まさかリバースのメインストーリーでハムレット出てくるとは思ってなくて、震えた。確かに言い得て妙だ

人間って絵画と比べたら全然長くはもたない生き物だけれど、絵画を生むのも人間で、この展示で飾られている絵だって一人の人間が描いたもので　美術館という場所は時間の流れが入り混じっていて、なんだか普段の自分の時間の使い方を内省したくなってしまう……。とにかく図録が買えて良かった。おうちでゆっくり見て、ゆっくり楽しみます。
とにかく、モネの絵はやっぱり素敵だった。特に夕方の睡蓮を描いた絵が良かった。夕方の画面は桃色がちになるのを見て、『女生徒』の「夕靄はピンク色」という言葉を思い出した。自然の中の一瞬に美しさを見いだせる、そんな感性で生きていたいなと。そう思うわせる絵画群です、ぜひ見に行ってみてね

国立西洋美術館【モネ　睡蓮のとき】
なんかもうありえんぐらい人が多くてウケる。西洋美術館側の展示の仕方も変わっていないのに、人が多いというだけで少なくともゆっくりと腰を下ろして見に行くような場所ではなくなっていたのが興味深い。
そもそも絵画という展示物自体が「長い年月を越えて今ここにある」というタイムラインの一地点を急速冷凍したような物質。それを沢山の人間がお互いに追い立てられながら代わる代わる見ていくの、ポール隔てた向こう側と鑑賞側の時間の流れがあまりにも違いすぎて不思議。

三嶋さんの作品群がアールデコの内装とよくマッチしてると感じた。ガラスとアールデコ木造建築の相似点、清潔感とか、重いのに脆い感じとか、堅くてそれでいて緩やかなカーブがある感じ。親和性があって、それでいてただの相似で終わらない面白さがあった。
青木さんのは二枚目の写真の作品が良かった。石鹸版・賽の河原　石？と思ったら石鹸のにおいがふわっときて、「えっこれぜんぶ貴方がこの薄さにしたんですか、それとも集めたんですか」とか、考えた　なんかここすっっごい居心地よくてずっといたかった　うまく言えないけど好き(最大の賛辞)

東京都庭園美術館【そこに光が降りてくる 青木野枝／三嶋りつ惠】

三嶋さんのガラスの作品と青木さんの鉄の作品が朝香宮邸のアールデコ建築の中に配置され、部屋の中の装飾と作品、そして光が響き合う建物自体が大きな作品になっている展示。庭園美術館あるあるだと思うが、建物自体が強い作品のため空間に対する意識が強い展示になりがち。特に配置の妙を感じる作品がおおくて好みだった。
素材自体が持つ性質について深く考えた。物理的なものだけでなく使い込まれているという事実だったり、透明な無機物という属性だったり、物質自体の属性を鑑賞者に作用する要素として作者が使いこなしている感じがした。彫刻特有のものなのかも。

ベネディクト・カンバーバッチのハムレットについての絵！！

遅ればせながら、ベネディクト・カンバーバッチのハムレットを見たよ〜って絵です

【以下キャラクターについて】
・ツェペリさん
推しになりました。スウィングがお似合い面白ムッシュ。熱いものは画像の方で語ってるのでそっち参照。

【ジョジョミュージカルの感想】
友人に誘われてジョジョミュージカルのミッドナイトブルーDVD版を通しで鑑賞。ジョジョ作品は１部、２部見て３部見てる途中。めちゃくちゃライト層なので変なこと言っててもご容赦くださいませ
（ツリーにつなげていくね）

友人に促されジョジョミュージカルを拝見しましたが、これは良いですね……。あまりにも良くて描いてしまいました。ミッドナイト・ブルー版のツェペリが好きすぎる

画像のほうき君一番好き。おうちに持って帰っちゃいたいぐらい、かわいくて愛しかった。自然が持つ、目に見えないエネルギーを、意識のない人工物に注入されて、自我のない動的な動きが生み出されている、感じ。すてきー。