なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…
遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…
遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
左の単行本は28年前の発行で、私もこの5月に久しぶりにプラハに行き、変わらない部分を探しながら、ずいぶん変わったな、と思いながら歩いて来ました。
左の単行本は28年前の発行で、私もこの5月に久しぶりにプラハに行き、変わらない部分を探しながら、ずいぶん変わったな、と思いながら歩いて来ました。
(こういうのは自分の気が済むまでやるしかないので)
(こういうのは自分の気が済むまでやるしかないので)
ロシア古語(古代ロシア語とも古ルーシ語とも)は11世紀から13世紀までの世俗文献で使われた書き言葉で、教会文献の書き言葉で11世紀から17世紀まで時代と地域を問わず同一性をほぼ保った「教会スラヴ語」と合わせてロシア古文を構成します。
(受け売り)
『原初年代記』や『イーゴリ遠征物語』もロシア古文ということになります。
ロシア古語(古代ロシア語とも古ルーシ語とも)は11世紀から13世紀までの世俗文献で使われた書き言葉で、教会文献の書き言葉で11世紀から17世紀まで時代と地域を問わず同一性をほぼ保った「教会スラヴ語」と合わせてロシア古文を構成します。
(受け売り)
『原初年代記』や『イーゴリ遠征物語』もロシア古文ということになります。
台湾出兵というか、牡丹社事件のあたりで道草を食ったり、幕末、維新のあの人やこの人の行動に舌打ちしたり、まだ半分しか読んでいないが、全く気が抜けない。
琉球王国の内政事情や役職も初めて知って、興味が尽きない。
これは沖縄県人と沖縄にルーツがある人、沖縄に興味がある人は必読なのでは?
他にも朝鮮併合とか、明治政府の論理もよくわかるので、万人にお勧めする。
台湾出兵というか、牡丹社事件のあたりで道草を食ったり、幕末、維新のあの人やこの人の行動に舌打ちしたり、まだ半分しか読んでいないが、全く気が抜けない。
琉球王国の内政事情や役職も初めて知って、興味が尽きない。
これは沖縄県人と沖縄にルーツがある人、沖縄に興味がある人は必読なのでは?
他にも朝鮮併合とか、明治政府の論理もよくわかるので、万人にお勧めする。
旧約聖書の史観に捉われず、それ以前から印刷に回る昨年暮れまで、実にアクチュアリーにユダヤ人の歴史を丁寧に解説。
ユダヤとイスラエルの問題の最新の知見を更新できます。
読者の誤解を避けるよう、また都合よく知りたい、利用したい情報だけを切り取れないよう(見たいものだけを見ないよう)、苦心された文面であることも読んでいて伝わりました。
若い人にも、学びの場から離れて久しい人にも読んでほしい一冊です。
旧約聖書の史観に捉われず、それ以前から印刷に回る昨年暮れまで、実にアクチュアリーにユダヤ人の歴史を丁寧に解説。
ユダヤとイスラエルの問題の最新の知見を更新できます。
読者の誤解を避けるよう、また都合よく知りたい、利用したい情報だけを切り取れないよう(見たいものだけを見ないよう)、苦心された文面であることも読んでいて伝わりました。
若い人にも、学びの場から離れて久しい人にも読んでほしい一冊です。
原作はイラーセクの同タイトルの小説と戯曲ですが、
3作目のタイトルは『全てに抗う』でも『全てを敵に回す』でも訳しすぎな気がします。
フスへの弾圧からジシュカが采配を振るい、ヴィートコフの戦いで勝つまでのフス戦争の起承転(結がないのはお察しください)を大スペクタクルで!
例のプラハ市庁舎の窓から突き落とす場面もアダム派の陶酔場面も、クトナー・ホラの落とし穴も漏れなく収録。
原作はイラーセクの同タイトルの小説と戯曲ですが、
3作目のタイトルは『全てに抗う』でも『全てを敵に回す』でも訳しすぎな気がします。
フスへの弾圧からジシュカが采配を振るい、ヴィートコフの戦いで勝つまでのフス戦争の起承転(結がないのはお察しください)を大スペクタクルで!
例のプラハ市庁舎の窓から突き落とす場面もアダム派の陶酔場面も、クトナー・ホラの落とし穴も漏れなく収録。
この季節のアジサイもいい感じ。
この季節のアジサイもいい感じ。
その後、代々木上原にあるWhy Beer?さんでチェコ料理とチェコビールを楽しみ、さらに帰宅後はEテレのクラシック音楽館でチェコの指揮者と演奏家の演奏を聴いた。
見事なチェコ三昧の1日だった。
『母』は序盤のコミカルな部分で日本語も交え、兄弟仲をアピール。
デモから内戦へ、そして他国の介入へ発展していく様子は絵空事とも思えない。
学童をも狙った攻撃に母は決心する…
後ろの席から鼻をすする音が聞こえ、釣られるようにこちらも目頭が熱くなった。
その後、代々木上原にあるWhy Beer?さんでチェコ料理とチェコビールを楽しみ、さらに帰宅後はEテレのクラシック音楽館でチェコの指揮者と演奏家の演奏を聴いた。
見事なチェコ三昧の1日だった。
『母』は序盤のコミカルな部分で日本語も交え、兄弟仲をアピール。
デモから内戦へ、そして他国の介入へ発展していく様子は絵空事とも思えない。
学童をも狙った攻撃に母は決心する…
後ろの席から鼻をすする音が聞こえ、釣られるようにこちらも目頭が熱くなった。
こちらもなくなった両親と年の近い方々だったので「お父さん」「お母さん」と気安く呼ばせていただいていたんですが、お別れの間際に「記念に本を贈りたい」と仰られて、こちらも気軽にお願いしたところ、とんでもないページ数のご本をたくさんいただいてしまいました。
あちこち、特にイタリアは30回以上旅をされたと仰られてましたが、紀行本をこんなに出されていたとは…
しかも、どれも平均400ページの上製本。
もう脱帽です。
こちらもなくなった両親と年の近い方々だったので「お父さん」「お母さん」と気安く呼ばせていただいていたんですが、お別れの間際に「記念に本を贈りたい」と仰られて、こちらも気軽にお願いしたところ、とんでもないページ数のご本をたくさんいただいてしまいました。
あちこち、特にイタリアは30回以上旅をされたと仰られてましたが、紀行本をこんなに出されていたとは…
しかも、どれも平均400ページの上製本。
もう脱帽です。
チェコははがきの規格が日本と共通してるのではがき専用ファイルに収まるものが多いが、大判や変形のものもたくさん見受けられ、それはA5のクリアファイルに適当に並べて悦に入る。
うへへ。
チェコははがきの規格が日本と共通してるのではがき専用ファイルに収まるものが多いが、大判や変形のものもたくさん見受けられ、それはA5のクリアファイルに適当に並べて悦に入る。
うへへ。
今回はツアーだったので、入手できたのはリトミシュルとブルノくらいだが、そのほかにも貸し出し形式のガイドをモラフスキー・クルムロフやプラハのベトレーム教会でも利用した。
総じて、書かれている日本語の質がいい。
かつては活字も仮名遣いも怪しく、その翻訳調の、日本語としては不自然で覚束ない文面が面白かったりしたのだが、その手の力及ばなかった日本語ガイドは本当に駆逐されてしまったようだ。
チェコの観光への力の入れように頼もしさと、勝手に一抹の寂しさも感じたのだった。
リトミシュル、勉強になりました。
今回はツアーだったので、入手できたのはリトミシュルとブルノくらいだが、そのほかにも貸し出し形式のガイドをモラフスキー・クルムロフやプラハのベトレーム教会でも利用した。
総じて、書かれている日本語の質がいい。
かつては活字も仮名遣いも怪しく、その翻訳調の、日本語としては不自然で覚束ない文面が面白かったりしたのだが、その手の力及ばなかった日本語ガイドは本当に駆逐されてしまったようだ。
チェコの観光への力の入れように頼もしさと、勝手に一抹の寂しさも感じたのだった。
リトミシュル、勉強になりました。
そして前回チェコに行った時に使い切らなかった紙幣も発見したが、現行紙幣だった。
(その前が社会主義時代の紙幣だった。)
両替必要なかった…
そして前回チェコに行った時に使い切らなかった紙幣も発見したが、現行紙幣だった。
(その前が社会主義時代の紙幣だった。)
両替必要なかった…
またまた鈍器のような教科書買っちゃったので、チェコ語やり直そうかなあ。
鈍器のようなドイツ語の問題集も半分くらい残したままだし、ソルブ語の入門書も買って満足したままだし、人生2周はしなきゃ買った語学書やりきれない。
またまた鈍器のような教科書買っちゃったので、チェコ語やり直そうかなあ。
鈍器のようなドイツ語の問題集も半分くらい残したままだし、ソルブ語の入門書も買って満足したままだし、人生2周はしなきゃ買った語学書やりきれない。
手荷物にして来たので、全て問題なく楽しめました。
どれもそれぞれクセがある仕上がりでワクワクしながら聴きました😊
手荷物にして来たので、全て問題なく楽しめました。
どれもそれぞれクセがある仕上がりでワクワクしながら聴きました😊
プラハの春国際音楽祭でスメタナの『わが祖国』も聴けたし、チェコに関して思い残すことはもうないかな〜。
プラハの春国際音楽祭でスメタナの『わが祖国』も聴けたし、チェコに関して思い残すことはもうないかな〜。
Xでも報告しましたがこちらでも。
中澤敦夫先生の『古ルーシとその周辺』読了しました。
ご縁があって3年前にいただいた御本ですが、今年までうっとり眺めているばかりだったものをようやく拝読が叶いました。
興味がありながらも、なかなか門外漢には近寄り難い分野について、具体的な事象を手掛かりに研究現場を覗かせていただけたように思います。
とても良い刺激をいただきました。
Xでも報告しましたがこちらでも。
中澤敦夫先生の『古ルーシとその周辺』読了しました。
ご縁があって3年前にいただいた御本ですが、今年までうっとり眺めているばかりだったものをようやく拝読が叶いました。
興味がありながらも、なかなか門外漢には近寄り難い分野について、具体的な事象を手掛かりに研究現場を覗かせていただけたように思います。
とても良い刺激をいただきました。
いつかイベントで着る。
あと、元絵の著作権が切れてるようなので、アクリルグッズ作りたい。
いつかイベントで着る。
あと、元絵の著作権が切れてるようなので、アクリルグッズ作りたい。
今回も写真を撮るのを忘れる食べっぷり!
明後日、健康診断だけど開き直って飲み食いしちゃった。
今回も写真を撮るのを忘れる食べっぷり!
明後日、健康診断だけど開き直って飲み食いしちゃった。
で、問題の箇所…нашиに見えるんですけど。
一応、古代教会スラヴ語も齧りました。
で、問題の箇所…нашиに見えるんですけど。
一応、古代教会スラヴ語も齧りました。
こっち系の専門書を色々読みたいものの、どれもお値段がよろしくて。
もちろん電子書籍にはならない。
こっち系の専門書を色々読みたいものの、どれもお値段がよろしくて。
もちろん電子書籍にはならない。