2025.12.11 　電話の音で目が醒める。炬燵の四隅を囲う枠が崩壊した。壊れたと言うことではなく、細かく割れ目が生じ、木屑のように散り散りに崩れ落ちた。囲いという役割を諦めたのだろうか。炬燵の四隅を囲う枠はそれである意思を失ったということになるのかもしれない。わたしが願ったからそれは炬燵の四隅を囲う枠であろうとしたのだろうか。そんなことはない、もうとっくの前から四隅の枠だったはずだ。じゃや、どうしてそれを辞めてしまったのだろうか。今日もマルと散歩。土手を歩く。一段と寒い。零下２度だと言う。マルはいつもよりも元気。 　午前、寝ていた。午後、詩誌の見返しの用紙が届いたので、製本の試作を行う。最初に手順を頭の中で確認し、ノートに記し、試作を無駄にしないように準備する。しかし、忘れていることが多いし、道具を揃えるのにまた時間がかかる。最初に頁確認のために控えにしていた印刷をした本文用紙と二つ折りにした見返しの背を揃え、水引きし、重石を乗せておく。次に、表紙を折る。背を６ミリにし、折ってゆく。折るためのスケールをまた取り出し、それに合わせて折ってゆく。なかなかうまく折れず、一度失敗する。次に、本文用紙に糸を通すための穴を開けるためのスケール（穴の位置を記した紙）を探す、見つからないので、『障子のある家』を制作した時のスケールで間に合わせる。折り目がついた本文を叩き台（目立ちで紙を貫く穴を開けても貫通した針が机を傷付けないための厚紙を重ねて作った土台）を用意し、その上で本文用紙に糸を通す穴を開ける。それから木綿の白糸を２箇所に通して綴じる。そして、製本用糊と７年寝かした正麩糊を混ぜた糊で見返しを本文に貼り付けてゆく。最後に、表紙と本文を見返しで接合してゆく。小さな失敗はあったが、久しぶりにしてはまあまあだった。もっと工夫が必要な点は、表紙の横の長さが背の分を考えていなくて短いので「詩誌回生」の文字が左により過ぎていること。糊付けで背にしっかりと密着しないこと、など。改善はできそうな気がする。 　夕、マルと散歩。土手に向かう。夕焼け、時間が少し早いので明るい。白鳥が２羽戻ってくる。

日本から持ってきた眼鏡のフレームが壊れてしまい、近所の眼鏡屋さんに行ったら修理を断られ…… 眼鏡はどうしても日本製しか信用できず、オペラ座にある日本の眼鏡屋さん"パリミキ"に行ったのでした。 日本語を話す店員さんがいて、とても親切にしてくださいました。デザインも私の好みの、今のレンズを削らなくてもぴっ...

2025.12.09 　深夜の緊急地震速報で目が醒める。緊急地震速報の音はかなり久しぶりだ。揺れが始まり、その地面を揺らすぐらつきが大きくなるのか、小さくゆれ収束してゆくのか、耳を凝らして音や波動を聞いている。そんなことをしても無駄だとわかっているが、どうしても先の不安を消したい。ほんの数秒の間に不安と期待が目まぐるしく動き、入れ替わる。あのときは最初の一発ですべてが崩壊した。まだ午後１１時代ではないか。そこからしばらくテレビ放送の音声を聞いている。眠れないが、眠るしかない。鼻の奥で微動するものがある。寒気がする。起きるてマルと散歩。今日も土手に向かう。白鳥の声が一段とやかましい。 　終日、鼻水が止まらない。やる気が起こらないが、なんとか午前に五号活字をすだれに戻す。午後、寝ていた。定期の通院。鼻水どめの薬を処方していただく。み〜たろうさんから個展のチラシをいただく。平気平凡ステッカーも。 　夕、マルと散歩。土手に向かう。この時間、人がまばら。ビーグル犬に会い、鼻でクンクン挨拶をする。

2025.12.08 　あれがミズキの木と思った時にはすでにミズキは自由を失い他の何にもなれないで苦しむことになる。誰にも知られず、誰にも悟られず、太陽の日に当たり、月の雫を受け、静かに根を伸ばし、葉を茂らせ、枝を天に突き刺し、それがなにかもわからないままに、わたしと平行に交わることなく息づく。わたしは取り残されているのか、それとも余計な後始末をしているだけなのか。詩に自由を求めてきたが、自由ということを正面に据えた時点で、わたしは自由を失い、なにかに囚われているのだろうと思う。今日も土手にゆきマルと散歩。ここ数日、晴れた空が気持ち良い。 　午前、五号活字をすだれに戻す作業。なんとか二百文字程度を戻す。それから何をしていただろうか。そうだ、詩誌のあとがきを書き直す。それから４キロ走る。昨日の走りの筋肉痛が残っている。昼前、マルをシャンプーに連れてゆく。午後、午睡。久しぶりの昼寝。起きて、マルを迎えにゆき、そのまま土手に向かう。散歩。一日中、Balming Tiger を聴いていた。 　詩１篇を書く。

ここのところめちゃめちゃ冷え込んできましたね…… しかしこれから灼熱の夏にお出かけした記事を書きますよ！ お友達が、一度行ってみたいけど、一人では行く勇気がなかったということで、一緒に行ってきました『東京ジャーミィ』！ 東京の街に突如現れる異国の風景 かっけー！後ろに見えるは東京の町並み（笑） 『東京ジャーミィ』とは、渋谷区にある日本最大のモスク（イスラム教における礼拝堂）です。 行く前にちょっ...

今年もそろそろ終わりそう、とのことで、まだnoteに書いていなかったお散歩日記をどんどん書いていこうと思います。 丹下健三が大好きなお友達と横浜美術館を一緒に見てまわったとき、ぜひ一緒に行こうと誘ってくれたのが、東京カテドラル聖マリア大聖堂。 実は今年すでに、２回訪れています。 初回は９月。 遠くにカテドラルの鐘が見え始めたときから「すごーい！」と思ったけれど、いざ目の前にしたら、その不思議な...

お昼はポケットマーニーでカレーを食べます。 店の新聞を見ると、オキちゃんはスーパースターなので一面トップです。 社会面でもトップです。 他にもあります。オキちゃんありがとうね。 ポケットマーニーのカレーは安くておいしいです。学生も来ます。 ポケットマーニーの前にコーヒーも飲める漆器屋があるので行きます。 ガチの漆器屋なので値段が張ります。