自然観云々については、実際に自分（たち）が日々感じている気象や環境の変化への恐れも大いにあるだろうし、些細なことかもしれないけど、最近よくYouTubeで聴いてる大竹まことのラジオ番組のレギュラー・ゲストできたろうが出演する回が大好きで、たまたまダンゴムシとか蓮の花を話題にした回を面白く聴いてたりしてたから、みたいなたまたまも重なってそう。たまたまと言えば、最近イ・ランと話したときに強くお勧めされた映画『インターステラー』を、上の番組できたろうが解説しようとする回があるんだけど、まるでグダグダで最高なんだよなぁ。あれは爆笑した。

危篤な→奇特な、でした💦

上掲したような気持ちはNetflixなどで観ることができる『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』からも感じた。一度しか観ていないし、三島由紀夫への思い入れはもともとないけど（ないのに？）、その態度も含めて三島の方に大いに共感を感じる自分は反動的で保守的な大人になってしまったのか…。何ごとも二者択一ではないにしても、アメリカの大統領選などを考えても、二者択一を断ずることばかりがますますもてはやされていて、うまく説明できない気持ちだけでゴミ箱はパンパンになってしまった🗑️

「意外に」が続いた。投稿前に読み返さないとー。

趣味の良さというものが、ときに人に劣等感を持たせて萎縮させるのとは逆に、熱のある悪趣味（とは当事者は考えないところも含めて）には人を明るくして背中を押すものがある。ジョン・ウォーターズの映画みたいだ。自分の偽らないテンションに正直なのがいちばんだ。

ちょうど今読んでる社会学の本で、職人が持っている仕事へののめり込みやこだわり、執着のようなものは、資本主義（新自由主義）の要請するものにはそぐわない、みたいなことが書いてあって、となると、上述の映画もいろいろな見方ができて面白くなってきた。実際のプロジェクトが映されている分、とても捻れた形の社会批評となっているような。平山が泣くそのわけも含めて、ずっと考えてしまっている。

飲食については、きっと誰かが既に指摘しているのだろうけど、SNSの投稿のきっともっともポピュラーなもののひとつとして食べものや飲食店内の写真が挙がるだろうことや、ゴールデンタイムの地上波テレビに飲食を扱った番組が異常に多いことも並行してあるのだろう。また、これは都市部に限られるかもしれないが、飲食店がそう多くない資金ではじめられる自営業であることや、そこに主張を込めやすく、成功の例も多いこと。健康や環境など普遍的な問題とも結びつき、仕事を通じた自己実現に親和的なジャンルであることも大きそう。個人的には外食も居心地の良い個人店も好きだけど、でも、最近は行き過ぎている気がしてしまう。

追記しておくと、しかし、ていねいな生活こそが最大の抵抗である（？：出典を忘れてしまったけど、花森安治あたりの）みたいな心性とは違って、僕はそういった自らの律し方や肯定には批判的で、むしろ欺瞞にすら感じている。かといって極端に闘争的でもないのだけど、自分にもそういうところがあるから雰囲気アナキズムには注意をしたいなと思って。