よよ@低浮上
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胡乱な成人オタク(字書き)
アイコンゆずさん
食べ物と本の話が多め 小ネタもある
神室町サーガとオッドタクシーとダンダダンが好き
雑食 自由にやってます

お試し低浮上中

支部↓
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🌊↓
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紙ナプさん……😭
ボランティア活動も「やりたいから自発的にやる」「できる範囲で」みたいな理念を大きく超えている場面に遭遇してしまいがちで、あーこれ搾取だ……みたいに思ってしまうのですよね……

色々な温度の人がいる方が多様でいいと思うのですが、悪しき平等のチキンレースはあまりよろしくないかと。みんなが無償で働いてるからというのを本気で信じてしまうのはあまりにリスキーでは……?なんて、大したことない話に付き合ってくださってありがとうございます🙏
November 16, 2025 at 9:58 AM
まあホモ・サピエンスの特性として「ずるい」奴を仲間外れにしようとするという感情が存在するので、集団生活上これを避けるのが大事なのは確かではある
ローカルルールを知って対応は大事だけど、頭から信じて飲み込まれると色々見失うわな……
November 16, 2025 at 8:13 AM
それから。
元の部署に戻った綾部。目も無事に治り、相変わらず小遣い稼ぎに余念がない。しかし時折、よくなったはずの目に映る風景がある。
崩れたビル群、暗い空、脱線した電車たち。それはもしかしたら、来たるべき未来の姿。
「ま、俺にどうこうできることでもねえし」俺を贄に選んだのがまずかったな。言うなれば俺は売約済み、別のモノに捧げられちまってんのさ。神なんていう立派なものじゃねえけどな。
綾部は大きな欠伸をして、自分の席で目を閉じた。
November 15, 2025 at 11:44 AM
転がり回る黒服たち「誰だ!」「俺だ。禰宜だかなんだか知らんが、俺のモノを勝手に持ち出した上に、命まで掠め取ろうってか?」「黒岩さん、でしたか。貴方がこの汚職刑事を庇っていたことは調査済みです。出世ルートから外れたくなければ余計なことはしないでおいた方がいい」「庇う?」黒岩は鼻で笑った「言っただろ、コレは俺の所有物だ。生かすも殺すも俺次第。他の奴にどうこうさせる訳がない」「俺にも自由意志が……」ギロリと睨まれ黙る綾部「さて、帰るぞ」「待て!それでは贄がいなくなる!そんなことをしたら首都直下地震が!」「知るかそんなこと。アンタらでなんとかしろ。そのための地震対策課だろうが」
November 15, 2025 at 11:37 AM
気配を感じてPCから顔を上げようとした綾部の後頭部を誰かが殴打する。意識を失う綾部の耳に聞こえたのは「こそこそ嗅ぎ回る鼠と聞いていたが噂どおりだな」という美女の冷たい声。
意識が戻る。綾部は暗い穴の前で縛られている「ここは?」「都庁地下、防災対策室地震対策課の特別室だよ」声の主は美女だった「自己紹介が遅れて失礼、私は地震対策課課長であり、禰宜だ。地震対策課が長年の研究の結果掴んだ事実。それは神に贄を捧げれば首都直下地震を防げるということ。そしてキミは贄として今から神に捧げれる。光栄だと思いたまえ」美女が頷く。スーツの男たちが綾部を穴に向かって引きずっていく。響く銃声。
November 15, 2025 at 11:30 AM