矢倉あゆみ YAKURA Ayumi
banner
yakura-ayumi.bsky.social
矢倉あゆみ YAKURA Ayumi
@yakura-ayumi.bsky.social
アートコーディネーター|広報|初級SNSマネージャー|法人職員と個人事業主をかけもちしています|札幌を中心とした全国のアート、デザイン情報を発信中!
https://note.com/babyish_guide/n/n527ca1730ab2
Pinned
【docs】札幌周辺で鑑賞したいアートイベントのメモを公開&随時更新しています。
docs.google.com/document/d/1...
矢倉鑑賞予定メモ(主に札幌現代美術)
10月4日更新 ※あとで書く https://www.terracekeikaku.com/tenrankai https://www.500m.jp/exhibition/7492.html https://matec-products.jp/2024/09/27/tetsuro_ohashi/?fbclid=IwY2xjawFp32lleHRuA2FlbQIxMAABHdz2ICVPStef...
docs.google.com
札幌文化芸術交流センター SCARTSで6月8日(日曜日)まで開催されている、SCARTS企画公募2025「Sumitto Art―望月澄人回顧展―」へ。

望月さんは、東京でNHK「新八犬伝」の人形制作をつとめた後、暗黒舞踏派の宣伝美術や、フジテレビ「ひらけ!ポンキッキ」のアイデア・美術制作を担当。90年代からCG制作を始め、札幌移住後は札幌高専の助教授、札幌市立大学の教授を長年つとめ、2015年に他界されたアーティストです。
June 8, 2025 at 6:51 AM
札幌のCAI03で6月8日(日曜日)まで開催されている岡部昌生展「時ノ環」へ。
太平洋戦争中に北海道根室市で生まれた岡部さんは、樹木や石や地面の表面を、鉛筆などで紙にこすり取る「フロッタージュ」で知られる美術家。
2007年の第52回ヴェネツィア・ビエンナーレで日本館代表作家に選ばれるなど、北海道を拠点に国際的な活動を展開されています。

本展では、韓国・済州島の旧日本軍飛行場跡地にある掩体壕(飛行機格納庫)の壁や、根室旧海軍牧の内飛行場に残された足跡。
北海道稚内市の抜海岩陰遺跡や、北海道幕別町の忠類ナウマン象発掘記念碑足跡痕。
そして砂澤ビッキ氏がアトリエから見ていた木の樹皮など、
June 6, 2025 at 10:25 AM
東川町複合交流施設せんとぴゅあ(せんとぴゅあ(ギャラリー2)で5月25日(日曜日)まで開催されていた『Minimal ・Illusions』-ミニマル・イリュージョン-展の最終日へ。日本人とドイツ人、5名のアーティストによるグループ展。

2010年代にライフスタイルとして「ミニマリスト」が話題になりましたが、美術史では1960年代アメリカで「ミニマル・アート」が誕生。
2024年にはDIC川村記念美術館で「カール・アンドレ展」が開催され、本展企画者で出展者の小林俊哉さんも久々に「ミニマル」という言葉に触れたそうです。

本展では、小林さんが80年代に制作した六面体のシリーズを久しぶりに発表。
June 6, 2025 at 8:34 AM
札幌のTO OV cafe / galleryで6月1 日(日曜日)まで開催されている神威惟明個展「Squares」へ。
神威さんは写真を用いて社会に立ち現れる「表層」から人と社会の関係を考えるアーティスト。
本展では「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2023」にて後藤繁雄賞を受賞した《Squares》シリーズを展示中です。

作品に写るのは、夜の公園の「遊具」。
コロナ禍の外出自粛中、国から体力維持のために推奨されていた夜の散歩をきっかけに撮影されたものです。

公園と遊具には、日本の近代化の中で体力づくり(軍隊に適した身体づくり)のため整備されてきた歴史があります。
May 30, 2025 at 1:22 PM
札幌のGALLERY ESSEで5月26日(月曜日)まで開催中の「絵を描かなくても食べていけます8」へ。
札幌大谷大学短期大学部美術専攻の卒業生による絵画のグループ展シリーズ。
出展作家:ウメキミロ、加茂川麻衣、藤井七海
x.com/ewotabell
10時~19時(最終日17時まで)
May 24, 2025 at 1:26 PM
札幌のギャラリー創で5月25日(日曜日)まで開催されている大石俊久 展 「層 – 芽 – 」へ。
大石さんは、土が内包する記憶・時間・蓄積などを、やきものを通していかに表現できるかを模索する陶芸家。
今回の個展は、種子・新芽・双葉といった“小さな生命”をモティーフとした新作を中心に構成されていました。
果てしない大地も、そのはじまりは小さな芽吹きだったのかもしれません。長い時間を重ねて層を成した大地。その大いなる記憶の断片が「形」を表したようであり、現在ある小さな生命の可能性を象徴しているようでもありました。
www.instagram.com/oishi_toshih...
May 23, 2025 at 1:29 PM
札幌のギャラリー犬養で5月25日(日曜日) まで開催されている展覧会【「窓」 井越有紀 高橋幾郎 】へ。
ドラマーである高橋さんは、以前の二人展でみせていたデカルコマニー(転写)の平面作品とはまったく異なるアプローチで、想像を誘う静けさをまとったインスタレーション作品を展開。
造形作家の井越さんは、これまでも繊維素材に綿を詰めて縫い合わせた立体作品を制作されていますが、今回のようなスケール感の作品は初めて拝見しました。

引力のある作品があれば、空間を埋める必要はない——そんなことをあらためて感じさせてくれる、豊かな鑑賞体験でした。
www.instagram.com/yuki_ikoshi
May 22, 2025 at 11:13 PM
札幌のシアターキノで5月23日(金曜日)まで上映中のレオス・カラックス監督映画「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」へ。
パリの現代美術館ポンピドゥーセンターは、カラックスさんに白紙委任する形で展覧会を構想しましたが、「予算が膨らみすぎ実現不能」に。
代わりに同館は“レオス・カラックス、いま君は今どこにいる?”と問い、それに対して作られた42分間の映画が本作です。
様々なイメージ、音、文字、声。次々と引用される映画・写真・動画。めくるめく記憶と思考のコラージュに呑み込まれるようでした。
監督は不眠症で、夜に想像したことを日中に自ら編集する流れで制作したとのこと。
May 22, 2025 at 2:55 PM
大阪の国立国際美術館で6月1日(日曜日)まで開催されているコレクション展「コレクション2 Undo, Redo わたしは解く、やり直す」へ。
(特別展「ノー・バウンダリーズ」と同時開催)

23,24年度に同館が収蔵した3名の女性アーティストによる作品を起点に、既存の素材や構造、歴史をほぐし、それらを再構成する作家の手つきと作品のあり方に注目。
著名な現代美術作家のミュージアム・ピースが多数並ぶ密度の高い展覧会でした。

1章:ルイーズ・ブルジョワ、ルース・アサワ、レオノール・アントゥネス
2章:絡み合う素材と関係
3章:縫うこと
4章:歴史を編みなおす
May 22, 2025 at 3:01 AM
大阪の国立国際美術館で6月1日(日曜日)まで開催されている特別展「ノー・バウンダリーズ」へ。
万博開催中の大阪で、70年の万博に際して建設された同館のコレクションから、現代美術作家21名の作品を展示。
国境、アイデンティティ、文化、ジェンダーなど、あらゆる境界(バウンダリーズ)を超え、融合し、問い直すような作品で構成されています。
May 21, 2025 at 3:35 AM
【ピックアップ|京都市美術館 別館】 📍KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025より、特に印象に残った会場をご紹介します。

京都市美術館 別館では、メキシコ人フォトグラファー、グラシエラ・イトゥルビデさんの日本初となる回顧展「グラシエラ・イトゥルビデ」を開催。

「私にとって、色は幻想。私には現実が白黒で見えている」と語る彼女が60年にわたって撮影してきたモノクロームの世界。
そこに登場するのは、砂漠の民、サポテカ族の女性たち、「ムシェ」(女装の男性)の人々、そしてメキシコの原住民コミュニティの伝統や儀式、動物や植物、生と死のメタファーなど。
#KYOTOPHONIE2025
May 11, 2025 at 8:09 AM
【ピックアップ|ギャラリー素形】 📍KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025より、印象に残った会場をご紹介します。

ギャラリー素形では、リュウ・セイユウさん(KG+SELECT Award 2024 Winner)による「父と母と私」を展示。

リュウ・セイユウさんは農業や生態系、そしてジェンダーの平等を主軸に置いた作品を制作している台湾出身のアーティスト。
父にウェディングドレス、母にスーツを着せた〈My Parents〉シリーズでは、それぞれ婚姻の中で異なる役割を担うことで変化していた容貌と気質を表現し、ジェンターに対する固定観念に問いかけます。
#KYOTOPHONIE2025
May 11, 2025 at 3:26 AM
【ピックアップ|京都新聞ビル 地下1F(印刷工場跡)& 1F】 📍KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025より印象に残った会場をご紹介。

フランスのJRによる「Printing the Chronicles of Kyoto」は、京都新聞の印刷工場だった空間が舞台です。

世界中の公共空間に地域住民たちの巨大なポートレート作品を登場させ、社会の変革を試みてきたJRさん。
www.instagram.com/jr
京都駅ビルの壁面には、約500人の京都市民のポートレートをコラージュした巨大写真壁画「JR クロニクル京都 2024」を展示しています。

一方、京都新聞ビルでは、
May 8, 2025 at 8:28 AM
【ピックアップ|ASPHODEL】KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025から、特に好きな会場をご紹介します。

ASPHODELでは、レティシア・キイ(コートジボワール)による「LOVE & JUSTICE」を展示中。

レティシア・キイさんは子どもの頃から、植民地時代の美意識に影響された「美しさ」の価値観から髪をストレートに矯正してきました。しかし16歳から自然な髪と向き合い始め、アフリカの伝統的な髪型の写真と出会ったことで、髪がかつては自己表現やコミュニケーションの手段だったと知ります。
www.instagram.com/laetitiaky
May 7, 2025 at 3:34 AM
札幌文化芸術交流センター SCARTSで5月4日(日曜祝日)に開催された、SCARTSラーニングプログラム 「推しアニメーションガイド」へ。新千歳空港国際アニメーション映画祭との共催イベントです。
ゲストは、世界各国の映画祭で高い評価を受けている山田遼志さん。DUSTCELL、King Gnu、MILLENNIUM PARADEなど著名アーティストのMVも手掛けているアニメーション作家です。

前半は、山田さんのオリジナル短編やMV作品を上映。制作背景についてのトークもあり、作家ならではの表現やその変遷について知れる時間に。
May 6, 2025 at 3:17 PM
【ピックアップ|嶋臺ギャラリー】KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025から、特に好きな会場をご紹介します(会期5月11日(日曜日)まで|テーマ:HUMANITY)。

嶋臺ギャラリーでは、リー・シュルマン & オマー・ヴィクター・ディオプ(イギリス、フランス/セネガル)による「The Anonymous Project presents Being There」を展示中。

一見すると、1950〜60年代の北米で撮られた、幸せそうな家族・友人のスナップ写真。彼らはその中に、本来は写っているはずのない黒人の姿を紛れ込ませています。
#KYOTOPHONIE2025
May 6, 2025 at 8:06 AM
京都の元離宮 二条城(二の丸御殿台所・御清所)で6月22日(日曜日)まで開催されている「アンゼルム・キーファー SOLARIS」へ。
家康が築城し、慶喜が大政奉還を表明したこの世界遺産で、戦後ドイツを代表するアーティストが個展を開催。
新作を含む絵画のほか、23年の映画「アンゼルム "傷ついた世界"の芸術家」(配信あり)にも登場した立体作品やインスタレーションの30数点で構成。
予想以上にこの時代、この場所で見る意義を感じました。

広い板間にある幅10mほどの巨大な絵画は、ゴッホに影響を受けながら、広島の原爆投下について描いた新作。
京都学派の哲学者・西田幾多郎の論に共感して描かれた絵画も。
May 2, 2025 at 11:47 PM
京都市内の十数箇所で5月11日(日曜日)まで開催されている「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025」(テーマ:HUMANITY)へ。
まず訪れたのは京都駅ビル北側通路壁面【会場8B】に展示されている、JR(フランス)の「JR クロニクル京都 2024」。
JRさんとそのチームが昨秋、京都市内8カ所で移動式スタジオを展開し、500人の市民のポートレートを撮影。
その写真をコラージュし、縦5m×横22.55mの巨大写真壁画として展示しています。
京都に暮らす人びとの多様な表情が並ぶこの作品は、「HUMANITY」というテーマを体感する最初の入り口として、とても印象的でした。
April 29, 2025 at 11:37 AM
札幌市電沿いの2会場で4月29日(火曜祝日)まで開催されている阿部寛文 個展「偶景 / Incidental Impressions」へ。
札幌生まれベルリン在住の絵描き/グラフィックデザイナーによる展示。
印象派など西洋絵画に表現されてきた「光」への関心を背景に、古紙へ油絵具を塗布しては拭い取る作業を繰り返し、その痕跡から生まれる偶発的印象によって、現在から距離のある記憶を描き出していくような試み。
abehirofumi.com/exhibition/i...
場1: CONTEXT-S SAPPORO(12時〜18時)市電・東屯田通駅
場2: 円錐書店(12時〜19時)市電・静修学園前駅
April 27, 2025 at 12:06 PM
札幌のTO OV cafe / galleryで5月4日(日曜日)まで開催されている中西揚一個展 ー瞳の中のアリスー へ。
柔らかな色、光の効果、簡略化された形態で「日常の1コマのようで、また何かの物語の1ページのようでもある」さり気なくて印象的な作品を描く画家。
描かれた炎のような何かが冷たいようにも見えて不思議な温度感でした。
toovcafegallery.shopinfo.jp/posts/565889...
月曜日(4月21日、4月28日)は休廊
日曜〜木曜:10時30分〜19時30分〈ラストオーダー19時〉
金曜・土曜:10時30分〜20時〈ラストオーダー19時30分〉
April 26, 2025 at 9:50 AM
札幌のギャラリー創で4月27日(日曜日)まで開催されている前澤良彰展「fleeting landscapes」へ。
日々の中で何気なく過ぎていくけれど心に残る、ある日の風景。
およそ2017年以降の数年にわたり、さまざまな季節や場所で撮影された、モノクロとカラーの風景写真が展示されています。
空気感が美しく、さまざまな表現技法があるいま「写真」の良さを改めて感じました。実物の鑑賞をおすすめします。
sou.agson.jp/exhibition/1...
11時~18時(最終日は17時まで)
火曜休み
April 18, 2025 at 1:29 PM
札幌のHOIで4月19日(土曜日)まで開催されている、Duo Exhibition by PEPI YASUDA & TAISUKE AMAIKE TITLE : 『〜』へ。
安田ペーピさんと雨池泰佑さんの二人展。
安田さんは旅行先の写真やスケッチやバックパック、雨池さんはアトリエのデスクや道具や本も展示しており、作品と併せて各作家の背景を垣間見ることができます。
www.instagram.com/hoi_sapporo
11時〜18時(最終入場17時30分)
April 18, 2025 at 3:47 AM
札幌のグランビスタギャラリーサッポロで5月12日(月曜日)まで平日開催されている「寺島デザイン ポスター展2025」へ。
寺島賢幸さんと事務所スタッフ、OBや仲間にゲストを加えた28名のデザイナーやアーティストが参加。各々が普段仕事をしているクライアントのためのポスターを展示しています。
4月25日(金曜日)までは一番好きなポスターに投票することができます。
私は、離れて見ても伝わるか、クライアントに興味が湧くか、などを基準に選びましたがとても悩みました。
grand1934.com/event/galler...
11時~19時(最終日は17時まで)
土曜日・日曜日・祝日は休館
April 16, 2025 at 11:25 AM
札幌のCAFE ESQUISSEで4月21日(月曜日)まで開催されている武田志麻 版木画展『THE 赤井川』へ。
伝統的な日本の木版画技法に基づきながら、彫刻刀で版木に直接絵を描く「木画」技法を独自に発展させた版画作品。
故郷である北海道赤井川村の風景(カルデラ、雲海など)や、出会った人との思い出を集め、20年の歩みを振り返る内容。
カウンターの奥にある銅版画も素敵でした。
cafe-esquisse.net/gallery_arch...
12時30分〜22時30分(日月火祝 21時)
LO.フード 20時30分(日月火祝 19時)
LO.ドリンク 21時30分(日月火祝 20時)
水曜定休
April 5, 2025 at 2:44 PM
札幌のTO OV cafe / galleryで4月6日(日曜日)まで開催されている「木の椅子 鉄の椅子」へ。
6組の木工家/金工家による新作の椅子に座れて、一律66,000円(税込)でオーダーすることもできます。
4月5日(土曜日)17時〜トークイベントも開催予定(観覧自由・ワンドリンクオーダー)

北風works/佐藤歩惟/Zoo factory/高橋三太郎/ 藤沢レオ/621
toovcafegallery.shopinfo.jp/posts/563737...
日曜〜木曜:10時30分〜19時30分〈ラストオーダー19時〉
金曜・土曜:10時30分〜20時〈ラストオーダー19時30分〉
April 4, 2025 at 3:42 AM