月
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児玉 美月
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映画批評家/大学非常勤講師

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MIZUKI KODAMA・*☽:゚・⋆
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17歳の主人公が父親とその親友と、3日間のキャンプに出掛けていく『グッドワン』(1/16公開)。有害な男性性、マイクロアグレッション、セクシュアルハラスメントといった事象を、こんなふうに繊細に描けるのかと感心した。対話において相手の話を聞かないのは、言葉を奪うことであり、感情労働をさせてしまうことでもあるということを巧妙に伝えている。自分の話を聞いてもらって当然だと(無意識的に)思い込んでいる中年男性に内省を促すような側面もある。私たちがこの社会でいかにして対等な関係を築けるのかを、岩や石の比喩的な視覚表現に託しながら。

cinema.starcat.co.jp/goodone/
映画『グッドワン』オフィシャルサイト
2026.1.16(Fri)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開|17歳の私と、父とその友人、3人だけで過ごす森の中。 大人の不完全さに気づいてしまった、生涯忘れられない瞬間─
cinema.starcat.co.jp
November 16, 2025 at 3:36 PM
📚寄稿📚
11/14より上映されるメーサーロシュ・マールタ監督特集第2章の一本『ジャスト・ライク・アット・ホーム』に、オピニオンコメントを寄せました。今回は、メーサーロシュの代表作『日記』三部作もあわせて上映されます。ハンガリーの重要女性映画作家の貴重な特集上映を、どうぞお見逃しなく。

▼特集上映の詳しい情報は公式HPよりご覧ください
meszarosmarta-feature.com
November 13, 2025 at 11:32 AM
Reposted by 児玉 美月
おもろすぎる
【座談会#30】4Kレストアの世界 座談会【ゲスト:児玉美月・ジャガモンド斉藤・てらさわホーク・藤原理子(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)・渡辺順也(Filmarks)】 - YouTube www.youtube.com/live/IRXAOz9...
【座談会#30】4Kレストアの世界 座談会【ゲスト:児玉美月・ジャガモンド斉藤・てらさわホーク・藤原理子(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)・渡辺順也(Filmarks)】
YouTube video by ポニーキャニオン映画部【公式】
www.youtube.com
November 11, 2025 at 10:13 PM
私が映画を語る言葉についての窮屈さをモヤモヤと語り出したら、ゆっきゅんがすかさず「辞書がある感じなんだよね」と表現してくれて、そう!となったのでした。今まであんまり人に言ってこなかったところでもあったので、共感してもらえてとてもうれしいです。立場関係なく、映画を観ることと言葉を探すことが深く絡み合っているひとは多いのかなと思います。
群像2025/12月号の鼎談、拝読しました!
とても興味深くてあっという間の9ページでした。

映画を語る時の"共通辞書"の話に、そうだよなあ…と頷きました。
当方、単なる観客の立場ですが、観て欲しい他のオーディエンスが広い対象に渡る時に、どのような言葉を紡ぐか。
日々チャレンジしている感覚です。

作り手の金子さんや批評の立場の児玉さんやゆっきゅんも、異なる立場でそれに取り組まれているのだろうな、と想像しました。

ちなみに私が初めて児玉さんの言葉に導かれて観た作品は2021年公開の「リトル・ガール」です☺️
November 11, 2025 at 7:58 PM
ポニーキャニオンの生配信のお仕事は、人気があって再生数の伸びやすいホラー映画回とかではなく、私はけっこう地味目?マニアック?なテーマの回に出ることが多いんですが、映画の世界で重要なお仕事をしている方々にスポットライトをあてたい、ぜひみんなに知ってもらいたいという気持ちでやってたりするので、ぜひ応援いただけると嬉しいです。。。
November 11, 2025 at 6:36 PM
ありがとうございます!企画がマニアックすぎて成立するのかポニーキャニオンの担当者共々やや不安だったので、そう言っていただけてとても嬉しいです。
November 11, 2025 at 6:26 PM
そうなんです!一部抜粋みたいな感じで思われちゃうかな?と思ってたんですが、鼎談自体15ページほどのボリュームで9ページもあるので、実はけっこう載ってるんです☺️
金子由里奈さん、児玉美月さん、ゆっきゅんの鼎談が読みたくて買ってきました!

後日出る増刊のダイジェスト程度かな…と思ったら9ページもあります!!

『群像 2025年 12月号』 www.reads.jp/posts/590307 #Reads
nyannyaway "群像 2025年 12月号" on 2025年11月8日 - Reads
群像 2025年 12月号 "
www.reads.jp
November 7, 2025 at 6:40 PM
11/7発売『群像』 12月号に金子由里奈監督とゆっきゅんとの鼎談「二〇二〇年代に映画について語るということ」が掲載されています。映画を巡る様々な変化について、この2020年代の中間地点に、それぞれが感じていることをお話ししました。鼎談の全編は追って発売される『群像CINEMA』に掲載予定です。
November 7, 2025 at 3:16 PM
📚寄稿📚
現在発売中『Hanako 12月号』の新作映画紹介欄を担当しています。今回は、『ミーツ・ザ・ワールド』、『火の華』、『君と私』、『旅と日々』を選びました。珍しく日本映画多めの回です。ぜひご覧ください。
November 5, 2025 at 2:05 PM
セバスティアン・レリオ監督作『波』、2018年にチリの大学で起きた性暴力への抗議活動を基にしたミュージカル映画。劇中の台詞「MeTooとは違う」がそのままこの作品のスタンス自体を示す。声を上げた被害者のその後も続く人生への想像力が乏しい日本で公開すべき映画だった。視覚的な魔術に彩られた入り組んだ説話構造が、性暴力を巡る体験と感情をとことん複雑化し、理解した気になっているだけの冷笑主義者たちを一蹴してみせる。映画『波』は、明日の東京国際映画祭でも上映があります。

2025.tiff-jp.net/ja/lineup/fi...
【波】|第38回東京国際映画祭(2025)
2018年にチリの大学キャンパスで展開された、セクシャルハラスメントや男女差別を告発するフェミニスト運動を、パワフルなミュージカルとして描いた作品。音楽を学ぶ大学生のフリアは、大学でのハラスメントへの告発を取りまとめる証言委員会に加わる。同時に、フリアの心の中では、声楽教師の助手マックスと彼女自身との関係が本当に同意の上だったのか、という問いが渦巻いていた。やがて、運動のなかでフリアは自分自身の言...
2025.tiff-jp.net
November 3, 2025 at 1:12 PM
📚寄稿📚
10/31公開『火の華』のパンフレットに「わたしたちに切に問う、 真の「平和」とは」と題した作品評が掲載されています。南スーダンPKO日報問題から着想され、元自衛官の花火師として人生を再出発させる島田の物語が描かれます。一年以上前に書いた文章ですが政治状況が危ぶまれる今、更に切実さが増しています。
November 2, 2025 at 3:14 PM
Reposted by 児玉 美月
映画「 #火の華 」パンフ

ガチです。書いてる人が皆、ガチで震えます。

布施祐仁氏、元自衛隊精神科医官、南スーダン派遣施設部隊元1等陸佐…
コメントにも小川和久氏、小林節氏、山崎雅弘氏、…

児玉美月さん綴る文章のPTSDについて、そしてヒロイン的な登場人物である昭子について、それぞれを捉える視点の確かさ、あたたかさが胸を打ちます。ラストの一文に戦慄します。でも本作を観た人なら必ず向き合える、と信じます。
November 1, 2025 at 2:31 PM
「ウィメンズエンパワーメント」をたんに「パワー」と言ってしまうのって、「ブラックライブズマター」を「オールライブズマター」にしてしまうのと等しく、権利獲得のためのマイノリティの声を抹消するようなものなんですよね。作品自体も、決してジェンダーの概念を取っ払って成立するものじゃなかったです。
www.oricon.co.jp/news/2415784...
岸井ゆきの、作品がウィメンズエンパワーメント部門選出も「男女というよりパワーそのものを見て」 監督も同調
俳優の岸井ゆきのが30日、都内で行われた映画『佐藤さんと佐藤さん』(11月28日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。作品が開催中の『第38回東京国際映画祭』のウィメンズエンパワーメント部門に選出されたことについて、自身の率直な思いを伝えた。 ウィメンズエンパワーメント部門は、女性の社会進出を応援するような作品が選ばれる。岸井は映画を通して女性スタッフと仕事をする機会が多いと説明。その上で「みん...
www.oricon.co.jp
October 31, 2025 at 12:33 PM
ここ最近よく耳にしていた「映画をたくさん観ているくせに差別主義者になるなんておかしい」みたいな言葉、「映画をたくさん観ていたら教養があって思慮深いはずに違いない」みたいな言い回しって昔からあるけど、私はあまり同意できない。寧ろ映画はステレオタイプや差別描写の宝庫でもあり、無垢な状態で観れば観るほど洗脳されることも多い。差別しないようにするには、結局スクリーンの外に目を向けるしかない。
October 24, 2025 at 6:31 PM
Reposted by 児玉 美月
〈初めてタトゥーを彫り終えたとき、「あ、自分の身体って自分が所有していたんだ」という思いが電流のように駆け抜けていった〉。記事内で紹介されているドキュメンタリー映画『ファッションが教えてくれること』と『メットガラ ドレスをまとった美術館』が気になるので、観てみたい。

児玉美月|ファッションはわたしを形作る「第二の皮膚」【言葉で紡ぐ、いま・ここにある社会】 - あしたメディア by BIGLOBE ashita.biglobe.co.jp/entry/column...
児玉美月|ファッションはわたしを形作る「第二の皮膚」【言葉で紡ぐ、いま・ここにある社会】 - あしたメディア by BIGLOBE
映画批評を多数の媒体に寄稿されている映画文筆家の児玉美月さん。児玉さんが、日常で感じる社会への考えを綴る、連載コラム。第8回は、映画や児玉さんのタトゥーの経験からファッションについて考える。|児玉美月 映画文筆家
ashita.biglobe.co.jp
October 23, 2025 at 12:31 PM
あしたメディアの連載エッセイ、第8回が更新されました。今回のテーマは「ファッション」。自分の好きなアパレルブランドの話や、タトゥーを彫った経験を初めてメディアでしてみました。
ashita.biglobe.co.jp/entry/column...
児玉美月|ファッションはわたしを形作る「第二の皮膚」【言葉で紡ぐ、いま・ここにある社会】 - あしたメディア by BIGLOBE
映画批評を多数の媒体に寄稿されている映画文筆家の児玉美月さん。児玉さんが、日常で感じる社会への考えを綴る、連載コラム。第8回は、映画や児玉さんのタトゥーの経験からファッションについて考える。|児玉美月 映画文筆家
ashita.biglobe.co.jp
October 21, 2025 at 2:59 PM
📚寄稿📚
現在発売中の『pen 11月号』 の新作映画紹介欄を担当しています。今回は『ジュリーは沈黙したままで』(10/3公開)、アイスランドのストライキを描くドキュメンタリー『女性の休日』(10/25公開)、マイク・リー監督新作『ハード・トゥルース母の日に願うこと』(10/24公開)の三作品にしました。
October 16, 2025 at 1:59 PM
1月23日公開『恋愛裁判』試写。普遍的な若き恋と逃亡、そして待ち受ける多大な代償。"アイドルの恋愛は罪なのか"という問いに立脚した、憲法に基づく人権問題を巡る法廷劇であり、文面よりも空気を重んじる懲罰的な現代日本の社会批評でもある。その水面下にある異性愛と同性愛の非対称性もまた見過ごされていない。
October 14, 2025 at 2:16 PM
ジョージアのゲイフィルム『ダンサー そして私たちは踊った』を撮ったレヴァン・アキン監督が、新作を撮っていたことを今知った。『Crossing』という映画で、一人の青年がイスタンブールに旅し、その同行者がトランスジェンダー女性の弁護士。まだ未見なので何もわからないが、トランスコミュニティを主たる舞台にしているよう。『ダンサー』が本当に素晴らしかったので、これは期待できそう。『ダンサー』のラストショットは忘れ難いものがあった。
October 12, 2025 at 3:45 AM
Reposted by 児玉 美月
映画「 #テイク・ミー・サムウェア・ナイス (原題: TAKE ME SOMEWHERE NICE)」パンフレット

自ら本作を"静かな反抗と祝福の映画"と語るエナ・センディヤレヴィッチ監督のインタビューがとても良いです。

そして、児玉美月さんのエッセイにあった"父権的存在の喪失または不在"との文が、本作の空気と描いているものを見事に表していると思いました。

映画そのものが"ここではないどこかへ連れていって"くれるものであり、監督が故郷の若者たちと、さらに本作の観客へ見せたかった新しい地平なのでしょう。
October 11, 2025 at 11:11 AM
📚寄稿📚
相米慎二監督作「ションベン・ライダー」、「風花」の4Kレストア版公開にあわせて、9月27日より書籍「相米慎二 ふたつの創造 ふたつの感性 ションベン・ライダー 風花 完全シナリオ収録」が先行発売されています。一般発売は10月10日より。私は遺作である「風花」の作品評を書いています。
October 8, 2025 at 1:27 PM
Reposted by 児玉 美月
映画「 #タンゴの後で (原題: Maria)」
時間が経って漸く腹に落ちてきた気がする。

本作自体もそうだけれども、パンフの児玉美月さんの綴る文章もマリアの意志が言霊のように響くかのようです。

"芸術無罪"なんて絶対にない。
受け止めたものは忘れないように。
October 5, 2025 at 6:45 AM
あしたメディアの連載エッセイ、今回はファッションやタトゥーをテーマに書きました。公開は今月中旬くらいになりそうです。ファッションまわりの文献を大量に読んだのでとても疲れた…
October 4, 2025 at 4:48 PM
Reposted by 児玉 美月
映画「マルティネス」パンフレット
ピンクとブルーの装丁が良い感じです。

誰かを好きになった人、にとってはこの物語は御伽噺ではないでしょう。少なくとも、私にとっては。

28年、心の中の人と過ごしました。
孤独ではありませんでした。
この年月は積み重ねられてゆきます。
心の中にいるので、孤独ではないのです。
September 27, 2025 at 3:33 PM
Reposted by 児玉 美月
映画「マルティネス(原題: Martinez)」
レビューを投稿しました。

マルティネスと同い年です(!)が、人生を味わい深くするものが何か、を考えさせてくれました。
児玉美月さん、清田隆之さんのコラム載るパンフはこれから読みます。

www.kinenote.com/sp/public/pr... #KINENOTE #キネマ旬報 #映画
September 27, 2025 at 6:53 AM