#綺羅星美術館
January 8, 2025 at 4:31 AM
京都国立近代美術館 LOVE ファッション展
貴族のドレスからトモ・コイズミの爆フリフリのドレスまで、綺羅星のごときピースたち。
よく見ているとファッションの根源にある”欲望”の際限の無さ、空虚さが際立つ。
銀河の一番明るい中心部の奥に、巨大ブラックホールが潜んでいるように
October 24, 2024 at 8:32 AM
上京オフ日の見聞録② 静嘉堂文庫美術館「画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 」

『ヤベェやつ×ヤベェやつ=ヤベェ(褒めてる)』 凄まじい蒐集品、それらを取り巻く綺羅星の如き文化人たちとの交流から生まれた傑作たち。作家とパトロンのシナジーの奔流に呑み込まれ、押し流され熊本まで帰って来た。

1番刺さったのが「野見宿禰」。埴輪を作り土師臣となり、その土師氏の末裔が菅原道真であるという。天神様の先祖が土コネコネなんて、作陶を生業とする人間としてアツい!松浦・川喜田・岩﨑、三家の関係とゆかりの品々も展示され、久しぶりに「稲葉天目」も拝見。土産に国宝1つ求める。

※ 作品画像2点は今展チラシより
April 20, 2024 at 7:19 AM
少しずつ読み進めて本日読了。
ユーモアがありチャーミング且つ読みやすい文章に聡明さが光る。
そのみちの一流どころの教授につくことができたのは、確かにプリンセスゆえだろうが、泣いたり焦ったり悔しがったり、とにかく必死に勉学にうちこまれる姿は、普通の大学院生だ。

いくら綺羅星の如きコネクションがあっても、やはり知識や努力の裏打ちがないと海外の美術館の学芸員は務まらないないのだろうと改めて思ってみたり。

さわやかで明るい、いい本だった。

読書部
April 16, 2024 at 10:35 AM