Sweet Dreams' Random Notes
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Sweet Dreams' Random Notes
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スウィート・ドリームス・プレスの雑記帳です。備忘録、思いつき、メモとしての軽いものなので、書いたことや考えも日々変わっていきます。あくまでものちの自分への経過報告なので、そのように見てもらえると幸いです。また、あまり大っぴらに共有したり、公開したりする予定もありません。それでもよければ覗いてみてください。
最近、図書館で菊谷和宏の『「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史』を借りて読んで、人を超えて人を導くものとしてカトリシズム、世俗、そして最後に愛へとたどり着くさまが胸に沁みたのだけど、いま読んでる真木悠介(見田宗介)の『気流の鳴る音』でカスタネダを取り上げていて、今まで(かなり)避けてきたある種の自然観みたいなものに興味が。いつかは更新されるのだろうけど、誰か架空の信頼できる師のような存在がかりそめにもいると、それはそれでいいことだなと思う。ちなみに同書の冒頭で私の実際の学生時代のゼミの先生、野本三吉の名前が登場してドキッとした。
April 3, 2024 at 9:43 AM
そういえば、ごくごく私的なブッククラブの初めての集まりを今月頭に開催しました。あの気の滅入るような(笑)冊子を読んで応募いただいた危篤な方おふたりと3人でスタート。何を読みましょうかねと本を持ち寄って、まずはこのクラブのきっかけにもなったFALLの三品輝起さんの本にあるそれぞれの好きなエッセイを読み合うことに。自分は他に中島敦の作品集からの古譚4部作とマルグリット・ユルスナールの「アレクシス」、ナンシー・フレイザーの『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を持参しました。愉しい集まりになりそう📕
March 15, 2024 at 7:43 AM
関東に来てから強い風の日が苦手。たぶん乾燥のせい? 年相応に気圧に敏感になって、さらに先週からの花粉とたなびいた睫毛が不快で涙が出る。春の生暖かさも実は…なのだけど、今日は久しぶりな普段の日。十代のときテレビの『eZ』とかで見ていたこの映像ほどではないけど、今日はもったいないぐらいの青空で、それに明日から「嵐」くんがくるのだった。仕事が済んだらどこか出かけて少し飲むか🍻

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The Street Sliders「風が強い日」Music Video
The Street Sliders - “風が強い日” Music Video6th ALBUM『BAD INFLUENCE』(1987.10.1 Release)収録解散から22年ぶりに集結!日本武道館公演が決定!!“The Street Sliders Hello!!”公演日時:2023年5月3日(水・祝)...
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March 15, 2024 at 7:32 AM
NHKのドキュメンタリー。ニナ・ハーゲン(と、その義父のヴォルフ・ビーアマン)やヴァーツラフ・ハヴェル(チェコの民主化運動を進めた劇作家)が取り上げられてて目を引かれたが、凶弾に倒れた西ベルリンの学生運動の闘士の説明の際、彼もリーダーだった組織の大会で、若者に言わせればきっと反動的な大人のひとりが壇上に駆け上がって異を唱えたこと。そのナレーションで「血気盛んな若者の行動は大人にとってはナチスを想起させた」とあったけど、理想を持つことの功罪を考えることも多い。

映像の世紀バタフライエフェクト 世界が揺れた2つの年 1968と1989 plus.nhk.jp/watch/st/g1_...
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January 30, 2024 at 9:50 AM
5年前に調布に引っ越して、2年を経たず多摩市へ移ったけど、いわゆる多摩地区に来た当初は意外に言葉が荒っぽいんだなというのと、特に多摩ニュータウンがそうなのか、当たり前だけど、なまってる人ってけっこう多いんだなということだった(それまでに住んでた都心に近い方だと目立つのは関西弁の人ぐらい)。実際、いま最寄駅のサイゼリヤで少し飲んでると、隣のボックス席にいる親子連れの会話も「お前、早く選べよ!」みたいな感じで(ちなみに母親が小学生の娘に)、最初は身構えたものだけど、数分後にはお互いカラカラと笑ってるので、こういうものなんだなと良い意味では慣れた。団地の町ならでは、なのかもしれないけど。
January 30, 2024 at 9:20 AM
まだ読みはじめたばかりだけど、柳樂光隆さんによるジュリアン・ラージのインタビューが面白い。エディ・ラングのことを知ったのはノアルイズ・マーロン・タイツのみんな(特に武末亮くんか阿部広野くんのどちらか)、もしくは鈴木惣一朗さんからだったはず。そこから『Jazz Guitar Virtuoso』と『Pioneers of the Jazz Guitar』の2枚を、という記憶。ジョン・フェイヒィ〜ハリー・スミスの日本での再発見/再評価にもつながる先述した人たちや、その時期の功績は思うほど小さくない。
rollingstonejapan.com/articles/det...
ジュリアン・ラージのジャズギタリスト講座 音楽家が歴史を学ぶべき理�...
ジュリアン・ラージ(Julian Lage)の演奏からはジャズ・ギターの歴史が聴こえてくる。ブルーグラスやカントリー、フォーク、インディーロックとい...
rollingstonejapan.com
January 30, 2024 at 9:05 AM
昼過ぎまでいつもの仕事で、帰ってそのまま残りの発送作業。からの流れのまま近所の病院に。先月に受けた初めての胃の内視鏡検査で勧められたピロリ菌の検査も陰性だった。ピロリ菌がどういうものかろくろく調べないままだったけど、ま、よかった。これでちょっとホッとできそう。
January 30, 2024 at 6:32 AM
イベントのお知らせメールが仲の良い知り合いから届いて、そこにあった「在野で」の「在野」って言葉あらためていいなとふと思った。自分も在野の何かになれてるといいな。昨日のトラブルもさっき解決できた(はず…)ので気分も軽く、今度リリースする作品のスゴいアートワークも届いた! いろいろ気が抜けないけど、帰ったら明日からの発送の準備。
January 28, 2024 at 2:44 AM
自分が最近、特に動揺していたのは、きっとこの数年でコロナが少し落ち着いた(ように見える)こと(もちろんプライベートの変化から続いてのことでもあるけど)、そして、そこからの抗不安剤を飲むのをやめたこと。あと、一番大きいのは、若いころはそうでもなかったのに、この歳になって動揺することがあるのかという驚きだったけど、でも、それも意外に自分の楽天性が芽生えてきたりするので意外に頼りがいある、と思えたりも✨ 明日はいざ知らず、だけども。
January 27, 2024 at 11:56 AM
4つも5つも並行して違う仕事できなくなった…と最近とみに思うけど、よくよく考えたら昔からできてなかった…。ゆっくりするのは来年から!
January 27, 2024 at 9:56 AM
仕事のトラブルの知らせが届いていたけど、そのまま寝ちゃえば夢だった…なんてことには当然ならず💦 今日は早くから方々に連絡。受け渡しのための肝心なものをバスに忘れてきちゃってかなり落ち込んでたけど、ま、どうにかなるかと思えるぐらいには回復(慣れちゃダメ🙅)。最近うっかりが多くてヤんなるなぁ。今から日野市の営業所に向かいます😭
January 27, 2024 at 9:46 AM
成人式には出なかったし出ようとも思わなかったけど、これ読んで熱くなるものが🔥 いい話。

「成人式には不適切な衣装」をなぜ作り続けたのか…「北九州の恥」と呼ばれたド派手衣装を生んだ店主のプロ意識 「衣装代未払い事件」を乗り越えられた理由 #プレジデントオンライン president.jp/articles/-/7...
「成人式には不適切な衣装」をなぜ作り続けたのか…「北九州の恥」と呼�...
北九州市の成人式はド派手な衣装の新成人が多数集まる。そうした衣装は地元にある「貸衣装店みやび」の池田雅さんたちが手作りしている。一部��...
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January 8, 2024 at 7:56 AM
『Perfect Days』を観たが、正直、良いとは思えなかった。仄めかされるのは主人公の出自で、その人生は不穏なモノクロの夢と重なるだけで思わせぶり。パラレル・ワールドの東京は今どきのツーリズム=エキゾチシズムでしかなく、ブルーのシーツや妹へのハグ、雨の日のポンチョも現実味が乏しい。音楽に頼りすぎかとも思う。ただ、日常を繰り返すことでなんとか正気が保てること、でも、それは空虚で時に吹きこぼれてしまいそうになることなど、役所広司の演技力だからこそ伝わってくるものも。しかし、それも東京(渋谷)の限定された(公衆)トイレのジェントリフィケーションに導かれているのが悲しい。「木漏れ日」も屋号のよう。
January 5, 2024 at 3:49 PM
昨日は忘年会で新大久保へ。深夜に帰路につくと乗っていた電車が途中で人身事故という初めての経験。1時間強を電車の中で過ごし、車体に問題があるとのことで行き先が変わった電車から後続の電車に乗り換えたりして、ようやく3時前に帰宅。ちょうど99円キャンペーンで試しているAudibleで漱石の『こころ』の最後を聞いていたところだったので現実とフィクションで自死が重なる居心地の悪さは今年を暗示するような一日の終わりだった。昨夜もあまり寝られず、年末シフトで早朝からバイトだったので眠い。今日もこれから来客があるので、明日だけはひとりの時間を大切に過ごそう。
December 30, 2023 at 6:34 AM
ソウルに住んでいる廣川毅くんは木版画家で、韓国の民衆版画を学びに渡韓した。たまたま観ていた映画『シュトルム・ウント・ドランクッ』に古田大次郎役で出演していたことは後々知ったけど、いろいろあって仲良くなり、彼の屋号のどんぐり版画と、僕のスウィート・ドリームスとで「甘栗舎」というチームをつくり、イ・ランといがらしみきおさんの往復書簡『何卒よろしくお願いいたします』を翻訳したのは最初の公式仕事。その彼と、来年一緒に冊子をつくろうとしていて、数日前から交換日記(?)をつけはじめた。とても面白くなりそうなのでお楽しみに。他にもごくごく個人的な雑記をまとめた冊子もつくろうかなとも考案中です。
December 21, 2023 at 7:39 AM
若かったころや貧しかったころ、もしくは恋愛や人間関係のこと、そんな、他者と容易に共有できるような苦境は善いものとなることもあるし、それはうまく人と人とを結びつけてくれ、少しでも孤立を遠ざけ、心の平安を与えてくれるものになる可能性があるけれども、同じような苦境でも他者と共有できず、かえって人と人との分断を煽ってしまうようなものに往々にしてなってしまうのはなぜだろう。そしてそれは実際にはどのようなものなのか、それを知りたい。
December 19, 2023 at 2:25 PM
今週に入ってから忙しく、家も散らかり(昨日まで先々月の泊まり客のふとんがまだ出しっぱなしだった😮‍💨)、随分すさんだ気持ちになっていたが、徐々にペースを取り戻す。ソバキュリアスってのが流行ってるらしいが、確かに酒の席は良くも悪くも。ただ、そんなことすら効率化するネーミングもどうかと思いつつ後悔の冬です。12月はどうしてもカイちゃんの記憶を呼び戻されるし、飲食のお誘いや買い物の誘惑に負けて自分が制御できてる気がしない。買ってもあまり相手にされず、買われたものも可哀想になる。
December 15, 2023 at 7:07 AM
「暮らし」とか「生活」「日常」みたいな言葉が耳障りよく取り繕われて身近なメディアやフェス、イベントのステートメントに頻出したり、それらを支える鍵になるコンセプトのひとつとして使われるようになったのはいつからだろう? 同時に音楽イベントには気の利いた飲食店の出店がセットになり、都市再開発で出現した大資本の商業施設では、近しい音楽家たちや、彼ら彼女らをよく知る目利きの誰かが人足集めに駆り出される。そうしたことは、理想化された共同体の幻想を抱かせながら、と同時に皆の脱政治化を推し進めるのに好都合な精神的風土や感覚を植えつけてきたのでは。その背景にもはや抗えない余裕のなさが横たわっているとしても。
December 10, 2023 at 7:54 AM
こんな名前のレーベルをやっておきながら、ですが、自分の夢を実現したり、気の合う仲間と居心地の良い場所をつくることも大事だし、今までそういうことに注力してきたとは思うけど、これからはむしろ今まで避けて通ってきた現実を修復したり整備して、うまく維持していくことに自分を割いていきたい。この歳になるまでそんなことを考えずにこれたのはただ幸運だっただけで、でも、それはむしろ自分にとって不幸だったことを遅まきながら痛感しています。それも年末の大掃除のようにではなくて、毎日の家事のような仕方で、というのもあの仕事をして気づけたこと。あまり堅苦しくならないように気をつけながら。
December 10, 2023 at 3:20 AM
忙しがるわけではないけど、12月になるとやはり気持ちが急かされて、カイちゃんの誕生日も翌日に友人からのLINEでハッとなった体たらく。毎年、あとひと月で亡くなってしまう悪い予感と思い出に頭がいっぱいになって、人と会う機会が増えるのはありがたいものの、少しペースが乱れて追い立てられるように過ぎていく。そうなると気遣いも疎かになって、増えるのは無駄遣いばかり。SIONの曲じゃないけど、12月にはどうしても自分のやり残しを後悔させるものがあります。
December 10, 2023 at 2:59 AM
今とこれからの自分にとっていろいろな行ないの礎となりそうな良い気持ちのあり方や変え方、鉄道のレールの転てつ機みたいなものは、決して大きな啓示のようにではなく、ふとした、たとえば雑踏の中で通り過ぎる人の身体や着衣の一部がちょん…と体のどこかに当たって「あ…」と意識してそのまま離れていくような形で訪れる。そのほとんどはその次の行為や考えに押し流されていってしまうが、それを忘れないようにと今みたいに書き留めようとしても、その瞬間にボロボロと崩れて元の形を覚えさせてくれない。たぶん違う形でまた同じことを伝えようとしてくるだろう強い予感だけはあるので、それをいつかちゃんと言葉にして収めておきたい。
December 3, 2023 at 4:19 AM
朝からポーグスのシェインの訃報で情緒不安定の12月。こんなに動揺するなんて思ってもみなかった。インスタの投稿も「ジェイン」になってるし、フミさんがTwitterでMZA有明で観たことを書いてるので僕もそこに? 似てるって言われてたのはシェインじゃなくてジミー・パーシーだったっけ? などなど、こんがらがった記憶を辿りながら仕事中にポーグスの曲を思い出しては泣きそうになるし、お昼を食べておこうと笹塚で途中下車したらなぜか頭の中では代々木上原をイメージしてたみたいで改札を出て「ここどこ?」みたいな小パニックになっている悲しい12月。
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12月 sion
シオン 12月
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December 1, 2023 at 5:18 AM
明日は12月1日で、17年前に籍を入れた日だ。ささやかな結婚式をその2か月前にやって、でも、そのとき実はまだ入籍していなかったことはちょっと内緒にしていたかもしれない。亡くなって今日で4年と11か月、あとひと月でまた亡くなった日がやってくる。カイちゃんは毎年毎年、何度も何度も亡くなる。12月には何度も救急車を呼んで、その間に静けさと徐々に確となる諦念があった。少しめそめそしていると昨日シェインも鬼籍に入ったという。また冬になると思うとやはりまだ身構えてしまう。
November 30, 2023 at 2:18 PM
もうほとんど原稿を書く機会もなくなりましたが、実はひと昔前にはなんと! 音楽ライターで生計を立てられた時期がありまして、その頃、いちばん取材させてもらったのが、このハイ・ラマズのショーン・オヘイガンでした。で、そのニュー・アルバムからの新曲が突如発表されまして、これがなんというか今までのイメージを溶かすような内容で、タイトルからしてヘイ、パンダ! 最高なのです。ぜひご覧ください🐼
youtu.be/SYNlk8PIyfM?...
The High Llamas "Hey Panda" (Official Music Video)
"Hey Panda" is from the forthcoming album Hey Panda by The High Llamas out on LP/CD/Digital from Drag City on March 29th, 2024.Directed by Simon RussellFeatu...
youtu.be
November 30, 2023 at 7:09 AM
久しぶりの映画館、会員証をつくったときにもらえた招待券を使って下高井戸シネマで初見のメーサーロシュ・マールタ監督特集から2本。『ナイン・マンス』と『ドント・クライ プリティ・ガールズ』を。不覚にも今日が最終上映日で、もっと早く知っていれば5本全部観たかった…。どちらも独善的な男性性の所有欲をしたたかに反転させる女性の強さが印象的。そして、東欧ハンガリーの殺風景な近代工業の風景(前者)と、広々とした草原を駆ける自由の若者たちの姿(後者)。
meszarosmarta-feature.com
『メーサーロシュ・マールタ監督特集』公式サイト
映画人たちが慕う東欧の奇跡、日本初公開。女性初のベルリン国際映画祭金態受賞作品をはじめレストアで蘇った貴重な5作品を一挙上映!
meszarosmarta-feature.com
November 24, 2023 at 1:24 PM