若島先生からナボコフが大学で講義する時は奥さんが最前列に陣取ったいう話が紹介されて笑った。心中どうだったろうと思うと面白い。
それとWikiで見たら、ナボコフは音楽不能症だったようで音楽を全く解さなかったらしい。ちょっと残念だった。
若島先生からナボコフが大学で講義する時は奥さんが最前列に陣取ったいう話が紹介されて笑った。心中どうだったろうと思うと面白い。
それとWikiで見たら、ナボコフは音楽不能症だったようで音楽を全く解さなかったらしい。ちょっと残念だった。
メディアさんからよく「日本で再エネがなかなか進まない理由はなんですか?」と質問されますが、私としては(というより国際認識としては)、「再エネの技術的課題ではなく、人々のマインドセットの問題だ」、とお答えしています。
特に日本で (今年になってから米国でも) マインドセットの歪みは深刻で、多くの日本の方が適切な科学的情報を「知らされていない」状態にあります。これを私は「ふんわり情報統制」と名付けています。再エネがなかなか進まないマインドセットの歪みの理由はスライドのように8つに分類されます。
メディアさんからよく「日本で再エネがなかなか進まない理由はなんですか?」と質問されますが、私としては(というより国際認識としては)、「再エネの技術的課題ではなく、人々のマインドセットの問題だ」、とお答えしています。
特に日本で (今年になってから米国でも) マインドセットの歪みは深刻で、多くの日本の方が適切な科学的情報を「知らされていない」状態にあります。これを私は「ふんわり情報統制」と名付けています。再エネがなかなか進まないマインドセットの歪みの理由はスライドのように8つに分類されます。
例えば、日本では湿原に隣接したメガソーラー開発が問題視されていますが、それは特称命題に属します。多くの方はそこから論理飛躍した連想ゲームで、容易に全称命題に飛躍させます。つまり、「あそこのメガソーラーは問題だ」→「日本にはメガソーラーは要らない!」という飛躍です。
このような論理飛躍は、意図的な世論分断を煽る際によく使われる手口で、人々の良心や感情に訴えかけ、それを悪用します。この非論理の「構造」を知っておくと、そのような主張から距離を置くことができます。
例えば、日本では湿原に隣接したメガソーラー開発が問題視されていますが、それは特称命題に属します。多くの方はそこから論理飛躍した連想ゲームで、容易に全称命題に飛躍させます。つまり、「あそこのメガソーラーは問題だ」→「日本にはメガソーラーは要らない!」という飛躍です。
このような論理飛躍は、意図的な世論分断を煽る際によく使われる手口で、人々の良心や感情に訴えかけ、それを悪用します。この非論理の「構造」を知っておくと、そのような主張から距離を置くことができます。
本日は珍しく合唱団がネイブ(身廊)に陣取り、観客席は祭壇を背にしてチャンセル(内陣)に並べられる。クワイヤストールにも座れるので、私は先週とは反対側の右翼のオルガンが真正面に見える位置に座る。合唱団を左から見ることになるので、残響が左から右手奥の祭壇に流れていくのが「見える」のが快感。本日も一期一会の素晴らしい時空間でした。
本日は珍しく合唱団がネイブ(身廊)に陣取り、観客席は祭壇を背にしてチャンセル(内陣)に並べられる。クワイヤストールにも座れるので、私は先週とは反対側の右翼のオルガンが真正面に見える位置に座る。合唱団を左から見ることになるので、残響が左から右手奥の祭壇に流れていくのが「見える」のが快感。本日も一期一会の素晴らしい時空間でした。
music.apple.com/jp/album/sch...
music.apple.com/jp/album/sch...
「差別はアカン」という人権問題で出てくるの基本コンセプトが、資本主義の根幹である市場設計でも出てくるのは多くの日本の方々にとって意外に感じるかもしれません。
というより、「多くの日本の方々にとって意外に感じるかも」と懸念を表明しなければならない状況自体、資本主義の根幹である市場設計の基本コンセプトが日本の人々に知らされていません。
気候変動対策と人権問題は根本で繋がっています。日本 (と米国) において気候変動対策がなかなか進まず、フェイクニュースや非科学ナラティブばかりが流れる理由は、カルト宗教的な強固な意思と言えるほど、人権問題の軽視が根底にあるからかもしれません。
「差別はアカン」という人権問題で出てくるの基本コンセプトが、資本主義の根幹である市場設計でも出てくるのは多くの日本の方々にとって意外に感じるかもしれません。
というより、「多くの日本の方々にとって意外に感じるかも」と懸念を表明しなければならない状況自体、資本主義の根幹である市場設計の基本コンセプトが日本の人々に知らされていません。
気候変動対策と人権問題は根本で繋がっています。日本 (と米国) において気候変動対策がなかなか進まず、フェイクニュースや非科学ナラティブばかりが流れる理由は、カルト宗教的な強固な意思と言えるほど、人権問題の軽視が根底にあるからかもしれません。
9月30日 10:38まで全文お読みいただけます。
古楽でロマン派を楽しみ尽くす バイオリニスト・佐藤俊介がオーケストラ結成:朝日新聞
digital.asahi.com/articles/DA3...
#pastforwardensemble
9月30日 10:38まで全文お読みいただけます。
古楽でロマン派を楽しみ尽くす バイオリニスト・佐藤俊介がオーケストラ結成:朝日新聞
digital.asahi.com/articles/DA3...
#pastforwardensemble
www.nikkei.com/article/DGXZ...
書かれている情報は間違ってないのですが、どうにもバランスが悪い記事のようでモヤモヤします。
まず、大前提として資材費高騰などを理由にコスト増になっているのは洋上風力だけではありません。道路も鉄道も火力発電も原子力発電もオリンピックも万博もみなコスト増になっている中で、なぜ洋上風力だけが相次いで「コスト増で中止」になってしまうのかという点を分析しようとしないと、チェリーピッキングになり読者に大きな誤解 (洋上風力のみ狙い撃ちにしたネガティブ印象) を与えかねません。
→
www.nikkei.com/article/DGXZ...
書かれている情報は間違ってないのですが、どうにもバランスが悪い記事のようでモヤモヤします。
まず、大前提として資材費高騰などを理由にコスト増になっているのは洋上風力だけではありません。道路も鉄道も火力発電も原子力発電もオリンピックも万博もみなコスト増になっている中で、なぜ洋上風力だけが相次いで「コスト増で中止」になってしまうのかという点を分析しようとしないと、チェリーピッキングになり読者に大きな誤解 (洋上風力のみ狙い撃ちにしたネガティブ印象) を与えかねません。
→
classical.music.apple.com/jp/album/126...
classical.music.apple.com/jp/album/126...
classical.music.apple.com/jp/album/182...
classical.music.apple.com/jp/album/182...
classical.music.apple.com/jp/album/169...
classical.music.apple.com/jp/album/169...
classical.music.apple.com/jp/album/182...
classical.music.apple.com/jp/album/182...
この発電所は「築20年」です。洋上風力は決して「新しい」「これからの」技術ではなく、世界では既に実用化された技術なのです。そして、🇬🇧は(🇩🇰も🇩🇪も)京都議定書のすぐ後から行動を移しています。
また、洋上風力発電のリードタイム(計画から着工まで)は平均2.6年と、実は陸上風力より短いという実績が既に10年前に公表されています。
それなのに、それから10〜20年遅れの日本でリードタイムが5年もかかるとはどういうこと? 先行者から学んでないの? 後発者利益は何故取らないの? 日本のぐずぐず感は決して再エネの技術的課題でなく政策や制度設計の遅れにあります。
→
この発電所は「築20年」です。洋上風力は決して「新しい」「これからの」技術ではなく、世界では既に実用化された技術なのです。そして、🇬🇧は(🇩🇰も🇩🇪も)京都議定書のすぐ後から行動を移しています。
また、洋上風力発電のリードタイム(計画から着工まで)は平均2.6年と、実は陸上風力より短いという実績が既に10年前に公表されています。
それなのに、それから10〜20年遅れの日本でリードタイムが5年もかかるとはどういうこと? 先行者から学んでないの? 後発者利益は何故取らないの? 日本のぐずぐず感は決して再エネの技術的課題でなく政策や制度設計の遅れにあります。
→
それなのに、本来、専門家であるはずの審議会委員も既に公知の情報を知らず、思いつき・思い込みでテキトーなことを言って政策を大きく歪ませています。メディアもそれを追求してくれません。
このような情報はほとんど日本語にならず、わずかに研究者が細々と手弁当で警告を発するも、ネットやSNSのフェイクニュースの海に飲まれ、多くの人々に届きません。日本はまさに「ふんわり情報統制」の状態にあります。
それなのに、本来、専門家であるはずの審議会委員も既に公知の情報を知らず、思いつき・思い込みでテキトーなことを言って政策を大きく歪ませています。メディアもそれを追求してくれません。
このような情報はほとんど日本語にならず、わずかに研究者が細々と手弁当で警告を発するも、ネットやSNSのフェイクニュースの海に飲まれ、多くの人々に届きません。日本はまさに「ふんわり情報統制」の状態にあります。