うみぶどう
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ほぼ読書垢。純文学・エンタメとくに境目なく読んでいます。最近気になっているのは大江健三郎、奥泉光、山尾悠子です。趣味は将棋。ピクミンが好き。
辻原登『闇の奥』を読んでいる。文体の格調の高さと柔らかさがちょうど良い塩梅です。
November 8, 2025 at 7:07 AM
最近買った本。同じ作者の『ヤマネコ・ドーム』がまだ読み終わっていないのに追加で購入してしまった。ヤマネコ・ドームはとても良いが語りが少し複雑で読むのにやや骨が折れる印象。
October 11, 2025 at 10:37 AM
町屋良平『ほんのこども』 #読了

非常に難解な小説だった。実験的というのか前衛的というのかわからないがとにかく衝撃を受けた。途中まで読み進めたところで「意味を理解しながら読み進めることは自分の読解力では無理」と判断して、そこからはわからないまま受け入れて読み進めていった。難解だからつまらないのかといわれると決してそうではなく意味を超えたところで小説そのものの力に引き込まれる部分もある。一体これは何なんだろう。
October 1, 2025 at 7:00 AM
『ほんのこども』は寝る前に少しずつ読むことにしてこちらを並行して読むことに。
September 28, 2025 at 1:52 AM
小野正嗣『獅子渡り鼻』 #読了

母の故郷である入り江と山に挟まれた土地に連れてこられた10歳の少年が主人公。言葉が話せず体も動かせない兄と、ネグレクトの母。田舎で生活する中で主人公は不思議な経験をしていく。技巧的な構成で語られるストーリー自体も面白く読んだけれど、それよりも作品全体をふんわりと包む暖かい眼差しに惹きつけられた。主人公の置かれている状況は過酷で、書く作家が違えば暴力や大人の身勝手さにもっとフォーカスしたものになりそうだがこの小説はそうではなかった。「光」「救い」「癒し」を感じる作品。
September 19, 2025 at 11:55 PM
つくりおき2品。豚肉と玉ねぎとキノコの中華風焼肉と筑前煮。
September 15, 2025 at 3:54 AM
大江健三郎『水死』 #読了

集大成的作品。内容とリンクした装丁がまた良い。父に関係する「水死小説」の執筆を断念したという内容が含まれる「水死小説」となっていて、もはや何でもありだな!と思いながら読み進めた。文体は「おかしな二人組」三部作の延長線上にあり読みやすいものになっている一方、内容は非常に多くの要素を含んでおり複雑。一つのテーマだけで小説が書けそうなものが複数投入されているような感じ。作中で出てくる言葉も「穴居人」「大眩暈」「死んだ犬を投げる」といった独特のもので面白い。相変わらずの自虐的描写もある。後期作品の中で読みごたえは傑出していた。結末はレイン・ツリーのイメージも重なった。
September 10, 2025 at 12:47 AM
ここ数十年間の日本文学の変遷みたいなものをある程度で良いので俯瞰的に把握したいという気持ちがあって『日本の同時代小説』斎藤美奈子著と『この30年の小説、ぜんぶ』高橋源一郎・斎藤美奈子著を読んでみたもののまだ食い足りない感じがしたので(どちらも読みやすく面白かったが)こちらも購入してみた。分厚いので少しずつ読もう。
August 2, 2025 at 12:32 PM
古本屋で三冊購入。ジブリ展のしおりついてきた。
July 21, 2025 at 6:39 AM
焼きキャベツと豚こま甘酢炒め。ご飯が進む!
June 23, 2025 at 10:58 AM
随分長いこと探してた本をようやく手に入れた。文庫で手に入れたいということもあり時間がかかってしまったけど嬉しい。
June 23, 2025 at 5:05 AM
久しぶりに写真集を購入した。何か惹かれるものがある。
June 5, 2025 at 3:43 AM
ブックオフで購入。気楽に読めて面白い。ゲストが豪華です。
May 18, 2025 at 5:57 AM
書棚整理中。懐かしい本が出てきた。グラフィックデザインの本。1000ページくらいある驚異の分厚さ。隣の赤いのは「ピュア・グラフィック」という関連本。
May 16, 2025 at 2:14 AM
晩ごはん。豚こまとキャベツのピリ辛スタミナ炒め。ガッツリ系です。
May 11, 2025 at 12:39 PM
大江健三郎全小説全解説を読んでいます。とても面白い。
May 10, 2025 at 6:34 AM
15年〜20年くらい自宅本棚で熟成されていた2冊にふと目が止まる。ヴォネガット。何故か気がのらずにずっと放置していた。そろそろ読むかな…。
May 4, 2025 at 12:23 PM
独立系書店にて購入。知らない作家なので面白いかどうかは全くの未知数。ゾンビものなんて普段読まないので頭を空っぽにして楽しみたい。装丁はいい感じ。
April 29, 2025 at 4:41 AM
最近買った本。ずっと読みたかったけど値段がやや高いということもあり後回しになってた。『地図と拳』の文庫本が出たら本棚に並べて置いておきたい。
April 28, 2025 at 10:34 AM
大江健三郎『さようなら、私の本よ!』 #読了

「おかしな二人組」三部作の最後を締めくくる作品。小説家・長江古義人は少年時代からの知り合いである建築家・椿繁との再会を経て、北軽井沢の二つの別荘を舞台に繁の企てる「大勝負」に巻き込まれていくといった内容。椿繁の「大勝負」の意図がどうも納得できず三部作の中では一番しっくりこない読書となってしまった。
April 22, 2025 at 5:11 AM
『本なら売るほど』2巻を購入。
April 16, 2025 at 2:57 AM
目取真俊短編選集を三つ揃えることができた。装丁に統一感あって良い。少しずつ読んでいきます。
April 7, 2025 at 4:31 AM
晩ごはんできた。なすとピーマンの肉みそ炒め、れんこんとお豆のごまマヨサラダ。
March 30, 2025 at 9:49 AM
注文してた本が届いて嬉しい。『目取真俊短編小説選集2 赤い椰子の葉』
短編集は1から3まであったけど『魂込め』を読んでみたかったので2にした。装丁の感じも好き。楽しみです。
March 29, 2025 at 2:29 AM
スティーヴ・エリクソン『黒い時計の旅』 #読了

ヒトラーがずっと死なずに生きている世界線と彼のためにポルノ小説を書き続ける男の生涯を描く歴史改変物。
現実と非現実が融解するように混ざりあい視点が切り替わりながら展開していくためストーリーを追うのに苦労し途中からわけがわからなくなってしまったが、開き直って何も考えずそのまま世界観に没入するように読み進めた。それで充分面白い。
文体には心地よいリズムと詩的な情緒がある。日本の作家でいうなら村上龍あるいは古川日出男あたりを連想した。知らない誰かのねじれた悪夢の中にうっかり入り込んでしまったような感覚に陥る小説。
March 27, 2025 at 11:34 PM