https://researchmap.jp/KatsuyaShirai/
▶ 小野響2025『五胡十六国時代―王朝の乱立と権力闘争』早川書房
数人の主要人物を中心として記述していながら、十六国すべてに触れ、当時の社会のありかたにも考察が及びます。楽浪・帯方を直接扱った本ではないですが、大いに参考になりました。同時代である古墳前期の研究者にも、資するところが多いのではないかと思います。おすすめの1冊。
▶ 小野響2025『五胡十六国時代―王朝の乱立と権力闘争』早川書房
数人の主要人物を中心として記述していながら、十六国すべてに触れ、当時の社会のありかたにも考察が及びます。楽浪・帯方を直接扱った本ではないですが、大いに参考になりました。同時代である古墳前期の研究者にも、資するところが多いのではないかと思います。おすすめの1冊。
▶ 李賢惠・鄭仁盛・呉永賛・金秉駿・李明善2008『일본에 있는 낙랑 유물』学研文化社
書名は「日本にある楽浪遺物」。東京大学が所蔵する楽浪土城の出土遺物を詳細に報告。参照可能な資料の大半が古美術市場経由で収集されたコレクションであるのに対し、確実な出土資料。
▶ 李賢惠・鄭仁盛・呉永賛・金秉駿・李明善2008『일본에 있는 낙랑 유물』学研文化社
書名は「日本にある楽浪遺物」。東京大学が所蔵する楽浪土城の出土遺物を詳細に報告。参照可能な資料の大半が古美術市場経由で収集されたコレクションであるのに対し、確実な出土資料。
▶ 李銀眞2009「楽浪・帯方塼の製作技法―高浜市やきものの里かわら美術館収蔵資料から―」東アジア瓦研究第1号、3-30
資料紹介ですが、楽浪・帯方塼に関する基本的な視点が特盛になったおトクな内容。特に、楽浪塼と帯方塼の違いを細かく指摘しているところが重要です。
▶ 李銀眞2009「楽浪・帯方塼の製作技法―高浜市やきものの里かわら美術館収蔵資料から―」東アジア瓦研究第1号、3-30
資料紹介ですが、楽浪・帯方塼に関する基本的な視点が特盛になったおトクな内容。特に、楽浪塼と帯方塼の違いを細かく指摘しているところが重要です。
これ以上のスライドはネタバレになってしまうので、以後は、今回の報告の参考文献を少しずつ紹介。
▶ 駒井和愛1972『楽浪 漢文化の残像』中公新書
ほぼ完成していた遺稿をまとめたもの。現地を見て楽浪遺跡を調査したからこそ書ける内容。東洋学への深い教養が背景に。しかし、サブタイトルにもうかがわれるように、楽浪文化を漢文化の劣化コピー、縮小コピーのようにとらえているのは、時代の制約でしょうか。楽浪文化を個性ある地域文化ととらえる視点は、この時点では欠けていました。
これ以上のスライドはネタバレになってしまうので、以後は、今回の報告の参考文献を少しずつ紹介。
▶ 駒井和愛1972『楽浪 漢文化の残像』中公新書
ほぼ完成していた遺稿をまとめたもの。現地を見て楽浪遺跡を調査したからこそ書ける内容。東洋学への深い教養が背景に。しかし、サブタイトルにもうかがわれるように、楽浪文化を漢文化の劣化コピー、縮小コピーのようにとらえているのは、時代の制約でしょうか。楽浪文化を個性ある地域文化ととらえる視点は、この時点では欠けていました。
11月23日(日)の「楽浪塼における特殊な縄目」より、スライド3ページ目
楽浪、帯方の塼室墓と塼の生産が、極東の政治情勢に絡んで変動したことを示しています。高久健二さんの研究をもとに、乱暴にまとめてみました。
高久健二.2009「楽浪・帯方郡塼室墓の再検討 塼室墓の分類・編年・および諸問題の考察」
11月23日(日)の「楽浪塼における特殊な縄目」より、スライド3ページ目
楽浪、帯方の塼室墓と塼の生産が、極東の政治情勢に絡んで変動したことを示しています。高久健二さんの研究をもとに、乱暴にまとめてみました。
高久健二.2009「楽浪・帯方郡塼室墓の再検討 塼室墓の分類・編年・および諸問題の考察」
11月23日(日)の「楽浪塼における特殊な縄目」より、スライド2ページ目
楽浪・帯方の位置と、楽浪を中心に、大まかな歴史を挙げています。
「大まかな」と言っても、楽浪に関する文献の記述はそもそも非常に少ないのですが。
報告の日まで、少しずつ関連のポストをします。
11月23日(日)の「楽浪塼における特殊な縄目」より、スライド2ページ目
楽浪・帯方の位置と、楽浪を中心に、大まかな歴史を挙げています。
「大まかな」と言っても、楽浪に関する文献の記述はそもそも非常に少ないのですが。
報告の日まで、少しずつ関連のポストをします。
❌磚
⭕塼
学会報告なので、あまり踏み込んだ内容は事前には流せず、わずかにふれた部分が誤字とは、先が思いやられる。
スライド1ページ目(ほぼ内容なし)
❌磚
⭕塼
学会報告なので、あまり踏み込んだ内容は事前には流せず、わずかにふれた部分が誤字とは、先が思いやられる。
スライド1ページ目(ほぼ内容なし)
スライド1ページ目(ほぼ内容なし)
2025年10月21日(火)~11月30日(日)
九州国立博物館
▶九州国立博物館の源流たどる特集展 「太宰府博覧会と鎮西博物館」 11月30日まで開催
[西日本新聞]
www.nishinippon.co.jp/item/1422116/
2025年10月21日(火)~11月30日(日)
九州国立博物館
▶九州国立博物館の源流たどる特集展 「太宰府博覧会と鎮西博物館」 11月30日まで開催
[西日本新聞]
www.nishinippon.co.jp/item/1422116/
2026年1月20日(火)~3月15日(日)
九州国立博物館
▶ 平戸藩主の父子に迫る特別展 九博、来年1月20日から
[西日本新聞]
www.nishinippon.co.jp/item/1422164/
2026年1月20日(火)~3月15日(日)
九州国立博物館
▶ 平戸藩主の父子に迫る特別展 九博、来年1月20日から
[西日本新聞]
www.nishinippon.co.jp/item/1422164/
そういう私も、女性たちが日常的に被害に遭っていることに長らく気づくことができませんでした。
そういう私も、女性たちが日常的に被害に遭っていることに長らく気づくことができませんでした。
11月11日(火)ミュージアムトーク「影絵人形ワヤン・クリでみる女たちのラーマーヤナ」
ミュージアムトークも、「ワヤンの日」にできるだけ近くなるように11月12日(火)に開催します。
11月11日(火)ミュージアムトーク「影絵人形ワヤン・クリでみる女たちのラーマーヤナ」
これは画像の方が正解。
ミュージアムトークも、「ワヤンの日」にできるだけ近くなるように11月12日(火)に開催します。
これは画像の方が正解。
「21室」は存在しません。
ミュージアムトークも、「ワヤンの日」にできるだけ近くなるように11月12日(火)に開催します。
「21室」は存在しません。
ミュージアムトークも、「ワヤンの日」にできるだけ近くなるように11月12日(火)に開催します。
ミュージアムトークも、「ワヤンの日」にできるだけ近くなるように11月12日(火)に開催します。
ここ数年、専門外の鏡と埴輪とワヤン・クリをぐるぐる回って、そのループを抜けたら、やはり専門外の楽浪塼。次はどこへ行くのやら。
学会発表は2年ぶり、考古学での学会発表は17年ぶり。会員になって30年以上の九州考古学会では初の発表です。
www.kyushukokogaku.jp
ここ数年、専門外の鏡と埴輪とワヤン・クリをぐるぐる回って、そのループを抜けたら、やはり専門外の楽浪塼。次はどこへ行くのやら。
学会発表は2年ぶり、考古学での学会発表は17年ぶり。会員になって30年以上の九州考古学会では初の発表です。
www.kyushukokogaku.jp
ここ数年、専門外の鏡と埴輪とワヤン・クリをぐるぐる回って、そのループを抜けたら、やはり専門外の楽浪塼。次はどこへ行くのやら。
#考古学のおやつ 1/1
英国、ドラムバラ(Drumburgh)で、ハドリアヌスの城壁(Hadrian's Wall)の一部を発見。この場所に城壁があることを推定した地球物理学的調査の正確さを示す。
[BBC]
www.bbc.com/news/article...
先日の講座のスライド40枚目。
こういう趣旨の展示でした。
先日の講座のスライド40枚目。
こういう趣旨の展示でした。
論文で新たな術語を提唱するとき、「リングにかけろ」の謎パンチみたいな名前にしてみたい。
(※注 しないです)
▶ 200-foot scorpion effigy mound in Mexico may align with the solstices www.livescience.com/archaeology/...
論文で新たな術語を提唱するとき、「リングにかけろ」の謎パンチみたいな名前にしてみたい。
(※注 しないです)
▶ 200-foot scorpion effigy mound in Mexico may align with the solstices www.livescience.com/archaeology/...
私が習い始めたころは教科書も教材も学ぶ機会も限られていた上に、地方在住だったため、発音を聞いてくれるネイティブも周囲にいませんでした。
独学を始めて3年間も、自分の発音が正しいかどうか、わかりませんでした。
大学に入って、非常勤講師に来られていた渡辺吉鎔先生に、初めて発音を聞いていただくことができました。
その時の単語が「띠다」であったことは、忘れることがありません。
私が習い始めたころは教科書も教材も学ぶ機会も限られていた上に、地方在住だったため、発音を聞いてくれるネイティブも周囲にいませんでした。
独学を始めて3年間も、自分の発音が正しいかどうか、わかりませんでした。
大学に入って、非常勤講師に来られていた渡辺吉鎔先生に、初めて発音を聞いていただくことができました。
その時の単語が「띠다」であったことは、忘れることがありません。
もう少し早く対処したかったんですが、もたついてました。
代わりのアイコンも、以前使っていた結節パルメットに戻すのが精いっぱい。
もう少し早く対処したかったんですが、もたついてました。
代わりのアイコンも、以前使っていた結節パルメットに戻すのが精いっぱい。