千野
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【📌】クロスフォリオの #mhyk_FA まとめ
xfolio.jp/portfolio/ch...
なお以下に関連して、今度は新しい仕事を始めることになりました。
その話はまたいつか……。

9月、ちょっと(どころではなく)休日が1日もないくらい忙しくなってしまったから、あまりお喋りしに来れなくなっているのだけが残念~写真と簡易メモばかりどんどん蓄積されている分の趣味ポストも10月からまたのんびり再開しますよ
プラス最近服をわりと購入したので、着用して友達とお出掛けするのも楽しみ👜
今日は久しぶりにゆっくり夜を過ごせてる!

まほやくのアニバブックvol.3を静かに読む時間……
あまり元気がなかった頃に出会って、この物語のおかげでまた以前のように世界に興味が持てるようになって、新しく勉強を始めたり国内外のあちこちへ行く機会に恵まれたりといっそう人生が豊かになったなぁ。本当に感謝しています
September 17, 2025 at 4:59 PM
Reposted by 千野
物語を楽しむ、没頭する、空想の世界で遊ぶ、誰かになる、そして自分に戻ってくるって一連の精神的行為は、人として暮らす上でかなり大事な土台だと思うんだけどどうだろうか。
September 10, 2025 at 8:37 AM
本日こちらの茶葉を使い切りました。
最後までおいしかった!
他の品種から作られた同じ産地の紅茶ももっと試してみたい🐾
静岡の方からいただいたお菓子「こっこ」が美味でした。好きな味わい。
蒸しケーキの真ん中にささやかなクリームが詰まっていて、やさしい甘さと生地のほどよい柔らかさが調和しており、良い。

せっかくなので紅茶も静岡・掛川産のものを
品種はくらさわ。
深みがあって香ばしくどんなお菓子にも合うし、ミルクティーにしてもおいしい。

これらの感じだとだいぶ秋の趣なのだけれど、いや、気温と湿度……。
September 6, 2025 at 2:54 PM
静岡の方からいただいたお菓子「こっこ」が美味でした。好きな味わい。
蒸しケーキの真ん中にささやかなクリームが詰まっていて、やさしい甘さと生地のほどよい柔らかさが調和しており、良い。

せっかくなので紅茶も静岡・掛川産のものを
品種はくらさわ。
深みがあって香ばしくどんなお菓子にも合うし、ミルクティーにしてもおいしい。

これらの感じだとだいぶ秋の趣なのだけれど、いや、気温と湿度……。
September 3, 2025 at 2:40 PM
神戸北野異人館街に「ベンの家」があるが、私にとってのベンはDWJの描いたベン・サリヴァン……と考えながら当時の建物を歩いていた。
後者はインガリーの王室付き魔法使いで、こちらのベンとは名前以外の共通点は少ない(が、ある)のだけれど。原作がもっと読まれてほしい。

館内に瓶詰めみたいな展示があった。

"ソフィーは棚を掃除するという口実で、ひとつひとつ下に下ろしました。そして『皮膚』『目』『髪の毛』などと書かれた物が、実際に娘たちのなれの果てなのか、長い時間をかけて念入りに確かめたのです。"
(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』(2004) 徳間書店 西村醇子訳 p.69)
September 3, 2025 at 2:02 PM
このトピックについて先日また別の友達と話したとき、その子は「外から評価されたところで『いや、私の作品の真髄は分からないくせに……』と正直思う」と言っておりめちゃめちゃ笑ってしまいました。
強気すぎる。怖いけど大好きだよ。

私自身はそこまで強気に出ることはないけれど、そういう友人も周囲にいるのがありがたくて、気が付いたら作品づくりをしているような状態、精神、基本姿勢の部分で大切だと捉えている。
誰かに阿らない。
他人からは、物事を考えるヒントをもらうだけ。実行するのは自分。真摯な言葉なら受け止めるし、そもそも的が外れていれば脇に置く。
足を運ぶたびパフェの上のバナナが増えてゆくヒミツの喫茶店
お菓子は同じ町内の工場で生産されていて、そこの方もときどきフラリといらっしゃる。よそ者の私にも昔話をしてくれる。

友人が喋っていた内容の一部なんですが、あくまでも仕事ではなく趣味の領域の話で「好きなことを好きにやっているだけなので評価が伴わなくても『世間には良さが分からないんだな』と思うだけだし、褒めてもらったら普通に嬉しいけれど、まあ30秒で忘れる」と言っており自分ともわりと近いと思った。
そう、軸が完全に個人の内側にあるので、求めている「何か」は外にはない……。

外的な価値って常に変わっていくし。
だから当てにできないなと思う。
September 2, 2025 at 12:31 PM
便宜上使われることがある「27時」という言葉を初めて聞いたとき、不気味で恐ろしくて仕方がなかった。えっ存在しないはずの時間じゃん怖い、と思って。

それは例えば、黄昏の公園で池に係留されているスワンボートが、ふと本物の超巨大な水鳥に見えてくるような、いわば「見知ったはずの光景が突然なじみのない魔界に変わってしまう現象」に近い。
同時に不気味であるからこそ、その表現が大好きだった。存在しないはずの空隙。何処(どこ)でも、何時(いつ)でもない、あやしい時間。

ある意味ではそういった感覚を胸に想起して、実際の時刻はどうであれ、宙に浮かんだ「いつでもない時間」に魂を置く行為がときどき必要だと感じる。
September 2, 2025 at 7:10 AM
これで昨年のお茶を楽しんだアーカイブ、カウントダウンのセットで購入したもの以外はまとめ終わり!
次は今年の分

【2024年下半期のお茶紀行② ブレンド&フレーバード紅茶&緑茶ほかバラエティの記録】
www.chinorandom.com/entry/2025/0...
September 1, 2025 at 6:43 PM
Reposted by 千野
以下も思い出す……

"性を持たない、妖精のような存在。(中略)表象、と言う通り、これら「少女」「少年」は現実の人間のこどもとはあまり関係がない。
自分の性別を表現するなら、「無性」が一番しっくりくる。"
(川野芽生『かわいいピンクの竜になる』(2023) 左右社 p.18)

決して誰にも覗けない、個の内側にある美の概念は、どれほどの害意にも損なわれない何かであって「現世」や「現実」の干渉を弾く。たったひとつしかない世界の番人のような意識を持ち、時には誰かに憧れたり、友人になりたいと願ったりもすること
その上でこれは「美を最上の価値として無邪気に掲げることはできない」と語る人の言葉でもある。
"別荘で僕が聞かされていた「王」や「王女」は、現世での地位としての……権力者としての王や王女とは無関係だった。
(中略)
真に己の魂を震わせる「美」であり、魂によって選び抜かれた「極上のもの」だった。"
(服部まゆみ『この闇と光』(2014) 角川e文庫) #読了

他人はどうあれ私は好き、と紹介するしかない。
平易かつ流麗な文章で紡がれているのにも感じ入る。必要な語だけを選び抜いているのだなと思う。

レイアは盲目で、あらゆる事物を言葉、香り、その輪郭から己の内に描き出した。それは、目の見える者からすれば色彩や光に乏しい「足りない」要素ばかりの世界なのだろうか?
そんなことはないのである。
June 18, 2024 at 10:41 AM
Reposted by 千野
いかなる属性であっても、どの性or無性を自認していても好きな格好をしていいのだし(ここに社会的TPOの話を持ち込むとややこしいことになり、今は保留するしかないのですが)
例えば誰かがただ好きなピンクを身に纏っているからといって、勝手に「女性性」を見出されるのはおかしいという部分を考えたとき

浮かぶのは『少女革命ウテナ』でアンシーがディオスを隠した小屋と、それを取り囲んでいた人々のこと。
彼らに特定の傾向はなく、老若男女が集まっていた。「王子様がいないとお姫様になれない(ならなければならないのに)」と思い込んだ人だけではなく。

あの場にいたのは幅広く「あらゆる固定観念に囚われた人達」だったよ
「このひとも人形を欲望の客体だと思っているのか。
 私が人形になるのは、私の魂を決してあなたに触れさせないためなのに。」
(川野芽生『かわいいピンクの竜になる』(2023) 左右社 p.63) #読了

手に取って良かった1冊
常々、人間ではない存在を愛し、何にも侵犯されない自分だけの要塞を心に築いて生きたい、と強く願いながらその難しさを実感しているから、勇気づけられたと言っても間違いではないかもしれない。

「ただピンクが好きで着ていると外野から『女の子らしい』と決めつけられる現象」に疑問をおぼえるのは、自分と著者との趣味嗜好が異なっていても同じ。どんな分野でもいかなる側面でも、そうである。
September 28, 2024 at 5:20 PM
新しい絵の下描き。
どんな色を使うか考え中、黒や青系がいいな
August 31, 2025 at 10:34 AM
インド・ダージリンの紅茶
シンブリ農園 2024年夏摘み
EX-62 FOP Gold をいれました

心が秋を志向するような風味。

いつものミニテーブルに敷くクロスにがっつりはねてしまった染みを漂白する間、別の布とレースに敷物を交代中~これも結構好みの感じです。
おやつは「白くま」風のもの。スポンジの上にクリームがのっている。
August 29, 2025 at 4:18 PM
ラインブロック技法に関する記述があったね

「ビアズリーが写真製版を使ったのは、単に安いということだけでなく、積極的にひとつの利点があったからである。
(中略)
彫刻刀で切り出された鋭い線とは違う。しかし原画がペンとインクで描かれていたとしたら、手描きの不規則でにじんだ線のニュアンスは写真製版に向いているといえる」
(海野弘 解説・監修『おとぎ話の幻想挿絵』第6刷(2022) パイインターナショナル p.12)

イラストレーションは用途と結びついており、その影響が……と考える際、そもそも従来の絵画ですら目的(社会から「要請」される枠組み)から解き放たれる機会は少なかったことも派生して考える。
展覧会はしごでビアズリーも鑑賞

隅々まで神経を張り巡らせ構成された作品群は本当に目を楽しませてくれる。
余白を活かし線の一本一本を洗練させた表現は、ライン・ブロックに適した描き方を追求した結果体得したもの、といった解説を読んで、技法と掲載媒体(発表方法)の関係に思いを馳せるなどした。もしも別の方面の仕事があったら、彼はその都度必要とされる要素を取り込み自分の作品を生み出しただろうと。

生の原画と印刷をじっくり見比べられて良かったです。
影響を与えた作家の絵もあったので歓喜(バーン=ジョーンズなど)
【異端の奇才 ビアズリー - 三菱一号館美術館】
mimt.jp/ex/beardsley/
August 29, 2025 at 3:29 PM
Reposted by 千野
水彩画を始めた🖌️🎨

5年後🌼🐁
August 29, 2025 at 3:45 AM
カメオ風のブローチ、よくシャツの襟の正面まんなか(第一ボタンのあたり)につけてみているのだけれど、試しにこのジャケットのボタンが隠れるような位置に装着してみても良いかもしれない……?
と思いつつ。
August 27, 2025 at 3:07 PM
肋骨を含む胸郭の部分を指して呼ぶとき、英語のribcageの音の響きが好きだと思っていた。
確かにケージ状の形をしていて、子供心にその名前は、鳥や兎や人を囲っておくための道具に似たものとして頭の中にあった。

小説で、この部位をそのまま鳥籠に例えた箇所が見つけられたのは、最近自分が読んだものだと宮木あや子『雨の塔』。
蓮の形をした蝋燭を窓辺のボウルに浮かべた部屋で、小津の身体に浮かび上がるその檻の、内側に閉じ込められているのは鳥、触れれば羽ばたいて震えるようにさえずる。

「この身体は抱くものじゃない、観賞するものだ」と矢咲は思うけれど、一方で埋まらない隙間の向こう側へ伸ばしたい体温があって。
August 27, 2025 at 1:08 PM
今夜の授業外独習はここまで📖
なお宿題も出されているのでやりまーす

【Latin for Beginners Lesson 9: Uses of the Ablative】
youtu.be/zJn_uesj9XU?...
August 26, 2025 at 2:34 PM
「死後の思慕」みたいなものがずっと好きだね。

友情、恋慕、敬慕、またいずれの名前も適切ではない念、情、なんでもいい。
ただ大切なのは、私達はたとえ同じ時代に生きられなくても出会えて絆を結べるのだということと、そして以下のジェヴィックの台詞が示しているように「互いに生者として邂逅することは決してできない(できなかった)」事実が切なくもあり、もしかしたら幸運でもあるという要素

漱石先生のこと考えるたびに「私が生まれる前に亡くなられてしまうなんてひどいですね」と思っているし、いや同時代に生まれていたら苦悩に共鳴できる魂を持ち合わせなかったかもしれないな、と思う。
かもしれないというより確実にそう
この話は常にしているのでもはや再放送なんですけれど

自分が持つ好みの形に嵌る生者と死者の関係は、なかでも上の作中で「もう遅すぎる、君と知り合うことはできない」「もう知ってるじゃない」「だけど……」の台詞が示している意味なのだと思う。
この場合の死者、幽霊とは単純な個人に留まらず、おはなしの中でしか出会ったことがなく今後決して邂逅もできない何らかの存在……をひろく指す。

ある著書を読んで胸を打たれ、作者を己の友と呼ぶことはできるし、影響を与えられたと表現するのも可能。でもそれは「生者が生者に与えられる影響の類」とは決定的に異なる、その性質に思いを馳せるのが好き好き好きです。早口になっちゃった
August 26, 2025 at 2:21 PM
今日は久しぶりにゆっくり夜を過ごせてる!

まほやくのアニバブックvol.3を静かに読む時間……
あまり元気がなかった頃に出会って、この物語のおかげでまた以前のように世界に興味が持てるようになって、新しく勉強を始めたり国内外のあちこちへ行く機会に恵まれたりといっそう人生が豊かになったなぁ。本当に感謝しています
August 26, 2025 at 1:51 PM
Reposted by 千野
『永遠の夏に燃ゆ』
227×158mm
透明水彩、鉛筆、アルシュ紙
2025

#tellurselenworks #永遠の夏に燃ゆ
August 10, 2025 at 3:12 PM
シルバーポットのフレーバード紅茶
白桃アールグレイ、ニルギリ茶葉がベース

定期的に飲みたくなる風味🍑
砂糖で煮たいちじくと一緒に
August 23, 2025 at 2:55 PM
徳井淑子『黒の服飾史』を借りてみよう~と思ったら(現時点でこれといって何か調べたいわけでも急ぎの用でもない)利用中の資料だったみたいで、その代わりに同じ棚にあったニーナ・エドワーズ『白の服飾史』を手に取ったのが最近のちょっとフフッとなる出来事でした。
色違いだね。
August 23, 2025 at 1:25 PM
J・R・R・トールキン『新版 ホビット:ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版』(2012)山本史郎訳 ダグラス・A・アンダーソン=注 原書房

新しい翻訳の方は読んだことない&上下巻それぞれ三分の一を占める注釈が気になる、を動機に手に取って満足。
著者の絵が掲載されているのも嬉しかった。線による空間の表現に「らしさ」が出ていて印象的。

面白かったのは上巻の注釈にあった「ガンダルフが〈小柄〉だという記載があるのは初期の草稿で、やがて破棄された」旨。
なのでどこにもそう書かれてはいないのだけれど、例えばゴブリンのトンネルの場面とか読んだ感じ、ごく普通に小さなおじいさんなのかなと自然に想像していた。
August 23, 2025 at 12:30 PM
三浦佑之『昔話にみる悪と欲望 -継子・少年英雄・隣のじい- 増補新版』(2015) 青土社のp.222-223も脳裏をよぎる。

たとえば文字のない時代や場で物語を語り継ぐとき、そこには語り手と聞き手の両方が必要とされる。聞いた人が記憶し、それをまた誰かに伝える形ではじめて時空を超えることができる。ひとりきりでは不可能で、ゆえに昔話は共同体に支えられて残ってきた。

だからこそ特有の話型や様式が必要とされたのと同時に、ある語り手は個であって、さらに聞き手の方もまた個である。いかに器であろうと試みても、そこには必ず誰とも同じではない語り方や聞き方が存在し、同様の型の物語でもどんどん変化していく。
あと自RP関連で興味に近かったのはこのあたりかな

"「キデティ語を読める人なんていない」天使は笑った。
「私が読める」私は天使に、オロンドリア語の文字を使って、二つの言語が共有する音を表したのだと教えてやった。(中略)また、既存の文字を変化させて新たな文字を生み出した場合もある。"
(S・サマター『図書館島』(2022) 市田泉訳 創元推理文庫 p.445-446)

例えば、いずれ消えてしまう雪を描き留めようとした画家がいたとして。画布に描かれた雪は冷たくないし、溶けもせず、決してそのものであるとは言いがたい。
でもそれは雪で、確かにある。
bsky.app/profile/chin...
明石書店『ケルトを知るための65章』(編著・木村正俊)のp.269に〈口承文化と詩人の役割〉があり
その内容に納得というか、やはりマキリップ作品の魔法はこの概念の豊かさから汲み上げて形を成しているのかも、と深く感じ入る。

"ケルトの口承文化は途方もなく広がる沃野である。その水脈は古い無文字社会に遡る。共同社会がその内部で「伝え」を継承していく媒体は声であるが、声はある空間で発せられた瞬間に消える。
(中略)
一方、文字社会では声は文字となって、さまざまな形で残り、多くのヴァリアントをかかえながら共同体の記憶を貯蔵することになる。" 松村賢一

どの作品でも上の古き力の話がされているじゃん、と
August 21, 2025 at 7:03 AM
インド・メガラヤ産の紅茶
2024年 セカンドフラッシュ
ラカーシュー茶園より BD-21 FTGFOP1

風味の芯の部分は香ばしさ、そこから淡い渋みが徐々に広がるような印象があって、おいしい。同時に説明が難しい味わいでもある。
夏摘みのダージリンに近いようなところもありながら総合的にはそこまで共通点は多くないかも。

茶葉の説明を読むかぎり、もっと「甘さ」が出せるのではないかな……!? と思う。今のところ個人的にそれは感じにくいのが惜しい。
量を少なめにして長く蒸らすか、あるいはその反対で多めを短時間置いてみるとか、なくなるまで色々と試してみたいです
August 19, 2025 at 5:06 PM