萩尾 生 (HAGIO, Sho)
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萩尾 生 (HAGIO, Sho)
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バスク研究
Euskal gaiei buruz bakarrizketatzen ari naiz, japonieraz…
講演会の前に、エチェパレの生家とされている建物を再度訪問した。エチェパレの名前を付けた通りができていた。そのうち、エチェパレ・グッズも売られるようになるのだろうか。

エチェパレ像も建立されていたが、作品としてはあまり感心しなかった。うつむき加減で、「バスク語よ、世界へ出でよ」という彼の呼びかけに反して、世界をはるか見遣っているという感じがなかったからだ。
November 26, 2025 at 7:57 AM
バイヨンヌ市内のバスク博物館、昨年から今年にかけて、創立100周年の企画展示を行っている。

その最後の目玉が、バスク語で書かれた初めての活版印刷書籍『バスク初文集』の特別展示だ。

1545年にボルドーで出版され、1冊のみが奇跡的にパリの国立図書館(BnF)に保管されている。

2011年にスペイン領バスク州議会図書館で展示されたことはあるが、フランス領バスク地方で展示されるのは初めて。
November 25, 2025 at 10:57 AM
バイヨンヌ市内を流れるアドゥール河に朝靄がかかる。幻想的だ。
November 19, 2025 at 9:53 AM
言い尽くせないほどお世話になったバスク人カップル。その功績を記念して、バイヨンヌ市内の小さな広場に、2人の名前が冠せられた。ささやかではあるが、ようやく献花することができた。
November 18, 2025 at 2:29 PM
仏領バスク地方の牧歌的風景。羊飼いも番犬もいなかったが、どうやら行き先はわかっているようだった。10分ほど車道をを行進した後、牧草地へと入っていった。
November 17, 2025 at 7:29 AM
別の小さな集落で、民家に招かれた、薪をくべた暖炉の傍らで、トウモロコシの入った一種のクレープほか、チーズと豚の生ハムをご馳走になる。素朴だが最高にうまい。
November 17, 2025 at 7:09 AM
過去40年間ほとんど訪ねることのできなかったスベロア(シベルア)地方に連れていってもらった。

とくに、山奥深く、スペインとの国境近くのサンタ・グラシ(サンタングラース)村へ行くことは、長年の夢でもあった。

人口200人にも満たない集落で、当地のバスク語方言を初めて耳にしたが、正直なところ、3分の1も理解できなかった。

11世紀に遡る教会の存在感が、不釣り合いなくらいに大きい。円盤状の墓石が特徴的だ。
November 16, 2025 at 7:31 PM
10数年ぶりにフランス領バスク地方を訪問中。中心都市のバイオナ(バイヨンヌ)の早朝。
November 16, 2025 at 6:16 PM
久しぶりに近所の農園めぐり。珍しくフェイジョアの果実が出ていたので、試し買い。ざらざらした食感で、バナナとキウイをかけあわせたような不思議な味。若干酸味が感じられる。生食以外に、どういった食べ方ができるかな。
November 2, 2025 at 1:34 AM
9月8日は「バスク・ディアスポラの日 (Euskal Diasporaren Eguna)」。一部に異論がある中、2018年以来世界のバスク系コミュニティで毎年祝されている記念日です。マゼラン亡き後、マゼラン艦隊を率いて人類初の世界周航を達成したバスク人エルカノが、スペインのセビリャに帰港した1522年9月8日にちなみます。出港時に約270人いた乗組員のうち、無事に帰還できたのは18人で、そのうち4人がバスク人でした。その後今日に至るまで、シモン・ボリバル、エバ・ペロン,チェ・ゲバラ、パブロ・ネルーダなど、南北アメリカ大陸を中心に、世界中にバスク系の人びとが散らばって生活しています。
September 8, 2025 at 7:02 AM
開催まであと2週間。
August 29, 2025 at 11:46 PM
気温は依然として高いものの、晩夏から初秋にかけて特徴的な空模様が見て取れた。ひつじ雲、そして、どこまでも高い青空。この時期の蒼穹がいちばん好きだ。
August 29, 2025 at 8:38 AM
過去の資料を整理する過程で出てきた。バスク語アカデミー事務局長だったJ.M.Satrustegi氏が、1985年9月に都内で行った講演の記録である。

キリスト教と仏教が入ってくる以前の古代に通底していた基層文化の諸相が、ユーラシア大陸の西と東の周縁部において今でも断片的に残っているのでは、ということを直観させてくれる。だが、人間の直観は、往々にして科学的事実と反している、ということも忘れてはならない。
August 16, 2025 at 12:59 AM
毎年恒例のブルーベリー摘み。近所の農家さんのブルーベリー畑は、野性味があって好みだ。場所によって熟成度が異なる。それにしても、朝7時前なのに30度を超している。30分以内と決めて、素早く大粒の実を選んで摘む。普段お世話になっている方にもおすそ分け。
August 4, 2025 at 12:48 AM
あまりの暑さに、近所の農家巡りはペースダウン。この猛暑を乗り切るに必要な元気を、今年もまたヒマワリ畑からいただく。
July 31, 2025 at 12:24 AM
先週の前半に腰を痛めて、数日間立ち上がれなかった。ようやく歩けるようになったので、この週末に近所の農家巡りを再開。今日の収穫は、小玉西瓜とミニ南瓜。スイカもカボチャも、漢字で書けば、同じウリ科だということがすぐわかる。そういえば、マクワウリも並んでいたな。夏本番。
July 21, 2025 at 1:47 AM
大江戸骨董市にバスクのアンティーク・グッズを毎回出品なさっているZuganaさん。今年の4月末にゲルニカの空爆記念式典に参加されたとのこと。お土産に式典のプログラムをいただきました。感謝です!
zugana.theshop.jp
July 21, 2025 at 1:34 AM
フランスのバイヨンヌ市にあるバスク博物館Musée Basque(バスク語でEuskal Museoa)。2024年に創立100周年を迎え、2024年6月21日から2026年1月6日までの間、様々な企画展示が開催されている。

このたび同博物館にゆかりのある人物が、博物館の思い出を語る特集パンフが印刷されたが、私にも1980年代の思い出を語る機会が与えられた。当時は、バスク・ナショナリズムと親和性の高い知識人・文化人が出入りする界隈だったことを語った。
July 13, 2025 at 9:06 AM
1980年代のバスク・ラディカル・ロックの潮流を作った1人、フェルミン・ムグルサFermin Muguruzaがいよいよ今月来日。今回の世界ツアーでもって、大規模なライヴ活動は今後やらないようだ。事実上最後の来日公演。

30数年前に買ったカセットテープをとり出し、まだ現役の「ラジカセ」で久しぶりに聴いて、ひとりほくそ笑む。
July 7, 2025 at 8:47 AM
アイヌ語研究者たちの研究会に呼ばれて、札幌で週末を過ごした。白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)も訪問したが、施設の立地や名称、展示のあり方などをめぐって、さまざまな意見や考え方のあった/あることを教えていただき、たいへん勉強になった。

ガスがかかって霧雨の1日だったが、幻想的な風景が広がっていた。
June 16, 2025 at 1:45 AM
種々の樹木が花を咲かせる時節が続く。淡い紫色のセンダンの花は私の好みの一つ。今日はエゴノキの灰白色の花も満開。
May 16, 2025 at 12:34 AM
随筆集『地球の文学』(東京外国語大学出版会)を恵送されました。「バスク語文学の挑戦」を分担執筆されている金子奈美さんからでした。感謝です。

それにしても、自分の勤務先の出版会から刊行されていたのに、ぜんぜん気がつかなかった。

バスクものと言えば、近刊『近世ヨーロッパ港湾都市と商業:18〜19世紀バスク商人と国際商業の展開』(高垣里衣著、晃洋書房)を現在読書中。

日本において、広義の「バスク研究」の裾野は、ゆっくりだが確実に広がりつつある。
May 14, 2025 at 1:32 AM
黄金週間を利用して久々に近所の農家めぐり。毎年この時期にしか出回らない桜のハチミツを購入。23区郊外でも、意外に養蜂家が頑張っている。

柑橘類専門の農家も訪ねたが、ベルガモットをこの辺りで栽培しているとは驚いた。爽やかな香りが周辺に漂う。どのように食べるのか訊ねようとしたら、反対に農家の方から訊ねられた。農家の方もご自身で食したことはないとのこと。ネットで調べると、苦味が強く生食にはあまり向かないらしい。試しに1個買ってみたが、さてどうしたものか。
May 4, 2025 at 10:10 AM
白雲木の葉っぱの織りなすシルエットに、辺り一面緑色のもみじ。新緑があまりにも眩しい。都心にいるとは思えない「自然教育園」のなかだ。2、3分おきに低空で頭上を飛び交う飛行機のエンジン音が聞こえなければ、最高の場所なのだが。
May 4, 2025 at 4:37 AM
東京は久しぶりの青空。すでに葉桜になったところもあるが、桜はまだまだ見頃。早朝の井の頭公園。束の間だが、目下の世界の狂気を忘れてみる。
April 4, 2025 at 1:21 AM